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産業界のニーズに応える安倍政権のホンネは“底辺”への固定 移民拡大の本丸「偽装留学生」の闇
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243748
2018/12/15 日刊ゲンダイ
常に雇用の調整弁(C)共同通信社
安倍政権が「優秀な外国人材の確保」を建前に、来年度からの実施を目指す留学生の就職条件緩和――。この政策によって、新在留資格の14業種から漏れた職種でも単純労働を課すことが可能となる。就職後のビザ更新は簡単だ。つまり、“偽装留学生”をも移民にしてしまう政策なのである。
日本で就職した留学生の数は、2016年には1万9435人だった。近年、万単位で急増した偽装留学生は今後、続々と卒業を迎える。
彼らの多くは在学中に日本語能力を身に付けていない。できる仕事は単純労働に限られ、就職後もキャリアアップは望めない。当然、賃金も大きく増えない。
雇う企業にとっては好都合である。そもそも、人手不足はホワイトカラーの仕事では起きてはいない。産業界が欲しているのは、単純労働を低賃金で担う人材だ。そのニーズに応え、安倍政権は留学生の就職条件を緩和する。
だが、外国人を労働市場の底辺に固定すれば、日本人の賃金も抑えられる。景気が悪化した際、最初に失職するのも外国人となるのは、過去の事例からも明らかだ。
政府は90年代初め、ブラジルなどから日系人を労働者として受け入れ始めた。期間の上限なく働ける彼らは、「移民」の先行事例といえる。そんな日系人たちを08年、「リーマン・ショック」が襲った。
当時、ブラジル出身の在留日系人だけで現在の留学生に匹敵する30万人以上に達していたが、多くはリーマン・ショックで失業。真っ先にクビを切られたのである。すると、政府は「帰国支援金」制度を設け、彼らを母国へ送り返すのに努めた。治安悪化や社会保障費の増加を恐れてのことだ。
景気が悪化すれば、人手不足は緩和する。そのとき、政府は元偽装留学生たちも都合よく追い返すつもりなのだろうか。
安倍首相は「移民政策は取らない」と繰り返すのみ。その陰で、実質的な「移民」は増え続けている。かつて欧州は政策なしに移民を受け入れた末、苦い経験を味わうことになった。今の日本は、まさに欧州がたどった失敗を繰り返そうとしている。そうした現状を象徴するのが、偽装留学生の移民化である。
政府は詭弁を弄して国民の目を欺くだけだ。国会でも議論はなく、大手紙をはじめメディアも検証機能を果たせていない。そのツケは、やがて国民に回ってくる。
(おわり)
出井康博
いでい・やすひろ 1965年、岡山県生まれ。早大政経学部卒業。英字紙「THE NIKKEI WEEKLY」記者などを経て、フリー。著書に「ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)など。
実質的な #移民 は増え続けている。かつて欧州は政策なしに移民を受け入れた末、苦い経験を味わうことになった。日本は欧州がたどった失敗を繰り返そうとしている。政府は詭弁を弄して国民の目を欺くだけだ。大手紙をはじめメディアも検証機能を果たせていない。 https://t.co/gUa6erkUuv
— VOTUNE【アンチ前原誠司】 (@Votune) 2018年12月14日
移民拡大の本丸「偽装留学生」の闇 産業界のニーズに応える安倍政権のホンネは“底辺”への固定 と同時に日本の労働者の賃金も低く抑えていくのが目的。財界からどうしても押し通せとアベは言われているのである - 北海道は素敵です!! - Yahoo!ブログ https://t.co/6W0vtgUiyr
— 松本 美紀子 (@yuuta24mikiko) 2018年12月14日
産業界のニーズに応える安倍政権のホンネは“底辺”への固定 https://t.co/GX7h5lE1sN #日刊ゲンダイDIGITAL
— 茂 (@richard__99) 2018年12月15日
人間のこころを持たない非情な怖ろしい奴・・・
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— a.kimitoki@時王を僭称するなテレ朝 (@kimitoki) 2018年12月15日
愚民政府は、つとめて無視すべきだとは思う・・・
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