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中間選挙でのトランプ敗北が奪うことになる安倍政権の寿命
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2018-10-07 天木直人のブログ
11月6日の米国中間選挙まで一か月を切った。 そしてきょうの毎日新聞が教えてくれた。 どうやら下院で共和党は少数派に転落し、トランプ政権は議会をコントロールできなくなりそうだと。 その理由は説得的だ。 そもそも中間選挙は大統領選挙の高揚感が冷め、与党が議席を減らすのが常である。与党にとっては「いかに負けを少なくするか」の戦いであると。 そこへきて、共和党の現職議員の不出馬表明が相次いでいるらしい。圧倒的優位とされる現職議員が、勝てないと見て「不戦敗」を選択せざるを得ないのだ。 そう聞けば確かに厳しい。 もし中間選挙の結果、トランプ政権が下院の支配を失うようなことになれば、トランプ政権はレイムダックになる。 しかし、トランプ大統領の事だ。 政権は弾劾でもされない限り、後2年間は大統領を続け、ますます米国第一主義に出るだろう。 安倍首相にとってそれは悪夢だ。 余裕があったこれまでとは打って変わって、安倍首相の日本に対しても本音で厳しく迫ってくる。 そうなったら誰の眼にも明らかになる。 安倍・トランプの緊密な関係は真っ赤なウソだったと。 100%トランプの側に立つと言ってきた安倍首相は、やはり愚かだったと。 何よりも、こんな滅茶苦茶なトランプの米国に従属して我々の血税を注ぎ込んで来た落とし前をつけろと、さすがの国民も怒り出す。 ただでさえ支持率が上がらない安倍内閣改造政権である。 二度と支持率が回復しないまま、安倍政権は寿命を縮めていくだろう。 11月6日の米国中間選挙の結果を一番心配しているのは、安倍首相に違いない(了) 米中間選挙2018 投票まで1カ月 共和下院、少数派転落か 「トランプ政治」評価割れ https://mainichi.jp/articles/20181007/ddm/002/030/137000c 毎日新聞 2018年10月7日 上・下院議員選の情勢 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の今後の政権運営や再選戦略を大きく左右する中間選挙(11月6日)まで1カ月を切った。トランプ氏の過激な言動と政策により米政治・社会の分断が加速し、「トランプ政治」への国民の評価は大きく割れる。与党・共和党が上下両院で多数派を維持できるかが焦点だが、下院は民主党が多数派を奪還するとの見方も出ている。 「人々は民主党による怒りと破壊の政治を拒絶するだろう。犯罪と増税を支持する政党だ」。トランプ氏は4… この記事は有料記事です。 残り1894文字(全文2113文字)
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