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泣くのは誰だ!日本は本当にそれでいいのか? https://85280384.at.webry.info/201811/article_97.html 2018/11/16 23:29 半歩前へ ▼泣くのは誰だ!日本は本当にそれでいいのか? 以下は2013年3月に私が投稿したものだ。ここに再録する。 本当に、それでいいのか << 作成日時 : 2013/03/19 01:56 >> ▼日本の「食糧安保」は? 各種世論調査によると、安部政権のTPP参加表明を国民の多くがもろ手を挙げて支持している。だが、その人たちはTPP問題をどれだけ理解しているのだろう。コメ一つとっても不明な点だらけだ。人は食べないと命を保てない。日本の「食糧安保」は大丈夫か? TPPのうち、今回は食糧問題に絞って考えたい。先の日米両政府によるTPPの事前協議で、外国産の安いコメを輸入する際、日本がかける関税の維持は議題にされなかったそうだ。東京新聞の特ダネで複数の政府関係者が明らかにした、という。 安倍の話と違うではないか。これでは日本の農業など守れない。広大な土地で生産するコメは安く売っても利益が出る。だが、日本のように狭い耕作地で生産するコメは手間ばかりかかり、割高になる。 消費者の中には、「値段は安い方がいい」と考える者がいる。だが、安価なコメの輸入を全面的に認めると、日本のコメ生産は壊滅する。関税はそれを防ぐ手段のひとつだ。 ▼食糧自給率は13%に低下 食糧は命の綱。だから、どの国も国内生産に努める。カナダの223%を筆頭に、食糧自給率はオーストラリアが187%、米国130%、フランス121%、ドイツが93%と軒並み高水準を維持している。 低いと言われる英国でも70%は確保している。だが、日本は39%と先進国中、最低の水準だ。農林水産省の試算だと、TPPに参加した場合、食糧自給率はさらに13%まで低下するという。 13%というと100人中13人分の食料しか国内で生産できない。はたして日本はこれでいいのだろうか。 ▼干ばつに投機筋まで介入 思い出してもらいたい。2012年、米国最大の穀倉地帯である中西部が、半世紀ぶりの大干ばつに襲われた。品不足に国際投機筋が介入し、穀物価格を釣り上げた。その結果、トウモロコシの価格は一気に約50%も急騰した。 2010年夏には、熱波に見舞われたロシアが突然、穀物の輸出を禁止した。当然だ。外国に輸出するより自国の国民を食わせる方が大事に決まっている。 農産品の輸出国、オーストラリアも輸出制限に踏み切った。その結果、アフリカなど世界中で食糧危機が深刻化した。 ▼問われる食の確保 このように自国の食糧供給が危機に陥ると、どの国も輸出規制に踏み切る。自分の国の民を食べさせるのが先。よその国のことなど構ってはおれない。食糧の安全保障(食糧安保)と言われる所以である。 地球の温暖化がますます深刻化し、異常気象による干ばつや大洪水は、これからも頻繁に起きることだろう。 当然、食糧生産にも影響が及ぶ。また、人口大国の中国やインドなど新興国の発展に伴って、世界的な食糧不足は恒常化しよう。 そんな中で、日本は命の綱である食糧を、全面的に他国に依存していいのだろうか? |
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