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2018年 09月 18日
【女優の樹木希林さん(75)が、15日に亡くなった。心からご冥福をお祈りしたい。樹木さんについてのメモリーや思いは、何回か連載できそうなぐらいたくさんあるのだけど。<出演していたドラマや映画もかなり見てるし。昔の芸名売却とか内田裕也氏とのアレコレとか、スキャンダル暴露のことなどなど、何かたくさん思い出すことがあったりして。>
まあ、過去のの言動全てをいいと思っていたわけではないが。これまでの女性芸能人にはないような「自己責任にとる言動」には、ある種の潔さや清々しさを感じていた。
その後、03〜4年に左目を失明したり、乳がんだと判明して手術を行なったりしてからの樹木さんというのは、何だかどんどんと達観して行く感じがあって。13年には全身にがんが転移していることも、あっけらかんと告白。
おそらくは色々と肉体的にも精神的にも大変だったと思うけど、自分が納得できる治療法を続け、自分がいいと思う仕事を積極的にやっていて。<彼女は事務所もなくマネージャーもつけす、完全フリー。日程、ギャラ交渉も自分でおらず。>その姿とか、様々な言葉は本当にリスペクトできたし。mewも、もし病気をしても、こんな風に生きたい、こんな生き様ができる人間になりたいと思うようになっていた。
長い間、本当におつかれさまでした。本当に様々な作品で楽しませてもらって、そして貴重な言葉を残してくれて有難うございます。m(__)m】
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ところで、自民党の総裁選の当初の日程では、立候補者は7〜9日にTV各局に出演して討論を行なったり、東京、大阪などの大都市でも合同演説会を行なう予定だったのだが。北海道震災が6日に起きたため、7〜9日の選挙活動は中止することに。
そこで石破茂氏は、選挙期間の延長を要望したのだが。安倍陣営&自民党は、現職の首相としての日程が詰まっているとして認めず。
東京、大阪の合同演説会は中止。そして、TV出演を16日にNHK,17日に民放5局と一気に行なうことになったため、国民が2人が出演した番組をじっくり見るのは難しかったかも。^^;
しかも、昨日も書いたけど、もう党員の大部分は投票用紙を郵送済みのようで。総裁選用の討論会としての意味は、かなり薄れてしまったかも知れない。(~_~;)
それで、安倍首相に油断が生まれたのか。<どうやら、支持率も上がっているらしいので、気分もよくなっているのか?>
昨日のTVでの討論会では、はじめの頃、やたらクチにしていた「謙虚さ」はどこへやら。かなり好き勝手なことを言っていたようだ。(-"-)
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mewが、一番驚いたのは、日テレのニュースに出ていた時のこの発言!(@@)
先日、石破派に属する斉藤農水大臣が、安倍側近に「『石破さんを応援するんだったら辞表を書いてからやれ』と言われた」と圧力をかけられたと告白したのだが。
司会者が、その話を取り上げたところ、何と安倍氏は、そのような発言があったことを否定せず。批判もせず。
「昔はもっと激しかった。そこでひるんではならない。それでもなお、という政治家の勇気が必要だ」
「角福戦争のころはこんなものじゃない。私もいいとは思っていないが、ヒートアップしてきたらそういう発言はある。選挙はそういうものだ」・・・などと発言。
つまり安倍氏は、総裁選では、党内で圧力をかけるような強い発言があっても当たり前だと言うのである。(・o・)
以前から思っていたことではあるのだが。mewのアタマの中では、何だか古い考え、感覚をず〜っと引きずっているスポーツ競技団体の幹部や指導者が、暴力や暴言を用いてパワハラ的な運営や指導をしている姿&それを正当化する姿と見事に重なってしまった。(**)<この件は、また後日ゆっくりね。>
先週、『安倍側近、地方議員に圧力か?党員票7割獲得のため、えげつないほどの票集め、主導権争い』という記事を書いたのだが。
安倍陣営は、地方議員に地元の党員に安倍氏を支持するよう働きかけをすることを指示。しかも、石破氏の地方での活動に協力しないように圧力がけを行なっていることも発覚した。<それも、安倍側近の西村官房副長官が圧力をかけて来たらしい。^^;>
この件に続いて、14日には石破派の斉藤農水大臣が、石破陣営の会合で「安倍(晋三首相)応援団の一人に『石破さんを応援するんだったら辞表を書いてからやれ』と言われた」という告白を行なったのである。^^;
『「辞表書けと言われた」=石破派・斎藤農水相―自民総裁選
自民党石破派の斎藤健農林水産相は14日、総裁選候補の石破茂元幹事長も出席して千葉市で開かれた石破陣営の会合で「安倍(晋三首相)応援団の一人に『石破さんを応援するんだったら辞表を書いてからやれ』と言われた」と語った。
斎藤氏は「石破派と分かって大臣にしたんだろう」と反論したという。
斎藤氏はこの人物が誰かは明かさず、「圧力とかそういうことで浮上しようという発想、空気がまん延している。これは打破したい」と強調した。(時事通信18年9月14日』
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で、日テレの司会者がこの話を向けたら、(もうチョット謙虚に、下から出るかと思った)安倍首相が、昔話を持ち出して、一気に反論し始めたのである。
『石破派の農相が首相陣営から辞任迫られたとの問題で
自民党総裁選に立候補した安倍晋三首相(63)と石破茂元幹事長(61)は17日、民放5局の報道番組に出演した。日本テレビの番組では、石破派の斎藤健農相が首相陣営の議員に閣僚辞任を迫られたとされる問題を巡り応酬。首相は「昔はもっと激しかった。そこでひるんではならない。それでもなお、という勇気が必要だ」と述べ、問題視しないとした。石破氏は「(要求は)誤っているし、党のためにならない」と反論した。
首相は、田中角栄、福田赳夫両元首相の対立時を挙げて「角福戦争のころはこんなものじゃない。ヒートアップしてきたらそういう発言はある」と語ったが、その後のテレビ朝日の番組で、陣営への確認で斎藤氏に辞表提出を迫った議員はいないと否定。石破氏は「斎藤氏は作り話をする人ではない」と反発した。(毎日新聞18年9月17日)』
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『総裁選後の人事で「応援しなかった議員は干す」との声が首相陣営から出ているとの指摘について、石破氏は「ポストは個人のためにあるのではなく、国民、天下国家のため。そういう発言をしているとすれば党のあり方を考え違いしている」と批判。
首相は、橋本龍太郎、小泉純一郎両氏の一騎打ちとなり、橋本氏が勝利した1995年の総裁選を振り返り、「我々は小泉さんを応援した。『お前ら、干してやるぞ』と言われたと、みんな言っていたし、そう報道された。でも、誰が誰に言ったか、事実はなかった」と強調。「今回も誰が誰に言ったかって(いう報道は)ない。そもそも私、そういう(干すような)ことはしていない」と述べた。(朝日新聞18年9月17日)』
<「自分は言われたが、ブレなかった」と威張っていたような気が。TV朝日では「言ったのかいずれにせよ、何か昔の話を持ち出して、正当化しようとしている感じがあった。
おまけに、安倍氏の盟友である甘利明氏(今回の総裁選で、安倍選対の事務総長おして活躍中)まで、さらに上から批判を注ぎ込んで来たとのことで。さすがに、石破陣営からも「パワハラ」という言葉が出ていた。(・・)
『自民党総裁選(20日投開票)で、安倍晋三首相(総裁)陣営の選対事務総長を務める甘利明元経済再生担当相は17日夜のBS日テレ番組で、石破派(水月会、20人)の斎藤健農林水産相が首相支持の国会議員から「辞表を書け」などの発言があったと明らかにしたことについて「相手陣営からもいろんな話がある。あんなことをうじうじ言っていたら、斎藤健の価値が下がる」と述べた。
甘利氏は「安倍首相は何派が閣僚にいていいとか悪いとか、そんな了見の狭い男ではない。そんなの話題にすることすら恥ずかしい話だ」とも語った。
一方、石破派の山本有二前農水相は「この影響は大きい」としつつ、「大事な選挙でパワハラばかりではないかといわれたら、おしまいだ。注意してやった方がいい」と述べた。(産経新聞18年9月17日)』
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また、(安倍氏が敵視している?)TBSでは、司会者がモリカケ問題に触れたところ、ちょっとムッとしていた様子。もはや、安倍首相の謙虚さはかなり薄れていたように思う。^^;
『自民党総裁選に立候補している安倍晋三首相、石破茂・元幹事長は17日夜のTBSの番組に出演し、司会のキャスターを交えてゴルフをめぐって応酬した。
首相が友人の加計孝太郎・加計学園理事長とゴルフや会食を重ねていたことについて、星浩キャスターが「加計さんは、いずれ利害関係者になる可能性があった。まずかったという気持ちはあるか」などと質問。首相は「利害関係があったから親しくするというのではなくて、元々の友人」と述べ、問題ないとの認識を示した。
星氏は「学生時代の友だちでも、金融庁幹部とメガバンクの頭取はゴルフをしてはいけない」と重ねて指摘。石破氏も「自分が権限を持ってる時はしない、少なくとも。あらぬ誤解を招いてはいけない。私もいますよ、そういう友人は。ですが、職務権限を持ってる間は接触しない」と首相の姿勢を問題視した。
首相は「星さん、ゴルフに偏見を持っておられると思う。いまオリンピックの種目になっている。ゴルフが駄目で、テニスはいいのか、将棋はいいのか」などと反論した。
加計学園問題では、友人である加計孝太郎・理事長の国会招致の必要性を問われ、首相は「友人を呼ぶかどうか。『総裁だから(招致を)指示しろ』となるかもしれないが、行政府の長が指示していいのか。国会で決める」と述べるにとどめた。石破氏は「加計さんも時間制限を設けることなく、記者会見はきちんとした方が良かった。それが友情」と語った。(毎日新聞18年9月17日)』
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何だか1日に5局も出演されちゃった上、昨夜は帰宅が遅かったので、mewも、まだ一部しか見ることができていないし。たぶん、全部見られないうちに、20日の投開票が行なわれてしまうと思うのだけど・・・。(>_<)
でも、もし安倍氏のこのような発言をもっと目の当たりにする機会があったら、党員の票の流れも、国民の内閣支持率の動きも、ちょっと変わったのではないだろうか?(・・)
安倍首相は1対1or少人数でのナマ討論が苦手なので、逃げまくっていて。党首討論も、二次政権になってから、年に1回ぐらいしか行なわれていないのだけど。
今後は、憲法改正の動きが本格化するのは確実だし。安保外交や経済の面でも、問題が起きる可能性もあるし。今回のTV討論を見て、改めて、もっと国民に安倍氏のナマの声をきく機会が増やして欲しいと。そうすれば国民もチョット考え直すのではないかと思ったmewなのである。(@@)
THANKS
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