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2018年10月23日 「ジャーナリスト同盟」通信
<半島非核化に猛ブレーキかけるシンゾウ>
南北和解は間違いなく進行している。ただし、トランプの対応が左右にぶれているため、完全な非核化に霧がかかっている。その犯人は安倍晋三外交であると断じたい。それは、ワシントンのポチは、ワシントンを操作する米産軍体制最大のお得意さんだから、できることなのだ。「急ぐと武器弾薬を買えませんよ。日本国民はうるさいから」とトランプにドスを突き付けたせいである。半島非核化を叫びながら、裏では猛ブレーキを踏んでいる!憲法を擁護する義務を無視する、国家神道+財閥連合の獰猛な悪魔外交そのものと、善良な日本人の目に映っている!
<トランプに脅しかける?>
「トランプのポチ」は、なんでもOKするわけではない。時には、特に「改憲軍拡」が絡むと、それを武器にしてワシントンを、逆に揺さぶるのである。祖父・岸信介譲りと見たい。このことに留意しないと、日本の極右外交の本質を見失うだろう。
岸も改憲軍拡を利権にして、ワシントンと対峙してきたという史実(60年安保改定)をわきまえる必要が、特に安倍外交を分析する場合、大事なポイントである。
米朝のシンガポール会談は、トランプと金正恩にノーベル平和賞を予想させたが、その後の足踏みで、このノーベル賞最大の価値ある平和賞は、従軍慰安婦問題と連動する、戦場での兵士の性的暴行・現代の慰安婦を強いられている、悲劇の女性たちの救済に汗をかいている、コンゴ医師とイラク人権活動家に決定した。
女性の人権から目を背ける安倍・自公内閣を標的にした平和賞である、との理解が、日本の政界と言論界にない。目を背けている不思議な現象も、ふたを開けると、明解である。
TBS強姦魔事件も関係している。伊藤詩織さんは英雄である。やくざにレイプ、殺害された「木更津レイプ殺人事件」の悲劇の美人栄養士も、その一人なのだ。
<急ぐとF35もイージス・アショアも買えない>
「ミスター・トランプ、非核化を急ぐと、日本国民は沖縄に米軍も基地もいらない。日米地位協定もいらないと言って騒ぎ立てる。当然、1機150億円もするF35の欠陥機の購入もできなくなる。使えるまで10年もかかるイージス・アショアに数兆円もかける必要はない。設置すると、中国・ロシア向けという事実も発覚するが、それでもいいのか」
シンゾウの心臓の強いところだから、以上の脅しは、効果的なワシントンへの脅しになろう。単なる憶測で済ますわけにはいかない。拉致問題に対応してこなかった理由も、改憲軍拡にマイナスだからだ。拉致被害者は言いように振り回されてきたことになる。こちらも官房機密費か。
彼が首相としてデビューしたさい、わが妻は「安倍の舌が短い」と即断したものである。その分、会話の速度が速いので、事と次第では、相手を煙に巻ける武器を、生まれつき持っている。日本の野党議員は、これに敗北してきた。
「我々の狙いは、唯一改憲軍拡にある。半島非核化を急ぐと、あなた方も期待している憲法を変えることが出来ない。自衛隊を常時、米軍に派遣することもできない。なによりも改憲、改憲だ。そのための配慮をしてほしい。北京に行くのも、そのためである」
これまた単なる憶測ではない。改憲軍拡の立場に置き換えてみると、善良な国民なら容易に悟ることが出来るだろう。
<それでも良ければ、どうぞ!>
アメリカの経済は、金融と武器弾薬生産と、それの売却で動いている、そうして世界に冠たる覇権国家として君臨しているのである。
他方、万物は流転する。じっとしていてくれない。戦後70年、世界を自在に操ってきたアメリカも、間違いなく陰りが出てきている。ソ連の崩壊と、代わって中国の台頭である。中国に怯えてしまっているワシントンが、トランプ政権を実現した。
幸いなことに、ワシントンには日本にないものがある。言論の自由である。アメリカ建国の理念である民主主義、国民の、国民による、国民のための政治は、国民への人権弾圧や国民の表現の自由を拘束することは出来ない。アメリカン財閥も、そこまでは考えていない、とされる。
日本は、安倍・自公の3分の2体制下、特定秘密保護法と共謀罪によって、容易に言論界を封殺することが出来るようになってしまった。この極右政権は、真っ先に公共放送であるNHK制圧に成功した。
安倍支持率が3%でも、30%とか40%とはじき出せる手品を取得した、と分析できるだろう。政府批判を半減させることも、自由自在である。NHK批判が強まって当然と言える。
<改憲軍拡のポチの正念場>
「安倍ポチと小泉ポチは違う」という分析は、恐らく正しいと思われる。前者は「アメリカのポチ」であるだけでなく、さらに「神社本庁・日本会議のポチ」と「財閥のポチ」だからである。それは「改憲軍拡のためのポチ」そのものなのである。
中国包囲網に50兆円以上もの血税を浪費してきた自公内閣、反対に列島の災害防止に蓋をかけてきた自公内閣、医療福祉をいい加減に放置してきた自公内閣の、最後の最後の関ヶ原が、9条憲法にある。
平和の創価学会を道連れにした、途方もない平和憲法破壊運動のための臨時国会が、明日2018年10月24日に召集される。
2018年10月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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