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百田尚樹『日本国紀』の無知と矛盾にネットから総ツッコミが! 同じ本なのに主張がバラバラ、監修者降板騒動も(リテラ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/739.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 11 月 17 日 16:50:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

百田尚樹『日本国紀』の無知と矛盾にネットから総ツッコミが! 同じ本なのに主張がバラバラ、監修者降板騒動も
https://lite-ra.com/2018/11/post-4374.html
2018.11.17 百田尚樹『日本国紀』にネットから総ツッコミ リテラ

     
        百田尚樹『日本国紀』(幻冬舎)


 百田尚樹の新刊『日本国紀』(幻冬舎)がバカ売れしているらしい。百田氏といえばご存知、安倍首相のお友だちにしてネット右翼から絶大な人気を誇る作家。同書は、その百田センセイがこれまた安倍応援団である有本香氏の編集のもと「日本通史の決定版」を謳って送り出した、縄文時代から平成にまたがる500ページ超の日本史エッセイである。

 その「人気」たるやカルト宗教の教典か何かと錯覚するほどだ。10月中旬にAmazonでの予約が開始されるや、たちまきランキング1位に。15日現在、レビューの80%が最高評価の☆5をつけ、〈中学、高校生の学校の教科書にしたらとさえ思う〉〈日本人で良かったと心から思います〉なる絶賛(?)の嵐。あげく、Twitterでは〈ひとまず、我が家の神棚に置きました〉という報告まで飛び出す始末。PRも半端ない。朝日新聞を含む全国4紙に全面広告が打たれ、産経に至ってはカラー広告でぶちこむなど凄まじい。いかんせん、ちょっと勘ぐりたくもなるほどの「大反響」なのである。

 そんな百田センセイの『日本国紀』だが、ネトウヨの狂信的絶賛とは裏腹に、早くもいろいろなところでボロが出始めている。

 たとえば、一応なりとも「日本通史」の体裁をとる同書の“監修者”の問題だ。巻末には〈本書の監修にあたっては、久野潤氏(大阪観光大学講師)、江崎道朗氏、上島嘉郎氏(元「正論」編集長・ジャーナリスト)、谷田川惣氏(評論家)に多大なるご助力をいただきました〉との「謝辞」が述べられている。久野氏は竹田研究財団という団体の理事を務めるなど竹田恒泰氏の片腕。江崎道朗はモロに日本会議中枢の人物でコミンテルン陰謀論本を何冊も出している。谷田川惣氏も極右ヘイト団体「頑張れ日本!全国行動委員会」京都府本部の幹事も務める右派ライターだ。

 もうこの時点で察するに余りあるのだが、実は、もともと同書の「監修者」には、「歴史コメンテーター」としてテレビにもよく出演している“カリスマ予備校講師”・金谷俊一郎氏の起用がアナウンスされていた。実際、百田センセイと有本氏がレギュラーを務めるネット番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)でも、このことを大々的にアピールしていた。

 ところが、その金谷氏が発売前に降板してしまったようなのだ。いったい、何があったのか。当の金谷氏は、10月25日にこんなツイートをしていた(現在は削除)。

〈百田尚樹先生の『日本国紀』を監修させていただきながら、
「この部分で、このような批判が予想される」
と正直、ページをめくるたびに思いました。
末席ながら30年近く日本の歴史でご飯を食べているので。
しかし、いま必要なことは、
「議論のテーブルを設けること」
であると考えました。〉

 金谷氏はこれ以降、百田センセイ関連のツイートをしなくなったので、細かい経緯はいまのところ不明だが、少なくともゲラを読んだ金谷氏が自分の「歴史コメンテーター」の肩書に傷がつくと不安視したことは想像にかたくない。しかも、この金谷氏の投稿の3日前には、百田センセイもこんなツイートをしていたのである。

〈【重要なお知らせ】
『日本国紀』ですが、実は受験生にはお勧めできません。
理由は、大学受験に出される問題を否定する内容がいくつもあるからです。
もちろん試験問題が間違っているのですが、悲しいことに、それがまかり通っています。
ですから、受験生は試験が終わってから読んでください。〉(18年10月21日)

 ようするに、『日本国紀』の記述の間違いやトンデモな歴史観に苦言を呈され、百田センセイも慌てて「受験生にはお勧めできません」などと取り繕った。そういうことではないのか。しかし、言うに事欠いて、「試験問題が間違っている」とは(笑)。

■「万世一系」を絶賛しながら、数ページ後に王朝交代説を支持

 例の『殉愛』では「ノンフィクション」を謳いながら数々のデタラメが暴かれ、やしきたかじんの長女から訴えられた裁判では敗訴が確定した百田センセイ(なお、さくら夫人が『殉愛の真実』(宝島社)を訴えた裁判でも、今月15日に東京高裁がさくら夫人の控訴を棄却した)。今回の『日本国紀』もきな臭い匂いがプンプンしてくるが、いずれにしても、SNSでは同書が書店にならんだ直後からそのトンデモな内容が次々指摘されている。

 たとえば百田センセイは、冒頭の「序にかえて」で〈我が国、日本は神話の中の天孫の子孫が万世一系で二十一世紀の現代まで続いているとされている。こんな国は世界のどこにもない〉と明言している。念のため言っておくと、「万世一系」とは幕末に作られた言葉で、(歴史学の通説では架空の人物である)神武天皇を初代とし、以降、皇室は現在にいたるまで神武天皇の血を男系で受け継いでいるという考え方のこと。幕藩体制を暴力革命で打破した明治政府は、「万世一系の天皇」を中心とする「万邦無比の国体」なる思想を敷衍することで、民衆支配の基礎を固めようとした。

 当然、百田センセイもまた、『日本国紀』の序盤から神武天皇(の神武東征)の存在を前提に書いているのだが、数ページも読み進めるとビックリ。なんと、百田先生は、天皇家の血は途中で断絶しているという説=王朝交代説を普通に支持しているのだ。

 たとえば百田センセイは、14代・仲哀天皇と15代・応神天皇の間に王朝が入れ替わったという説について、〈敢えて大胆に推察すれば、ここで王朝が入れ替わり、その初代を表すために、「神」の文字を用いたように思える〉と書いている。

 まだある。歴史学的理解では、実在が確実視されている26代・継体天皇から現天皇に続く「皇統」が確立されたとする説が有力なのだが、やっぱり、百田センセイはその通説に従っているのである。

〈現在、多くの学者が継体天皇の時に、皇位簒奪(本来、地位の継承資格がない者が、その地位を奪取すること)が行われたのではないかと考えている。私も十中八九そうであろうと思う。つまり現皇室は継体天皇から始まった王朝ではないかと想像できるのだ。〉

 ようするに、百田センセイは「万世一系」を自ら、あまりにアッサリ放棄してしまっているのだ。いやはや、〈我が国、日本は神話の中の天孫の子孫が万世一系で二十一世紀の現代まで続いているとされている。こんな国は世界のどこにもない〉という“日本スゴイ!”のノリはなんだったのか。もう一度言うが、これ、ほんの数ページ前の記述である。

■「男系天皇」の解説で「過去の女性天皇の父親は全員天皇」と大嘘

 しかも、百田センセイは同書のクライマックスである「終章 平成」のリードにおいても〈日本は神話とともに誕生した国であり、万世一系の天皇を中心に成長した国であった〉と念を押している。この人、自分で書いたことを忘れているのか。それとも、ゴーストやデータマンが書いたものをろくにチェックしていないということなのか。まさか作家を名乗りながらゴーストライターを使っているなんてことはないだろうが、同じ人間が書いたとは思えないくらい主張がてんでバラバラなのである。

 なお、継体天皇時の王朝交代説を肯定的に記した次のページには、万世一系について説明するコラムが挿入されているのだが、そこでは「男系」についてこう書かれている。

〈日本の天皇は二代目の綏靖天皇から第百二十五代の今上陛下まで全て、初代神武天皇の男系子孫である。男系とは、父、祖父、曽祖父と、男親を辿っていけば、祖先に神武天皇がいるという血統を持っていることをいう。
 日本では開闢以来、一度たりとも男系ではない天皇は即位していない。ここで理解してもらいたいのは、女系天皇と女性天皇は同じではないということだ。日本には過去八人(十代)の女性の天皇がいたが、全員が男系である。つまり父親が天皇である。〉

 よく読んでもらいたい。前半の段落はまあ、一般的にいわれる「男系」の説明。だが、その次の段落で百田センセイは、歴代の女性天皇の全員が「男系である。つまり父親が天皇である」と書いているのだ……って、あの、皇極天皇と元正天皇の父親は皇族ではあっても天皇に即位してないんですけど。こんな理解で大丈夫なのか? 民族派右翼から糾弾されたりしないか心配だ。

 なお、『日本国紀』には他にも、同一人物が書いているのか疑われるような矛盾がホイホイでてくる。たとえば、有名な織田信長による比叡山延暦寺焼き討ちや伊勢長島一向一揆弾圧について、百田センセイは〈これは日本の歴史上かつてない大虐殺である〉と評価しているのだが、何を血迷ったのか、前述した「終章 平成」のリードでは〈日本人ほど平和を愛した人はいない。日本の歴史には、大虐殺もなければ、宗教による悲惨な争いもない〉と誇らしげ。ちょっと、頭が心配になってくるではないか。

 しかもネットでそれを突っ込まれると〈「(海外に比べ)日本人は国家として、あるいは民族として大虐殺はしなかった」という意味〉〈信長の所業は、極めて例外的殺戮であり、言うなれば彼の個人的犯罪に近い〉〈そういう文学的修辞が読み取れないバカがいるとは〉とますます支離滅裂な逆ギレをする始末だった。

■「出典がない」ことに反論するも、「つくる会」からツッコミが…

 ちなみに、『日本国紀』では出典がごく一部をのぞいて明記されておらず、巻末の参考文献一覧すらない。歴史モノにもかかわらずいかがなものかということで、Twitterでは百田センセイへのツッコミが相次いでいる。これに対し百田センセイは居直り、たとえばこのように弁解した。

〈本来、歴史教科書や通史の本に、参考文献はありません。それは「記紀」含め、これまでに存在したすべての公式文書あるいは古文書だからです。これは山川(引用者注:歴史教科書大手の山川出版のこと)も同じ。
にもかかわらず、私のアンチは「百田の『日本国紀』には参考文献がないからインチキだ!」とわめいています^^;〉(11月11日)

 ところが、このやり取りに意外なところからツッコミが。あの極右歴史修正主義教科書を推進する「新しい歴史教科書をつくる会」の公式Twitterアカウントが、この百田センセイのツイートを間接的にリツイートしたうえで、〈「教科書に参考文献の記載がない」というのは事実ですが、文科省との検定のやり取りの中で「出典を示せ」と言われて「はい、これですよ」というやりとりはあるあるな気がします。他社の教科書については知りませんが〉と投稿したのである。

 出典問題だけではない。さらにネットでは、Wikipediaや新聞記事、歴史研究書などからの“コピペ疑惑”も浮上している。

 SNSなどで指摘されているように「事故本」の匂いまでしてきた百田センセイの『日本国紀』。今後もどんどん記述の間違いやデタラメ、悪質性などが暴かれていくだろうが、本サイトとしても同書の近代から現代の記述、とりわけ例のWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)をテコとした展開についてはツッコミたいことが山ほどある。これについては稿を改め、指摘しよう。

(小杉みすず)































 

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コメント
1. 2018年11月17日 17:01:12 : M9gyEmISFA : FvqKggGuq1Y[5] 報告
⇒《もちろん試験問題が間違っているのですが》

ケンカ売ってんのか? なんだこのアホは…
日本社会のノイズでしかない…

2. 2018年11月17日 17:21:45 : p3XDjCDsXc : P6kQ9UuFPjU[163] 報告
ま、裁判に負けたりするとお金もいるだろうからな。(笑)

しかし、モモタン先生、自分の名前で出す本なんだから、一遍くらい通しで読めよ。バイトにコピペさせたとこくらい推敲しないと矛盾もいいとこだぜ!(笑)

3. 2018年11月17日 17:37:44 : 3bx4zxGLBs : QkA5_W3Zfr8[2] 報告

 不毛な本ですな〜。(著者ともに・・・)

 『日本国紀』なんて立派な名前で良いんでしょうか?

4. 2018年11月17日 18:10:38 : 4YrEk3v0kE : ghbg2Ov7rKc[9] 報告
こういう本なら、始皇帝に焚書坑儒処分されても、文句は云えんだろうと思う・・・・・・。
5. 2018年11月17日 18:20:45 : rCxQ6bz4nA : 0oDewUT2q0g[1049] 報告
何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。
6. 2018年11月17日 18:41:58 : O4pUfLwvsA : lleAWoei_CE[774] 報告

ほんと、不毛な本ですわね。

笑った笑った。
百田氏はお笑い芸人になるべきだ、受けると思う。

7. 地下爺[3520] km6Jupbq 2018年11月17日 19:02:29 : ygnIofYuD6 : wi1STPEnmmE[321] 報告

       ↑↑


  元々は みじめアタッカー なので さもありなん。


◆画像の引用元◆
みじめアタッカーの常連だった
https://blogs.yahoo.co.jp/horton1485/39815784.html




[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

8. 2018年11月17日 19:24:34 : rCxQ6bz4nA : 0oDewUT2q0g[1050] 報告
Shimoyama Jun
@PON__yellow
百田さんの日本国紀を読みました。南京大虐殺はフィクションとか、韓国併合は大韓帝国政府の意向を無視して行われたものではないとか、一般の教科書と異なる主張をしているにもかかわらず、根拠となる参考文献が一切引用されていない。これでは主張の正当性を検証できず、説得力もない。#日本国紀
[ https://twitter.com/PON__yellow/status/1061492501293350915 ]
 
 ↑
 
☆4389 RT3051
9. 2018年11月17日 20:19:59 : IjfO7kEPv6 : lRjVmLVt2OY[11] 報告
希望的妄想を文書化したものでしょ。いわゆるメルヘン。某国の文化起源論と変わらないスタンスですな。
10. 2018年11月17日 20:53:36 : eUTpkAQIBY : _ykxv7Bctt8[1199] 報告
>7
そーなんだー

自分がモテない事に対する、
コンプレックスと怨嗟でいっぱいの
ミソジニストが、
自分が本来なら如何にモテている筈か、
をアピールする為の傍迷惑な自己宣伝を
撒き散らす、
が彼の生きるモチベーションであると。

成る程ねそんで、建国のヒーロー(?)として
有名な神武天皇と同化したり、
手前の永遠の0根拠小説の主人公を
演じたモテ男向井理を、
自分のキャラのアバターにしつらえたりと
誰かや何かを、自分のイメージアップ操作に利用し続けないと死ぬ死ぬ病に罹り、周りを同類で固めてシャブ&ヘ○○リ書き書きパーティを開いて
その模様を拡散し続けている、
というわけか。
自分のトイレの中の汚物を毎日中継し
それが如何に美しいかを解説するようなもん
結局、いつまで経ってもモテるわけ
ないよね。

哀れよのう。。

11. 2018年11月17日 21:06:32 : wMd0X7djYI : qahP7fVecfA[2] 報告
社会が「百田尚樹の取り扱い方」を学習してきたみたい…

話題沸騰の書、百田尚樹著『日本国紀』を100倍楽しみ、有意義に活用する方法
・卑弥呼=日巫女(女性シャーマン)説
 「ミコ」が使われた最古の例は12世紀。それ以前は「カムナキ(後にカンナギ)」
・十七条憲法は「民主主義」だと述べていながら、庶民の政治参加が千年以上閉ざされていたと述べている
・『日本国紀』はごく一部の例外を除いて参考文献を一切示さないが、「もし日本が鎖国政策を取らなかったら」論は、林屋辰三郎・梅悼忠夫・山崎正和編『変革と情報―日本史のしくみ』のパクリ
・「紫式部は夫と死別し、その悲しみを忘れるために『源氏物語』を書き始めた」説は、安藤為章が『紫女七論』という著作で展開した推論
https://hbol.jp/178968

トンデモですね。

12. 2018年11月17日 21:15:07 : UohDuikM9s : SPi9nZD9anc[177] 報告
話題の事故本「日本ウィ紀」
コピペ本の決定版!
https://twitter.com/kinokuniyanet/status/1063533185877721088

BOOK-OFFの値札とか… 芸が細かい…

13. 2018年11月17日 21:53:35 : rN3YeAvEPY : nNTJNzk2Xmc[1] 報告
ビジネス右翼のビジネス本を歴史本と思う方が間違ってる。
あえて広義の歴史本で言えば「逆説の」シリーズみたいなもん。
もうすっかり忘れ去られたさお竹なんちゃらとか
金持ちになるためには本と同類のビジネス本の類。
もうすこし芸があれば竹内文書になれたかもしれないのに
そういう奇抜性もないので読む価値すらない。
ハゲにかけるのはコピペ薄い本程度。
14. 2018年11月17日 23:37:50 : tRwgBVF9j2 : 1XTGY5zj6aM[2] 報告
キ印。

特にコメントはありません。

15. 2018年11月18日 01:07:15 : lIzLDUrFys : gggWQCLipnE[1] 報告
最近ようやく渡辺京二氏の「逝きし世の面影」を読んだのだが、
明治維新以降の急激な近代化によって失われてしまったものが
いかに大きかったか再認識させられた。

「日本」は150年前にすでに滅び去っていたのだと。

16. 2018年11月18日 01:54:29 : J0EfR5l7E6 : Pg8W7GUPCkg[-1431] 報告

NHK会長だった奴だろ。馬鹿ウヨが世間にドヤ顔するんじゃねえよ!チコ!

財産を没取してNHKの運営資金にすれば公共放送の無料化が実現するだろう。




[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

17. 2018年11月18日 03:29:17 : aL2s1nyCNY : wUPZoLC@2Zs[21] 報告
俀国(倭)の国王、姓は阿毎
字は多利思北弧、西暦607年
隋に遣隋使、妹子と記述なし
唐の高宗が、最初に天皇を名乗り
勿論、倭に天皇など存在せず
百済から仏法と漢文習う
白村江の戦で敗れ、筑紫都督府
阿蘇山有り、日夲を渡来人が占拠し
大和に朝廷なし、地名で
ヤマト=大和は根拠がない
愚劣な蠅が飛ばないように
遊びました

18. 罵愚[6884] lGyL8A 2018年11月18日 04:04:34 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[288] 報告
>>15
>明治維新以降の急激な近代化によって失われてしまったものが いかに大きかったか再認識させられた。

 同感ですが、同時に
@ 明治維新が第一波だとしたら、敗戦後のWGIPが第二波だった。ふたつの大波によって“祖国の面影”は、失われたのだと、わたしは思います。

A 渡辺京二氏の「逝きし世の面影」は好著ですが、あそこには触れられていない、日本の近代外交史も忘れられた日本の「逝きし世の面影」だったと思います。つまり、日本の近代だって、捨てたものではなかった。

19. 2018年11月18日 08:28:12 : pxT8lqnlXI : glYoJPjESiA[5] 報告
吉田兼好(徒然草・世の中のウソとつきあう)
「世の中で語り伝えられていることは、真実は面白くないであろうか、たいていのことはウソ・偽りである。人は事実よりもことさらに話を膨らませて言うものだが、まして年月も経ち、その事実が起こった場所が離れていると、いよいよ話をつくってしまう。それをそのまま文字に書き留めれば定説になってしまう」
https://youtu.be/uOvqDaKkNyU?t=2244

遠い過去から(つまり歴史から)百田(ネトウヨ)にツッコミです。

20. 斜め中道[5667] js6C35KGk7k 2018年11月18日 09:31:21 : u12DNOjV8I : DpNsSI7B2fY[3701] 報告
「ほんと、不毛な本ですわね。」・・・を帯にすりゃ、売上げ倍増!!

・・・なんじゃねぇかなぁ???

21. 2018年11月18日 12:12:44 : KdlbApxW76 : Q2giVxxfaSs[31] 報告

百田のような輩は、安倍首相のお友だちというよりも、安倍のお抱え融人でしょう。

三笠宮崇仁親王のお言葉がそれを物語っています。

「偽りを述べる者が愛国者とたたえられ

 真実を語る者が売国奴とののしられた世の中を、私は経験してきた」

22. 東北列藩同盟志士[58] k4yWa5fxlMuTr5a_jnWObQ 2018年11月18日 12:36:40 : 7185HY6C0s : NRI@UbXW1@c[5] 報告
>>19
エセユダヤのケツ舐め風情の外面だけ日本人の
「バナナ」の分際で明治時代を讃美化するな!!
23. 東北列藩同盟志士[59] k4yWa5fxlMuTr5a_jnWObQ 2018年11月18日 12:39:42 : 7185HY6C0s : NRI@UbXW1@c[6] 報告
>>19氏、失礼!!
自分の回答先は>>18
シーラカンスも顔負けの
ナベツネのような老害ウヨだった。
24. 2018年11月18日 14:56:29 : dDn2b2QZBA : Z@LsjbjNSmE[63] 報告
それほど悪い本じゃないと思う。
個々の記述間違い、見解の相違は日本史では常にあること。
日本史全体を俯瞰してみるにはいい本かもしれない。

客観的な歴史解釈というものはこの世に存在しない。
戦前の日本は自らの正当性を主張したがそれを否定したのが占領軍。
占領軍解釈に沿って書かれているのが現在の日本史。
それに比べりゃましじゃないかな。

百田氏の解釈と従来の解釈の違いを議論してみるのも面白いだろう。

書店で見たときオーラのようなものを感じたのがこの本。
必要ないので買わなかったが若者が買って読むには良いかもしれない。
歴史を俯瞰してみる良い機会だと思う。

25. 2018年11月18日 16:11:08 : tu3M8k6dYU : tvf93o8UCRc[1] 報告
ネオ皇国史観?ネトウヨ史観?
26. 2018年11月18日 17:19:34 : tW8SmQ2926 : R_YLt5oYhtY[330] 報告
ファンタジー「日本国紀」にすればよかったのに、
能力と不相応・分不相応な「歴史本」などと銘打つから無能さを晒すことになる!

もし、ウヨブロやネトウヨが「賞賛」していたら
単なるバカだと白状していると判断して良し!

27. 2018年11月18日 18:39:03 : CzYJx39lTc : FaXl5LfuFC0[1311] 報告

コメント紹介>

『三笠宮崇仁親王のお言葉がそれを物語っています。

「偽りを述べる者が愛国者とたたえられ

 真実を語る者が売国奴とののしられた世の中を、私は経験してきた」』

紹介終わり>

髭の宮様は『正直な方』−−−−−−−−−−−−お会いした経験から。

28. 罵愚[6892] lGyL8A 2018年11月19日 04:56:17 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[296] 報告
 本題の百田尚樹『日本国紀』を読まないし、読む気もなしで話しているんだが、>>18の、明治維新と戦後改革の、ふたつの大波によって消されてしまった日本とは、伝統的・民族的な日本人の国家観だと思う。そしてその消滅の過程を客観的、科学的に検証する検証作業…つまり歴史認識の、ふたつのちがいが、日本の保守主義と戦後左翼の相違点だと思う。
 戊辰戦争から150年、その前期75年間は西欧の近代革命を模倣し、後期75年間はコミュニストに洗脳されつづけた結果、いま私のコメントに感情的な敵意を示す★阿修羅♪のゆでガエルが、はびこったのだと思う。
29. 2018年11月19日 13:07:33 : dZT8YVq50d : 9e__8TVbT20[45] 報告
28さん
きちんと読んでからにした方がいいのでは。

あなたが、異様な所を見つけるかもしれない

30. 罵愚[6892] lGyL8A 2018年11月20日 04:50:13 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[296] 報告
29さん
 「きちんと読んでからにした方がいいのでは」というのは百田尚樹『日本国紀』のことですか、それとも、このスレッドのことですか?
31. 罵愚[6902] lGyL8A 2018年11月22日 04:07:24 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[306] 報告
>>15
>明治維新以降の急激な近代化によって失われてしまったものが いかに大きかったか再認識させられた。

 西欧のキリスト教社会の近代化…中世からの脱却は、宗教革命からはじまった。免罪符を売って商売にする教会への反発が引き金だった、それが人権意識を覚醒させて、政治権力への反発を誘発して市民革命を引き起こして、ヨーロッパは中世から近代に移行した。
 さらに近未来、産業資本が支配する近代民主主義社会に共産革命がおこり、社会主義や共産主義の社会が到来する。この中世→近代→社会主義への変化は歴史的必然で、すべての人類は、遅速の差はあっても、同じルートをたどって社会主義・共産主義社会に到達するとの宗教的信念が歴史的進歩主義だな。

 明治維新を通して近代に到達した日本人は、やがて社会主義や共産主義の存在を知るのだが、進歩主義に同調することはなかった。明治維新から大東亜戦争までの時期に社会主義や共産主義を抑制していたのは、天皇制との矛盾だった。
 圧倒的多数の日本人は天皇制をすてて、社会主義や共産主義に移行する進歩主義の道を選ばなかった。

32. 罵愚[6917] lGyL8A 2018年11月23日 17:02:02 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[321] 報告
 >>18で話した第一波と第二波の間隙は、第一次大戦が終わって、国際連盟の理事国だったころ…戦間期のことだと思う。そのころすでに、西欧の近代民主主義や近代資本主義の現実や矛盾と、そこから生まれてきた社会主義や共産主義の理論も理解していた。しかし、その西欧の進歩主義に日本人が染まらなかったのは…もうすこし詳しく説明すると、西欧のインテリが罹病した進歩主義に日本人がかからなかったのは、かれらの二世代前までどっぷりとつかっていた近世…渡辺京二氏の「逝きし世の面影」の近世の記憶があったからだ。
 西欧の近代民主主義や近代資本主義が社会主義や共産主義に移行しても、その矛盾が解消しないことを予見できたのは、日本人の近世の記憶だった。おじいさん、おばあさんの時代まで残っていた「逝きし世の面影」と、急激にそれが消されてしまった両親の時代の落差を比較すると、日本人は歴史的進歩主義を信じることはできなかった。
 むしろ、非西欧社会…近隣アジアやアメリカ合衆国や南アメリカやアフリカの現実を直視すれば、白人キリスト教徒たちの帝国主義や人種差別こそが、かれらの近代文明の矛盾の原因だと気づいていた。
 あらためて確認だが、 ★阿修羅♪のゆでガエルが、いま患っている進歩主義史観なんてものとは、近代の日本人は無関係だ。患者がいたとしても、ごく少数だ。圧倒的多数の日本人は近世から近代の移行を健全に記憶していた。この事実は、あとでまた議論するが、近代の日本人の思想史の特色だと思う。
33. 罵愚[6918] lGyL8A 2018年11月23日 17:18:24 : uz7lDD2pDc : EjeLi5CyXwY[322] 報告
 つまり、ここに西洋の近代と日本の近代の大きな違いがある。宗教改革や市民革命によって、西洋の中世から西洋の近代が生まれたのとはちがって、日本の近代は日本の近世から生まれたのだ。ヨーロッパの白人キリスト教社会の宗教改革や市民革命と、日本の明治維新は、まったく異質なものなのだ。
 キリスト教徒たちは社会主義や共産主義によって近代の矛盾を克服しようとして、進歩主義史観を生み出したが、日本人はそれで矛盾は解決されない。西欧の近代の抱える矛盾は、むしろかれらの植民地支配や人種差別が原因であるから、白人帝国主義をつぶさなければ矛盾は解消しないとわかっていた。それが大東亜戦争開戦まぎわに起こった“近代の超克論争”の骨子だ。

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