http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/604.html
Tweet |
「新潮45」小川論文は科学と事実を無視するLGBT批判暴論 ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/238566
2018/10/02 日刊ゲンダイ
「新潮45」10月号の小川榮太郎氏(文芸評論家)の論文を読んでみた。
いわく、@性的嗜好など見せるものでも聞かせるものでもない。性行為を見せないのが法律の有無以前の社会常識である。A杉田水脈氏の「『LGBT』支援の度が過ぎる」は読んだが、どこが問題なのか、先入観なしの一読では、率直なところ分からなかった。BLGBT、そもそも性的嗜好をこんなふうにまとめることに、何の根拠もない。このような概念に乗って議論すること自体を私は拒絶する。Cましてレズ、ゲイに至っては!全くの性的嗜好ではないか。DLGBTの生きづらさは後ろめたさ以上のものだというならSMAG(サド、マゾ、お尻フェチ、痴漢)もまた生きづらかろう。痴漢の男の触る権利を保障すべきではないか。E政治は個人の「生きづらさ」という名の「主観」を救えない、いや、救ってはならないのだ。F政治も同調圧力に応じてそうした動きに寄り切られてはならない。
私の感想は次の通りである。
(1)LGBTは、性的嗜好(好き嫌い)ではなく、先天的な、その人の人格の重要な一部分(人権)である。加えて、性的嗜好と性行為は全く別のものである。
(2)杉田論文を一読して、私はそこに無知と無恥を見た。日本人として恥ずかしかった。
(3)LGBTの本質はすでに科学が証明している。それに、議論を「拒絶する」ならば、議論に参加すべきではなかったのではないか。
(4)レズ、ゲイを単なる性的嗜好とみなしていた長い歴史を、今、私たちは皆で反省すべき時に至っているのだ。
(5)LGBT、つまり村八分(共同絶交と呼ばれる不法行為)の被害者と痴漢(犯罪者)を同一視するとは、もとより論外である。
(6)「いじめ」の被害者の生きづらさは、政治が救えるし、救うべき事柄である。
(7)小川論文こそが日本会議的な同調圧力の一環であろう。それは、自分たちと意見が違う人々を、権力、圧力、暴論を使ってでも従わせようとする風潮である。それは、各人の人格的自律を奪い、自由と民主主義を破壊する動きである。私はそれを峻拒する。
小林節 慶応大名誉教授
1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著)
「新潮45」小川論文は科学と事実を無視するLGBT批判暴論 https://t.co/GhUj8PIyDh #日刊ゲンダイDIGITAL
— うさみ正記 (@usami_masaki) 2018年10月1日
【ここがおかしい】小林節が斬る!
— KK (@Trapelus) 2018年10月1日
「新潮45」小川論文を読んで
科学と事実を無視するLGBT批判の暴論
杉田論文を一読して、私はそこに無知と無恥を見た。日本人として恥ずかしかった
(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/n9CuoxlHtn
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK251掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK251掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。