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自民党衆院議員として建設相を務めた中村喜四郎氏。今年1月に旧民進党系会派
「無所属の会」に入り、今回は立憲民主党の会派に加わる意向を固めた 朝日新聞
中村喜四郎が立憲民主党への会派入りをした! https://85280384.at.webry.info/201812/article_182.html 2018/12/18 18:32 半歩前へ ▼中村喜四郎が立憲民主党への会派入りをした! 「無所属の会」の6人が立憲民主党への会派入りをした。その中に元建設大臣の中村喜四郎がいたのにはびっくりした。中村喜四郎といえば、かつて自民党の「総理候補」と呼ばれた男である。 人間の器で比較するなら、安倍晋三など論外と言っていいほどである。そんな男がなぜ、長い間、永田町で鳴かず飛ばずだったのか? そのわけを週刊現代が解説した。以下に抜粋して転載する。 ***************** 中村喜四郎がゼネコン汚職で逮捕され自民党を離党してから24年が経った。連続当選を重ね、今も無所属で衆議院議員を続ける。 中村は、かつて自民党竹下派のホープだった。山崎拓・小泉純一郎・加藤紘一による「YKK」に加わり、「NYKK」と称したグループを作っていたこともある。 「中村さんは政治センスがよかった。最初に細川政権擁立を言い出したのは中村さんだったはず」と山崎拓が回想する。 中村は、田中角栄の秘書を経て1976年に衆議院議員に初当選。43歳の若さで建設大臣を務めた。 「一途な政治家でした。国対副委員長時代、暴れん坊・浜田幸一さんが国会運営の問題で迫ると『党の方針はこうだ!何を言うか』と毅然とした態度だった」と同じ竹下派にいた鈴木宗男。 総理候補の呼び声さえあった中村の人生を暗転させたのが、1994年のゼネコン汚職。斡旋収賄容疑で懲役1年6ヵ月の実刑判決を受けた。 「逆境を経て性格が変わったんじゃないか。殻に閉じこもってしまってね。自分を摘発した検察当局や、政界への反発がものすごくあったと思う」(山崎) 中村は逮捕直前、自民党を離党し、以後無所属のまま当選を重ねた。刑務所に収監された時期を除き、すべての選挙を勝ち抜いた。当選14回は小沢一郎、野田毅に次ぐ衆院議員3位の記録だ。 中村本人に問うた。 ――選挙に勝つ極意は? 「初当選のときは、私は選挙区を細かく歩いて10万軒訪ねた。後援会をつくるのは、政治家にとっていちばんの財産になると思って4年間やって勝ち抜いたんです。 基礎が大事というのはそのときに体で覚えた。今の人たちは、インターネットでホームページをやるとか、風に乗ればなんとかなると間違えて考える」 ――中村さんの決起集会に並ぶ「為書き」は、各後援会のものだけですね。 「国会議員や首長、県会議員だのというのは飾らない。あえて、否定しているんです。みんなの士気を高揚させる『手作り選挙』というのが私の大切なキーワードです」 中村はなぜ無所属で出馬し続けるのか。元代議士の米田建三はこう推測する。 「意地でしょう。プリンスとしての政治生命を絶つことになった日本国家に対する怨念と反発心が、政治家としてのエネルギーになっているのでは」 中村は一貫して収賄容疑を否認した。国会会期中に逮捕されたときのことを米田はよく覚えている。 「中村先生が、『国会の正面玄関で待っているから、堂々と逮捕しに来い』と啖呵を切った姿を見て、二世議員らしからぬ凄まじい人物だと思った。侍のような政治家だとね」 中村は東京地検特捜部の取り調べに完全黙秘。公判でもすべて否認し、有罪判決を受けた。 中村の兄・吉伸は言う。 「金丸(信)さんは『お前のせいじゃない。俺がやったんだ』と言ってくれたが、それを止める勢力もあった」。 本人に無所属を問うと、毅然としてこう答えた。 「政策でも政治姿勢でも、人に気兼ねをしなくて済みます。だから、国民の立場でいろいろものを言うし、考える。共謀罪採決でも反対票を投じた。権力を笠に着て政治を混乱させるような事態には抵抗していく」 ――安倍政治をどう思うか? 「中長期的なビジョンをまったく示していない。自民党も単なるテクニックで選挙に勝っているだけ。運営の仕方もとても民主的ではない」 ――安倍長期政権のなかで、何をやっていく? 「安倍政権は数はとったけど、政策では行き詰まるのでないか。安保体制も、憲法9条3項の云々という話ではなく、憲法全体を話していかないといけない」 ――異論を言えない雰囲気もあるようだが。 「だんだん自分の考えを言わない習慣が、自民党のベテラン議員でも身についてしまっている。無所属で感性を研ぎ澄ませていかないと」 こんな代議士が一人くらいいてもいい。 (以上 週刊現代) **************************** 国策捜査だったのか否かは別として、むかしは不祥事にマスコミも、世間も、正解も厳しかった。今の安倍政権で議員逮捕は「絶対」に起きない。何をやってもフリーパスだ。
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