http://www.asyura2.com/18/senkyo250/msg/724.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52224551.html
2018年09月16日 「ジャーナリスト同盟」通信
<極め付きはTBS強姦魔もみ消し事件>
安倍晋三に限ったことではないが、いまの政府与党の女性認識の低さが、とても気になる。それが捜査当局にも影響していてわびしい。日本の女性、特に魅力的な女性は、安心して生活することが出来ない。極め付きがTBS強姦魔の山口を安倍内閣が救済・もみ消した、許しがたい事件である。この悲劇は、欧米でもで大きく報道された。国際社会の関心事となって久しい。女性蔑視の自公体制に、この国の問題が潜んでいる。
<実行犯・中村格は警察庁官房長へと大出世>
安倍と菅の意向を受けたといわれる中村格という、当時の警視庁刑事部長が、伊藤詩織さんの勇気あるレイプ事件のTBS強姦魔告訴を、事実上、もみ消してしまい、内外に波紋を投げかけている。
悲しいことに被害者の詩織さんが、自宅を出てしまっている。政府右翼筋の嫌がらせに家族が閉口してしまい、詩織さんがそれに屈してしまったらしい。一部の報道関係者の情報である。
本末転倒である。これが日本社会の現状なのだ。恐ろしいほどの人権侵害事件を、言論も司法も議会も守ってあげることが出来ないというのだ。悲しい現実に腸が煮えかえる。
「官邸の犯罪者が、実行犯の中村を警察庁のNO3の官房長に押し上げた」という事情通の報告を受けると、いたたまれなくなる。世も末であろう。
<安倍公約は上目線の「女性議員を増やすこと」>
安倍晋三という自民党総裁三選を目指す問題政治屋は、女性を国会議員に多く選出することが、女性問題の核心だとほざいた。これもいただけない。上からの目線である。内閣の人気を維持するための女性議員起用だと、誰もが気づいているのに、こうした票集めのことしか口に出来ない心臓にあきれる。
これまた女性蔑視レベルの言い分であるが、これに反論する自民党の女性党員も女性議員もいない。第一、詩織さん事件に対して、自民党と公明党の女性議員や女性党員から、伊藤さんを擁護しようという発言も行動もなかった。
女性蔑視・女性差別に屈してしまっている自公の女性たちなのだ。
<「一身独立」無縁の半封建制下の日本人女性>
一身独立が一国独立を可能にする。この点で、日本人はまだ、この当たり前のことが出来ていない。
最近まで、人々は安倍を「アメリカのポチ」と呼んでいたのだが、先のロシア訪問で判明したことは「プーチンのポチ」でもあったことが分かった。
かくして筆者の眼には、自公両党が、女性をポチ扱いしているように見えて仕方がない。ご自分も自立していないのだから、女性が自立していなくても不思議ではない、と言わぬばかりだ。
翻って思うに、21世紀は民主主義、人民が主人公の時代である。男女は平等である。男女差別は許されない。強姦は論外である。強姦魔は女性を動物として扱うわけだから、どのような口実も通用しない。強姦魔は終身刑か死刑にすべきなのだ。
日本での男女関係は、いまだ戦前の半封建制がこびりついているのだ。
<やくざ強姦に110番しなかった公明党創価学会美人栄養士>
偉そうなことはいえないが、この女性蔑視の現実に直面したのは、2014年4月28日に急死した公明党創価学会の美人栄養士のやくざ強姦事件である。
やくざに強姦された被害者は、警察に飛び込もうとしなかった。その後はやくざの言いなりに性奴隷人生を続けた。半年後に決断して、やくざから逃げ出そうとした途端、やくざからの脅しが始まった。
それでも110番通報をしなかった。レイプされた被害者が、警察に通報しない、という現実に驚愕した。彼女にとって、公明党創価学会も警察も利用価値がなかったのだ。ひたすら秘匿することで、やくざから逃げ出そうとした。哀れを通り越している。
<「木更津レイプ殺人事件」教訓から学ぶ婦人問題の核心>
強姦された女性は、この世にゴマンといる。間違いないが、それの警察資料がない。警察は知らない。報告がないのだから、調べようがない。被害者が沈黙しているのだから、手段方法はない。
「木更津レイプ殺人事件」の教訓は、レイプされても沈黙する無数の日本人女性という現実を、まずは認識することである。そこからどうするか、の対応策を考えなければならない。
すぐ思いつくのは、制度面の改革である。刑事罰の強化である。「レイプに死刑」がいいだろう。これでも十分ではない。
110番通報する女性でなければ、成果を出すことは出来ない。
やくざの場合はどうか。3本指の入れ墨やくざが、木更津事件の犯人で、こいつはやくざ浜名である。富津市出身のゴロツキやくざに、創価学会の美人栄養士は手も足も出なかった。「ばらすぞッ」に屈して、突発性の大動脈りゅう破裂で君津中央病院で急死した。
相手がやくざでも110番通報する日本人女性でなければ、刑罰強化だけでは対応できない。自立する女性を育成するしかない。これには家庭・学校・社会の教育が重要である。修身といってもいい。人権意識を高める教育が不可欠である。
<アジアの女性解放は中国が突出>
講談社版「中国の歴史」(人民中国の誕生)に1919年に中国を訪問した英哲学者バートランド・ラッセルの一文が紹介されている。
「私がびっくりしたことは、中国人の管理によって現代教育を行う時、男女間は完全に平等であるという点だった。北京国立大学における女性の地位は、ケンブリッジ大学よりも良好である」(中国の問題)
このラッセルの評価に驚く日本人は多いに違いない。この流れは新中国においても継承されてきている。
<英哲学者バートランド・ラッセルも驚く>
中国の婦人解放運動を、日本のそれは学ぶべきだろう。
日本における婦人解放運動は、戦後のことだと記憶しているが、真の解放運動はこれからであるが、それにしても中国のそれが、日本でいうと大正8年の時点だ。ラッセルを驚かせたという事実に仰天するばかりである。
戦前の日本にも女流作家が数人いたようだが、それが婦人解放と連動していたのかどうか、ともかく日本の立ち遅れは、いかんともしがたい。
「木更津レイプ殺人事件」の被害者が、警察に駆け込んでいれば、犯人のやくざ浜名を逮捕していた。本人は今も元気に生きていた。しかし、被害者は、やくざ強姦を訴えられなかった。無念の極みである。
遺族も逃げ隠れしている、このことも不思議である。母親が殺害されても沈黙する子供たちに驚く。日本を民主社会だと思っていない国民が、存在するのであろうか。確かに、TBS強姦魔が逮捕されないという異常事態の日本だとそうだ。警察を信用できない日本ではあるのだが。
<真の婦人解放運動が不可欠な日本>
永田町で活躍している女性議員というと、昔は市川房枝や土井たか子がいた。いま福島瑞穂がいる。彼女には、すばらしい信念がある。
福島は、真の婦人解放運動に取り組むかもしれない。強姦されたら100%警察に駆け込む女性づくりである。簡単なことである。これを徹底するのである。やくざを退治できる。伊藤詩織さん事件の犯人・TBS強姦魔のような悪人を退治できる。
自立する女性づくりだ。一身独立する女性が誕生すると、安倍のような悪党が首相になることは出来ない。国民の過半数を占めている女性の自立が、日本の政治改革を実現する原動力なのである。
2018年9月16日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK250掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK250掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。