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「北方領土を返還しろ!」「戦争してでも取り返す!」などとがなりたててきたネトウヨどもって、暴力的なだけでなく、本物のイカレポンチだな。似非右翼というのももったいない安倍の信者だ https://t.co/WAFYePlP2l
— 福田良三 (@gyokkirinn) 2018年9月16日
「北方領土を返還しろ!」「戦争してでも取り返す!」などとがなりたててきたネトウヨどもって、礼儀を知らないだけでなく、本物のイカレポンチだな。似非右翼と言うのももったいない安倍の信者だ
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/31d03b13e3aa83458ee97ad8c4f67302
2018年09月17日 のんきに介護
百田尚樹、竹田恒泰、和田政宗も以前の勇ましい発言から一転して沈黙|リテラ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年9月16日
今回の訪露は、「地球儀を俯瞰する外交」とやらの失敗と、安倍首相の外交センスのなさ、無能さを満天下に知らしめただけでなく、その取り巻きである応援団の軽薄さと御都合主義をも暴露させた。 https://t.co/ceBCeCRG5o
2016年、山口で行われた首脳会談の際に出された
合意内容を見て、
これは、「4島の返還」どころか割譲じゃないかと、
かなり色を成して論評した。
不思議だったのは、
このような分析をしたのはネトウヨ言論人も含め皆無だったこと。
ただ僕一人、
声を大にしてこんな売国的な
合意内容、受け入れないと主張していた。
しかもこの主張は、
1回や2回ではないよ。
それこそ、折に触れ、何度も何度もだ。
今回の訪ロのついて、
日本の言論界もやっと遅まきながら
安倍とプーチンとの間でなされた合意の意味を了解したようである。
しかし、今やっているような話、
どうして2016年時点で訴えてくれなかったのかと思う。
もし、この時点で
論点がきちんと抉り出されておれば、
「プーチン発言について日本側は事前通告をされていなかった」
などという
間の抜けたことを言わずに済んだろう。
2016年の会談の中身で言えば、
後は、
平和条約だというところまで、
議論は煮詰められていた。
なぜ、気づけなかったのか――。
プーチンとの話で
「棚上げ」
という言葉が使われた妥結内容は、
千島4島の割譲だ。
そうなる意味が分からない人は、
僕の
「プーチン大統領が安倍に年末までに無条件で日ロ平和条約を締結するよう呼び掛けた。北方領土を再び交渉材料にさせないための駄目出しだな」
という記事でのコメント欄での解説を見て頂きたい。
☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/26b069cf1943aa587a84b68b1b3d293d
日本で今、「無条件な平和条約」について
最も簡明になされた記事であると思う。
これね、
僕の思い上がりではないよ。
誰も本当に、
この問題に触れていない。
僕は、
こう書いた。以下引用する。
――領土問題は、棚上げと言っています。他方、北方4島において通用するのはロシア法です。それからすると、事実上、ロシアの領土扱いにするということで、日ロ間で合意ができたわけでしょ?
それで、領土問題は蒸し返せるのかと言うと、蒸し返せません。今回、平和条約を締結をすることによって、法的に掘り起こせないことに確定しました。
たとえば、ここに二人の人がいて、高価なものを取り合いする関係にあったとします。このとき、Aさんが自分のものだと相手に認めさせるため、来歴等、説明します。海の上でぷかぷか浮いているのを自分が発見したのは自分だから、自分のものだという風に。それに対して、Bさんは、船に乗っていたとき落としたのだ。したがって、それは、私のものだと主張したとします。
あるとき、二人会ったとき、長年、この物がどちらにあるか言い争ってきた。それを止めるため、来歴等の主張は、今後、もう二度としないことにしよう。それで、Aさんがその物は、あなたに帰属することにしましょうと提案して、Bさんに手渡されました。Bさんの家族は、大喜びです。ただ、Bさんとしては不安です。
Bへの帰属は、二人の間で決定は、口約束です。書面にして残したい。それで、今回、書面にして互いの意思を確認しました。
国際関係で書面といえば、平和条約です。
日本は、この条約の締結を通して、もう二度と権利関係を蒸し返せなくなったんですよ。これは、つまり、領土関係は、前回の会談で口約束に過ぎないけど、所有関係は、以後ロシアに帰属するものとされた。今回の訪ロでその事実が書面で確認されたわけです。
この関係の下、言葉として、日本の外務省は、ロシアのものであるという明言はしなくていいです。しかし、「北方領土」という言い方は、金輪際、使えなくなってます。もし、使えば、蒸し返したことになるからです。
これ、裏返して言えば、明言なしロシアの領土にしましょうというお話なんです。シベリアがロシアの領土であるのは、日本の認証は不要でしょ。北方4島も同じ関係にあるのです。あの島で軍事基地を作るのは、ロシアに帰属する土地なんだから当然です。日本の許可など不要です。
もともとは、日本の領土であったのかもしれない。しかし、そのことを口にないと誓った以上、ロシアの領土になったと認めるしかないでしょ。
ロシアからすれば、もともとは、ロシアの領土でなかったのかもしれない。そんなことは、2度と口にしないことを誓った上で、ロシアが自国領土と認める旨、約束しました。ロシアから見ても、もう北方4島はロシアに帰属したと認めるほかないです。
この両者の関係を見ていて、領土関係が過去の事実に反するとすれば、領土の割譲がなされたとみていいでしょう。「北方領土4島は、この間の日露間の協議でロシアに帰属することが確定した」というのは、その事実関係の説明です。――
2016年の会談のときは騒がず、今騒ぐのは、
婚約もすまし、
指輪を受け取っていながら、
結婚式の式場の予約をする段になって、
「事前通告をされていなかった」
などと言い出すのとまったく同じだよ。
世間に通用しない。
〔資料〕
「プーチンの北方領土棚上げと安倍首相の屈服に、領土問題が大好物の極右論客・安倍応援団はどう反応したのか?」
リテラ(2018.09.16)
☆ 記事URL:http://lite-ra.com/2018/09/post-4254.html
「年内に平和条約を締結しよう。一切の前提条件を付けずに」
9月12日、ロシア・ウラジオストクでの東方経済フォーラムで、プーチン大統領が言い放った一言は「安倍外交」を粉々に打ち砕いた。なにせ、日本政府の立場は“北方領土問題の解決なくして平和条約なし”だったはずだ。それが、北方領土問題を棚上げしての平和条約締結を一方的に告げられたのである。
しかも、この爆弾発言の前には、安倍首相が「残念ながらいままで領土問題が解決せず、平和条約を締結できなかった。いままでのアプローチを変えていくべきだ」とスピーチしていた。その安倍首相の発言を受ける形で、プーチンは「シンゾウはアプローチを変えようと言ったが、いま、この案を思いついた」と突きつけたのである。
普通に考えれば、とんだ赤っ恥だ。同時通訳を聞いていた安倍首相は、一瞬表情を固まらせてから、困ったような笑みを浮かべた。プーチン発言について日本側は事前通告をされていなかったとみられており、その場で有効なリアクションをまったく取れなかった安倍首相は端的に言って“無様”である。
いずれにせよ、これまで北方領土問題で譲ってこなかったロシア側が、今後の解決を視野にいれているとは到底思えない。事実、あれだけ「北方領土返還か」と騒がれた2016年に山口で行われた首脳会談の際も、蓋を開けてみれば共同経済活動に日本側が約3000億円を投入することを約束されられただけ。さらに、ロシアは北方領土返還どころか、新型地対艦ミサイルや軍隊の配備など軍事要塞化に突き進んでいるのが現状だ。
ようするに、安倍首相は全てにおいてプーチンにやりこめられているわけだ。とりわけ北方領土返還を求めているであろう国内の支持層からみれば、対露安倍外交は「大失敗」の烙印を押されるのが当然だろう。
しかし、もうひとつ、苦笑するしかないのが、安倍応援団の極右論客たちの反応だ。
というのも、これまで「北方領土を返還しろ!」「戦争してでも取り返す!」などとがなりたててきた御用文化人や子飼い政治家の面々が、このプーチン発言以降、水を打ったように静まり返っているからだ。
たとえば、自称ジャーナリストの有本香氏。先日、ネトウヨ番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)で安倍首相の外交手腕を褒めちぎっていたことも記憶に新しい有本氏だが、北方領土問題については、以前、〈北方領土、竹島は、戦争してでも取り戻す。その気なくして何にも始まらない、ってことはわかり切っているはず〉(2011年2月26日)などと、極めて好戦的なツイートまでしていた。また、今年2月には「北方領土返還要求運動県民会議」主催の奈良県での大会で講演し、「国民全員が『あの島を取り返すんだ』という意識を持たなければいけない。返ってこなくて当たり前だと思った瞬間、北方領土だけでなく尖閣諸島もとられる」などと述べている(「産経WEST
2018年2月17日)。
ところが、この有本氏、プーチンの「前提なしの平和条約締結」発言が飛び出て以降、たとえばTwitterでは日露関係について一切の言及なし。〈ブラジル料理「カルネ・デ・パネラ(牛肉の煮込み)」なう。北関東某所に来ています〉などと言いながら美味しそうなビーフシチューの画像を投稿するなど、まるで“日露首脳会談やプーチン発言などなかった”かのような反応ではないか。
もとより“戦争を辞さず”などとがなりたてる人間の考え方など理解もできないが、それにしてもプーチンの“北方領土棚上げで平和条約締結”をスルーしてビーフシチューとは……。のんきに「なう」している場合なのだろうか?
なお、有本サンは13日放送の『虎ノ門ニュース』でこの話題を振られた際には、「元凶は外務省にある」「外務省は昔からこれを前に進めたくないという力を働かせている」なる陰謀論を展開し、分かりやすく安倍首相への批判をそらそうとしていた。Twitterでは有本氏の元に一般ユーザーから〈安倍官邸は北方領土を放棄する事を決定したのですか?教えて賢い有本さん〉などの質問が飛んでいるが、15日現在、完全に無視を決め込んでいる。
百田尚樹、竹田恒泰、和田政宗も以前の勇ましい発言から一転して沈黙
もっとも、バツが悪そうなのは有本氏だけではない。ほかの安倍応援団文化人もまた、15日現在、揃いも揃ってそんな感じだ。
たとえば作家の百田尚樹センセイは、2016年12月4日には〈内地からわざわざ沖縄に行き、米軍基地に侵入して、「米軍出ていけ!」という活動家にお願いしたい。北方領土か竹島に行って、「ロシア出ていけ!」「韓国、出ていけ!」と叫んでもらえないだろうか〉と意味不明なツイートをしていたのに、今回の日露首脳会談後は、ロシアや北方領土の話題を完全スルー。
竹田恒泰サンも、以前はロシアによる北方領土の軍事整備について〈日本政府はもっと厳しい態度で臨むことはできないのだろうか。ロシアのやっていることは、他人の土地建物に無断で侵入占有して、自分のものにしてしまう「強盗」と何ら変わりない〉(2011年2月10日)と強く批判していたが、安倍首相の大失態とプーチン発言についてはTwitterで一切のリアクションをとっていない。13日の『虎ノ門ニュース』でも「日本人って正直者だからありえないことをボンと言ってみて様子をみるとかしないんですよね」などと苦し紛れのコメントをするだけで、安倍首相への苦言は一言もなかった。
自民党広報副本部長の和田政宗参院議員も同じだ。和田サンといえば従来、領土問題についてはとりわけ強い関心を持ってきたらしく、北方領土返還を要求する集会に積極的に参加したり、〈憲法9条を改正し、不法占拠をされている竹島、北方領土についてはいつでも取り返せる体制を作るべきです。その上で、平和的な解決を交渉によって目指すべきです〉(2014年12月20日のツイート)などと持論を展開。また、昨年の衆院選の際には、希望の党の政見放送において日本地図に北方領土が記されていなかったことをあげつらって〈たまげました〉〈あり得ない〉などと猛批判していた。
そんな和田サンだから、今回もさぞ得意のSNSでプーチン発言への憤懣をぶちまけているのかと思い、Twitterをのぞいてみると、なんと15日現在、日露首脳会談やプーチン発言についての言及は皆無。かわりにツイートしているのが総裁選討論会のレポートで、誇らしく〈安倍晋三総裁に同行しています〉〈控室でもリラックスされていました〉と安倍首相の写真をアップしている。領土問題そっちのけで、安倍晋三総裁選対広報としてガンバっているわけである。
正直に言えば、本サイトはもともと、有本サンとか和田サンたちの右派思想が本物だとは思っていなかったが、まさかここまでわかりやすく馬脚を露わすとは……。
官邸は北方領土の失態隠すため、去年の竹島海洋調査について韓国に抗議
ようするに、こういうことなのだろう。いかにも「保守派」らしく「北方領土を返せ!」と勇ましく吠えてきたアチラの人たちは、親分の安倍首相が何の結果も残せず、ましてやプーチンから棚上げ通告までくらったのを目の当たりにしても、絶対に安倍首相の無能さを批判したりはしない。結局、北方四島の問題へ取り組む姿勢などポーズに過ぎず、安倍首相をお守りすることが何より大事なのだ。北方領土と安倍晋三とを天秤にかけたら、迷うことなく安倍をとる。
「だって北方領土なんて、安倍さんに比べればどうでもいいじゃん」──連中の態度を見ていると、そんなエゲツない本音がダダ漏れになっているのである。
もはや“エセ右翼”どころか“アベ教の信者”だが、しかし、そんな倒錯した安倍首相の周辺でもっとも噴飯ものなのは、やはり、官邸を置いてないだろう。
菅義偉官房長官は13日の会見で、プーチン発言について「平和条約を締結して日露関係の発展を加速したいとの強い気持ちの表れ
「わが国の立場をロシア側も承知している
と苦し紛れの火消しに必死。さらに、14日の閣議後の会見では、韓国が竹島周辺を無許可で海洋調査していたことを持ち出して「昨年11月28日、調査の実施を把握し、外務省北東アジア課長から在日韓国大使館の参事官に抗議した」などと言い出した。
かつて日本人が生活し、いまも祖先の墓がある北方の島々については何を言われても事実上の沈黙なのに、竹島となると、海洋調査だけで強行抗議って……などと突っ込むのは野暮だろう。去年からの話をわざわざ今頃になって持ち出したのは、あきらかに北方領土問題での“大失態”を隠すためのカウンター情報でしかない。あまりにトホホではないか。
いずれにしても今回の訪露は、「地球儀を俯瞰する外交」「価値観外交」とやらの失敗と、安倍首相の外交センスのなさ、無能さを満天下に知らしめただけでなく、その取り巻きである応援団の軽薄さと御都合主義をも暴露させた。これが「保守派」を自認する安倍界隈の本質である。
先日、本サイトの記事でもお伝えしたが、安倍首相は14日の総裁選討論会で朝日新聞の記者から対露外交について追及され「ウニなどについて合意しましたよ!」と逆ギレした。あれだけ北方領土を取り戻すと大見得を切っておいて、成果がウニ。この首相にしてこの応援団あり、ということなのだろう。
(編集部)
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