玉城デニー氏の見事な和文を見よ。 日本国の全ての議員が絶対に書けない田中角栄以来の伝統日本語名文である。 すなわち今の日本に正当な選挙で選ぶべき選良は玉城デニー氏ただひとりである。 玉城デニー氏を除く現職国会議員都道府県会議員市区町村会議員は全員日本国憲法によって『議員失格』である。 ↓ 60. 豊岳正彦[137] lkyKeJCzlUY 2018年10月01日 10:51:49 : AKB67GaCh2 : rOxK_DunrP0[138] 報告 http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/525.html#c60 ▲△▽▼ 諸葛亮孔明出師の表latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-802.html 玉城デニー氏の出馬宣言を読んで孔明以来の見事な 和を以て貴しとなす無刀流山岡鉄舟免許皆伝出師の表であると感嘆しましたので 長周新聞の記事から全文転記します。https://www.chosyu-journal.jp/shakai/9124 ◇玉城デニー氏の決意表明(全文)
本日、ここに沖縄県知事選出馬への決意を表明したい。 期せずして県知事選が早まることとなり、今私自身がここにみずからの意志を示すことの意味を重く深く考えている。 沖縄が歩んできた、歩まされてきた道は厳しく、険しいものだった。 この島に生まれた1人のウチナーンチュとして、 先人たちの血と汗がにじむこの島の太陽と風を身体いっぱいに受けて育った者として、 今たじろがずに前を向いて踏み出すときがきたことをしっかりと受け止めている。 なによりこの決意が県民とともにあるものと確信している。 「ウチナーンチュが心一つにしてたたかうときには、想像よりもはるかに大きな力になる」 −−8月11日に奥武山陸上競技場で開かれた県民大会で、翁長雄治さんは父である翁長雄志県知事がくり返し語った言葉を紹介してくれた。 県民が心を一つにすることを深く望み、 県民が持つ力を誰よりも信じ、 揺らぐことのないみずからの決意が、 いつも県民とともにあることを 最期の瞬間まで命懸けで私たちに発信し続けた知事の強さ、 その思いは、県民の胸の奥に、確かに、 静かに刻まれている。 この知事の強さ、優しさ、沖縄への愛情は、 ここにいる私の背中を押し、 決意と覚悟をもたらしてくれていると感じている。 その一方で、知事が誰よりも望んでいた「心を一つにする」ことへの 心ない攻撃があることを強く指摘しなければならない。 それは民意を、地方自治を踏みにじる形で 辺野古基地建設を強行するこの国の姿だ。 県の再三の指導にも従わず、 既成事実を積み上げることで県民の諦めを狙い、 一方で基地と沖縄振興をあえて絡ませて揺さぶり、 県民の中に対立と分断を持ち込もうとする。 法令解釈を都合よく変えて、 手続きを踏み倒すことに腐心する国のやり方は 法治国家といえるのだろうか。 故郷の海を守ろうと声を上げる人々を 実力で排除するやり方は、 果たして民主主義の姿なのだろうか。 しかし、これら政府が作り出す印象操作に 私たち県民はひるむことなく団結し一つ一つ 乗りこえてきた。 最新の世論調査において、 辺野古移設を「不支持」とする人たちが全国で44%にのぼり、 「支持」を上回った。 保守政治家であった翁長知事が、 みずから先頭に立って、 沖縄の過重な基地負担のありようを国民に問い、 全国知事会で日米地位協定の不平等を知らせ、 この先何十年もこれで良いのかと、 主権国家としてこれで良いのかと、 この国はこれで良いのかと、 発信し続けてきたことがやっと 浸透し始めてきたのではないかと思う。 政権の冷ややかな仕打ちに直面しようともたじろがず、 ウチナーンチュの誇りを持って臨んだ、 その知事の勇気と行動が、少しずつ 国民の関心を呼び覚ましている。 数の力を頼みにした、そんな 政権の手法が次第にほころびつつあることを、 国民、有権者は気付き始めている。 今回の世論調査に、その意識の表れを 共感として私たちも感じとることができる。 その中において、 知事の最たる遺志であり、手続きの中にある 「埋め立て承認の撤回」を、 私、玉城デニーは全面的に 支持していく。 行政判断を待つ中ではあるが、 来る県政において、 私はしっかりと翁長知事の遺志を引き継ぎ、 辺野古新基地建設阻止を貫徹する立場であることを ここに表明する。 やりたい放題に飛ぶヘリの下で、 子どもたちは怯えながら授業し、 校庭につくったシェルターに避難させられている。 そんな日常の風景を放置することは、 もはや許されない。 「いい正月を迎えられる」といって埋め立て承認をした仲井真弘多元知事に 政府が約束した「普天間基地の運用停止」は、 来年2月で「5年の期限」を迎える。 これまで何ら実効性あるとりくみを示さず、 あげく返還が進まない責任を翁長知事になすりつける。 「世界一危険」と認めながら、その 危険を放置し続けているのは、 いったい誰なのか。 こんな「政治の堕落」を認めて良いはずがない。 1日でも1秒でも速やかに普天間飛行場を閉鎖し、 返還をなすよう 国に強く要求する。 次の知事は、その任期中に復帰50年を迎えることになる。 新しい沖縄の姿を、どうやって 県知事選挙でしっかりと県民の皆さんに示していけるか。 従来の東京とのパイプを強調した時代から、 沖縄の存在感と可能性は、 今や格段に上がっている。 アジアをはじめ世界に開かれた沖縄へと力強く羽ばたいている。 翁長知事は、 21世紀ビジョン、 アジア経済戦略構想を強力に 推進した。 遠い目標と思われた観光客数はもう1000万人を目の前にしている。 国税への沖縄の貢献は3000億円をこえている。 また、 子どもの貧困対策は、 翁長県政が柱として肝いりで進めた政策だった。 全国初の実態調査を実施し、 子どもたちをとりまく困難さを具体的に把握できたことで、 官民あげてのとりくみが格段に広がった。 「県民の生活が第一」 この言葉は、私の政治活動における最も大事な理念であり、 「イデオロギーよりアイデンティティー」の言葉は、 翁長知事から受け継いだ大切な理念だ。 私は、 子どもや女性、若い人たちにうんと 力を注いでいきたいと思う。 人材育成にも力を入れたい。 沖縄で育まれた文化を、芸能を、 世界へ向けてもっともっと発信したい。 地元の企業を大切にし、 働く皆さんの笑顔を増やし、 ユイマール(相互扶助)の精神で 自立と共生の沖縄を目指していく。 「翁長カラー」に「デニーカラー」をプラスしながら、 すべての県民が、 自分の夢を持てるよう、 その方向性を支えていけるよう、 みなさんと協力して政策を練り上げていく。 今、 翁長知事の政策を点検している段階だ。 私の思いと、 県民が求めている政治への思いを そこへ結んで、 皆さんとともに歩いていければと思っている。 このかけがえのない島の未来を、 誰でもなく自分たちの手でつくりだしていく。 生まれてくる子どもたち、 明日を担う若者たちに、 平和で真に豊かな沖縄、 誇りある沖縄、 「新時代・沖縄」を 託せるよう 全力疾走で頑張る。 (平成30年8月29日 玉城デニー氏出馬宣言於那覇市)
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