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2018年11月25日 「ジャーナリスト同盟」通信
<ロッキード・マーチンからF22共同開発要請>
日米の軍事情報筋によると、第二次ロッキード事件になりうるような、新たな事態が表面化してきている。最新鋭のステルス戦闘機・F22の性能を、大幅にアップするための、共同研究開発の提案だという。狙いは、例によって日本から大金を巻き上げることらしい。武器弾薬に特化する安倍・自公内閣向けの、日米産軍体制の野望との指摘もあるようだ。
<「東芝・三菱・日立も動く」と情報筋>
情報筋は「東芝だけでなく、三菱や日立といった原発ビジネスで失敗や苦戦を強いられている武器メーカーが意欲的」と明かしている。
東芝は原発で大失敗、破たん寸前に追い込まれている。三菱はトルコで、日立は英国で、ともに苦戦している。不思議と原発御三家が、ロッキード提案に対して先行して工作に余念がない、というの点が注目される。
逆の見方もある。「衰退著しい日本の武器メーカーが、ロッキード・マーチンに働きかけて具体化させようとしている」との推測が当たっているかもしれない。そうして、血税を吸い上げる、巧妙な財閥作戦と受け止めた方が正確かもしれない。
血も涙もない東芝経営陣が、狂喜するような計画とも読み取れる。
<2、3兆円を日本が肩代わり>
安倍・自公内閣は、既に陸上型の迎撃ミサイル・イージス・アショア導入を決めている。訓練や設置、運営まで10年もかかるという、これまた数兆円規模の、空前の無駄遣い兵器だ。というのも、3年で入れ替わる武器の寿命を考えると、正に無駄の最たるもので、軍事専門家でさえも、これの導入に否定的だ。
仮に具体化すると、中国とロシアとの関係が悪化する。半島の和解は、トランプを除外して南北のそれは、日々進行しているというのに。
それに日本の財政破たんの現在では、行財政の大改革が喫緊の課題であろう。現に、年金・福祉に影響を与えている。年金を積み立てる側も、受け取る側も、多くの国民は、そのことを膚で実感させられている。
その上に、再び数兆円規模の軍事負担に耐えられる余裕はない。それでも、主権者がお任せ態度だと、そのツケは国民が負担、財閥の懐に莫大な血税が吸い取られることになろう。
<衛藤征四郎の防衛議員連盟も決起>
旧福田派の清和会関係者の話では、清和会幹部の衛藤征四郎が率いる防衛議員連盟が、既にこの計画の推進に奔走しているという。
軍事・防衛族は、いつの時代も、死の商人の手先となって突っ走るものだが、彼らはトランプ路線に悪のりしているのであろう。国民生活など考えない。自己の利権確保に傾注する、悪しき政治屋でしかない。
この防衛議員連盟は、年末に見直される大軍拡のための大綱に、このF22関連の研究開発費を挿入させることに決起しているという。
安倍晋三と山口・公明党の、9条に自衛隊を明記させる改憲とも連動している。安倍改憲案は、立憲主義を否定、憲法を尊重し、擁護する義務に違反する、正に内乱罪に相当しようか。
そして問題は、この安倍改憲案は、公明党が編み出した加憲論の具体化でもある。自公揃っての改憲に恐怖を覚えるものだが、事態は着実に進行、平和国民をいら立たせている。
<年末の防衛大綱見直しに組み込む>
衛藤征四郎は、かつて護憲派の宏池会メンバーだった。それが、いつの間にか福田派・清和会に移動して、副議長の座を射止めた政界遊泳術に長けた人物で知られる。
どうしてか、武器弾薬利権は凡人が想像する以上に、大きな利権が存在するゆえである。政治屋の金集めには、最適のポストなのだ。
三木内閣のロッキード事件を再現させるような、それよりはるかに巨大な金が動くF22の研究開発計画に、国民は新たな不安を抱えることになる。
トランプの中米貿易戦争は、同じく日米貿易戦争でもある。農業と車が狙われている。トランプのポチも、打つ手がない。日本の前途も危うい。
ちなみにロ事件の丸紅ルート5億円、児玉・中曽根ルート21億円である。国民は驚愕したが、第二次ロ事件の規模は、空前絶後ともいえる巨額利権である。
2018年11月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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