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テロリストたちに資金提供するだけ!「拘束の常連」 https://85280384.at.webry.info/201810/article_217.html 2018/10/25 01:10 半歩前へ ▼テロリストたちに資金提供するだけ!「拘束の常連」 フリージャーナリストが解放されたと騒いでいるが、私もノドに引っかかるものがあって、素直に「良かったね」と声をかける気にはならなかった。 彼は「拘束の常連」だった。 今回の解放劇でテロ組織に身代金3億3700万円が支払われたとの情報がある。 安倍政府は否定しているが、「無償」で解放することはあり得ないだろう。 報道だから「好きにやっていい」というわけではない。 その都度、何度も他人に迷惑をかけるような者が「報道」と言えるのだろうか? 注目を引くだけが報道の使命ではない。 このご仁は、基本的なところで何か「勘違い」しているのではないか。 良質なブログとして定評のある「日々雑感」にこんな記事が載っていた。 「日々雑感」の意見に100%同意する。 *************************** 「日々雑感」である。 安田純平氏を批判する シリアで身柄を拘束されていたフリージャーナリストの安田純平氏(44)が解放されたという。慶賀の至りというべきだが、在英のシリア人権監視団は23日、解放に際し「多額の身代金が支払われた」と主張して、支払ったとされるカタールを非難している。 なぜなら身代金を支払えば人質を取ればカネになる、とテロリストたちは益々三国人を拉致・拘束するとみられるからだ。しかも支払った身代金はテロリストたちの活動資金や兵器購入資金となって、テロリストの根絶を困難にするからだ。 日本政府はテロリストと取引をしない、というのが基本方針だ。しかし裏取引でカタールに肩代わりしてもらった身代金を支払ったのではないかと見られる。 いずれにせよ、シリア武装組織と敵対するシリア政府にとって安田純平氏は招かざる客だ。テロリストたちに活動資金を提供するだけでしかない「解放」で安田氏はいったい何度多くの人の手を煩わせたことだろうか。 安田氏の「拘束履歴」を列記すると以下のようになる。 1回目:2003年イラク軍に拘束される 2回目:2003年イラク警察に拘束される 3回目:2004年バクダットで武装勢力に拘束される 4回目:2009年MYUに拘束される 5回目:2015年ヌスラ戦線に拘束される ジャーナリストだから危険を顧みず戦地へ赴く、というのは傍迷惑だ。確かに現地に飛び込まなければ真実は分からない、という一分の理屈もある。しかしそれなら「自己責任」で紛争地へ赴くことだ。テロリストが身代金を集金するようなビデオに出演してはならない。 安田氏に政府はシリアへ行くのは危険だと警告していたという。それを振り切って現地へ赴き、ものの見事に五回目の身柄拘束となった。解放されたというニュースに「慶賀の至り」と歓迎したものの、身勝手なフリー・ジャーナリストが安田氏を真似ないかと心配でならない。
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