http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/216.html
Tweet |
米国との二国間貿易協定を飲まされることになる安倍首相
http://kenpo9.com/archives/4216
2018-09-23 天木直人のブログ
きょう9月23日の読売新聞が一面トップで大きく報じた。 日本と米国があらたに2国間貿易協議を始める見通しになったと。 茂木経済再生相がライトハイザー米通商代表部代表と24日ニューヨークで第二回の新貿易協議を開き、この方針を伝えると。 これは事実上の二国間貿易協定締結宣言だ。 ここまではっきり日本が米国との間で二国間貿易協定に応じると書いた新聞はきょうの読売がはじめてだ。 しかも日本側からそれを提案するというのだ。 やはり私の予想は的中した。 茂木大臣がワシントンに飛んで行き、ライトハイザー代表との間で第一回新貿易協議を行ったのは8月9日だった。 あの時、お互いの立場が平行線で終わったにも関わらず、日米双方は満足げだった。 それもそのはずだ。 あの時、実質的な協議は何も行わず、茂木大臣の特命は、本格交渉は総裁選の後まで待ってほしいと頼み込む事にあったからだ。 そして、ライトハイザー代表はそれを受け入れた。 しかし、その時ライトハイザー代表は、総裁選の後は今度こそ米国の要求を飲んでもらうと最後通牒を渡したのだ。 そのセレモニーこそが第一回新貿易協議だったのだ。 そして総裁選が終わり、予想通り安倍三選が決まった。 トランプ大統領はすかさず祝辞を送った。 そしていよいよニューヨークで茂木大臣とライトハイザー代表の第二回新貿易協議がニューヨークで始まる。 ワシントンでなくニューヨークで行われるのは、その直後に国連総会出席の機会を利用して行われる安倍・トランプ首脳会談が控えているからだ。 つまり茂木・ライトハイザー代表の協議はその露払いなのだ。 安倍・トランプ首脳会談で、日米同盟の結束と安倍・トランプ両首脳の緊密な関係が再確認され、その証として日米新二国間貿易協議開始が高らかに宣言される。 しかし、その時点では、見かけ上は日本は何も譲歩しない。 あくまでも日本と米国は対等だ。 なぜなら交渉はこれから始まるからだ。 しかし、日本が苦しむのはその後だ。 米国の要求が日本にとってどれほど理不尽で不利なものであるかは、トランプ大統領自身がすでに表明している。 米国の要求を知るともはや日米同盟関係は終わるだろうと。 つまり日本国民が怒り出して、さすがの安倍首相も応じられないだろう。 しかし、自分はビタ一文値切らない。 だから日米関係は悪くならざるを得ない。 そうトランプは脅かしたのだ。 しかし、実際は決して日米同盟は終わらない。 トランプ・安倍関係は悪くならない。 なぜならば、安倍首相は国民にウソをつき、ごまかして、その裏で米国の要求を丸呑みするつもりでいるからだ。 そのことは決して国民の目には明かされない。 それどころか、安倍首相の「やっている感」外交に日本国民はだまされる。 その裏で日本が譲歩する密約が米国との間で交わされるのだ。 そして、対米従属は何も新貿易協議だけに限らない。 辺野古移設や憲法9条改憲もそうだ。 つまり、経済も外交・安全も、安倍首相は、三選後の政権を維持するために、すべてを米国に売り渡すことになる。 まさしく三選後の安倍政権は究極の売国政権に走るのだ。 このままでは日本国民は浮かばれない。 どうすればそれを防ぐことができるのか。 そのことこそ、これからの日本の政治の最大の問題である。 決して野党共闘からは解決は生まれない。 自民党の中から出て来なくてはいけない。 出てくるとすれば、野党を巻き込んだ、石破救国政権構想のごとき動きである。 それほど三選後の安倍政権に対する国民の反発が強まるということだ。 この続きは稿をあらためて書いてみたい(了) 日米、新2国間貿易協議へ…関税分野も念頭 https://www.yomiuri.co.jp/economy/20180922-OYT1T50160.html 2018年09月23日 06時05分 読売新聞 日本と米国が新たに2国間の貿易協議を始める見通しとなった。農産品や自動車を含めた関税分野の協議も念頭に置く。日米の市場開放を進め、両国経済の発展を促進することで一致する方向だ。日本政府は、トランプ米政権が検討する輸入自動車への関税の回避を条件に新2国間協議を始めたい考えで、日米は大詰めの調整を進める。 茂木経済再生相はライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と24日(米国時間)、米ニューヨークで第2回の貿易協議(FFR)を開き、こうした方針を提案する。この場で大枠を固めた上で、安倍首相とトランプ米大統領が26日に開く会談で正式に合意することを想定している。 首脳会談後に共同声明を出し、新2国間協議の開始を確認する予定だ。日本政府は、米国が環太平洋経済連携協定(TPP)に戻ることが望ましいとの立場を堅持する。その上で、新2国間協議は、TPPに呼び戻す建設的な協議の場とも位置づける。 (ここまで397文字 / 残り599文字)
関連記事 貿易戦争ついに日本にも? トランプ、安倍首相に自動車輸出削減・現地生産拡大を要望(ニューズウィーク) http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/559.html |
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK251掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK251掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。