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古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」〈dot.〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181007-00000011-sasahi-pol
AERA dot. 10/8(月) 7:00配信
古賀茂明(こが・しげあき)/1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、旧通産省(経済産業省)入省。国家公務員制度改革推進本部審議官、中小企業庁経営支援部長などを経て2011年退官、改革派官僚で「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。元報...
日本の新聞、テレビは、日米はFTA(自由貿易協定)ではなく、誰も聞いたことのない「物品貿易協定」(「TAG」)について交渉に入ることに合意したと報道した。
しかし、これは大誤報だった。なぜなら、「TAG」という言葉は、本物の共同声明には存在しないからだ。
こう言っても、何のことかわからないかもしれないので、詳しく解説しよう。官僚や一部の政治家にしかわからないような少し技術的な話も出て来るが、そういうことを理解する壁を乗り越えないと、官僚と安倍政権が繰り広げるレトリックに騙され続けることになる。この話を読むと、リテラシーが一段レベルアップすると思うので、最後までお付き合いいただきたい。
●「TAG」ありと「TAG」なしの二つの共同声明が存在する奇妙な話
私は、首脳会談直後から、外務省のホームページを何回も確認し続けていた。それは、なかなか日米共同声明の英文が掲載されなかったからだ。共同声明の日本語版はすぐに掲載されたが、ホームページの英語版でも、英語の共同声が掲載されない状態が1週間以上続いた。英語版は、日本語版と違い、翻訳の必要がないから、すぐに掲載できるはずなのに、これはとてもおかしなことだ。
もちろん、在日米国大使館のホームページなどを見れば、すぐに英語版を見ることができる。私が9月28日に確認したところ、英語版も日本語版も見ることができた。
ところが、そこで大きな問題を「二つ」発見した。
一つ目は、日本政府の発表した日本語の共同声明と米国大使館が出している日本語の声明文の間に大きな違いがあることだ。しかも、それが、日本で最も関心を集めた「物品貿易協定(TAG)」に関するものなのだから、これは驚きだった。
日本政府の日本語訳には「TAG」という言葉があるのに対して、米国大使館の日本語訳にはこの言葉が存在しないのだ。何かの間違いだろうと思う人もいるだろうから、実際に該当部分を比べてみよう。
まず、外務省ホームページに掲載されている日米共同声明の日本語版だ。
この中の第3項に、
「3 日米両国は,所要の国内調整を経た後に,日米物品貿易協定(TAG)について,また,他の重要な分野(サービスを含む)で早期に結果を生じるものについても,交渉を開始する。」という記載がある。
ここには明確に「日米物品貿易協定(TAG)」という言葉がある。そして、TAGと並んで「他の重要な分野(サービスを含む)で早期に結果を生じ得るものについても」交渉すると書いてある。
この文章は非常にわかりにくく作られている。そのため、解釈には二通りの可能性が生まれる。
一つ目は、「日米物品貿易協定」(TAG)と「他の重要な分野」に関する貿易協定は別のもので、「二つの」協定のための交渉が行われるという読み方だ。一方、物品とその他の重要な分野を併せて一つの貿易協定の対象とするという解釈も可能だ。日本政府の立場は、「TAG」を独立した特別の協定であるとしているので、前者だということになる。
一方、米国大使館のホームページに掲載されている「日本語仮翻訳」を見ると、
「3. 米国と日本は、必要な国内手続が完了した後、早期に成果が生じる可能性のある[物品、またサービスを含むその他重要分野における日米貿易協定]の交渉を開始する。」([ ]は筆者)とある。
この書き方では、開始される交渉は一つの「日米貿易協定」(物品貿易協定ではない)であり、その中で、物品とその他重要分野の二つが並立して交渉の対象になると読める。そして、この文書には「物品貿易協定」という言葉も「TAG」という言葉もない。つまり、米国政府は、「物品貿易協定」という特別な協定を想定していないということになる。これは大きな違いだ。
●日本語版共同声明は「本物」ではない 英語版だけが「正文」
米国大使館のホームページを見て、驚いたことの二つ目は、ここに掲載された日米共同声明日本語版の上部に、「*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です」という注記があることだ。
【以下、米国大使館のホームページより】
* * *
*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
2018年9月26日
1. 2018年9月26日にニューヨークで開催された日米首脳会談において、ドナルド・トランプ大統領と安倍晋三首相は、両国経済が合わせて世界の国内総生産(GDP)の約30%を占めることを認識し、強固で安定した、双方に利益をもたらす日米の貿易・経済関係の重要性を確認した。大統領は、互恵的な貿易の重要性、また日本や他の国々との間にある貿易赤字を削減する重要性をあらためて表明した。安倍首相は、自由かつ公正で、ルールに基づいた貿易の重要性を強調した。
2. このような背景の下、我々は、さらなる具体的手段を含めた双方に利益となるような方法で、日米間の貿易および投資を一層拡大し、自由で公平かつ開かれた世界経済の発展を実現する決意を再確認した。
3. 米国と日本は、必要な国内手続が完了した後、早期に成果が生じる可能性のある物品、またサービスを含むその他重要分野における日米貿易協定の交渉を開始する。
4. 米国と日本はまた、上記協定の議論が完了した後、貿易および投資に関する他の項目についても交渉を開始する。
* * *
私は、経産官僚時代に日米構造協議やガットウルグアイラウンドの交渉などをしたことがあるので、「正文」の意味はすぐにわかったが、一般の人にはなじみのない言葉だろう。ここでいう「正文」とは、条約などの外交文書の内容を正式に確定する効力を持つ文書のことだ。この注釈は、日米共同声明は、英語で作った文書が正式なものであって、日本語版はあくまでも参考資料に過ぎないということを示している。だから、わざわざ「仮翻訳」と明記し、日本語で書かれたものには「外交上の効果がない」ことを明確にしたのだ。
ところが、こんな重要なことが外務省のホームページではどこにも記載されていない。しかも、しばらくの間、英文は隠されていたため、普通の日本人は、外務省が出した日本語版が共同声明だと信じてしまったのである。
もちろん、日本語の訳と英語の正文の間に齟齬がなければそれほど目くじらを立てることはないのだが、これから説明するとおり、今回の場合は、内容に非常に大きな齟齬がある。
正文である英語版を見てみよう。
3. The United States and Japan will enter into negotiations, following the completion of necessary domestic procedures, for a United States−Japan [Trade Agreement on goods, as well as on other key areas including services,] that can produce early achievements.([ ]は筆者)※米ホワイトハウスのホームページより
後半の部分が問題の個所だが、ここでは、「a United States−Japan Trade Agreement」と書いてあるので、協定は二つではなくて一つであることがわかる。そして、TradeとAgreementは大文字で書かれているので、アメリカ政府の日本語訳では「貿易協定」となっていて「物品貿易協定」とはなっていない。その後にgoodsという言葉が続くが、これは独立した位置づけにはなっておらず、as well asという接続句が示すとおり、後ろの「key areas including services」(サービスを含む他の重要な分野)と全く同じ並びの分野の一つに過ぎない。だから、アメリカ側の訳では、「物品、またサービスを含むその他重要分野における日米貿易協定」という表現になっていて、「物品貿易協定」だとか「TAG」などと言う言葉が出て来る余地はないのだ。
つまり、英語の正文によれば、日米が「TAG」という何か特別な新しい交渉に入るというのは明らかに間違っている。正しい理解は、物品とサービスなどを対象とする「貿易協定」の交渉が始まるということになる。つまり、これは、両国が物品・サービスなどを幅広く含む貿易協定、すなわち、実質的なFTA交渉を始めると約束したと読むのが普通の解釈だろう。
この正文(英語)を読んだ海外メディアが、「FTA」交渉入りだと報じたのは、当然のことだ。
それに対して、安倍晋三総理の発言、外務省の発表は、いずれも間違った内容を国民に伝えた。より強い言葉で言えば、「TAG」という言葉を捏造したと言っても良いだろう。
●なぜ外務省は英語版掲載を遅らせたのか なぜ掲載時点を答えないのか
さて、話はここでは終わらない。どうして、外務省は正文である英語版をホームページに掲載しないのか、非常に不審に思って、5日午後に外務省に問い合わせたところ、まず北米1課に回され、しばらく待たされた後、その話は北米2課に聞いてくれということで、北米2課に回された。数分待たされた後の回答は、共同声明英文について、「今は掲載されています」という回答だった。たった今掲載されたのか、と不審に思い、いつ掲載されたのかを質問すると、「つい最近」のことだと答えた。正確にいつなのかを教えて欲しいというと、電話には入れ替わり3人(と思われる)の課員が出たが、わからないとのことで、その理由は、掲載を「依頼」しても実際の作業をするのは別の担当部署だからということだった。そこで、いつ掲載を「依頼」したのかを聞くと、これについても答えられないとし、さらに、名前を尋ねると、全員が答えられないという回答だった。なぜ答えないのかと聞くと、そのうちの一人は、個人情報だからと答えた。いかにも不自然な回答だ。よほど後ろめたいことあるのかなという邪推を呼ぶ。
担当課からの依頼を受けてこれをホームページにアップする役割のIT広報室にも問い合わせたが、こちらは、いつ掲載したかについては、「その点については答えられない」の一点張りだった。ただし、この室員は名前を名乗った。おそらく、依頼を受けた後すぐに掲載したので、後ろめたいことがないからだろう。
逆に言えば、掲載を遅れさせたのは、担当課の北米2課または北米1課の判断によるものだと推測される。
ちなみに、共同声明の英文だけが正文であることは、北米2課も認めた。ただ、最初は、日本語文は正式なものだと言って私を丸め込もうとした後で、正文ではないはずだと言うと、それはそのとおりだと認めるという経緯だった。いずれにしても、日本政府も、英文だけが正文であるということを認めたのだ。私にとっては、これは非常に重要なことだった。なぜなら、米国大使館のホームページの記載を鵜呑みにすると、間違う可能性があるからだ。両国政府がともに認めたものでなければ、決定打にはならない。
ちなみに、これだけの問い合わせのやりとりでかかった時間は約40分。英語版がいつアップされたかということは結局わからないままだった。官僚経験30年超の私から見ると、のらりくらり、質問に答えずに逃げようという外務省の姿勢は、何か後ろめたいことがあるに違いないと思わせるに十分なものだった。
●どうしても「FTA」を認めたくない安倍総理の事情を忖度する外務省
ここまで読んで、おそらく、読者の皆さんは、一体どうして、「TAG」という言葉に日本政府はそんなにこだわるのだろうと不思議に思うかもしれない。
そこには、「FTA」という言葉に日本国内の農業関係者が強く反発するという事情が大きく影響したと考えられる。「FTA」というと、昔から、日本の農産品について非常に大きな自由化や関税引き下げ措置が要求される、と、多くの農業関係者が信じている。最近では、米韓FTAで韓国の農家が大きな痛手を被ったというイメージもあり、もし、FTA交渉開始を飲んだことを認めれば、日本の敗北だと言われ、自民党にとって、来年の統一地方選や参議院選で不利な材料になる。
そこで、「TAG」という聞いたこともない言葉を創作して、「FTA」とは異なり日本側に不利ではない「特別な」交渉を始めるというストーリーを作ったのだ。
しかし、英文を読んだ米国内の関係者は、サービスも含まれているとすぐに理解するし、関税についても、ほぼ100%に近い関税引き下げを目指すFTAだと考えるだろう。この交渉で自分の分野を取り上げてくれと言い出す政治力のある企業も、もちろん出て来る。例えば、医薬品メーカーが、日本の医療制度、薬価制度などについて、難しい注文を出して来てもおかしくない。そういうことを含め、安倍総理としては、何とかして、日本の大手メディアが「TAGは捏造。本当はFTA」と書くのを止めたかったのだろう。それを忖度した外務省は、正文が英文だけであることを隠し、齟齬が目立たないように英文掲載を遅らせたのではないだろうか。
●WTOとの関係でもFTAでなければならない
ちなみに、ある国に対して関税を下げる場合、WTOのルールでは、「最恵国待遇」と呼ばれる大原則があり、他の全ての国に対しても同じように関税を引き下げなければいけないことになっている。この原則の下では、米国に対して関税を引き下げると、他の全ての国に対しても同じように関税を引き下げなければならなくなる。それを避けるためには、WTOで特別に認められたRTA(地域貿易協定)というものを結ばなければならない。このRTAには二種類があり、一つが関税同盟、もう一つが今話題になっているFTA(自由貿易協定)である。もちろん、RTAには「TAG」などという日本が勝手に作ったものは含まれない。つまり、米国だけに関税を下げるためには、名称は何であれ、実質的にFTAと言えるような広範にわたる貿易自由化を含む協定を作る必要がある。だから、最終的にまとまる時には、「TAG」ではなく、「FTA」になっているはずだ。
●国民とマスコミを馬鹿にする政府と政権に加担する大手メディア
このように考えて来ると、読者には、また新たな疑問が湧いてくるだろう。1ページの英語を読めばすぐに気が付くにもかかわらず、また、海外メディアが「FTA」と伝えているにもかかわらず、何故、日本の大手メディアは、一斉に「FTA回避、TAG交渉で合意」という報道をしたのだろうか。明らかな誤報を全社が揃ってしたのは驚きではないか。
しかし、実は、こんなことはこれまでもたびたびあった。記者のレベルが低いことに加え、記者クラブにどっぷり浸かって、政府の大本営発表だけを聞いて、裏取りもせず垂れ流す御用広報機関に成り下がっているのが大手ディアの現状なのだ。しかも、安倍総理への忖度もいまだに蔓延している。
ちなみに、IWJは、英語版にはTAGという言葉がないということをおそらく一番早く報じている。記者クラブ制度に安住している大手メディアと違い、自力で取材するネットメディアだから、真実に迫ることができるのだ。
今回の「TAG」捏造は、もちろん、安倍政権のやったことである。しかし、9月26日に行なわれた安倍首相の内外記者会見での日本メディアとのやり取りを見ていると、実は、日本の大手マスコミもその共犯ではないかという疑いも出てくる。
官邸ホームページの会見録によれば、日本のメディアでは、NHKと産経の2社だけが質問を許されている。そのうちの最初の質問はNHKだ。質問は二つ。まず、通商問題でTAGの先にはEPA(経済連携協定)やFTAがあるのかと聞き、次に帰国後の内閣改造人事について聞いた。安倍総理は、これに対して、「今回の、日米の物品貿易に関するTAG交渉は、これまで日本が結んできた包括的なFTAとは、全く異なるものであります」と宣言し、次に人事について、内閣改造でその土台は変えないとして、麻生副総理、菅官房長官らの留任を明言したのだ。明らかに、通商では、「FTAではなくTAGである」と書くように記者を誘導し、その他に人事で大きなニュースを与えて、一面でこれを書かざるを得なくさせ、通商のウェイトを下げようという狙いだ。さらに、NHKに続いて質問を許されたのは、産経で、質問は北朝鮮の問題だった。
この質疑の流れを見ていれば、質問は官邸側のやらせだったという疑いさえ出て来る。
この会見の結果、安倍総理の思惑通り、日米首脳会談に関する第一報は、「自動車追加関税回避、(FTAではなく)TAG交渉入り決定」ということでほぼ全社の見出しが揃った。
事実上のFTAではないかとの疑いを書く社もあったが、あくまでも「疑い」であって、そもそもTAGなど存在しないと書いた社はなかった。
●米国の調査報道と日本の御用報道機関の違い
このコラムを書く直前に、アメリカのニューヨークタイムズが、トランプ大統領の脱税疑惑のスクープを報じた。10万ページに及ぶ膨大な資料を読み解き、関係者に取材したうえでの報道だというから、その執念には驚くばかりだ。調査報道の鑑だと言ってよいだろう。
その調査報道が、日本ではほとんど姿を消してしまった。
それだけではない。日米首脳会談という重要なイベントで、最も重要な共同声明、それもわずか1ページ前後の「正文」である英語も読まず、さらに、米側発表の日本語版も読まずに、政府の発表した文章と総理の会見での言い分だけを鵜呑みにして報じる。こんなメディアを「報道機関」と呼ぶことができるのだろうか。
おそらく、私がこういう指摘をしても、大手メディアは、安倍忖度と過ちを認めないという従来の特性を発揮して、「誤報」を認めることはないだろう。
先週は、貴乃花事件で記者クラブの問題を取り上げたが、今回も日本の大手メディアの深刻な状況を書かざるを得なかった。
国民を欺く政府と御用報道機関を持った国民が、民主主義を守るのは本当に難しいことだ。今回の大誤報事件は、日本の民主主義の危機への警鐘として受け止めるべきではないだろうか。
古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」 https://t.co/1cm981yvdQ
— 田善信 (@takadayoshinobu) 2018年10月8日
経産省OBである古賀氏の論文を熟読すると、安倍政権と御用マスコミの欺瞞が焙り出されます。ぜひご一読を・・・!!!
今更だが、この「大本営発表」はどうにかならんもんかな?
— Ue (@Tue_kappa) 2018年10月8日
地方局でも良いから「大手新聞は嘘をついている!」と指摘して欲しいと、切に願う。
古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」〈dot.〉(AERA dot.) https://t.co/U6Z3UxTWVU
分かりやすいな。
— ウンコ (@C7N6I2SQHfOmPYL) 2018年10月7日
NHKとか終わってるな。そもそもスポーツ以外テレビ見ないけど。
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ついに、人気取りに日米共同声明公文書、外交公文書までを捏造改ざん嘘つきほら吹きし、公表した嘘つきほら吹き捏造改ざん極悪人安倍晋三、古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」(AERA dot.) - goo ニュース https://t.co/63JmbLITCD
— 犯罪自民党は解体消滅させよ (@GTesRbtblnLaKco) 2018年10月8日
日本人はどうせ英語分からないと高を括っているのか、外務省?
— \みみやん@えだみみ👂/ (@Komomo_mx) 2018年10月8日
https://t.co/RDwgDr8i1T
「国民を欺く政府と御用報道機関を持った国民が、民主主義を守るのは本当に難しい」
— じゅんじ (@jun444saga) 2018年10月8日
古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」 (6/6) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット) https://t.co/e6j5amSUnw #安倍政権 #安倍内閣 #安倍晋三 #メディア #NHK
古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」 https://t.co/WWbh3GkFg6
— こう (@Satan_02) 2018年10月8日
ここにも安倍政権を信用できない原因の一つが。国内発表と海外での話し合いの内容に差が出てたまにそれが漏れ聞こえる。日本人には不都合な内容でも国内発表では一切発表しない。
日経:TAGはFTAと違うのか 国内配慮との見方https://t.co/SzFdFZjhyS「物品貿易協定(TAG)は自由貿易協定(FTA)とは違うのか。26日の日米共同声明には「TAG」と表記…日本側はFTAとは違うと強調するが、米政府の高官はFTAだと説明している。異なる説明ぶりは両国の立場の違いを浮き彫りにしている」 pic.twitter.com/Nk8mjdbVdO
— rima (@risa_mama117) 2018年9月28日
引用:
— rima (@risa_mama117) 2018年9月28日
安倍晋三首相は26日のニューヨークでの記者会見で「まさに物品貿易に関する交渉だ。これまで日本が結んできた包括的なFTAとは全く異なる」と説明した。菅義偉官房長官も27日…「TAGは投資、サービスなどのルール分野を含まないもので包括的なFTAとは言わない」とした。https://t.co/LaPJTSqSHO
#報ステ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年9月27日
“貿易交渉入りで日米合意”
安倍首相「TAGは、FTAとは違います」
ところが、TAGの合意文書には、“議論完了後に、他の貿易・投資の事項についても交渉を行うことにする”とある。
実質的には、ほぼFTAと同じなのだ。
(米国紙はFTAに合意と報道)
…ゴマカシばっかり😩 pic.twitter.com/KphVqY8SlK
引用:
— rima (@risa_mama117) 2018年9月28日
米国とのFTAは日本の農産品が不利になりかねず、自民党には来夏の参院選に影響するとの懸念がある。TAGがFTAだと認めると、過去の方針と合わなくなる。
一方、米通商代表部のライトハイザー代表は関税引き下げや貿易障壁の削減など「早期の成果」を得たうえで、日本とは完全なFTAを目指すと強調
引用:
— rima (@risa_mama117) 2018年9月28日
AP通信など現地メディアはこぞって「free trade agreement」と報道。みずほ総合研究所の菅原淳一主席研究員も「TAGはFTAそのもの」と…
政府関係者は「政府内に『FTA』という言葉を使いたくない人がいるから『TAG』という言葉を使った」と打ち明ける。通商担当者は「TAGという文字を初めて見た」
日米TAG交渉入り FTA、EPA、FFR… 貿易分野また略語https://t.co/9UURDa3bba「日米両政府が交渉入りに合意したTAG。貿易分野でまた、聞き慣れない英字の略語が出てきた。…農産品市場の自由化を警戒する農家への「目くらまし」を政府がもくろんでいるかのように映るほどだ」東京7面 pic.twitter.com/ulxf9kRozk
— rima (@risa_mama117) 2018年9月29日
農業協同組合(9/28):TAGは「実質FTA」でなく「FTAそのもの」-鈴木宣弘・東京大学教授https://t.co/tYC5paourc「日米間で物品貿易協定(TAG)の開始が決まったのを受けて、「FTAに移行する可能性がある」とのメディア解説は論外だが、「実質FTA」でも生ぬるい。TAGは「FTAそのもの」である」
— rima (@risa_mama117) 2018年9月30日
引用:
— rima (@risa_mama117) 2018年9月30日
すべての国に同じ条件を適用するMFN原則が経済学的に正しいとして、2000年頃まではFTAを批判し、「中でも日米FTAが最悪」と主張していた日本の国際経済学者は、こうした事態の展開をどう評価するのか。…この期に及んで何も言わないなら経済学者の存在意義がいよいよ問われる。
東京新聞:貿易共同声明 日米で食い違い鮮明https://t.co/e7oqTmQtCx「日米が先月の首脳会談で合意した、新たな二国間の関税交渉入りを盛り込んだ共同声明を検証したところ、両政府の食い違いが鮮明になった。米国側が発表した声明は、新たな貿易協定の対象に物品だけでなくサービスなどを含め、」1面 pic.twitter.com/uMxl5YVDzA
— rima (@risa_mama117) 2018年10月4日
引用:
— rima (@risa_mama117) 2018年10月4日
日本側にある物品貿易協定の略称「TAG」の表記がない。日本は過去の首相発言との整合性を取るために造語のTAGを前面に出し、米国が想定する広範囲な分野を対象とする「自由貿易協定(FTA)」と受け取られないようにしたとみられる。
東京2面・核心 10/4
— rima (@risa_mama117) 2018年10月4日
◇合意文書 日米でズレ「実質FTA」首相答弁と整合性狙う
日本政府が「TAGはFTAではない」と強調する背景には、日米二国間のFTA交渉を否定してきた首相の国会答弁との「つじつま合わせ」との見方がある。「森友問題」を巡る財務省の決裁文書改ざんと似た図式にも見え…
姑息👊 pic.twitter.com/bPYTQrs1Bk
赤旗:「TAG」は捏造の疑い/日本政府訳にのみ記載/日米共同声明 首相答弁との矛盾隠すhttps://t.co/lVEQYuZWby「先月開かれた日米首脳会談で発表した共同声明で日本市場のいっそうの開放に反対する世論を欺くため、日本政府が日本語訳を捏造した疑いが出てきました。」 pic.twitter.com/sK5IhY0SC9
— rima (@risa_mama117) 2018年10月6日
東京新聞:日本 いきなり守勢 米、対日交渉は「FTA」https://t.co/QId28iXmfM「日米両政府が九月末に合意した貿易協定交渉を巡り、トランプ米政権が日本に揺さぶりをかけてきた。日本は新協定を自由貿易協定(FTA)と位置付けず、関税交渉では従来の経済連携協定(EPA)の水準が最大限と主張するが」1面 pic.twitter.com/2B6iqX6IHi
— rima (@risa_mama117) 2018年10月6日
毎日(10/5):貿易交渉:TAG巡り、日米の認識のずれ早くも表面化https://t.co/2qRHMAc0IF「日米両政府が先月、交渉入りに合意した「物品貿易協定(TAG)」を巡り、早くも認識のずれが表面化している。パーデュー米農務長官は4日、日本とEUの経済連携協定(EPA)などを上回る農林水産品の関税引き下げを」
— rima (@risa_mama117) 2018年10月6日
産経:ハガティ駐日米国大使単独インタビュー要旨「拉致交渉の環境づくり支える」https://t.co/hHtprsNqXJ−ニューヨーク会談でTAGの交渉開始で合意…
— rima (@risa_mama117) 2018年10月7日
「われわれはTAGという用語を使っていない。メディア側の造語ではないかと思う。共同声明には物品と同様にサービスを含む主要領域となっている」10/2 pic.twitter.com/QSvdoVtN57
古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」https://t.co/zHrfLJ7dr7「日本の新聞、テレビは、日米はFTA(自由貿易協定)ではなく、誰も聞いたことのない…「TAG」…について交渉に入ることに合意したと報道した。
— rima (@risa_mama117) 2018年10月8日
しかし、これは大誤報だった。」 pic.twitter.com/CyGvLWFeJ4
引用:
— rima (@risa_mama117) 2018年10月8日
質疑の流れを見ていれば、質問は官邸側のやらせだったという疑いさえ出て来る。
この会見の結果、安倍総理の思惑通り、日米首脳会談に関する第一報は、「自動車追加関税回避、(FTAではなく)TAG交渉入り決定」ということでほぼ全社の見出しが揃った。
…既視感有りhttps://t.co/KDQ5KpeJvZ pic.twitter.com/qNpNJeHa5u
古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG - Yahoo!ニュース https://t.co/xjZJc5cJnA @YahooNewsTopics 古賀さんの主張は全て正しい。日本主導のTPP。米国主導のFTAでなく国民に対する目くらませないTAGだな。こんな言葉は国際経済交渉にはない「造語」だ。明らかに国民騙しだ。
— fmds@hm.aitai.ne.jp (@fmds13) 2018年10月8日
安倍政権がFTAをTGAと嘘を吐き、国民を欺く、それを忖度して誤魔化そうとする外務省の構図が明らかに見えてくる。
— masa (@ToBeToBeKite) 2018年10月8日
古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」〈dot.〉(AERA dot.) - Y!ニュース https://t.co/bWpKsV4Pok #Yahooニュースアプリ
古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」 https://t.co/VoKSWifhoc
— 笑う猿谷庵 (@sarutanian) 2018年10月8日
わざわざ「仮翻訳」と明記し、日本語で書かれたものには「外交上の効果がない」ことを明確にしたのだ。
こんな重要なことが外務省のホームページではどこにも記載されていない。
古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」もともと日本政府は物品とサービスを含むものがFTAだと定義してきた。今回合意したのは紛れもない日米FTAだ。 - 北海道は素敵です!! - Yahoo!ブログ https://t.co/u6vyw47xYS
— 松本 美紀子 (@yuuta24mikiko) 2018年10月8日
海外メディアが「FTA」と伝えているにもかかわらず、何故、日本の大手メディアは、一斉に「FTA回避、TAG交渉で合意」という報道をしたのだろうか。明らかな誤報を全社が揃ってしたのは驚きではないか。 https://t.co/NVA5BTdYoX @dot_asahi_pubから
— Koji (@kwave526) 2018年10月8日
安倍政権は一から十まで嘘をついて国民を騙す事で成立しているし、それを手伝っているのが日本のマスコミなのだから、この国はどうしようもない。★古賀茂明「安倍総理が日米共同声明に存在しないTAG(物品貿易協定)という言葉を使った理由」 https://t.co/rl5gS9Uaj3
— 日本国黄帝 (@nihon_koutei) 2018年10月8日
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