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2018-09-28 03:28
【男子テニス・深センOP(250)・・・負傷休養もあって171位まで落ちた西岡良仁だが。予選を突破して、1回戦で65位、2回戦では31位の選手に勝利。ベスト8に進出した。(^^)
同じく予選突破した184位の伊藤竜馬は、1回戦で74位のダニエル太郎と当たり、フルセットの末、最後は6−7で逆転負けすることに。しかし、そのD太郎は2回戦で、28位のベルダスコにこちらもフルセットの末、最後の最後5−7で逆転負けしてしまった。残念。
錦織圭は、早くも日本に来て、スポンサーのイベントの仕事を次々こなしていた。(・・) 来週からの楽天OPには、錦織、太郎、杉田に加え、西岡がWCで出場決定。楽しみが増えた。(^^)】
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安倍首相は、米国に遠征中。米韓首脳と会談を行なったほか、国連で演説も行なったのだが。何か米国に対して、日本の立場を説明するような内容が多くて、何の共感も呼ばなかった。^^;
そして、トランプ大統領とは、2回も会談を行なうことに。安倍首相の方は、何とか米国を介して北朝鮮と首脳会談を実現したいという思いが強いのだが。そちらの方は、相変わらず「伝えておく」と、うまくあしらわれた感じが。
他方、トランプ大統領は、貿易赤字の削減のため日米二国間協議をスタートさせることを目標にしていたのだが。安倍首相は、見事に押し切られてしまったようだ。(-"-)
安倍首相は、協議中は自動車の関税を上げないという約束をとったことを手柄にしたいようなのだが。とりあえず、先送りにしただけに過ぎないし。
そもそも、安倍自民党は12年の衆院選で「TPPはやらない」と言っていたのに、13年に米国と経済界の一部のご機嫌をとるために「TPP参加」を表明。
米国は16年にトランプ氏に大統領が変わってから、TPPには参加しない意向を表明したのに、日本はTPPを脱退せず。そして、「米国をTPPに参加するように説得する」「米国と2国間協議はしない」と言っていたのだ。(・・)
ところが、今回、結局、米国と2国間協議をすることに。しかも、安倍首相はこれは「日米物品貿易協定(TAG)」というものであって、以前「やらない」と言っていた自由貿易協定(FTA)(FTA)の協議とは全く違うものだと説明していたのだが。米国は、今回の協議はFTAにつながるものだと考えている様子。(~_~;)
安倍首相は、その場しのぎの言動を繰り返すばかりで。最初の「TPPはやらない」から、何重にもまやかしとウソの上塗りを行なっているのである。(>_<)
おまけに案の定、トランプ大統領は、貿易赤字解消のため、「日本はすごい量の防衛装備品を買うことになった」と発表していたのを見て、あちゃ〜という感じに。やはり高額なお貢ぎをすることになってしまったようだ。_(。。)_
野党は、今回の安倍首相の対応について、かなり強く批判している。(-"-)
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『安倍晋三首相、日米物品貿易協定交渉中は追加関税ない
訪米中の安倍晋三首相は26日夕(日本時間27日午前)、米ニューヨークで記者会見し、日米首脳会談で合意した2国間による「日米物品貿易協定(TAG)」締結交渉に関し、「この協議が行われている間は合意の精神に反する行動をとらない。日本の自動車に対して(米通商拡大法)232条に基づく追加関税が科されることはないことを確認した」と述べ、協議中は米政府が検討する自動車関税の日本への発動は回避されると明言した。
また、首相は農産物の扱いに関し「過去の経済連携協定で約束した内容が最大限であり、この日本の立場を今後の交渉で米国が尊重することをしっかりと確認した」とも話し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)で日本政府が認めた水準までしか関税を引き下げない方針を示した。(産経新聞18年9月27日)』
『トランプ氏「日本はすごい量の防衛装備品を買うことに」
「日本はいま、やる気になった」。安倍晋三首相との会談を終えたトランプ大統領は26日、日本と二国間関税交渉の開始で合意したことを、まっさきに「成果」として強調した。米中間選挙に向けたアピールだが、トランプ政権がその先に見据えるのは、中国との貿易戦争でもあった。
「安倍首相と会ってきた。我々は日本と貿易交渉を開始している。日本は長年、貿易の議論をしたがらなかったが、今はやる気になった」
トランプ大統領は26日、国連総会を締めくくる記者会見で、真っ先に日本との貿易交渉の開始という成果を取り上げた。
さらに「私が『日本は我々の思いを受け入れなければならない。巨額の貿易赤字は嫌だ』と言うと、日本はすごい量の防衛装備品を買うことになった」と自身が日本から大きな譲歩を引き出したかのように語った。
実際、日本はオバマ前政権の時にも、環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐり、激しい通商交渉を重ねた。今回、トランプ氏は、米国が優位に立てる二国間交渉に日本を引き込んだことを「勝利宣言」とした。
トランプ氏は貿易赤字は「負け」との思いが強い。11月の中間選挙を前に、雇用増につながるとトランプ氏が考える「貿易赤字の削減」は最も訴えたいテーマの一つだ。
与党・共和党の支持者には自由貿易を信奉する経営者や農家が多い。トランプ氏が就任直後にTPPから離脱したことに不満を持つ人も少なくない。それだけに、日本との貿易交渉の開始はアピールになると考えているようだ。(朝日新聞18年9月27日)』
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『トランプ氏「いい取引」 米FTA視野も示唆 首脳会談
訪米中の安倍晋三首相は26日午後(日本時間27日未明)、ニューヨーク市内のホテルでトランプ米大統領と約1時間20分会談した。農産品を含む全ての物品を対象にした二国間の新たな関税交渉を始めることで合意し、共同声明を発表。首相は、米政権が検討する輸入自動車への高関税措置を交渉中は発動しないことを確認したと説明した。
日本政府は、新関税交渉を日米物品貿易協定(TAG=Trade Agreement on goods)と説明。協定には投資やサービスなどのルールを含まないことから、安倍首相は会談後の記者会見で「包括的なFTA(自由貿易協定)とは異なるものだ」と強調した。
共同声明は「日本としては農林水産品について、過去の経済連携協定で約束した市場アクセスの譲許内容が最大限であること」を米側が「尊重する」と明記。農産品について環太平洋経済連携協定(TPP)で合意した水準を守る、という日本の立場を盛り込んだ。首相は「農産物については、今まで我々が認めたもの以上は認められないという日本の立場は理解していただいた」と述べた。
また、共同声明には「日米両国は協議が行われている間、共同声明の精神に反する行動をとらない」との文言が盛り込まれた。首相は、このくだりが自動車への高関税措置を発動しない意味だとして、「追加関税が課されることはないことを(トランプ氏に)確認した」と述べた。
しかし、共同声明ではTAGの議論完了後に「他の貿易・投資の事項も交渉を行う」と明記しており、今後の交渉が実質的なFTAへとつながる可能性がある。トランプ大統領は26日の記者会見で、「日本は長年、貿易問題を議論しようとしなかったが、やる気になった。ものすごくいいディール(取引)がまとめられると確信している」と述べた。ライトハイザー米通商代表は26日、新関税交渉について必要な米議会の承認手続きに入ると表明し、FTAも視野に入れていることを示唆した。手続きに最低3カ月は必要で、本格的な交渉開始は年明け以降となる。(朝日新聞18年9月27日)』
野党からは早速、今回の安倍首相のポチ的譲歩とまやかしに対する批判が出ている。(@@)
『枝野代表「二国間は大失敗」 米との貿易協議を批判
立憲民主党の枝野代表は、政府がアメリカと二国間の貿易協議に応じる姿勢を示したことを強く批判しました。
立憲民主党・枝野代表:「二国間の枠組みに引きずり込まれるのは、経済政策として、通商政策として、そのこと自体が大失敗だと思います」
日米間の貿易を巡っては、日本側がアメリカのTPP(環太平洋経済連携協定)復帰を求めているのに対して、アメリカ側は二国間での交渉を要求していました。今回はトランプ政権が検討している日本車の関税の引き上げを回避するため、二国間協議に応じた形です。
枝野代表は「多国間で進めるべきだと、もっと強くアメリカに言うべきだった」と批判しました。貿易協議は26日に行われる日米首脳会談で議題となる見通しです。(ANN18年9月26日)』
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『<日米交渉>「首相譲歩」野党が批判 玉木氏「言葉遊びだ」
野党は27日、安倍晋三首相とトランプ米大統領が日米物品貿易協定(TAG)の交渉入りで合意したことを一斉に批判した。これまでトランプ氏との良好な関係をアピールしてきた首相が譲歩を強いられたとみて、秋の臨時国会で政府に説明を求める方針だ。
首相は米ニューヨークでの記者会見で「TAG交渉はこれまで日本が結んできた包括的なFTA(自由貿易協定)とはまったく異なる」と強調した。
しかし、国民民主党の玉木雄一郎代表は「これまで2国間交渉には応じないとしてきたのに、大きな政策変更だ。早急に国会で説明を求めたい」と指摘。「ホワイトハウスの発表では、物品だけでなくサービスなど重要分野を含むことは明白だ。言葉遊びで国民をだますのは不誠実極まりない」と批判した。
共産党の志位和夫委員長も記者会見で「日米共同声明を読めば、事実上のFTA交渉開始の合意なのは疑いようがない。恥ずべき屈辱外交だ」と非難した。外交官出身の緒方林太郎元衆院議員はブログで首相の説明に「虚偽に限りなく近い。関税交渉部分は日米FTAにならざるを得ない」と反論した。
与党は当面、政府の交渉を見守る構えだ。自民党の岸田文雄政調会長は「TAGは包括的なFTAとは異なる」と政府の立場に理解を示したうえで「政府は国益を最大にするようにしっかり交渉してもらわなければならない」と注文をつけた。
公明党の山口那津男代表は記者会見で「(日米共同声明は)わが国の国益に沿って原則を示している。しっかり守った上で実りある協議をしてほしい」と述べた。【遠藤修平】(毎日新聞18年9月27日)』
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実際のところ、安倍首相のアタマの中には、もう憲法改正と北朝鮮との首脳会談(できれば、拉致問題の交渉・解決)しかないわけで。このままでは、他のことは、その場しのぎや先送り、ごまかしのオンパレードになって、どんどん国益を損なうのではないかと懸念しているmewなのだった。(@@)
THANKS
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