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LGBT差別の小川榮太郎が自身への批判を「組織的」「司令塔なしに不可能」と陰謀論を展開! AbemaTVでも差別連発
https://lite-ra.com/2018/09/post-4283.html
2018.09.29 LGBT差別の小川榮太郎が被害妄想と陰謀論 リテラ
“LGBTは生産性がない”の自民党・杉田水脈衆院議員を徹底擁護する特集で大批判を浴び、とうとう休刊が発表された月刊誌「新潮45」(新潮社)。周知の通り、なかでも下劣だったのが安倍応援団の自称文芸評論家・小川榮太郎氏の文章だが、その“「新潮45」を終わらせた男”である小川氏が、いま、ワケのわからない陰謀論をまくしたてているのをご存知だろうか。
小川氏は23日、Facebookにこんな投稿をした。
〈【新潮スキャンダル】私の親友に洗脳、プロパガンダの専門家がいる。彼が電話をかけてきて、今回の件は明らかに変だぜ、と言う。新潮45が出た途端に加速する私への誹謗中傷のツィートが余りにも組織的だ。司令塔なしに不可能なレベルだとこの専門家は指摘する。
さらに、テレビ、動画媒体からは徹底的に敬遠されてきた私が出版初日にネット番組とは言えテレビ朝日系の番組出演依頼を受けたのも奇妙だと彼は言う。
なるほど、出演依頼を受けた時、珍しいこともあるものだと思った記憶がある。〉
ようするに小川サンは「洗脳、プロパガンダの専門家の親友」なる人物の口を借りて、自分に対する批判はトップダウンの組織的な仕業だと言いたいらしい。うーん、あまりに雑な陰謀論。この時点でまともな知性の持ち主なら相手にするのも馬鹿らしいと思うだろう。
第一、小川氏の「司令塔がいる」なる陰謀論とは別のごくシンプルな説明がある。それは、この自称文芸評論家の文章が、誰がどう見ても明らかな誤謬と偏見に満ちており、その自己陶酔的な文体で隠そうともしない悪意に、大勢の人が拒絶反応を示した。だからこそ、歴史ある「新潮45」が休刊になるほどの大きな批判が巻き起こったのだ。そうとしか言いようがない。
にもかかわらず、意味不明な被害者ヅラをして、何者かの企みによって批判されたかのように吹聴するその神経……。だいたい、安倍晋三のヨイショ本や政権擁護本を多数手がけてきた小川サンの「親友」が「プロパガンダの専門家」って、ちょっとこれ、自虐的ジョークか何かと思ってしまうではないか。
ちなみに〈テレビ朝日系の番組出演依頼〉というのは、19日放送の『AbemaPrime』(AbemaTV)を指すのだが、この自称文芸評論家は、番組に対しても〈番組を見た方は、これが私という「メインゲスト」を尊重する構成員を集めたものだったか、最低限の公平性を担保したものだったか、私から申し上げずともお分かりだろう〉(23日Facebook)などと書いている。
もう一度言う。どうしてこのような被害者ヅラができるのか。
念のため、本サイトも『AbemaPrime』をあらためて視聴してみたが、小川サンは討論のなかで他の出演者からフクロ叩きにされたのかと思いきや、そんなことはなく、むしろ「新潮45」以上に言いたい放題。“ネトウヨアナウンサー”として有名なMCの小松靖アナウンサーからたびたびフォローされながら、元気よくこんな暴論をまくし立てていた。
「パンツくらいはいとけ!! 性的なことっていうのはね、社会で議論すべきことじゃないんです」
「社会でね、性的な問題をギャーギャーギャーギャー議論するということ自体が、まったく人間として基本ナンセンス」
「性的シコウ、よく日本語で志の『志向』か、好みの『嗜好』かって言いますけど、それは言葉遊びです」
「LGBTってここにいろいろ、オスとメスしかないって私、生物学者じゃないんでね、いやオスとメスの間に『オスメ』ってのがいるよって言われても困るんだよね。そんな専門家じゃないんだから」
「私を呼ぶんだったら、私の文章を2度くらいは通して読んどいてほしいんだけれども、そのなかで、たとえば同性愛は知的にも美的にも優れた感性の持ち主が多いと。オスカー・ワイルド、アンドレ・ジイド、マン、ホロヴィッツ、カラヤンと人気を二分したレナード・バーンスタイン、みんなこれホモだよ」
私は専門家じゃないと言って開き直り、正しくは「性的指向」であるにも関わらず、あくまで「同性愛は性的嗜好」だと強弁しながら「言葉遊び」とごまかして、「社会で議論することがナンセンス」などと議論を放棄し、ましてや同性愛者を侮蔑する差別的表現である「ホモ」という言葉を平然と口にする小川氏。これが自らの言葉に責任を持ち、社会にその強度を問うことで飯を食っている人間の態度だろうか。
だから、本サイトは小川サンを「自称文芸評論家」と呼ばざるをえないのだ。
■「休刊は尋常でない圧力を想定しない限り説明がつかない」と被害者ヅラ
一応、ひとつだけ補足しておくと、小川氏がいう「オスカー・ワイルド、(略)、これみんなホモだよ」についてだが、「新潮45」でも〈ましてやレズ、ゲイに至っては!/全くの性的嗜好ではないか〉としたうえで〈同性愛は知的にも美的にも優れた感性の持ち主に多い〉と書いている。これ自体、人の個性を性的指向で定型化し、偏見を助長する表現だが、さらに文章はこう続く。
〈ワイルドは投獄されたが、ここに挙げたそれ以外の大芸術家たちは歓楽も名誉も極めた。同性愛に厳しく対処してきたキリスト教社会でさえ二十世紀後半、既にそうなっていたのである。
何を今更騒ぎ立てるのか。
社会的な後ろめたさを全て除去したいとでもいうのか。〉
あまりにレベルの低い破綻したロジックだ。当たり前だが、ワイルドやジッド、マンらは“同性愛者”という性的指向によって「名誉を極めた」のではなく、その作品や文学性が評価されたのである。小川氏のやっていることはスリカエとしか言いようがなく、ここから読み取れるのは、ゲイであるワイルドらを賞賛するふりをしながら、LGBTに対する社会的抑圧の存在を矮小化したうえで、当事者に我慢を強要しているということだ。それも〈人間ならパンツを穿いておけよ〉(「新潮45」)なる極めて侮蔑的な表現によって。
いずれにしても、小川氏は番組中、常に意気揚々としており、いま、Facebookでわめいている〈私という「メインゲスト」を尊重する構成員を集めたものだったか、最低限の公平性を担保したものだったか、私から申し上げずともお分かりだろう〉なる話は被害妄想としか言いようがない。
ところが、である。小川氏の妄想はFacebookで終わることなく、28日にはオピニオンサイト「iRONNA」に「私を非難した新潮社とリベラル諸氏へ」と題した手記を寄稿。〈新潮社の月刊誌『新潮45』の休刊は、尋常ではない圧力を想定しない限り説明がつかない〉との書き出しで、陰謀論を恥ずかしげもなく表沙汰にしてしまった。
〈早急に必要なのは、この事実上廃刊に至る新潮社の不可解な動きの裏で、社内外で連携した何らかの組織動員的な圧力、スキャンダル圧力などが新潮社執行部にかけられていなかったどうかの真相究明だ。〉(「iRONNA」)
いや、だから、「何らかの組織動員的な圧力」とか「スキャンダル圧力」って何なのか。自分が書いた原稿が多くの批判を受けた状況に被害者ヅラで首をかしげ、そこに巨大な謀略があると思い込み、根拠もなく“ハメられた”と騒ぐ。こういうのを陰謀論というのだ。
■自らのLGBTヘイト論文が休刊の原因のひとつなのに棚上げ
まずは現実を受け止めてほしい。小川サンは〈社長声明が発行3日目というのはいくら何でも早すぎる。自然発生的対処と考える方が無理ではないか〉(「iRONNA」)と書く。まあ、たしかになんの反省も検証もないままの社長声明や休刊は拙速であることは否めないし、「新潮45」は赤字続きで、上層部はいつ切ろうかと考えていたとは思うが、そのトリガーのひとつは、まぎれもなく、小川サンの醜悪な文章なのである。
なお、「iRONNA」のほうではその後、小川氏の文章を批判した文筆家たちのツイートを引用して、あーだこーだと書き散らしているのだが、小川サンは最後に〈それにしても、なぜここまで事は急激に運ばれたのか。拙文が普及してからでは廃刊クーデターが展開しにくくなるからではないか〉としてこう締めくくっている。
〈健全な民主社会を維持する根本は、言論が@ファクトに基づくこと、A言論のプラットフォームであるマスコミや出版社は、公平な媒体であることに徹し、自由な空間を死守することである。ところが、この自由社会の基幹というべき2点が数年、日本ではなし崩しに突き崩されつつある。
あの森友・加計学園問題を報じた朝日新聞による倒閣運動を日本社会は放置した。保守政権叩きでさえあれば、ファクトなど今の日本の大手メディアはもはやどうでもいいとの不文律が、これで出来てしまったと言える。
その上、今回の『新潮45』休刊での不可解な動きだ。朝日新聞と新潮社の「あまりに常識を逸脱した」行動で、日本社会はファクトもオピニオンの公平な提供も、全く責務として引き受けようとしない大手メディアによって、完全に覆われることになった。
日本は平成30年9月25日をもって、「言論ファッショ社会」に突入したという事にならぬかどうか──。実に厳しい局面に日本の自由は立たされている。〉
いやいや、何を言う。「ファクトなどどうでもいい」というのはまさに小川サンのことではあるまいか。
■まっとうな批判に対して「言論ファッショ」などと言うトンチンカン
小川氏といえば昨年、『徹底検証「森友・加計事件」 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新社)という本で、“森友・加計学園問題は朝日とNHKが共犯のうえで「創作」した”なる陰謀論的分析を開陳。あまつさえ、自民党から同書を5000部ほど購入してもらっていたのだが、その内容は〈今回は朝日新聞が明確に司令塔の役割を演じ、全てを手の内に入れながら、確信をもって誤報、虚報の山を築き続けてゆく〉などと根拠なく書き立てる荒唐無稽なシロモノで、あの腰砕けで知られる朝日新聞ですら提訴するレベルだった。
あと、小川サンは、自分への批判のせいで「言論ファッショ社会」が到来したみたいなことをおっしゃるが、少なくとも、事務局長を務めた「放送法遵守を求める視聴者の会」で政府に批判的なマスコミ報道に対する圧力運動を展開した小川氏には、そのように格好つける資格などあるまい。
小川氏だけの話でもない。昨今では、差別言説に対して抗議したり、それを批判する言論を投じただけで、「左翼の言論弾圧が始まった!」などとのたまう輩が散見される。この種の難癖が往々にして陰謀論とセットであることは、小川氏の例をみればおわかりだろう。
しかし、繰り返しになるが、今回の「新潮45の休刊の直接的原因は、杉田水脈氏や小川サンの論文のような、LGBTヘの差別を助長する悪辣なシロモノを掲載した新潮社の責任問題に他ならない。もちろん、検証もないまま休刊すれば全てが終わるのかという論点はあるが、ひとつの社会的な対応とは言えるだろう。
いずれにしても、杉田氏や小川氏の「言論」に対する大きな批判がなければ、起こり得なかったことだ。小川氏に「言論のプラットフォーム」のひとつを潰した自覚があるなら、まずは己を省み、悔やむことだ。それとも、小川氏は自分が書き落としたモノへの批判はすべて「言論弾圧」だとでも言うのだろうか。であれば、あなたはやはり評論家を名乗るべきではない。
(編集部)
ゲイであることを明かしている鈴木賢教授、「狂っているとしか言いようがない」と小川榮太郎の寄稿に激怒。何の信念もなく便所の落書きをしただけの小川と違い、生死にかかわってくることだから、怒りは当然。これでもかなり我慢されていると思う。※音声のみ#アベプラ #小川榮太郎 #杉田水脈 #新潮45 pic.twitter.com/WVdCd20rM3
— Monad (@suryagudang) 2018年9月20日
鈴木教授にコテンパンに説教される小川榮太郎。「真意が伝わらないなんて言うのは文章がボロだから、そう言う人は書くのを止めるべき」榮太郎、反論を試みるも失敗。 pic.twitter.com/NkfIDBBk33
— yoshita07 (@Harunchan123) 2018年9月22日
小川榮太郎氏は、意味不明な被害者ヅラをして、何者かの企みによって批判されたかのように吹聴するその神経……。だいたい、安倍晋三のヨイショ本や政権擁護本を多数手がけてきた小川榮太郎氏の「親友」が「プロパガンダの専門家」って、ちょっとこれ、自虐的ジョークか何かと思ってしまうではないか。
— ゆみ (@yumidesu_4649) 2018年9月29日
これ、笑った→小川榮太郎「翌朝の毎日新聞に私のコメントは出なかった。紙面に余裕がなかったわけでは明らかにない。私のコメントは以下のようなものだ。紙幅以外の理由で出せなかったのであろう」。
— 適菜収。完全bot。(問題は右でも左でもなく下である) (@tekina_osamu) 2018年9月27日
当然紙幅以外の理由。どう考えても、文章がアレだからでしょう。https://t.co/ECF2DhRqHB
LGBT差別の小川榮太郎が自身への批判を「組織的」「司令塔なしに不可能」と陰謀論を展開! AbemaTVでも差別連発 https://t.co/LXMsptIHSx via @litera_web本当に安倍政権になってからこういう変な人が目立つ様になってきた。政権周辺は「珍獣動物園」か?
— yyy (@yyy57725331) 2018年9月29日
LGBT差別の小川榮太郎が自身への批判を「組織的」「司令塔なしに不可能」と陰謀論を展開! AbemaTVでも差別連発 https://t.co/xxO06IeSUV @litera_webさんから
— pekopon(脱原発に一票・無党派) (@kamifuusen7161) 2018年9月29日
アホぼん三世 安倍晋三に近い者はだいたい頭がイカレていると言える。差別と偏見を売り物にするカルト狂信者のようだ。
単純にあなたが変なことを言って嫌われているだけですがな〜。被害妄想甚だしい。文化人なら、批判を受けたなら真摯に受けとめ、ご自分を省みることをしましょう。
— かっちゃん☆ (@8390hawk) 2018年9月29日
https://t.co/fludOLwHeE
頭の中がまさにお花畑なんだね。 https://t.co/KLRpEoSuOZ
— 南 梓 (@alomave) 2018年9月29日
今度はリベラルの陰謀論でお座敷をもらうつもりか。
— 青地イザンベールまみ (@aojimami1) 2018年9月29日
言論の自由の抑圧とは公権力が行うもので、市民、作家、出版社はいずれも「私」。私人が評価し貴方のご玉稿を拒絶したのです。この人に限らずmajorityのセクシストは公私の区別をわざとつけずに被害者を装う。 https://t.co/qCulEuVrnH
意味不明な被害者ヅラをして、何者かの企みによって批判されたかのように吹聴するその神経。大体、安倍晋三のヨイショ本や政権擁護本を多数手がけてきた #小川榮太郎 の「親友」が「プロパガンダの専門家」って、自虐的ジョークか何かと思ってしまう。 https://t.co/KS1QJd0koR #新潮45
— VOTUNE【アンチ前原誠司】 (@Votune) 2018年9月29日
#ケチって火炎瓶
— ぎふ しんくろう (@sinkurou2010) 2018年9月29日
小川は自分をどんだけ偉いと思って居るの?そんな大物では在りませんよ。組織的に批判されるようなぁ。
どうして安倍一派はこんなに単細胞なの?
小川榮太郎が自身への批判を「組織的」「司令塔なしに不可能」と陰謀論! AbemaTVでも差別連発 https://t.co/memNvKq7QX @litera_web
LGBT差別の小川榮太郎が自身への批判を「組織的」「司令塔なしに不可能」と陰謀論を展開! AbemaTVでも差別連発 https://t.co/xHssIwFT74 杉田水脈も都合が悪くなると陰謀論で逃げとったよな 何より自己検証・訂正・謝罪とかに頭が廻らないのが痛過ぎるわな オツムは子供のまんまだな
— 安倍とネトウヨは日本にイラネ (@ROCKUJAPAN3) 2018年9月29日
小川氏に「言論のプラットフォーム」のひとつを潰した自覚があるなら、まずは己を省み、悔やむことだ。それとも、小川氏は自分が書き落としたモノへの批判はすべて「言論弾圧」だとでも言うのだろうか。であれば、あなたはやはり評論家を名乗るべきではない。(編集部)https://t.co/ir0Hgvtn4f
— ゆみ (@yumidesu_4649) 2018年9月29日
差別や偏見の言説が社会問題になった時、「両論併記」の体裁で、差別主義者とそれへの批判者を一緒に登壇させて、差別主義者に自説を好きなだけ語らせるというのは、メディアが一番やってはいけないことだろう。差別も「意見の一つ」であるかのように承認していることになる。https://t.co/cPylpyJ0dY
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2018年9月29日
今回の「新潮45の休刊の直接的原因は、杉田水脈氏や小川榮太郎氏の論文のような、LGBTヘの差別を助長する悪辣なシロモノを掲載した新潮社の責任問題に他ならない。もちろん検証もないまま休刊すれば全てが終わるのかという論点はあるが、一つの社会的な対応とは言えるだろう。https://t.co/ir0Hgvtn4f
— ゆみ (@yumidesu_4649) 2018年9月29日
客観的に見て、苦しいな。
— sho_1_0527 (@sho105271) 2018年9月29日
大丈夫?と心配になる頭の中身‼️
— marsa (@marsa24878736) 2018年9月29日
課題妄想癖かしらね?頭大丈夫?
— カッコ (@kawotawo) 2018年9月29日
大丈夫?と心配になる頭の中身‼️
— marsa (@marsa24878736) 2018年9月29日
幸せだね、自民党議員や支持者は。
— さんま (@sanma9731) 2018年9月29日
都合が悪ければ陰謀論で済ませられる。
LGBT差別の小川榮太郎が自身への批判を「組織的」「司令塔なしに不可能」と陰謀論を展開! AbemaTVでも差別連発 https://t.co/MFbQWSN8cc @litera_webさんから
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