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少子化対策の“麻薬”…日本語できない専門学校&大学生急増 移民拡大の本丸「偽装留学生」の闇
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243140
2018/12/07 日刊ゲンダイ
今年9月に定員オーバーで300人以上退学(大阪市の「日中文化芸術専門学校」)/(C)共同通信社
日本円で150万円前後もの借金を抱え来日する“偽装留学生”たちは、日本語学校に在籍できる2年間では借金が返し終わらず、出稼ぎの目的も果たせない。そんな彼らを待ち受けるのは、日本人の学生不足が直面している専門学校や大学だ。
少子化の影響もあって私立大学の4割以上で定員割れが起きている。専門学校に至ってはさらにひどい。経営難を乗り切るため、日本語能力も問わず、入学金と学費さえ払えば留学生を受け入れる学校が増えている。
外国人が専門学校や大学に入学する際、海外から直接留学する場合には日本語能力試験「N2」合格が基準となる。一定レベルの日本語能力がなければ、留学ビザが発給されないのだ。しかし、日本国内の日本語学校を「修了」すれば、日本語など全くできなくても専門学校や大学の判断で入学が認められ、ビザも更新できる。
専門学校の場合、かつては文科省が留学生の割合を5割以下に抑えるよう定めていた。しかし「留学生30万人計画」が始まって2年後の2010年、規制は撤廃された。この数年は、留学生頼みの学校が増える一方だ。
「読売新聞」の調査(10月8日朝刊掲載)によれば、留学生の割合が9割以上という専門学校が全国に少なくとも72校、学生全員が留学生の学校も35校に上っている。
日本語の不自由な留学生が増えれば、授業の質は悪化し、日本人学生はさらに遠ざかる。結果、留学生頼みはどんどん加速する。学校側にとって留学生は“麻薬”だが、経営難の前ではなりふり構ってはいられない。
大学の状況も似たり寄ったりだ。最近では「日本語学校化」する大学も増えている。学部の定員割れを留学生で補うだけでなく、別科までつくって日本語学校の卒業生を集め、日本語を教えるというビジネスモデルだ。そうして2000人以上もの留学生を受け入れ、ボロ儲けしている大学まで存在する。
こうして偽装留学生は専門学校や大学に“進学”し、出稼ぎに励む。日本語学校に続き、今度は専門学校などに学費を吸い上げられながらのことである。
急増する偽装留学生の恩恵を受けているのは、決して日本語学校だけではない。都道府県や文科省の管轄下にある専門学校や大学も同罪だ。むしろ日本語学校に責任をなすりつけているぶん、よりタチが悪い。(つづく)
出井康博
いでい・やすひろ 1965年、岡山県生まれ。早大政経学部卒業。英字紙「THE NIKKEI WEEKLY」記者などを経て、フリー。著書に「ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)など。
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— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年12月6日
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— はひもふ(脱原発に1票) (@haaaaassan) 2018年12月7日
子どもの進学で専門学校を回ってみたが、確かに外国人留学生の多さにちと驚いた。そういう裏があったとはね。
最近では「日本語学校化」する大学も増えている。学部の定員割れを留学生で補うだけでなく、別科までつくって日本語学校の卒業生を集め、日本語を教えるというビジネスモデルだ。そうして2000人以上もの留学生を受け入れ、ボロ儲けしている大学まで存在する。 https://t.co/u4KCRyLL4c #移民
— VOTUNE【アンチ前原誠司】 (@Votune) 2018年12月6日
移民拡大の本丸「偽装留学生」の闇 少子化対策の“麻薬”…日本語できない専門学校&大学生急増 急増する偽装留学生の恩恵を受けているのは日本語学校だけではない。都道府県や文科省の管轄下の専門学校も同罪 - 北海道は素敵です!! - Yahoo!ブログ https://t.co/VhkhTYhxpU
— 松本 美紀子 (@yuuta24mikiko) 2018年12月7日
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