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「羽田空港の新ルート、米横田空域通過認めず実現困難? 横田空域って何?
10/6(土) 10:00配信
東京オリンピックに向け、羽田空港の発着便を増やす新しい飛行ルートが計画されていましたが、米国との調整が難航しており、実現できない可能性が出てきました。新しい飛行ルートが「横田空域」を通ることがその理由ですが、横田空域とはいったい何なのでしょうか。
羽田空港の発着枠は、ほぼ満杯という状況になっており、今の体制ではこれ以上、発着便を増やすことはできません。羽田は国内空港として相当の発着数があるところに、無理に国際線を追加したわけですから、早晩、発着枠がなくなることは分かっていました。そこで政府は、都心の上空を通って羽田空港に着陸するという、これまで避けていた新ルートを使うという方法について検討を開始し、五輪が開かれる2020年までに実現する方針でした。
この新ルートの実現に米国が関係するのは、進入経路の一部が、在日米軍が管制権を持つ空域(いわゆる横田空域)にかかっているからです。横田空域においては、横田基地を中心に、東京や神奈川、さらには新潟にいたるまでの広い範囲で米軍による管制が行われています。この空域を民間機が通過することは可能ですが、事前にフライトプラン(飛行計画書)を提出する必要があります。多数の定期便が毎日この空域を使うというのは現実的ではなく、一部の例外を除いて民間機はこの空域を使っていません。
横田基地は空軍の基地で輸送機が常駐しているほか、10月1日には、新型輸送機オスプレイが配備されました。厚木基地も同空域内にありますが、厚木は横須賀基地に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンの艦載機の拠点として使われていました(艦載機の拠点は今年、岩国基地に移転しましたが、厚木基地も引き続き使用しています)。
外国の軍隊が首都圏の空域に広範囲な管制圏を持っているというケースはあまり例がなく、横田空域については、日本の主権が侵害されているとの批判もあります。米国はこうした状況に配慮し、大統領が専用機(エアフォースワン)で来日する際には、一旦、羽田に着陸し、大統領を降ろした後で横田に回送するというオペレーションを行っていましたが、前回、トランプ大統領が来日した際には、お構いなしに横田に着陸し、関係者を驚かせました。
日本側は新ルートの検討に際して米側と調整を行ってきましたが、米側は上空通過も、管制権を日本側に渡すことにも難色を示しています。別の好条件を引き出すための駆け引きという可能性もありますが、もし空域開放の意向がない場合には、羽田増便は絵に描いた餅になってしまいます。
(The Capital Tribune Japan)」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181006-00010001-wordleaf-pol
オリンピックがらみとはいえ、この問題に注目が集まるようになったのは良いことです。野党は国会でこの点もぜひ追求して欲しいですね。
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