★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK252 > 732.html
 ★阿修羅♪
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
安倍政権が“私人”になりすまし辺野古の埋め立て工事再開をゴリ押し! 沖縄の民意も法律も一切無視の無法集団(リテラ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/732.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 10 月 26 日 14:20:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

安倍政権が“私人”になりすまし辺野古の埋め立て工事再開をゴリ押し! 沖縄の民意も法律も一切無視の無法集団
https://lite-ra.com/2018/10/post-4333.html
2018.10.26 横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」48 安倍政権が“私人”になりすまし辺野古の埋立工事再開 リテラ

     


『美しい国へ』(文藝春秋)を書いた安倍晋三首相率いる自公連立政権が、「美しい辺野古の海を破壊する詐欺師紛いの無法集団」とでも言うべき暴挙(脱法行為)に踏切った。安倍首相が玉城デニー沖縄知事と初面談をした5日後の10月17日、防衛省は県の埋め立て承認撤回に対抗すべく、行政の不当行為に対して国民が不服を申し立てる「行政不服審査法」に基づく不服審査請求を石井啓一国交大臣(公明党)に行い、裁決が出るまで効力を一時的に失わせる執行停止も求めたのだ。

 国の行政機関である防衛省が、市民の権利である「国民が行政に不服を申し立てる」申請を行うということは、権利の濫用であり、“市民”“私人”へのなりすまし行為。沖縄県知事選で移設反対派が勝利して間もないなかで、あまりに卑劣な対抗措置と言っていい。

 この執行停止が認められれば、埋め立て工事の再開が可能となるが、同日午後の会見で岩屋毅防衛大臣は「(同法は)できるだけ迅速に問題に答えを出すために用意されている法律だ。迅速に当面の問題を解決し、目的達成に向かって進みたい」と強調。同時に審査側の石井国交大臣も2日後の19日の会見で、「行政不服審査法では『速やかに執行停止をするかどうかを決定しなければならない』とされている。適切に対応したい」と強調、早期工事再開に向けて足並みを揃えたのだ。

 言行不一致の詐欺的対応とはこのことだ。安倍首相はそのたった5日前の10月12日、玉城知事との初面談で、「戦後20年たってなお、米軍基地の多くが沖縄に集中している。この現状は到底是認できるものではない。今後とも県民の気持ちに寄り添いながら基地負担の軽減について一つ一つ着実に結果を出していきたい」と述べていた。

 この文言は、10月9日に行われた翁長雄志・前知事の県民葬で菅義偉官房長官が代読して「嘘つき!」「帰れ!」という怒りの声が噴出したいわくつきの代物。県民葬参列の辻元清美・立憲民主党国対委員長は「魂の叫びだと思う。誰も言いたくなかったが、言わざるを得なかった。そこまで沖縄県民を安倍政権は追い込んでいる。基地負担軽減と言いながら辺野古新基地建設を進めるのは詭弁だと思う」と囲み取材で語ったほどだ。

 しかし現実と乖離した絵空事の追悼文代読で厳粛な県民葬が怒号で30秒以上も包まれてもなお、厚顔無恥としか言いようのない安倍首相は、玉城知事との面談で再び嘘八百の追悼文の文言をなぞった挙句、「県民の気持ちに寄り添う」「基地負担軽減」とは真逆の新基地建設のための法的措置に踏み切ったのだ。「首相との初面談は非常にフレンドリーな雰囲気だった」と笑顔で語っていた玉城知事だが、対話なき法的措置を受けての17日の会見では厳しい表情で怒りを露わにした。

 冒頭で触れたのは、その5日前の初面談の雰囲気からの豹変ぶりだった。これに対し玉城知事も怒りを隠さない。

「私は、法的措置ではなく、対話によって解決策を求めていくことが重要と考えており、去る10月12日の安倍総理や菅官房長官との面談においても、直接、対話による解決を求めたところであります。しかし、そのわずか5日後に対抗措置を講じた国の姿勢は、県知事選挙で改めて示された民意を踏みにじるものであり、到底認められるものではありません」

 そして玉城知事が強調したのが、国が私人になりすます法律違反を平然と犯す安倍政権の無法集団ぶりだった。

「行政不服審査法は、国民(私人)の権利利益の簡易迅速な救済を図ることを目的とするものであります。一方、公有水面埋立法の規定上、国と私人は明確に区別され、今回は国が行う埋め立てであることから、私人に対する『免許』ではなく『承認』の手続きがなされたものであります。そのため、本件において国が行政不服審査制度を用いることは、当該制度の趣旨をねじ曲げた、違法で、法治国家においてあるまじき行為と断じざるを得ません」

「本件において国土交通大臣により執行停止決定がなされれば、内閣の内部における、自作自演の極めて不当な決定といわざるを得ません」

■市民の権利保護のための行政不服審査を公権力が行使する安倍政権の無法

      
      県民葬での玉城知事(撮影・横田一)

 法令順守精神が欠如した無法集団のような自公連立政権が、「美しい国へ」「基地負担軽減」など詐欺師的な美辞麗句を愛用する安倍首相の下で、国土破壊活動を本格化させたようにみえる。第4次安倍内閣で抜擢された自民党の岩屋防衛大臣(大分3区)率いる防衛省が「私人」になりすまして不服審査請求を行い、連立政権の一翼を支える公明党の石井国交大臣(比例北関東)が執行停止を認めるという「自作自演」を始めたといえるからだ。
 
石井大臣には“前科”があった。2015年10月の県の埋め立て承認取り消しに対して不服審査請求が出されたときも、2週間弱で執行停止を決定していたのだ。今回も石井大臣が“前科二犯”となることを気にせず、前回と同じ対応をすれば、翁長前知事が病床から指示をした埋め立て承認撤回は効力を失い、埋立工事再開(土砂投入)が可能となるのだ。

「翁長前知事の遺志を引き継ぐ」と訴えて約8万票差で圧勝した玉城知事は、安倍政権との対決姿勢を強めている。先の会見で「国民の皆様」と切り出した上で、「(県知事選で示された)民意に対する現政権の向き合い方があまりにも強権的である現実のあるがままを見ていただきたいと思います」と訴え、こう続けた。

「私は、辺野古に新基地はつくらせないという公約の実現に向けて、全身全霊で取り組んでまいります」

 玉城知事と連携する野党5党1会派(立憲民主党、国民民主党、共産党、無所属の会、自由党、社民党)もすぐに動き出した。強権的な安倍政権が問答無用の法的措置に着手した17日の夕方、「辺野古米軍基地建設問題野党合同ヒアリング」を開き、防衛官僚らを問い質したのだ。

 ここで初面談との食い違いを問題にしたのは、国民民主党の山井和則・国対委員長代行だ。「たった5日間で安倍総理が言っていることとやっていることが全く違うのではないか」「(玉城知事との初面談で安倍首相は)民意を受け止めるかのようなことを言いながら5日後に不服請求はあんまりではないか」と詰め寄った。

 また、元総務大臣の原口一博・国民民主党国対委員長も、「(総務大臣時代に)所管していたが、行政不服審査法の乱用ではないか」などと防衛官僚らを追及した。行政不服審査法の核心部分を読み上げた上で、こう疑問を呈した。

「『行政庁の違法・不当な処分、または公権力の行使に当たる行為に関し、国民が簡易・迅速かつ公正な手続きの下で広く、行政庁に対する不服申し立てをすることが出来るための制度を定めるところにより、国民の権利や利益を守ると共に、行政の公正な運営を確保する』とある。それからすると、沖縄防衛局と国交省は同じ政府じゃないですか。同じ政府の間に行政不服審査をする。しかも(軟弱地盤調査などの)事実認定もせずに行うのは明らかに法の乱用だと思う」

「そもそも防衛省に不服審査の主体の適格性があるのか。何で私人になりすましているのか。そんな卑怯な審査があるのか」

■軟弱地盤で欠陥基地の危険性も無視して埋め立て再開する暴挙

 辻元清美・国対委員長(立憲民主党)は、軟弱地盤の調査中なのに埋め立て工事再開が可能となる法的措置を始めたことを問題視した。「地盤の調査結果は公表するのか」と問い質して防衛官僚から「地盤調査は現在進行中。最終的な地盤の調査の結論はまだ先」との答えを引き出した上で、こう畳み掛けたのだ。

「(地盤調査の結論が出る前に)埋め立てをどんどん進めるのは、どう考えても納得できない。軟弱地盤は焦点なのです。沖縄県も埋め立て承認撤回の根拠の一つにあげている。10年前と非常に状況が変わって、物理的に辺野古に新基地は出来ないのではないか」

 しかし、防衛官僚は地盤調査に関する情報公開は一切拒否したまま、埋立工事再開のための法的措置を進める考えを繰り返すだけだった。  

 こんな悪夢の近未来図が目に浮かぶ。それは、〈専門家の調査で「マヨネーズ」にも例えられた軟弱地盤の新基地予定地に、巨額な血税を使って大量の土砂を投入した挙句、使い物にならない“欠陥基地”となって米軍にソッポを向かれた〉というものだ。

 県知事選投開票日の9月30日、当確が出た後に取材に応じていた謝花喜一郎副知事に軟弱地盤問題について聞くと、「翁長前知事から指示された埋め立て承認撤回の根拠の一つになっています」と回答。玉城知事が訪米に意欲的であることに話が及ぶと、「使う側のアメリカにとっても軟弱地盤問題は重要な問題だと思います。個人的見解ですが、新知事の訪米が実現した場合、アメリカで訴える重要ポイントの一つになるのではないか」と話した。

 玉城知事は首相初面談後の野党挨拶回りで「11月にも訪米したい」との意向を明らかにしたが、民意を無視して美しい辺野古の海を破壊する安倍政権の無法集団ぶりはアメリカにも知れ渡ることになりそうだ。玉城知事は当選翌日の10月1日、「対話なき法的措置」に踏み切った場合、安倍政権批判の高まりについて次のように語っていた。

「理不尽なことに『おかしい』と思う人たちのうねりになっていく。『(沖縄県民を含む)日本国民の要求に対して一顧だにしない』『必要以上に防衛装備に予算をかけようとする』という安倍政権への批判がもっと強くなっていくだろう。それは安倍政権に非常に大きなマイナスで、窮地に追い込まれてしまうことになると思う。我々もあらゆる手段を講じて抵抗していくし、そのときに私が持っているアメリカ人と日本人のハーフというアイデンティティがたぶん、どこかで役に立つことが出てくるかもしれません」

 友好ムードで包まれた初面談から5日後の10月12日、一転して安倍首相と玉城知事のガチンコ勝負が始まった。民意無視の無法国土破壊集団と化した安倍政権に対して玉城知事は、国内では野党と連携をして「莫大な国民の血税をドブ(軟弱地盤)に捨てる恐れがある」と追及する一方、アメリカを含む国際世論にも訴える“両面作戦”で、翁長前知事の遺志である「辺野古新基地阻止」に全身全霊をかけるのは間違いない。野党挨拶回りでは「政権交代」という言葉を何度も口にした玉城知事は、新基地建設強行の安倍政権を交代させる戦いを始めたともいえるのだ。

(横田 一)






































 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 2018年10月26日 15:42:38 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-8754] 報告
2018年10月26日(金)

辺野古新基地 国は対抗措置取り下げよ

沖縄選出野党議員が要請

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-10-26/2018102601_02_1.jpg
(写真)岩屋毅防衛相(中央)に申し入れをする沖縄県選出野党議員「うりずんの会」の4氏=25日、防衛省

 沖縄県選出の野党国会議員で構成する「うりずんの会」は25日、防衛省を訪問し、沖縄防衛局が名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐる県の埋め立て承認撤回に対抗して、行政不服審査法に基づく審査請求と執行停止を国交省に申し立てたことに強く抗議し、取り下げを要請しました。応対した岩屋毅防衛相は「国交省の判断を待つ」と述べて、基地建設に固執する姿勢を示しました。

 岩屋防衛相に手渡した申し入れ書ではこのほか、沖縄県との話し合いの場を設けること、米国政府に辺野古新基地建設反対の民意を伝えて再交渉するよう要求。新基地建設の是非が最大争点だった県知事選挙で玉城デニー氏が大差で勝利し、全国の世論調査でも辺野古新基地建設見直しが55%に上っていることを強調しています。

 会談後、参加した議員からは「怒り心頭だ。沖縄の民意を圧殺している」(社民党・照屋寛徳衆院議員)、「言葉だけはいつも『民意を重く受け止める』というがやっていることは真逆だ」(社大党・糸数慶子参院議員)と怒りの声が相次ぎました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は「県民の民意ははっきり示されている。沖縄県民どころか日本国民全体から孤立し破たんするところまで安倍政権を追い詰めたい」と語りました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-10-26/2018102601_02_1.html

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

2. 2018年10月26日 17:40:08 : C2i4eDKWA6 : LkymBlZY1Dk[304] 報告

いつから沖縄は治外法権の場になったんだ?

玉城が県知事になってシナ犬傀儡になっても沖縄は日本国内都道府県のひとつに過ぎぬ!

在日キムチ混じったリテラが内政干渉するな!

3. 2018年10月26日 18:48:14 : GsRDye71bY : WScoavIZ26g[17] 報告
>2
バカウヨ必死だなあ。ねぇ君の住んでいる町に米軍誘致運動してくれからモノ申せ。
4. おじゃま一郎[6661] gqiCtoLhgtyI6phZ 2018年10月27日 09:21:59 : ft7yrUCkTc : lfdD9jHvdU8[4] 報告
>沖縄の民意も法律も一切無視の無法集団

辺野古移転は条約なので、国内法、民意より上位に
ある。条約不履行の理由に、国内法とか民意を
持ち出すことはできない。

したがって、安倍政権は正しい。

5. 日高見連邦共和国[11143] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年10月27日 10:26:42 : WJ32h8yBVs : tIZG7ta9bss[5] 報告
>>04

辺野古移設のどこが“条約”なんだよ。ツッコむのもバカらしーが。(笑)

日米安保で定められているのは、国の“基本姿勢”だ。

基地を何処に置くか、置かないかなんて規定はない。

そして日米安保を履行する為に、もし『辺野古が唯一の解決策』と政府が断言するならば
なぜ辺野古が『海兵隊の訓練拠点・出撃拠点基地』の“唯一の適地”なのかを国民に説明せよ!

ああ、バカに正論説くのはホントにバカらしいが、そのバカの王様が政権首班だからな。(笑)

6. 2018年10月27日 10:49:27 : MwqM2u5ylY : dQ69spG4nR8[13] 報告
安倍政権も外務省も防衛省もアメリカの為の政府や機関なのか、日本の首都の上をアメリカ本土で禁止されている住宅地での低空飛行も平気でさせている国が独立国なのか、国の主権があるのか、安倍に聞きたい。普天間の世界一危険な基地を直ぐにでも辞めさせるのが政治家と官僚の仕事だ。偉そうな事を言う前に日本国民とその生活をきちんと守ってから言え、それもできずに憲法改正して米軍の指揮下に自衛隊を置いて好きにさせるつもりの安倍晋三と売国奴官僚。安倍晋三、と外務、防衛官僚は根からの売国奴だ。
7. おじゃま一郎[6663] gqiCtoLhgtyI6phZ 2018年10月27日 19:42:23 : ft7yrUCkTc : lfdD9jHvdU8[6] 報告
>辺野古移設のどこが“条約”なんだよ。

辺野古移設は、日米合同委員会で、米軍と日本外務省、防衛相が
日米安保条約に基づき合意した。そのため、米国側では
国防権限法(NATIONAL DEFENSE AUTHORIZATION ACT)により
予算化した。

辺野古が唯一の解決策というのは、日米で合意したからで、
それが適地であるかどうかは全く関係ない。


▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK252掲示板 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK252掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK252掲示板  
次へ