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石破氏と石破氏に投票した自民党議員が政局を動かすことになる
http://kenpo9.com/archives/4220
2018-09-24 天木直人のブログ
どう考えても展望の開けない政局を前にして、そうなれば面白いと私が考える一つのシナリオを考えてみたい。
私がそう思ったのは発売中の週刊ポスト(10月5日号)に掲載された「石破と玉砕『反乱軍50人』のああ無情」という記事を読んだからである。
その記事の中には、ドン・キホーテになることを承知の上で強大な安倍政権に挑むことを表明していた国会議員の本音が語られていた。
その中の大部分は、何もいま安倍政権に反発する必要もない境遇にありながら、干されることを覚悟して石破議員に同調して反旗をひるがした者ばかりだ。
いかにも判官びいきの日本国民が共感する者たちだ。
この週刊ポストの記事は総裁選の前に書かれた記事に違いない。
だから総裁選後は安倍首相による「安政の大獄」が待っている、ああ無情と同情的に書いている。
しかし、選挙結果は予想以上に地方票が石破氏に集まった。
石破支持の国会議員の数さえも、予測より多かった。
それを見たメディアは、安倍擁護の読売、産経も含め、安倍政権にとって厳しい結果だったと書いた。
そしてきょう9月24日の読売や共同の世論調査でも、世論ははっきりと、安倍1強に不安と不信をしめした。
これを要するに、石破と石破を支持した国会議員は、週刊ポストの記事のように粛清されて終わる事にはならないということだ。
覚悟を決めてこれから安倍暴政に対峙していけば、あたかも大石内蔵助や赤穂浪士のように判官びいきの世論の圧倒的な支持を得られる可能性があるということだ。
国民の鬱屈は爆発寸前だ。
もしいま直ぐに選挙があるなら、これら石破氏に投票した議員は、名を明かして反安倍の政策を掲げて国民に訴えれば、それだけで当選する可能性が高い。
政治家は当選がすべてだ。
これからも石破氏に続く政治家は増えて行くに違いない。
いますぐ自民党を飛び出して石破新党を作れというつもりはない。
そんなことをすればその時点で終わってします。
それよりも、自民党の中で石破支持者を増やすことだ。
自民党内の反安倍派を結集して大きな派閥づくりにつとめるべきだ。
そして、安倍政権が行き詰った時こそ、自民党を乗っ取り、野党を巻き込んで石破救国政権を目指すべきだ。
安倍政権が行き詰る可能性はどんどん高くなっていくだろう。
しかし、今のままでは安倍政権に代わる政権は見当たらない。
これは日本国民にとって不幸だ。
だからこそ石破氏は、石破救国政権の準備を進めなくてはいけないのだ。
果たして石破氏にその考えがあるのだろうか。
石破氏の側近にはそれを考える知恵者がいるのだろうか(了)
石破支持の議員はなぜ負け戦に身を投じたのか、本音を直撃
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180922-00000013-pseven-soci
NEWS ポストセブン 9/22(土) 16:00配信 週刊ポスト2018年10月5日号
なぜ負けると分かっていながら…?
【地元・鳥取では「石破さんが選挙に強いのは奥さんのおかげ」と人気者の佳子さん(撮影/浅野剛)】
安倍晋三・首相が3選を果たした自民党総裁選挙で齋藤健・農水相は「石破さんを応援するんだったら辞表を書いてからやれと言われた」と “ある安倍支持派議員”から恫喝を受けたことを暴露した。
今回の総裁選では大臣から市議会議員に至るまで、安倍陣営からの激しい締め付けがあったとされる。
そんな中、「ドン・キホーテ」になることを承知で強大な総理大臣に挑むことを表明していた国会議員は、石破派の20人を含めて約50人いた。
齋藤農水相、田村憲久・元厚労相ら石破派の20人は当然としても、他派閥や無派閥の議員には「現職総理に睨まれる」リスクを取る理由は見当たらない。にもかかわらず、竹下派の竹下亘・総務会長、尾辻秀久・元厚労相、谷垣グループの中谷元・元防衛相、無派閥の村上誠一郎・元規制改革相、渡海紀三朗・元文科相など大臣経験者、そして将来ある若手議員たちが石破氏支持を旗幟鮮明にした。
総裁選投票3日前の9月17日には、橋本龍太郎・元首相の次男、橋本岳代議士(当選4回)がブログにこう綴った。
〈「自民党は今一度初心に立ち戻り、政治・行政に関する国民からの信頼回復を目指すべき」という意志の表現として、「ただ国民のみを畏れる」石破茂候補への投票を選択することといたしました〉
彼らはなぜ、負け戦に身を投じたのか。本音を聞いた。当選1回の石破派参院議員・中西哲氏が語る。
「石破派は最初から勝ち馬に乗ることは考えていなかった。安倍内閣の支持は40%台で過半数を割っている。国民の批判も強い。とくに来年は統一地方選と参院選が控えている。
先日、私の地元の高知で石破演説会をしたとき、地元の建設業者が『中央の建設業界の幹部は官邸に呼ばれて“安倍を頼む”と直接頼まれているが、われわれには関係ないわ』と言っていました。地方に不満があるからこそ、総裁選で政策を戦わせることで自民党内には安倍総理と違う路線の勢力もあることを示し、党全体の支持を高めなければならないと考えたんです」
派閥の庇護がない無派閥議員はさらにリスクが高い。小泉進次郎氏ら当選同期の4人でつくる「四志の会」のメンバー、橘慶一郎・自民党副幹事長(当選4回)は無派閥ながら石破氏の推薦人に名を連ねた。
「石破さんを支持したのは友人で石破派の赤沢亮正・代議士に頼まれたから。もちろん、石破さんが掲げている地方創生に共感している。みんなから理由になってないといわれたが、それがすべてです」(橘氏)
◆勝つために出たわけではない
総裁選後に人事で冷遇されかねない不安はなかったのか。
「もともと厚遇されていたわけではない。石破さんを推した人たちに、人事を期待している人なんていないでしょう。今回の総裁選は勝つために出たわけではなく、目指すのはある程度の地方票を獲得し、惨敗にならないことです」(橘氏)
政治ジャーナリスト・野上忠興氏は、“持たぬ者”になる強みをこう指摘する。
「安倍一強と言われる中で自民党内には総裁選で公然と反旗を翻した数十人の反安倍勢力が生まれた。安倍首相は恫喝も通用せず、ポストというエサでも釣られない彼らの存在を脅威に感じているはずです。反安倍勢力は来年の統一地方選や参院選で自民党が議席を大きく減らせば、安倍政権は次第に死に体化していくと読んでおり、その時が本当の勝負の時だと考えている。安倍首相はそれが気が気でないから党内粛清に乗り出さざるを得ない」
歴史的に状況が似ているのは幕末の安政の大獄だ。大老・井伊直弼が反対派を弾圧し、次々に粛清しても徳川幕府の崩壊は止まらなかった。
これから嫌でも政権末期に向かう安倍首相も、反対派を干し上げるだけで求心力低下を食い止めるのは難しい。国民の政権への失望を招く可能性もある。
これから繰り広げられる無情の粛清は、自民党の「幕末動乱」の始まりを告げている。
『歴史的に状況が似ているのは幕末の安政の大獄だ。大老・井伊直弼が反対派を弾圧し、次々に粛清しても徳川幕府の崩壊は止まらなかった。』と、安倍が憧れやまない長州の志士達のように富国強兵を目指していたはずが皮肉にも崩壊直前の幕府側の様な状態に。 https://t.co/ETLgUlaF9c
— 佐藤悦美 (@etsumi_sato) 2018年9月22日
石破支持の議員はなぜ負け戦に身を投じたのか、本音を直撃 #BLOGOS https://t.co/ElE1FDQUdu
— anineko (@ANINEKObySYSTER) 2018年9月22日
「自民党内には安倍総理と違う路線の勢力もあることを示し、党全体の支持を高めなければならないと考えたんです」
【石破支持の議員はなぜ負け戦に身を投じたのか、本音を直撃】安部三選と言ってもある意味”終わりの始まり”の幕が上がったという事か。【歴史的に状況が似ているのは幕末の安政の大獄だ。大老・井伊直弼が反対派を弾圧し、次々に粛清しても徳川幕府の崩壊は止まらなかった】。 https://t.co/TVFuEssWod
— 横田良篤 (@yokotayoshiatsu) 2018年9月22日
石破支持の議員はなぜ負け戦に身を投じたのか、本音を直撃。 安倍首相は恫喝も通用せず、ポストというエサでも釣られない彼らの存在を脅威に感じている https://t.co/fz9Syr348D #スマートニュース
— Jien (@SaijoKosmo) 2018年9月23日
・反安倍勢力は、来年の統一地方選や参院選で自民党が議席を大きく「減らせば」
— モリカケ王©! (@yzjps) 2018年9月22日
・安倍政権は次第に死に体化、と読んでおりhttps://t.co/QvogqlEMWQ
・安倍は気が気でないから、党内粛清に乗り出さざるを得ない
そこで、おまかせ!
みんみん出番だ!(汗
玉木雄一郎を始め、共闘分断みんみん大活躍!
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