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2018年11月26日 「ジャーナリスト同盟」通信
<福田赳夫元秘書が千葉県公安委員会に檄>
警察の大元締めは、全国と都道府県の公安委員会である。警察の全てを束ねる国家公安委員会が、警察力を指揮・監督する立場にある。従来は、国際的にみて警察の捜査力は高いと喧伝されてきたのだが、実際はその逆。さきごろ福田赳夫元秘書の中原義正氏が、千葉県公安委員会に檄を飛ばす書面を提出するという、過去になかった行動をとって、同公安委員会に激震が走った!警察力の衰退は、主権者のいい加減な対応に比例している、それゆえである。
<オウム事件や拉致事件を見逃してきた捜査当局>
確かに、現状を俯瞰しただけでも、国際社会にも波紋を投げかけた拉致事件の数々は、日本警察の無能・無力を暴いた象徴的事例である。オウム大事件にしても、彼らの犯罪は安倍晋三や笹川陽平の別荘近くで起きていた。
最近になって、彼らとの関係を指摘する向きも浮上しているが、それゆえのサリン事件だったのか?要は、上川陽子法務大臣のもとで、一斉処刑した前夜に、首相らとの乾杯映像が露出したことから、凡人の中には「さもありなん」と頷いたようである。
社会混乱を想定して、そのための工作をするCIAの手口をまねたものか?想像をたくましくすると、日本の混迷ぶりを甘く見てはならない。犯罪を仕掛ける人間は、権力の内部にいる可能性を否定できない。
「石原慎太郎がオウムの宗教法人化に努力した。のみならず、息子がオウム信者で、麻原彰晃は石原内閣を叫んでいた。その関係で、石原は議員辞職に追い込まれた。一斉処刑でサリンは闇に葬られてしまった」と事情通はうがった分析をしているという。
北朝鮮との関係では、これに決着をつけようとしたのは田中角栄内閣である。72年9月に日中国交を回復したあと、それを木村俊夫に託したのだが、文春と福田派の金銭スキャンダル攻勢に破れて、日朝正常化は実現できなかった。そのずっとあとに拉致事件が連発した。これの政治責任は重い。
<法の下の平等>
憲法は、法の下の平等を高らかに謳っている。首相も一般人も同等である。首相犯罪にも、警察力が行使されるのは当然である。
モリカケTBS山口強姦魔事件から逃避するようなことは、警察権の放棄であって許されてはならない。これらの事件は、官邸が警察力を封じ、悪用することで発生したものであろう。国際的にも報道されている。
行政権は、憲法の尊重と擁護の義務を負っている、それにもかかわらず、神道国家主義者の安倍は、憲法を冒涜するだけでなく、9条改悪をわめき散らしている。これは明白な「内乱の予備だ」と決めつけて、元議員と弁護士が、検事総長に告発した。過去に前例のないことである。
<戦争法制違憲訴訟に注目>
安倍・自公内閣による戦争法制の違憲行為に対して、全国的に訴訟が提起されている。2018年8月現在、全国22の地方裁判所において、実に22の裁判が提起されている。札幌・釧路・福島いわき・前橋・長野・さいたま・東京・横浜・甲府・愛知・京都・大阪・岡山・広島・山口・高知・福岡・長崎・大分・宮崎・鹿児島などだ。総原告数は7479人、法定代理人は延べ1643人。
ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英博士も、原告に加わっている。勇気ある民主主義者のすそ野は、急拡大している。戦前の国家神道の黒い衣をまとっている日本会議・全国包囲網は、相当強固である。「徳あれば孤立せず」である。
<公明党の下駄の歯にも内部から抵抗>
「安倍の下駄の歯」となった公明党創価学会でも、2013年12月の木更津市戦争遺児の「一人立つ」から、今では池田親衛隊が決起、信濃町を包囲し始めたことも、安倍封じの人々を奮い立たせている。
創価学会が覚醒すれば、神社神道撃破も夢でなくなっている。
<徳洲会医療事故にも腰が引ける警察>
以上のような全国的な運動を、当然のことながら中原義正氏は承知した上で、徳洲会医療事故に対して、腰が引ける千葉県警と千葉県公安委員会に檄を飛ばすのであろう。これは民意でもある。大義ある主権者の行動である。
先にヤメ検のことについて書いたが、昨今の検事・判事・警察の関係者は、現役時代の重責・職責を放棄して、財閥や医療・団体を勝たせて、引退後の金儲け手段にしている!不正腐敗の徒が多すぎる。
検事では、東芝医療事故の松本朗や、復光会医療事故の木村栄作らだ。彼らは一時的に金や地位に満足しても、それを人生最後まで引きずることは不可能である。松本の様子は判明したが、木村は不明だと、ブログ読者から報告が届いた。
医療事故は、れっきとした刑法の業務上過失致死に相当する。町田市のK子さんは、あろうことか病院から脅されている?という途方もない事態に追い込まれていながら、声を上げようとしない。四街道市の及川夫妻の裁判はどうなっただろうか。
対して、福田赳夫元秘書の中原義正氏は、目下、徳洲会の医療事故と同会にまつわる疑獄の数々にメスを入れようとしている。
それには理由がある。権力の中枢で生き抜いてきた彼は、自民党情報局主任時代に培ったノウハウが五体に染み付いているからだ。
内閣調査室・警察庁・公安調査庁、さらには麻薬取締では米国司法省のBNDDとも交流してきた経験がある。
要するに、彼は警察行政を熟知した稀有な日本人なのである。その目に映った四街道署による問答無用ともいえる「捜査打ち切り宣言」に腰を抜かしてしまったのだ。
それは想定外のことだった。日本警察の捜査の劣化に驚愕したのだ。「国民のための警察」が姿を隠していたことに対する驚きは、半端ではなかった。民意を放棄した千葉県警捜査一課に激怒、それが千葉県公安委員会への申し立てとなったものなのだ。
ジャーナリストでは、ここまでの知恵が回らないが、やくざ犯罪を放任するような千葉県警を目撃させられてきた日本人からすると、中原氏の行動に全面的に賛成である。
<病院の言い分に屈する千葉県警四街道署に反撃の狼煙>
事の顛末は、今後も詳細に報道する予定であるが、同署は遺族である中原氏の要請に応えて司法解剖はした。その結果、敗血症と判明、病院のカルテとの相違が確定した。
病院医師と司法解剖の格差が、何ゆえに起こったのか。警察の担当官は、病院のゴマカシに肩入れすることではない。専門医や学者の意見、遺族の思いを判断の材料にして、捜査を継続しなければならない。
それがなかった。怒りの告訴と公安委員会への抗議である。四谷街道署が民意・被害者の思いを組んで、真摯な捜査をするまで、遺族の戦は継続してゆく。
筆者は、やくざにレイプ・性奴隷の挙句に、殺人的脅迫で殺害された戦争遺児事件・木更津レイプ殺人事件捜査の徹底を、千葉県警に求めてゆく。人間の命は地球よりも重いものである、これ佐藤栄作の叫びでもあった。
昨夜、珍しく川口市の荒船君(元野中英二秘書官)が電話をくれた。妻の医療事故死を「ブログでみて驚いた」と言ってきた。彼は現在、介護施設を営業している。「安倍になって施設サービスが劣化してきている」とこぼしていた。長生きしたい人間は、施設に入るべからず、ともいう。
2018年11月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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