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「生きて帰ってよかった」・・・その一言が聞こえない「自己責任論」の鬼畜!!
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2018年10月28日 くろねこの短語
福島への子供や女性の帰還についての国連人権委員会の警告をまるで無視するかのようなタイミングで再稼働した伊方原発が臨界に達した。「破局的噴火が起きる可能性の根拠が示されていない」という理由で再稼働を認めた裁判官は、万が一の時には責任とってくれるんだろうねえ。 ・伊方3号機、臨界 四国電再稼働 責任と言えば、安田純平さんの帰国に「自己責任」の大合唱がネットや一部のメディアで繰り広げられている。でもそれよりも問題なのは、政官財の無責任トライアングルこそ糾弾されてしかるべきなんだね。 私人の嫁が国有地売買に関与し、自らも「ばくしんの友」への便宜疑惑にまみれている総理大臣、部下が公文書改竄しても「有能な官吏」と持ち上げる口の曲った財務大臣、さらに財界に目を向ければ原発事故がまるで他人事の東電の三悪人・・・こうした輩の無責任ぶりはほったらかして、命を賭けて危険地帯への取材を敢行したジャーナリストを「自己責任論」で貶めるとは。なんて国なんだろう。 ・<安田さん解放>「自己責任論」に海外経験者ら反論投稿 そんな「事故責任論」にビートたけしが参戦したそうで、TV番組でこんなことのたまったくれたってね。 「フリージャーナリストっていうのは現地へ行って記事を書いて、それを出版社に売って儲けるわけでしょ?戦場カメラマンと同じで、危険を冒してもいい写真を撮りたいわけじゃん。仕事のために危険を冒すのはリスクだから、それに政府がお金を出したのかどうかはわからないけど…どうなんだろうね」 「成功すればいい写真とか名誉を得られるけど、失敗した場合は救助隊に(自費で)お金を払うでしょ?この人は失敗したんじゃないの?」 下衆になっちゃったねえ。ただただ呆れます。 ・ビートたけしが安田純平さんの自己責任論に同調「失敗したんじゃ」 で、このところの「自己責任」の大合唱を聞いていると、なんか生きて帰ってきたことがいけないことに聞こえてくるんだね。もちろん、いろんな批判があるのはけっこうなことだけど、その前提には「生きて帰ってよかった」ってことがなくちゃダメだろう。すべてはそこから始まるのであって、いまのかまびすしい「自己責任論」ってのはそこをまったくねぐっちゃってるんだね。生還した特攻隊員に「なぜ死ななかった」って罵声を浴びせたのと似たような「鬼畜」がそこにはある。 「生きて帰ったよかった」の一言が聞こえてこない「自己責任論」が蔓延るような国の未来は、けっして明るいわけがない・・・と我が家のドラ猫に囁いてみる日曜の朝であった。 <安田さん解放>「自己責任論」に海外経験者ら反論投稿 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181027-00000073-mai-soci 毎日新聞 10/27(土) 21:19配信 成田空港に到着し、飛行機から降りて車に向かう安田純平さん(中央)=2018年10月25日午後6時36分、小川昌宏撮影 内戦下のシリアで武装勢力に拘束され、3年4カ月ぶりに解放されたフリージャーナリストの安田純平さん(44)についてインターネットでさまざまな意見が発信されている。「拘束されたのは自己責任」との批判に対し、海外を舞台に活躍する著名人らが反論する投稿も。識者は「海外では唱えられることのない自己責任論が蔓延(まんえん)している状況を懸念し、問題意識を持って発言している」との見方を示す。 7大陸最高峰を登頂したアルピニストの野口健さんはツイッターに「邦人保護は国にとっての責務。事が起きてしまえば『自己責任だから』では片付けられない」「使命感あふれるジャーナリストや報道カメラマンの存在は社会にとって極めて重要」などと投稿。その上で「この度の出来事を一つの教訓として次に繋(つな)げていかなければならないと思う。必要な事は感情的な誹謗(ひぼう)中傷ではなく冷静な分析」と指摘した。 サッカー元日本代表の本田圭佑選手は「僕も色んな国に好きで行くので、しかも政治やビジネスに関して好きな事言うので、このまま拘束されたりしたら、ホンマにヤバいかもっていつも思ってます」などと投稿した。 米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手もツイッターに投稿。「自己責任なんて身の回りに溢(あふ)れているわけで、あなたが文句をいう時もそれは無力さからくる自己責任でしょう。皆、無力さと常に対峙(たいじ)しながら生きるわけで。人類助け合って生きればいいと思います」との考えをつづった。 両選手がこうした投稿をした心境について、精神科医の香山リカさんはツイッターで「なんの後ろ盾もなく国際社会でがんばるチャレンジ精神とそれに伴うリスクを彼らもよく知ってるからだろう」などと論評した。 ジャーナリストの津田大介さんは安田さんへの「自己責任論」を巡り、ネット上で意見が交わされている背景として、ツイッターの社会的影響力が増している点を挙げる。ダルビッシュ投手らの発信について、津田さんは「海外では国際ニュースの量が多く、その中には戦場や紛争地を取り上げたものもある。ダルビッシュさんらは、社会における安田さんのようなジャーナリストの公共的な役割を知っているのだろう。影響力のある人がそうした意見を表明することはいいことだと思う」と話した。【神足俊輔、服部陽】
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