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正気忘れない沖縄の有権者 玉城デニー氏当選に一筋の光明 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/239117
2018/10/10 日刊ゲンダイ
史上最多の39万6632票を獲得し勝利した玉城デニー氏(C)日刊ゲンダイ
沖縄県知事選で玉城デニー氏が当選して、本当によかった。彼の政治姿勢に筆者が共感しているから、ばかりではない。この国の社会で生きるあらゆる人々にとって、最善の選択だったといえる。
それほどまでに玉城氏に対する誹謗中傷は酷かった。大麻だの隠し子だの中国のスパイだのといった大嘘の数々が、選挙期間中を通してSNSで全世界にバラまかれた。
与党の全面支援を受けた対抗馬の佐喜真淳氏も、一定の被害は受けたらしい。ただ、「琉球新報」が9月9日から投開票前日の29日までに発信された投稿20万件以上(リツイート含む)を調査したところ、全体の9割が玉城氏に関する内容だった。
デマの多くは、与党の国会議員やアベ政権のいわゆる御用文化人らによっても拡散された。陰惨なバッシングは選挙後も続き、玉城氏の殺害予告まで相次いでいるという。
誹謗中傷にとどまらない。前回知事選の倍以上にも増えた期日前投票では、いつ、何人が、どの投票所で等々の報告を求める調査票が、建設業界の団体などに配布されたと聞く。指示通りに投票した証拠を写メで送れと言われたとの証言まで現れ、これでは投票の自由が成立しないと憂慮した弁護士らの指摘で、県選管が各市町村選管に写真撮影をさせないよう通知する一幕もあった。
ところで安倍晋三事務所は、かつて1999年の下関市長選で子飼いの候補者を当選させるため、対立候補への選挙妨害を暴力団に依頼し、実行させた。だが約束通りの報酬を支払わず、アベ氏の自宅に火炎瓶を投げ込まれてしまう。当時はそれなりに報じられた事件だが、いつの間にか、なかったことにされて今日に至った。
暴力団にも劣るチンピラ集団に最高権力を与えてしまっている私たち日本国民は異常に過ぎる。政治学者の白井聡氏はしばしば、アベ政権を“組織的犯罪集団のレベル”と形容しているが、同感である。
事件は最近、ジャーナリストの山岡俊介氏と寺澤有氏が完璧な裏を取って詳細を公表。国会で自由党の山本太郎氏が追及もした。だが軽減税率と東京五輪スポンサー契約のエサで政府と一体化した大手マスコミは、なお見て見ぬふりのまま。私たちはつくづく不幸だ。
だからこそ余計に、玉城氏の勝利が喜ばしい。正気を忘れていない沖縄の有権者たちのおかげで、最悪の時代にも一筋の光明が見えてきた。チンピラ政権は今後もどんな汚い暴力を仕掛けてくるかわからない。日本中で玉城県政を支えよう。
斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争のできる国へ 安倍政権の正体」(朝日新書)、「機会不平等」(岩波現代文庫)、「国民のしつけ方」(インターナショナル新書)など著書多数。
私も同感です。デマ誹謗中傷作戦・期日前投票の調査用紙作戦・写メ作戦・公明の5000人投入作戦を全て無に帰させただけでなく、自公維に対する共闘は、こうあるべきだという形を示していただいたことに、沖縄の人たちの偉大さを感じました。https://t.co/JCU8YTTcq3 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 木津 繁 (@KizuShigeru) 2018年10月10日
正気忘れない沖縄の有権者 玉城デニー氏当選に一筋の光明 https://t.co/fuRSspziNR #日刊ゲンダイDIGITAL
— toripy (Evil to LDP) (@t_toripy) 2018年10月9日
暴力団にも劣るチンピラ集団に最高権力を与えてしまっている私たち日本国民は異常に過ぎる。#ケチって火炎瓶
#日刊ゲンダイDIGITAL|正気忘れない沖縄の有権者 玉城デニー氏当選に一筋の光明https://t.co/h0OEp7sMrk
— 吉川 幸男 (@FP_Yoshikawa) 2018年10月9日
『…正気を忘れていない沖縄の有権者たちのおかげで、最悪の時代にも一筋の光明が見えてきた。チンピラ政権は今後もどんな汚い暴力を仕掛けてくるかわからない。日本中で玉城県政を支えよう。』
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