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2018年12月03日 「ジャーナリスト同盟」通信
<安倍・日本会議政権と宮内庁に釘>
数日、ネット無縁の生活を送っている間にも、世の中は動くものだ。安倍がトランプに「米中間選挙の歴史的勝利おめでとう」と声をかけたというから、米国マスコミどころか、日本でも「狂った首相発言」に恥ずかしい思いをした日本人も多かったろう。それよりも、皇位継承儀式に対する秋篠宮発言に脱帽である。天皇の公的行事は憲法が「国事行為」として明文化、それ以外を私的な行為としている。皇位継承の実際は、田布施のしきたりで進行している政治ショーそのもので、そこに釘を刺したものだから、まさに脱帽である。
<初めての皇室の憲法理解者か>
戦争神社としての靖国などに抵抗を抱く雅子妃を評価する向きは多いようだが、今回は秋篠宮自身の誕生日での記者会見で、国事行為ではない宗教儀式の皇位継承に「公費まかりならぬ」と正論を明かした勇気に、大方の憲法学者は高く評価しているだろう。
そもそも宮内庁を国民は知らない。古くからの古式蒼然たる原始宗教レベルの行事を、主権者は理解できないでいる。憲法が命じる象徴任務とは無関係である、きわめつきの私的行為であって、国民の関心は薄い。露見すると、違和感を抱く者も多いに違いない。
だが、戦後の民主教育が、皇太子夫妻や秋篠宮夫妻の思考に影響を与えたものであろう。特に、政教分離原則を定めた近代法への理解も、当たり前のように皇室メンバーに浸透している。これは好ましい皇室の在り方を、内外に誇示していることでもあろう。おそらくは、英王室のような民主的に開かれた慣行も、強く影響を与えているに違いない。
平成天皇夫妻の憲法順守の姿勢は、当然、これを破壊しようとしている安倍・自公・日本会議の「天皇政治利用」と衝突することになる。
最近では、靖国神社宮司の公然たる天皇批判に仰天した国民は、ほとんどであろう。戦争神社の正体をぶちまけたような驚きを、国際社会にも発信した。他方で、皇室は憲法擁護義務に徹してきている。好ましいことである。
<天皇の憲法擁護義務>
およそ公人たる者は、憲法を尊重し、擁護する義務を負っている。それでいて、安倍晋三という人物は、首相の地位を悪用して、改憲を連発、公明党までが平和主義を放棄して、下駄の歯を演じている。
日本国憲法を冒涜する安倍を支援するジャーナリスト・議会人は、ともに非難されなければならない。たとえ暴利に突進する財閥の指令だとしても、こればかりは許されるものではない。
天皇もまた、公人として憲法を擁護する義務を負っている。靖国参拝を拒絶している理由である。皇室と安倍・極右内閣の離反に対して、主権者である国民は、後者に強く反発している。新聞テレビが真っ当に報道すれば、一夜にして政権は崩壊する運命にある。
<皇位継承儀式は戦前の国家神道方式で違憲>
問題の皇位継承にしても、田布施という明治を構築したとされる怪しげな存在と無縁ではないことが、このところ、関係方面から指摘されている。薩長の田布施そのものを知らない主権者ばかりである。
そこから工作・誕生した国家神道、そこからの宗教儀式としての皇位継承だとすると、これは民意と無縁である。神がかりの皇室の私的な行事だとしても、これまた国民とは無縁であろう。安倍・長州田布施政権による政治ショーに公費を投入することに対して、当然のことながら政教分離の立場から法律論争へと発展する。
こうした事態を懸念しての秋篠宮発言ではないだろうか。それは天皇も皇太子も同じ考えではないだろうか。
<憲法学者・日弁連も声を上げよ!>
問題の核心は、宮内庁と田布施政府にある。
最近は、法の下の平等という当たり前すぎる法律論が、安倍犯罪に適用されない。実に不思議なことである。今を生きる警察・検察・裁判所の責任が問われているのだが、そのことを議会・言論界も逃避している。
憲法学者や日弁連など法曹界に向かって「声を上げよ」が、秋篠宮発言の本当の狙いではないか、とも勘ぐれるのだが。
憲法は、言論の自由を保障している。秋篠宮発言に国民が勇気を奮い起こす時でもあろう。「憲法順守」こそが、公人である全体の奉仕者の責任でもある。
2018年12月3日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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