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(回答先: 安田さん解放 専門家「シリア情勢の変化が影響」〜「反政府勢力が人質を囲い続けることが負担になったのではないか」と/nhk 投稿者 仁王像 日時 2018 年 10 月 26 日 20:05:00)
〔安田さんはなぜ解放されたのか〕TBS報道特集、10月27日
では何故今、解放となったのか。
青山弘之(東京外大教授)「簡単に言ってしまうとシリア情勢が変化し安田さんの解放の環境ができた」
アサド政権を支援するロシアと反体制派を支援してきたトルコが、先月内戦収束に向けた合意に至ったことが大きいという。
青山「この二つの国がシリア内戦は事実上決したので、戦闘を収束させようという合意した。
具体的には反体制派の地域に非武装地帯というものを設置して、そこから10月の半ばまでに反体制派は重火器を撤去し、加えてそこにいるアルカイダを始めとするテロリスト過激派は退去するということに二つの国が合意し、トルコがその責任を負う形になった」
反体制派に強い影響力を持つトルコが圧力をかけたことが、安田さんの解放につながったという。さらに反体制派を支援してきたもう一つの国、カタールがあり、今回、日本政府へ安田さん解放の第一報をもたらした。
青山「トルコやカタールが何か言ったら、その指示に従う、耳を傾けなくてはいけないという状況にあって、今回、トルコとカタールが安田さんの解放には大きな役割を果たしているが、戦闘は止めようと言ったら、もう止めざるを得ない情況にあったということだ」
日下部キャス「安田さんを拘束している意味がなくなってきたと?」
青山「そうです。戦わなくていいとなると、人質を囲っていて身代金を取ったり、メディアに露出する必要はなくなってしまうので、今回に関して言うと”殺す選択肢”と”返す選択肢”を踏まえた場合、反体制派は自分たちが今後も活動を続けて行く上で、トルコやカタールのいう事を聞くと示しておく必要がある。そうすると殺してしまうよりは、トルコやカタールに花を持たせるような形で解放とという戦略的な配慮があったのではないかと思う」
〔「地獄」からの解放 戦地の声を伝える意味〕
膳場「安田さんがシリアに取材に行く前にシンポジュームで話していた言葉、”あの地域の人たちを見放してきたことがシリアの現状を招いてしまった”にはハッとさせられた。確かに安田さんが取材してきた現地の人々や子供たちの表情を見ていると、本当に無関心ではいられなくなる」
日下部「膳場さんが言われるように、VTRを見るとなぜ安田さんが躰を張ってシリアに入って何を伝えようとしていたのか良く分かると思う。
そして安田さんは誰よりも自己責任を感じながら取材を続けていたと思う」
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