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「安倍3選」という「終わりの始まり」<中>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/237999
2018年9月21日 日刊ゲンダイ 文字起こし
07年の再来(C)日刊ゲンダイ
歴史は繰り返す「参院選で安倍はご臨終」 |
総裁選の結果でハッキリ分かったのは、安倍自民党は来年夏の参院選で大敗する可能性が高いということだ。
国会議員と違って、一般党員は国民に感覚が近い。安倍は地方議員を官邸に招くなど、地方票集めにシャカリキになっていたが、それでも55%しか得票できなかった。いかに国民がアベ政治にウンザリしているかの証明である。
しかも、参院選の勝敗を決する32ある“1人区”のうち、安倍は9県で石破に敗北している。当初、安倍陣営が目標に掲げていた「地方票の7割」をクリアしたのも、和歌山、広島、山口の3県だけだった。
第1次安倍政権の時、安倍は参院選で大敗して退陣に追い込まれている。歴史は繰り返す。また、来年夏、参院選で大敗し、安倍政権はご臨終となっておかしくない。
「12年に一回、春の統一地方選と、夏の参院選が重なる亥年は、自民党は参院選で大敗するというデータがあります。理由は、集票マシンである地方議員が、自分の選挙が終わった直後なので、積極的に動かないためだといわれています。前回、2007年の参院選の時も、野党に過半数を奪われ、安倍首相は退陣に追い込まれています。しかも、今回、党員票で苦戦したように、地方を中心にアベ政治への不満が渦巻いています。アベノミクスの恩恵もありませんからね。モリカケも忘れていない。総裁選で起こった“地方の反乱”は、参院選敗北の前触れと見ていいと思います」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)
そもそも、参院竹下派が“石破支持”に回ったのも、「安倍首相では参院選は負ける」と強い危機感があったからだ。
アベ臨終のカウントダウンが始まった。
デフレ脱却からは程遠い(C)日刊ゲンダイ
改憲だとか異次元緩和の見直しだとか、おそらく何もできやしない |
3選した直後の会見で、安倍は例によって「改憲」を口にしていたが、レームダック化必至の安倍に、改憲や異次元緩和の見直しといった大きなことがやれるはずがない。
安倍は秋の臨時国会で自民党の改憲案を提出。来年の通常国会での発議に意欲を見せているが、どう考えても不可能だ。もともと改憲に慎重な公明党も総裁選の結果を受け、一層後ろ向きな態度を示すだろう。山口那津男代表は19日、「各種世論調査では優先順位は高くない」と言っていた。
そもそも、来年の政治日程はギチギチだ。時間的に見ても、改憲などまず無理だ。
「改憲案の本格的な審議が始まるのは来年1月の通常国会から。3月までは予算案の審議が優先されるでしょう。その後、4月に統一地方選、5月には天皇陛下の退位に伴う改元が続く。すると、6月の会期末が迫り、『静かな環境』で議論する時間はありません。モリカケ問題の影響で7月の参院選は、自民党は議席を減らす可能性が高く、発議に必要な3分の2の改憲勢力を保てなくなるとみられます。どうしても参院選までに発議にこぎつけたいのでしょうが、総裁選で圧勝できず、求心力を失った安倍首相に議員がどこまで付いていくのか。改憲は不可能と言っていい」(ジャーナリストの高野孟氏)
14日の討論会では、日銀の異次元緩和の「出口戦略」の必要性に言及していたが、実質賃金は伸びず、デフレ脱却からも程遠い。3度目の消費税増税延期まで取り沙汰される中、景気に冷や水をかける異次元緩和の見直しなどできるものか。結局、安倍は何もできやしないだろう。
ただの客寄せパンダ(C)日刊ゲンダイ
自民党安倍シンパよりもヘタレが際立った進次郎 |
党内の誰よりも姑息だったのが小泉進次郎筆頭副幹事長だ。
安倍と石破のどちらを支持するのか――。総裁選を巡って、動向が注目されていた中、当の進次郎は20日の投開票日まで沈黙。それが一転、議員投票の直前になって、石破に1票入れると明言した。すでに党員票が締め切られた後の“告白”は、安倍に気を使ったと見られても仕方がない。結果的に自分に倣って石破へ投じかねない党員票の動きを食い止めたわけで、安倍シンパ以上のへタレぶりをさらけ出した。
進次郎がモリカケ問題で安倍政権に啖呵を切ったのも今や昔。総裁選後、直前まで投票先を明かさなかったタイミングについて「仮に早く表明していたとしたら、私が望む形にはならなかったと思う」と言い訳し、「表明しなかったからこそ2人の論争に注目が集まったのではないか」と強弁。石破に1票入れることを決めた時期については、「私の中では(最初から)決まっていた」と暴露した。
それなら、早々に「石破支持」を表明すればよかったはず。結局のところ進次郎は、石破に票を投じた党員・党友、ひいては、国民の期待を知りながら見事に肩透かしを食らわせたのだ。政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。
「進次郎さんは安倍陣営から、『総裁選が終わるまで口を開くな』とクギを刺されていたといいます。その脅しをはねつけるだけの度胸がなかった。もし、進次郎さんが石破さんへの支持を早くから表明していれば、地方票の結果に影響したでしょう。沈黙したことで、安倍首相の続投を暗にアシストとした罪は重いですよ」
国民も呆れ返っているのではないか。
日刊ゲンダイ|「安倍3選」という「終わりの始まり」<中> https://t.co/Pzbr8IZQ1v高野孟氏「改憲案の本格的な審議が始まるのは来年1月の通常国会から。3月までは予算案の審議が優先されるでしょう。その後、4月に統一地方選、5月には天皇陛下の退位に伴う改元が続く。すると、6月の会期末が迫り」 pic.twitter.com/KvrOUUp3P3
— rima (@risa_mama117) 2018年9月21日
追い詰められたらこの男、何をしでかすか分かったもんじゃない。改憲クーデターでも起こして、本当に #内乱罪 で自爆しかねない。 https://t.co/RDLOAlJ8Yg
— 北野慶(虚構の太陽) (@keikitano) 2018年9月21日
追い詰められたらこの男、何をしでかすか分かったもんじゃない。改憲クーデターでも起こして、本当に #内乱罪 で自爆しかねない。 https://t.co/RDLOAlJ8Yg
— 北野慶(虚構の太陽) (@keikitano) 2018年9月21日
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年9月21日
【安倍一強 崩壊】
【「安倍3選」という「終わりの始まり」】
『崩れた圧勝 皮算用』
「露出をこれだけ抑えても、隠し切れなかった無能と詭弁の見苦しさ」
「地方票の反乱、石破支持議員の上積みでハッキリした、驕る者の虚像と凋落の予兆」 pic.twitter.com/e6ujCbp1de
「安倍3選」という「終わりの始まり」 歴史は繰り返す「参院選で安倍はご臨終」 改憲だとか異次元緩和の見直しだとか、おそらく何もできやしない 自民党安倍シンパよりもヘタレが際立った進次カ 米国、ロシアはなぜ、安倍の足を引っ張ったのか、この結果をどう見ているのか(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/PxKCCaJfBZ
— KK (@Trapelus) 2018年9月21日
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