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二階幹事長が激怒したドタキャン騒動の内幕 「自民・国民民主の会合」を巡る食い違い(東洋経済オンライン)
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/543.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 11 月 12 日 10:50:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

二階幹事長が激怒したドタキャン騒動の内幕 「自民・国民民主の会合」を巡る食い違い
https://toyokeizai.net/articles/-/248863
2018/11/12 5:30 安積 明子 : ジャーナリスト 東洋経済オンライン


自民党の二階俊博幹事長が激怒した理由とは? 写真は10月23日撮影(写真:共同通信)


自民党の二階俊博幹事長が珍しく激怒した。

二階氏は現在では数少なくなった昔流の「懐が深い」政治家として知られる。他党からの自民党入党組がまず頼り、他の派閥への入会を断られた問題議員をも暖かく受け入れてきたのが二階氏が率いる志帥会。二階氏は2016年8月に自民党幹事長に就任して以降、常に女房役として総裁である安倍晋三首相を立ててきた。

2期6年だった総裁選規定を3期9年に変える時、いち早く「安倍3選支持」を表明したのも二階氏である。そうしたしたたかさに安倍首相ですら抗えず、何度か幹事長交代論が出て実権を持たない党副総裁に祭り上げられそうになりつつも、「二階幹事長」は不動のものとなっている。

■ドタキャン騒動

時にはとぼけたふりをしてやり過ごすなど、表立ってその感情を荒立てることがほとんどない大物政治家が、今回だけは激怒した。その原因となったのは国民民主党の玉木雄一郎代表だ。二階氏も参加する予定だった11月6日夜に予定されていた自民党と国民民主党の会合に、玉木氏が“ドタキャン”したからだという。

「(国民民主党の)増子(輝彦)幹事長代行の誕生日が10月末だったということで(注・増子氏の誕生日は10月8日)、月遅れの誕生会をやったと聞いている。先方から様々な働きかけがあったかについては、詳細には知らない。私はすでに予定があったので、参加できないことは伝えていた」

翌7日の会見で、玉木氏は不参加を判断したのは会合の前日より少し前だったと述べ、決して自民党との会合を“ドタキャン”したわけではないと弁明した。

確かに玉木事務所の予定表には、この会合の件は入っておらず、玉木氏が同僚議員と参加した別件の会合が予定されていた。

国民民主党本部の役員室は前週までに「玉木代表不参加」の事実を確認していたが、それを週明けの5日に増子事務所に伝えている。ならばキャンセルかと思われたが、その5日夜になって会合のお知らせがマスコミに広く流された。

このお知らせによると参加予定は、自民党側から二階幹事長のほか、萩生田光一幹事長代行、林幹雄幹事長代理、金田勝年幹事長代理、松村祥史幹事長代理と稲田朋美筆頭副幹事長兼総裁特別補佐の6名で、国民民主党からは玉木代表と平野博文幹事長、大塚耕平代表代行、古川元久代表代行と増子幹事長代行の計5名が参加することになっている。開始予定が午後6時半で、場所は都内のホテル内の和食店だった。

だが実際に国民民主党から参加したのは、増子氏と小宮山泰子衆議院議員のわずか2名。玉木氏の不参加に合わせて、平野氏、大塚氏、古川氏も参加を見合わせたためだ。それならば代わりにと、小宮山氏が急遽参加となったわけだが、これではいかにもバランスが悪い。

■おかしな食い違い

さらに不可思議な点がある。マスコミへの連絡では会合の名目が「玉木代表就任祝い」だったことだ。「増子氏の誕生祝い」だったとする玉木氏の認識とはずれがある上、玉木氏の代表就任は9月で、そのお祝いをするのが11月とはいかにも遅い。

なぜなのだろうか。このあたりは取材をしている記者のほうが正確な情報を知っている。大手メディアの野党番のひとりはこう解説する。

「玉木氏らと自民党の“飲み会設定”は、実は今回で3度目。最初は玉木氏が希望の党の代表に就任した時で、次は国民民主党の共同代表になった時。いずれも自民党に挨拶に出向いた際に、玉木氏から『今度一緒に飲みましょう』と誘いがあったと聞いている。2度も実現せずに流れてしまったので、3度目こそは実現させたかったのではないか」

別の記者はこう説明する。


11月8日、国民民主党の新しいキャッチフレーズを発表する玉木代表(写真:共同通信)

「情報をマスコミに漏らしたのは自民党筋。国民民主党が自民党と繋がっていると印象付け、野党共闘を一角から崩していこうとの魂胆があるのだろう。玉木代表が自民党と会っているということなら、立憲民主党の枝野幸男代表は国民民主党との連携にいっそう難色を示すはずだから」

それが自民党の意図したところのものだったなら、今回は成功だろう。

そればかりではない。今回の問題は玉木氏にとって、国民民主党内の求心力を失いかねない由々しき問題になってしまった。たとえ他の会合があったとしても、自民党重鎮たちとの会合を同じ国民民主党の増子氏の誕生会と認識していたのだとしても、声をかけられた以上は代表として短時間であっても顔を出して「義理」を示せば良かったのではなかったか。

■ツメが甘かった玉木氏

「頭が良くて人柄もいい。でもツメが甘すぎる」

党内からそういう声が聞こえている。たとえ小さな集団であっても、それがリーダーとして致命的であることは否定できない。

それにしても「玉木氏がドタキャンした自民・国民会合劇」はリアリティのある展開だった。林氏は増子氏から玉木氏が不参加だと聞いたとたん、すぐさま電話で二階氏と連絡をとり、「こちらに来ないでください」と伝えた。それを聞いた二階氏は、別件の会合に参加した後、会場の和食店に来ようとしていたところだったが、そのまま同じホテル内の次の予定に向かったという。この様子を見る限り、ドタキャンだったようにみえる。

「聞く耳はもうない。足で聞いてやる」

その後、記者に心境を聞かれた際に二階氏はこう述べ、玉木氏側からの言い訳を拒否する旨を宣言している。今回の問題は玉木氏にとって不運が重なったとしか言いようがないが、今後の党運営にも大きな影響を与えることになりそうだ。

































 

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コメント
1. 赤かぶ[1261] kNSCqYLU 2018年11月12日 11:04:31 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[676] 報告





2. 2018年11月12日 11:50:10 : ak3U9hFS5g : kpEgmhV@t@w[2] 報告
野党の顔をしたコウモリ与党、その本質がよくわかった。

まだわからない人も理解しなさい。

3. 乳良〜くTIMES[805] k_uXx4Fggq1USU1FUw 2018年11月12日 12:31:43 : iglqRPqwHo : dfkdwWr0GTo[1] 報告
所詮、旧 民主党の「親自民分子」の集まりだと判らない「愚者」は幸い少ないようです。

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