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2018-10-01 05:12
【男子テニス・深センOP(250)ーーー西岡良仁(23)が決勝戦で67位のエルベール(仏)を7-5, 2-6, 6-4のフルセットで破り、ツアー初優勝を果たした。(*^^)v祝
男子のツアー優勝は松岡修造(92年)・・・、そして錦織圭(08年〜11勝)以降は、なかなか出なかったのだけど。昨年、杉田祐一が、今年はダニエル太郎が優勝して。西岡で5人目。日本の男子テニスは本当に強くなったな〜としみじみ感激しているです。 (ノ_-。)<このブログでも、錦織や西岡らが10代の時から応援していたので、尚更に。>
西岡は昨年58位まで上がるも、膝の手術のため長期休養することに。今は171位までランキングが下がってしまっているのだが。ずっと前向きに大会に出場し続けていて、徐々に調子もアップ。表彰式のスピーチで「錦織でなく、西岡です。名前を覚えてください」と観客にアピール。9月で23歳になったばかり。身長は170cmあるかないかだけど、本当に勘がよくて、よく拾うし。まだ若くてプレーの幅も広く、のびしろがいっぱいあるので、今後のさらなる飛躍が楽しみだ。(^^)
尚、ダブルスでも、マクラクラン勉・J・ソールズベリー(英)組が優勝した。(*^^)v祝】
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そして、昨日9月30日、沖縄県知事選が投開票され、辺野古反対を唱える玉城デニー氏(58)が、佐喜眞淳氏(54・自公維希・推薦)に8万票の差をつけて、当選した。(*^^)v祝
今回は、7月に急逝した故・翁長前知事の弔い合戦と言われていたのだが、玉城氏は、前回、翁長氏がとった36万票を3万票も上回る過去最多の票をゲット。玉城氏本人やその政策に対する期待、安倍政権の沖縄政策への不信感の大きさも感じさせた。"^_^"
尚、今回は自公が、当初から、支持者に期日前投票を促して票固めをする戦術を強化。その上、投票日に台風が接近しそうだったことから、選挙管理委員会も期日前投票を勧めたこともあって、何と有権者の35%が期日前投票を行なうという異例の状況に。(・o・)
幸い、投票日には、台風は過ぎていたのだが。最終的に、投票率は前回とほぼ変わらず、63%台だった。(++)
【確定得票数 玉城デニー 396,632票55.1%、 佐喜眞淳 316,458票 43.9%、 渡口初美 3,638票 0.5%、兼島俊3,482票0.5%・・・当日有権者数:1,146,815人 最終投票率:63.24%(前回比:-0.89ポイント)】
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安倍首相は、結果をきいて「残念だが、仕方がない」と言っていたとのこと。先月の総裁選で石破茂氏に党員票の数でかなり迫られ、地方での支持や党内の求心力の低下が懸念されていたのだが。安倍官邸&自民党にとって今年、最も重要な選挙だとされていた沖縄の知事選で負けたことで、さらに大きな打撃を受けることに。今後、安倍一強体制に揺らいで来るおそれがある。(~_~;)
また公明党も、沖縄県本は辺野古反対であるにもかかわらず、中央主導で佐喜眞氏の推薦を決定。中央から党首や幹部、応援部員などを繰り出して、佐喜眞氏の選挙応援をしていただけに、ダメージが大きいのではないかと察する。^^;
他方、玉城氏は故・翁長前知事を支持して来た保守系の沖縄政財界、共産党、沖縄社大党などオール沖縄の支援を受けて戦ったのであるが。
中央からも、玉城氏が所属していた自由党をはじめ立民党、国民党、共産党、社民党など反安倍自民の野党が協力して応援。ここで安倍自民候補に勝ったことは、今後の国会運営、来年の地方選&参院選に向けて、大きなエネルギーになりそうだ。(・・)
いや〜。よかった、よかった。何か政治がらみでは、久々に喜べる出来事があったという感じ。(^^) <mewは用事をしていて、その時間帯、TVを見ていなかったのだけど。何か早いところでは、8時何分かに当確が出たんですってね。(@@)>
安倍官邸が、辺野古の工事計画を強引に進めようとする中、今年2月、名護市長選で辺野古反対派の稲嶺市長が敗れてしまって。しかも、稲嶺氏とタッグを組んで、辺野古反対を主張して来た前知事の翁長雄志氏が5月にすい臓がんの手術を受けることになって。
何か沖縄の県民の間で、「もう抵抗しても無駄だ」というあきらめムードが広がっているなんて記事も少なからず出ていたし。翁長氏が病気療養のため県知事選に出られない場合、これという継承者がいないなんて話も出ていて。
それこそ翁長氏が亡くなった時には、おそらく周辺の人たちも、「これから、どうしよう」「知事選はどうすればいいのか」ととまどう場面もあったのではないかと察する。<かと言って、もしここで負ければ、安倍自民の思うがままになるし。mewたちも心配していた。^^;>
ところが、急に翁長氏が生前、後継候補として、玉城デニー氏を含む2人の名を挙げていた(&音声データも存在する)という話が浮上。
当時、翁長派の中では玉城氏は候補には挙がっていなかったようなのだけど。選挙まで時間があまりなかったこともあって、みんなで玉城氏を支援することに決定。翁長氏を支持していた保守系の一部のグループが離脱したものの、中央の野党のバック・アップ体制も含めて、何とかスムーズに選挙準備が進められたことが、今回の勝利につながったと思う。(++)
また、今回の出口調査でも『辺野古移設反対派が80.9%だったのに対し、容認派は18.7%だった』とのこと。(時事9.30)
経済的なことを考えて、佐喜眞氏に投票した人はいるものの、大部分の県民のホンネは、今でも辺野古移設に反対なのである。(**)
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今回の選挙は、前回と投票率が変わらないとして、35万票をはさむ争いになると見られていた。(・・)
前回(14年)の選挙では、投票率64%(約70万人)で、翁長雄志氏が36万票、当時の現職知事だった仲井眞弘多氏が26万票、維新の下地幹郎氏が7万票をとっていた。
でも、今回は、翁長派だった保守系財界の一部が、オール沖縄から離脱。その分、玉城票は減って、佐喜眞票が増える。
また、前回、自主投票だった公明党(7〜8万票?)が、佐喜眞氏を推薦。さらに維新が佐喜眞氏を推薦したことから、下地氏の7万票が上乗せできることに。そこで、自公としては、しっかり票を固めれば、最低でも35万票はとれると。あとは保守層や若年層の支持を得られれば、38万票ぐらいまで伸ばせると踏んだのではないかと察する。(・・)
そこで、自公は支持者に期日前投票を促す(強いる?)と共に、投票した人の氏名などの届け出を要求するなどの監視、締め付けを強化。
また、中央から菅官房長官や二階幹事長が何度も来て、政財界の関係者に(エサを見せ付けて?)支持を要請。人気のある小泉進次郎氏や今井絵里子氏などを応援に借り出したり、携帯電話料金の値下げを公約にしたりと支持拡大に努めたのだが。支持者の中には、異常な締め付けに反発を覚えたり、選挙演説を見て県民をバカにしていると不快感を覚えた人もいた様子。
しかも、もともと沖縄の公明党は辺野古反対だったこともあり、出口調査を見ると、自民党支持者の2〜3割、公明党支持者の3〜4割は佐喜眞氏に投票しなかったようで。その結果、31万票台にとどまったのではないかと考える。(~_~;)
他方、玉城氏の場合は、保守系グループなどが離脱して行く中、翁長氏が前回とった36万票をいかにキープするかが、大きな課題だったのであるが。
いわゆる弔い効果もあったのか、思ったほど翁長票が離れず。また玉城デニー氏の人柄や政策に好感を抱く人たち(無党派層、特に女性)も加算。さらに自公の選挙のやり方に反感を抱いた人たちの票も加わって、何と39万票まで得票を伸ばすことができた。(++)
また、mewもこのブログで、中央の政党はオモテに出ない方がいいと提案していたのだが。オール沖縄に配慮して、中央の野党の幹部や議員は、自公とは対照的におおぴらな形での応援を控える作戦をとったのも、功を奏したようにも思える。(・・)
『沖縄知事に玉城氏初当選 政権支援の佐喜真氏を破る
翁長(おなが)雄志(たけし)知事の急逝に伴う沖縄県知事選が30日投開票され、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する前自由党衆院議員の玉城(たまき)デニー氏(58)が、前宜野湾市長の佐喜真(さきま)淳(あつし)氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=ら3氏を破り、初当選した。過去最多得票の大勝で、県民は翁長氏が当選した前回知事選に続き、「辺野古移設」に明確なノーを突きつけた形となった。
移設計画が浮上してから6回目の知事選。8月に急逝した翁長氏は「辺野古移設阻止」を掲げ、安倍政権と対立し続けてきた。玉城氏は当選を決めた30日夜、「辺野古に新基地を造らせないとの誓いを、ぶれずに全うしたい」と、翁長路線を引き継ぐ考えを示した。
玉城氏は、翁長氏を支えた共産、社民両党や、労組、一部の企業人らによる「オール沖縄」勢力が後継として擁立した。翁長氏の家族も集会でマイクを握るなどして、辺野古阻止の遺志を継ぐことを訴え、沖縄に基地が集中し続ける現状の理不尽さを強調した。
玉城氏を支援する立憲民主党の枝野幸男代表や自由党の小沢一郎代表ら野党幹部も応援に訪れた。だが、玉城氏と街頭でほとんど並ばず、党派色を抑えて無党派層も取り込んだ。
一方、佐喜真氏は安倍政権の全面支援を受け、「対立から対話へ」をスローガンに政権との関係改善を主張。県民に根強い「辺野古反対」を意識して、移設の賛否には一切言及せず、生活支援や経済振興を前面に押し出した。菅義偉官房長官ら政府・与党幹部も続々と沖縄に入って応援。だが、辺野古移設を強引に推し進めてきた安倍政権への反発をかわせなかった。
辺野古では埋め立て予定区域の一部を護岸で囲み終え、政府は8月にも土砂投入を始める予定だった。しかし県は8月末に埋め立て承認を撤回し、工事は中断している。政府は今後、法的な対抗措置を執り、裁判所に認められれば埋め立てを始める構えだ。(朝日新聞18年9月30日)』(関連記事*1に)
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『無党派7割超が玉城氏に=出口調査分析−沖縄知事選
30日投開票の沖縄県知事選で、時事通信が行った出口調査によると、支持政党なしの無党派層の73.0%が勝利した玉城デニー前衆院議員に投票した。与党が全面支援した佐喜真淳前宜野湾市長への投票は24.9%にとどまった。
出口調査の有効回答数は867。無党派層のうち、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の県外・国外移設を求める人は90.1%に上る一方、名護市辺野古への移設容認派は9.2%だった。
全体の有権者で見ると、辺野古移設反対派が80.9%だったのに対し、容認派は18.7%だった。容認派の8割強は佐喜真氏に投票したものの、15.4%は玉城氏を支持した。
玉城氏は、立憲民主、共産、社民各党支持層の9割以上から得票。佐喜真氏への投票は、自民党支持層の79.8%に対し、公明党支持層は66.7%と差が出た。同党県本部は辺野古移設反対の方針を崩しておらず、3分の1が玉城氏に流れた。
政党支持率は自民党29.2%、立憲民主党6.1%、社民党4.3%、共産党4.0%、公明2.4%と続いた。支持政党なしは49.9%だった。(時事通信18年9月30日)』
この選挙の結果が安倍政権に及ぼす影響については、改めて書きたいと思うけど。もしかしたら、この沖縄知事選の結果が、安倍政権の崩壊を早め、日本のアブナイ状況を救う大きなきっかけになるかも知れず。
沖縄の県民の方々に「ありがとう!」と大きな声で言いたい気持ちになっているmewなのだった。(^^)/
THANKS
沖縄知事に玉城氏=辺野古反対、翁長県政を継承―自公系に大差、安倍政権打撃
9/30(日) 21:41配信 時事通信
沖縄県の翁長雄志知事の死去に伴う知事選は30日、投開票された。
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が争点となり、翁長氏の後継で移設阻止を掲げた前衆院議員の玉城デニー氏(58)が、移設を進める安倍政権の全面支援を受けた前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=ら3人を破り、初当選した。移設をめぐって国と対立した翁長県政が継承される。
玉城氏の得票は40万票近くに達し、1998年に稲嶺恵一氏が獲得した過去最多(37万4833票)を上回った。次点の佐喜真氏には8万票超の大差を付けた。10月4日に当選証書が付与される。
政府側は知事選の結果に関係なく工事を進める構えだが、移設反対の民意が改めて示されたことで計画の進捗(しんちょく)に影響するのは必至。県政奪還の失敗は、自民党総裁選で連続3選を果たしたばかりの安倍晋三首相にも打撃で、来年夏の参院選に向け、与党内で首相への不満が強まる可能性がある。
投票率は63.24%で前回を0.89ポイント下回った。期日前投票は有権者数の約35%に当たる40万6984人に上り、前回の2倍を超えた。
玉城氏は30日夜、那覇市内で記者団に「辺野古に新基地を造らせないという誓いを全うする。県民の思いをしっかりと政府に突き付ける」と述べた。
玉城氏は、翁長氏後継を前面に打ち出し「弔いムード」を演出、辺野古移設を「あらゆる手段で阻止する」と訴えた。国には頼らない、沖縄の自立型経済を目指すとの主張も共感を集めた。翁長氏を支えた「オール沖縄」勢力の後押しを受けて支持を広げ、国政野党の政党色を抑えたことも功を奏した。
佐喜真氏は辺野古移設の是非には触れず、「対立から対話へ」を旗印に政府との協調をアピール。振興予算を呼び込み、県民生活向上を目指すと訴えた。自民、公明両党は党幹部が沖縄に常駐するなど異例の態勢で支援。菅義偉官房長官や自民党の二階俊博幹事長らも相次いで沖縄入りしたが、及ばなかった。
首相は30日夜、「本当に残念だ」と自民党幹部に語った。二階氏は「敗因をよく分析し、党組織の拡充強化に努めつつ、県民の期待に応えられるようさらに研さん努力する」とのコメントを出した。
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