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目に余る懇願だけの無策 拉致問題は自国で解決することだ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/239190
2018/10/10 17:05 日刊ゲンダイ 文字起こし
ポンペオ長官と握手する安倍首相(C)日刊ゲンダイ
「戦後日本外交の総決算」を総裁選で掲げ、組閣後の記者会見で「安倍内閣の総力を結集して最も重要な課題である拉致問題の早期解決を成し遂げる決意だ」と表明した安倍首相。
膠着状態を打開するために「次は私自身が金正恩委員長と向き合う」と胸を張ってみせた。
しかし、よくもヌケヌケと「早期解決を成し遂げる決意だ」などと口にできたものだ。
この6年間、まったく動かなかったくせにどういう神経をしているのか。信じられないのは、拉致問題の解決を外国に頼っていることだ。
トランプ大統領に「米朝会談では拉致問題を取り上げてほしい」と懇願したのに続き、先週6日には、訪朝前のポンペオ国務長官にも拉致問題の提起をお願いしている。さらに、韓国の文在寅大統領にも金正恩朝鮮労働党委員長へ直接、口利きしてもらった。珍しく安倍は、文大統領に「拉致問題に言及していただき感謝します」と頭を下げている。
しかし、本来「拉致問題」は、日本が主体的に動き、自国で解決する課題なのではないか。あっちに頼み、こっちにお願いするなんてあり得ない話だ。まして「拉致問題」は、安倍政権が最重要課題として掲げている問題だろう。
外国頼みでハッキリ分かったことは、もはや安倍内閣には「拉致問題」を解決する能力も意思もないということだ。
「外国に次々と頼るのは、国としてギブアップしたと認めたようなものです。実際、安倍政権には有効な手札もないのでしょう。しかし、頼まれた外国は、しょせん他人事だから、通り一遍にしか動かない。ポンペオ国務長官から伝達された金正恩委員長も無反応だったといいます。恐らく仲介したトランプ大統領は『アメリカの責任は果たした。シンゾー、あとはそっちでやってくれ』と呆れているはずです」(外交評論家・天木直人氏)
ただでさえ「拉致問題」は難問なのに、自国が動かなければ、前進するはずがない。
■「やってるふり」と「進んでいるふり」
安倍が悪質なのは、「拉致問題」を解決する意思も能力もないのに、ことあるごとに「私が直接、金正恩委員長と会って拉致問題を解決する」と平気で口にしていることだ。これでは拉致被害者家族をだましているのも同然である。
拉致担当を兼務する菅官房長官も、拉致被害者家族を支援する集会に出席し「今まさに正念場だ」と、あたかも問題解決が近いかのようにスピーチしているのだからヒドすぎる。
結局、この6年間、安倍政権がやってきたことは、単なる「やってるふり」と「進んでいるふり」だ。「私自身が金正恩委員長と向き合う」「今まさに正念場だ」と訴えれば、能天気な国民は「政府には特別なルートがあるのだろう」「安倍さんならやってくれる」とだまされると計算しているのはミエミエである。
6年間、拉致問題が1ミリも動かなかったのも、「やってるふり」に終始し、本気で取り組んでこなかったからだ。
「拉致問題は日朝のトップ会談でしか解決しませんよ。最後は政権を失う覚悟でトップが決断するしかない。なのに、自ら動かず、外国に依存しているのだから、どうかしています。拉致は日本の問題でしょ。どうして安倍首相はリスクを覚悟して平壌に飛ばないのか。直談判しないのか。政権発足から、もう6年です。もし本気で拉致問題を解決する気があったら、水面下で何本もパイプをつくっていたはず。でも、ひとつもパイプがない。結局、安倍首相にとって拉致問題は、支持率アップのための道具に過ぎないということです」(政治評論家・本澤二郎氏)
安倍政権の「やってるふり」は、さすがに目に余る。
米朝関係は改善の兆しが見えるのに(C)ロイター共同
6年間やって外交成果ゼロの前代未聞 |
6年経っても、「拉致問題」という最優先課題さえ解決できないのに、どこが「外交の安倍」なのか。いい加減、大新聞テレビも「安倍外交」の実態を正直に報じるべきだ。
安倍応援団やネトウヨは、「世界の安倍だ」などと持ち上げているが、安倍は「外交上手」なのではなく、外交を「しているふり」がうまいだけだ。
実際、「地球儀を俯瞰する外交だ」などと一人前の口を叩き、50カ国以上を訪問し、ざっと50兆円のカネをばらまいてきたが、この6年間、外交成果はゼロだ。6年も政権トップに就きながら、外交成果がゼロというのは前代未聞のことだ。
「長期政権の最大の強みは、やはり外交です。1年、2年の短期政権では、なかなか外交の成果は出しづらい。歴代の長期政権も外交実績を残しています。戦後在任期間1位の佐藤栄作は沖縄返還を成し遂げ、2位の吉田茂は講和条約を結び日本を国際社会に復帰させています。4位の小泉純一郎も、訪朝し拉致被害者を帰国させた。9位の田中角栄は、日中国交正常化という難事業を達成しています。ところが、在任期間3位の安倍首相には、これといった外交成果が見当たらない。6年間、なにをしていたのか。外交無策を証明しています」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)
安倍外交の失敗は、北朝鮮だけじゃない。アメリカのトランプ大統領には貿易問題で脅迫され、ロシアのプーチン大統領には北方領土問題でだまされ、中国の習近平国家主席には相手にされていない。
自分ではなにもできず、拉致問題の解決まで外国に依存する姿は、無残な安倍外交の象徴である。いったい、いつまでNHKを筆頭とする大手メディアは、安倍政権の「やってるふり」外交をヨイショするつもりなのか。
■まだまだトランプに押し付けられる
「やってるふり」に終始してきた安倍外交は、完全に破綻している。
これ以上、外交無能の安倍政権に国の舵取りを任せていたら、日本は取り返しのつかないことになる。一刻も早くクビにしないとダメだ。
なにしろ、いま世界は大きく揺れている。ヤバイのは、米中が本気で激突しかねないことだ。アメリカも中国も貿易問題では一歩も譲らない姿勢を見せている。さらに、貿易だけでなく、地政学的支配権をめぐっても対立を激化させはじめている。
かつて冷戦時代、アメリカはソ連と対立していたが、貿易戦争は起きなかった。日本との間で貿易戦争は勃発したが、安全保障上の対立はなかった。しかし、アメリカと中国は、貿易と安全保障という2つで対立する恐れがある。
そのうえ、トランプ大統領は戦後の国際秩序を破壊しようとし、各国で覇権主義が台頭している。とてもじゃないが、無能無策の安倍では、対応はムリだ。
「もし、アメリカと中国が激突したら、日本は板挟みになりますよ。安倍首相はどうするつもりなのでしょうか。逆に、アメリカと中国が一転、共存共栄の道を選択したら、日本は用済みにされかねない。日本は難しい立場に立たされています。しかも、戦後の国際秩序が大きく変わる可能性がある。いままでのような“日米同盟がすべて”という考え方だけではやっていけないかも知れない。恐ろしいのは、アメリカの中間選挙で共和党が敗北したら、トランプ大統領が日本に無理難題を押しつけてくる可能性が高いことです。安倍首相がうまく対応できるのか非常に心配です」(天木直人氏=前出)
もう日本には「やってるふり」外交をしている余裕はない。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年10月10日
【拉致問題は自国で解決することだ】
『目に余る“やってるふり”の懇願外交』
「“外交の安倍”と言いながら、こんなバカバカしく恥ずかしいパフォーマンスをいつまで続けるのか。大メディアは批判せずになぜ加担するのか」
「自分ではなにも出来ず、口先お芝居の安倍外交、無残の象徴」 pic.twitter.com/9LU7MUKsZm
NHKがこのぐらいやってくれたらなぁ、なんて、遊んでみました。
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年10月10日
ありえませんがw pic.twitter.com/7rEhCYwk0L
政治的中立を規定した放送法第4条があり一応公共放送なので私達反安倍派市民と同じ主張を大々的に報ずる事はできませんね。ただし権力を監視するのがメディアの重要な役割なのでその事をNHKはしっかりと自覚すべきです。
— 産経新聞とネトウヨが大嫌いな保守 (@wanpakuamatsuka) 2018年10月10日
6年間もやってきて外交成果なしとはシンゾーに失礼だろが💢
— 不都合なアベウイズムに違和感。反アベシストの結集を (@mk2andy) 2018年10月10日
ウニがあるじゃないかウニが(笑)
目に余る懇願だけの無策 拉致問題は自国で解決することだ https://t.co/FV2djm7SwP #日刊ゲンダイDIGITAL
代わりにアメリカに兆円単位でカモられる。幼稚な安倍外交>目に余る懇願だけの無策 拉致問題は自国で解決することだ https://t.co/VMislKAQ2q #日刊ゲンダイDIGITAL
— キリハラ (@kiriharanozomi) 2018年10月10日
■「拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと私がいったことはありません」(https://t.co/nxdIFKfvEL)【目に余る懇願だけの無策 拉致問題は自国で解決することだ】(https://t.co/vrFNhN9Q2k)/《「安倍内閣の総力を結集して最も重要な課題である拉致問題の早期解決を成し遂げる決意だ」と表明》
— AS (@ActSludge) 2018年10月10日
拉致問題は自国で解決することだ 目に余る「やってるふり」の懇願外交 「外交の安倍」とか言いながら、こんなバカバカしく恥ずかしいパフォーマンスをいつまで続けるのか、大メディアはなぜ批判せずに誤魔化しに加担するのか 自分では何もできず、口先お芝居の安倍外交、無残の象徴(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/DnKwxBcEge
— KK (@Trapelus) 2018年10月10日
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