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弱者蔑視、答弁はぐらかし 安倍内閣の象徴が片山さつき(日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/557.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 11 月 12 日 20:25:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

 


弱者蔑視、答弁はぐらかし 安倍内閣の象徴が片山さつき
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/241498
2018/11/12 日刊ゲンダイ 文字起こし


国会は「片山劇場」/(C)日刊ゲンダイ

 よくもまあ、次から次に疑惑が出てくるものだ。自民党の竹下亘前総務会長が予告した通り、国会は「片山劇場」となっている。

 片山さつき地方創生相のスキャンダルは底ナシだ。国税庁への口利き疑惑を皮切りに、公選法違反の疑いがある看板の設置、違法カレンダーの配布……と、湧き水のように疑惑が噴出している。野党から追及され「政治資金収支報告書」の訂正も繰り返している。さすがに自民党内も「安倍首相は“3人分の活躍を”と激励したが、すでにスキャンダルは3人分だ」と呆れ返っている。

 しかし、片山の場合、問われるべきは、疑惑よりも、その人間性ではないか。国民が呆れているのも、往生際の悪さだろう。

 まず“100万円口利き疑惑”をスクープした「週刊文春」を訴えて、「訴訟上の問題なので」と国会での“説明責任”を拒否。さらに、秘書が業者から100万円を受け取ったことを認めると、「秘書として契約したことはない」と強弁する始末である。国会に出入りできる秘書用の「通行証」を渡していたにもかかわらず、よくもヌケヌケと「秘書ではない」と否定できたものだ。

 口利き疑惑は、業者も「カネを渡した」と証言している。決定的証拠となる業者と片山との会話の音声記録や、片山サイドが業者に送った<着手金100万円を、至急下記にお願い申し上げます。ご確認後、国税に手配させて頂きます>との文書も残っている。

 常識で考えれば「知らぬ存ぜぬ」は通用しないと分かるはずだ。なのに「訴訟上の問題なので」と説明責任を放棄しているのだから、とんでもない話だ。これでは平然と嘘をつく安倍首相と同じだ。

■人間性が分かった生活保護バッシング

 片山の品性の問題は、今に始まった話じゃない。これまでも問題発言を連発してきた。国会でも人格を問われているほどだ。

 立憲民主党の杉尾秀哉参院議員からは「上から目線の発言が多い」と指摘され、国民民主党の徳永エリ参院議員からは、中国人や韓国人を批判したツイッターについて「まさにヘイトスピーチだ」と批判されている。

 四国のことを「離れ小島」と小バカにしたこともある。

 東大法―大蔵省というスーパーエリートの片山は、たとえ相手が東大卒でも法学部以外は、「あの方たちは法学部卒じゃないから」とバカにしているそうだ。一体、何様なのか。

 片山の人間性がハッキリ分かったのは、2012年、生活保護受給者をバッシングした時だ。お笑い芸人の河本準一の母親が生活保護を利用しているという情報をきっかけに「生活保護バッシング」が始まると、「生活保護叩き」の急先鋒となっている。テレビに出演しては、弱者をおとしめる発言を繰り返し、何がうれしいのか、ツイッターに「視聴率がよかった」と書き込んでいた。

 河本の母親は、不正受給でも何でもなかったが、12年以降、生活保護費は大幅にカットされている。その結果、受給者は最低限の生活を送ることさえ難しくなっている。

 当時、片山は「私は自力で大蔵省に入りましたよ。問題は、自分で頑張った人と頑張らなかった人に……」などとエラソーに口にしていたが、これほど「上から目線」の「冷血差別発言」はないのではないか。

「片山大臣は、生活保護を受けるような国民は嫌いなのでしょう。でも、受給者も国民ですよ。果たして彼女に国民を代表する政治家としての資格があるのかどうか。最大の問題は、生活保護受給者への憎悪を煽ったことです。一番の弱者が痛めつけられた。一体、政治家として何を目指しているのか」(政治評論家・本澤二郎氏)


自分たちは選ばれた特権階級(C)日刊ゲンダイ

麻生太郎も弱者に冷たい「上から目線」

 いくら「在庫一掃内閣」とはいえ、ほかにマトモな議員はいなかったのか。よくも片山のような「上から目線」の「冷血差別主義者」を入閣させたものだ。

 安倍内閣の閣僚は、片山のような人物ばかりだ。麻生財務相も、まったく同じである。つい最近も、「自分で飲み倒して、運動もしない」で病気になった人に医療費を出すのは「阿呆らしい」と、「上から目線」で病人を批判していた。

 13年にも「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んで、糖尿病になって病院に入っているヤツの医療費は俺たちが払っている。無性に腹が立つ」と糖尿病患者をヤリ玉に挙げている。

 しかし、貧困層ほど糖尿病にかかる率が高いことは、今や世界の常識である。カナダの調査では、低所得者は高所得者に比べ、糖尿病にかかっている率は男性で1・41倍、女性で2・9倍だった。日本の調査でも年収200万円未満の世帯が57・4%と半数を超えていた。

 理由は、長時間労働で疲労困憊し、運動する時間も、カラダによい食事をとる余裕もなく、健康診断も受けられず重症化するためだ。

 糖尿病患者だって、なりたくてなったわけではない。なのに「無性に腹が立つ」と非難しているのだからヒド過ぎる。「上から目線」で弱者をバカにしている片山と同じ発想だ。

「類は友を呼ぶですよ。安倍内閣の閣僚の発想は、よく似ています。共通点は、弱者に冷たいことと、自己責任を言い立てることです。人間、誰だって病気になるし、失敗もする。でも、苦労知らずの麻生大臣や片山大臣は、自分たちが社会的弱者や少数派になるとは夢にも思っていないのでしょう」(本澤二郎氏=前出)

■「自分たちは選ばれた特権階級」が共通認識

 自民党議員は、スキャンダルが噴出する片山に呆れているようだが、本当は、片山こそ安倍内閣の象徴なのではないか。

 実際、上から目線も、弱者に冷たいところも、憎悪を煽るところも、安倍内閣そのものだ。安倍とよく似ている。安倍も自分と同じ考え方だから片山を入閣させたのではないか。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

「安倍首相にしろ、麻生財務相にしろ、片山地方創生相にしろ、共通しているのは“自分たちは選ばれた特権階級だ”という意識だと思う。3人とも言動の端々に表れています。いつも“上から目線”なのは、自分たちエスタブリッシュメント(支配階級)が、国民をコントロールするという意識があるからでしょう。だから、国家である自分たちに逆らう者は厄介者であり、生活保護受給者や病人などの役立たずは、国家である自分たちのお荷物という発想なのでしょう。そう考えれば、片山大臣や麻生大臣の発言はつじつまが合います。深刻なのは、麻生大臣や片山大臣が、病人や生活保護受給者をバッシングすることで、社会が分断され、弱者が弱者を叩いて憂さを晴らすという構図になっていることです。本来、政治に向かう批判がいかなくなっています」

 安倍内閣は「全世帯型社会保障」などと、もっともらしいことを口にしているが、社会保障はどんどん削られている。

 来年秋からスタートする消費増税も、低所得者ほど負担が重くなる“逆進性”の強い税制だ。その一方、この5年間のアベノミクスによって、大企業と富裕層だけ、どんどん富を膨らませている。

 このまま安倍内閣に任せていたら、庶民のための政治は永遠に行われない。そろそろ国民は声を上げるべきだ。


















































































 

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コメント
1. 赤かぶ[1280] kNSCqYLU 2018年11月12日 22:04:42 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[695] 報告


2. 赤かぶ[1281] kNSCqYLU 2018年11月12日 22:09:21 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[696] 報告


3. 赤かぶ[1282] kNSCqYLU 2018年11月12日 22:11:07 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[697] 報告


4. 2018年11月12日 23:06:04 : E6gHVzOxsw : aXWTB5W3ygc[48] 報告
はぐらかし そして誰もが 罰受けず
5. 2018年11月13日 17:30:19 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-9075] 報告
2018年11月13日(火)

民意不在の安倍政治から暮らし第一の政治に変えよう

愛知赤旗まつり 8000人超す

小池書記局長が記念講演

 住民本位の県政実現と安倍政権打倒に向けた来年の統一地方選・参院選の連続勝利をめざし、日本共産党の愛知県委員会は11日、名古屋市昭和区の鶴舞公園で、小池晃書記局長を招いて第36回あいち赤旗まつりを開催しました。秋晴れの下、前回を上回る8000人超が集った会場は熱気に包まれました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-11-13/2018111304_01_1.jpg
(写真)小池書記局長の講演を聞く参加者=11日、名古屋市昭和区・鶴舞公園

 本村伸子衆院議員、武田良介参院議員、島津幸広元衆院議員が参加。被爆2世の井上さとし参院国対委員長・比例予定候補は「核兵器禁止条約に参加し、憲法9条を生かした平和外交を行う新しい日本をつくる」と訴え、すやま初美参院選挙区予定候補は「あなたはあなたらしく生きていいという憲法の『個人の尊厳』を守るために安倍政権を倒す」と決意を述べました。統一地方選の予定候補者全員が登壇し、しもおく奈歩県議が代表で決意表明。「STOP改憲ママアクション@あいち」の中澤和子共同代表が連帯あいさつしました。

 小池氏は記念講演で、大村秀章県知事の下で暮らし・教育の予算が全国最低水準にとどまる一方、三菱重工・小牧南工場が最新鋭F35ステルス戦闘機の日米共同の整備拠点として重点化が狙われ、「隣接する県営名古屋空港で来年F35の使用がいっそう増える危険がある」と批判。大村県政による安倍政権いいなりのリニア推進やカジノ誘致などの大企業への奉仕と『戦争する国』づくりへの奉仕を厳しく批判しました。

 これに対し、共産党県議団が前回の県議選で議席を回復し、国会と連携して、障害がある子どもたちの特別支援学校の環境改善を実現するなど数々の実績を上げてきたと紹介。今回の県議選で大村県政応援の自公に対決する共産党の議席を増やし、「県民の暮らし第一の県政にしよう」と訴えました。

 小池氏は国政での「安倍政権の破綻、行き詰まりはいよいよ明らかだ」と強調。沖縄では、米軍大型ヘリの窓枠が落下した普天間第二小学校(宜野湾市)で児童の避難が9月までに706回に達したと紹介し、「日本政府がすべきは子どもへの避難指示でなく米国への飛行中止を求めることだ。県知事選で示された沖縄県民の総意に基づき普天間基地の閉鎖・撤去を米国に要求すべきだ」と主張しました。

 国会で大問題になっている外国人労働者の受け入れ拡大法案については、現在の技能実習制度で職場選択や居住の自由といった基本的人権が認められていない上に「時間外労働の時給が300円」など無権利状態の実態に触れ、「外国人労働者をモノのように扱う現状をまず解決すべきだ」と力説しました。

 小池氏は、この秋の重要なたたかいとして憲法改悪阻止と来年10月からの消費税増税阻止を訴えました。そして、自民党政治を終わらせるのは、来年の参院選での野党の本気の共闘の実現に命運がかかっていると強調。共闘を伸ばすカギは日本共産党の躍進だとして、比例目標「850万、15%以上」の達成で、井上氏を含めた比例7予定候補全員とすやま予定候補の当選を勝ち取ろうと熱く訴えると、会場は大きな拍手で応えました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-11-13/2018111304_01_1.html

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