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安倍首相の総裁選“デフレ脱却アピール”の裏で…政府の「賃金データ」操作が発覚! GDPアップにもからくり
http://lite-ra.com/2018/09/post-4250.html
2018.09.14 安倍政権が「賃金データ」を恣意的操作 リテラ
データ操作を報じる西日本新聞(公式ウエブサイトより)
「真っ当な経済を私たちは取り戻すことができました」──総裁選への出馬表明会見でそう胸を張った安倍首相に、経済データの“恣意的な操作”疑惑が浮上した。厚労省が発表している賃金関連統計である「毎月勤労統計調査」が今年に入ってからデータ作成手法を変えたことで、統計上の賃金が高めになっていると12日付けの西日本新聞が報じたのだ。
問題の「毎月勤労統計調査」は、厚労省が全国約3万3000の事業所から得た賃金や労働時間のデータをまとめたもので、従業員に支払われる「現金給与総額」(名目賃金)などが公表される。これが今年に入ってから月ごとに発表される前年比増加率が昨年の平均0.4%を大きく上回るようになり、8月に発表された6月の同調査では、労働者1人当たりの現金給与総額(名目賃金)の平均が速報で前年同月比3.6%増を記録(確報は3.3%)。「21年5カ月ぶりの高水準」「アベノミクスの成果」などと報じられた。
だが、これにはカラクリがあった。これまで「毎月勤労統計調査」では、調査対象事業所のうち30人以上の事業所については2〜3年ごとに無作為抽出した事業所に総入れ替えしていたが、今年1月分の調査からいろいろな名目をつけて半数弱を入れ替える方式に変更。しかも、従来は総入れ替え時におこなっていた指数や増減率の遡及改訂を取りやめたのだ。これでは正しい比較はできないだろう。
結果、どうなったのか。たとえば、前年比3.3%増となった6月も、入れ替えられなかった事業所だけで集計した参考値では1.3%増でしかなく、2.1%増と公表された5月も0.3%増にしかならない。
つまり、名目賃金が高い伸び率を記録しているのは「アベノミクスの成果」などではなく、恣意的な作成手法の見直しによって“かさ上げ”されていると考えられるのだ。
さらに、西日本新聞は13日付け朝刊でも続報を展開し、今度は内閣府の「雇用者報酬」も過大に推計されている可能性を指摘。この「雇用者報酬」は問題の毎月勤労統計を用いているために、同様に上振れしているというのだ。
だが、問題はこれだけにとどまらない。じつは西日本新聞が名目賃金の数字の嘘を指摘した12日、東京新聞もアベノミクス最大の問題を追及。そう、名目GDPのかさ上げだ。
安倍首相は自民党総裁選でも、名目GDPが過去最高の551兆円となったことを大々的に喧伝し、「戦後最大のGDP600兆円を実現」を目標に掲げている。
しかし、本サイトでもたびたび指摘してきたように、この名目GDPも恣意的に導き出された数字だ。というのも、安倍政権は2016年にGDPの推計方法を変更し、「研究開発投資」なる項目を追加して加算するなどの見直しをおこなった。その結果、2015年度の名目GDPは、旧基準では500.6兆円にしかならないところが532.2兆円に跳ね上がったのである。
この名目GDPのかさ上げをはじめとする「アベノミクスの成果」の嘘をデータをもとに検証した『アベノミクスによろしく』(集英社インターナショナル)の著書である弁護士の明石順平氏は、東京新聞の取材に対し、「(建設投資の推計手法の変更など)国際基準とは関係ない部分の上げ幅が、安倍政権の時期だけ突出して大きく、都合よくデータを選んでいることが疑われる」と答えているが、これこそが安倍政権の特徴であり詐術と言えるだろう。
事実、安倍首相が「70年振りの大改革」の目玉にした「裁量労働制の拡大」では、安倍首相が「裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、平均的な方で比べれば一般労働者より短いというデータもある」と答弁。しかし、そのデータは実際には1日の残業時間が1カ月分より長いという異常値が大量に見つかるなど完全にデタラメなシロモノだった。さらに、「高度プロフェッショナル制度の創設」でも、安倍首相は「労働者のニーズに応えるもの」などと述べていたが、その肝心の労働者の聞き取り調査の内実は“ヤラセ”というべきもので、完全に後付けの杜撰なものだったことが判明している。
政治の私物化を隠蔽するために公文書を改ざんし、作為的に都合のよい数字をつくり出して国民を欺く──。安倍首相は総裁選でこのほかにも都合のいい数字を並べ立ててアベノミクスの実績を前面に押し出しているが、それは嘘やカラクリに塗り固められたものだと暴いていくしかない。西日本新聞や東京新聞といったブロック紙の奮闘に、他のメディアもつづいてほしいと願うばかりだ。
(編集部)
統計所得、過大に上昇 政府の手法変更が影響 専門家からは批判も
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/448833/
2018年09月12日 06時00分 西日本新聞
政府の所得関連統計の作成手法が今年に入って見直され、統計上の所得が高めに出ていることが西日本新聞の取材で分かった。調査対象となる事業所群を新たな手法で入れ替えるなどした結果、従業員に支払われる現金給与総額の前年比増加率が大きすぎる状態が続いている。補正調整もされていない。景気の重要な判断材料となる統計の誤差は、デフレ脱却を目指す安倍政権の景気判断の甘さにつながる恐れがある。専門家からは批判が出ており、統計の妥当性が問われそうだ。
高めになっているのは、最も代表的な賃金関連統計として知られる「毎月勤労統計調査」。厚生労働省が全国約3万3千の事業所から賃金や労働時間などのデータを得てまとめている。1月に新たな作成手法を採用し、調査対象の半数弱を入れ替えるなどした。
その結果、今年に入っての「現金給与総額」の前年比増加率は1月1・2%▽2月1・0%▽3月2・0%▽4月0・6%▽5月2・1%▽6月3・3%−を記録。いずれも2017年平均の0・4%を大きく上回り、3月は04年11月以来の2%台、6月は1997年1月以来21年5カ月ぶりの高い伸び率となった。安倍政権の狙い通りに賃金上昇率が高まった形だ。
しかし、調査対象の入れ替えとならなかった半数強の事業所だけで集計した「参考値」の前年比増加率は、1月0・3%▽2月0・9%▽3月1・2%▽4月0・4%▽5月0・3%▽6月1・3%−と公式統計を大きく下回る月が目立つ。手法見直しで、計算の方法を変更したことも誤差が生じる要因とみられる。
誤差に対しては、経済分析で統計を扱うエコノミストからも疑義が相次いでいる。大和総研の小林俊介氏は「統計ほど賃金は増えていないと考えられ、統計の信頼性を疑わざるを得ない。報道や世論もミスリードしかねない」と指摘。手法見直し前は誤差が補正調整されていたことに触れ「大きな誤差がある以上、今回も補正調整すべきだ」と訴える。
厚労省によると、作成手法の見直しは調査の精度向上などを目的に実施した。調査対象の入れ替えは無作為に抽出している。見直しの影響で増加率が0・8ポイント程度上振れしたと分析するが、参考値を公表していることなどを理由に「補正や手法見直しは考えていない」(担当者)としている。
=2018/09/12付 西日本新聞朝刊=
「統計ほど賃金は増えていないと考えられ、統計の信頼性を疑わざるを得ない。報道や世論もミスリードしかねない」大和総研/小林俊介氏
— さいき まこ@『助け合いたい』発売中! (@SaikiMako) 2018年9月12日
統計所得、過大に上昇 政府の手法変更が影響 補正調整されず…専門家からは批判も(西日本新聞) https://t.co/3TUNZs6UDA
統計所得、過大に上昇 政府の手法変更が影響 補正調整されず…専門家からは批判も(西日本新聞) @YahooNewsTopics
— ひゅぅぅっと。 (@upthewind) 2018年9月12日
安倍政権はまだ分からないんだね。こういう政府のウソが自らの首を締めていることを。ウソでも誤差でも賃金があがってると国民を騙せれば、それでいいのか⁈
まさにオーウェルの1984の世界
— 岡ロ基ー (@okaguchikii) 2018年9月12日
統計所得、過大に上昇 政府の手法変更が影響 補正調整されず…専門家からは批判もhttps://t.co/0knJkcjsZs
「景気回復実感ない 83%(JNN)」
— Hiroshi Takahashi (@SeroriHitomi) 2018年9月12日
実感はごまかせないので、とうとう数値をごまかし始めました。
それにしても西日本新聞 GJ! 全国紙何してる?https://t.co/lPdWcSMNcW
以前から指摘があったけど、やっぱり誤魔化されていた。お給料はほとんど上がってない。
— ごんてい (@gontei) 2018年9月12日
昨日、おおさかての演説で石破氏曰く、会社は儲かってても、労働者の労働分配率は減っている。 https://t.co/Ja7pZLUvIi
つまりアベノミクスの成果として大々的に宣伝される経済指標改善は、幻想か偽りという事かな。手法の変更を敢えて説明せず経済改善を喧伝するのは、科学者が偽データ根拠に自己主張と同じ。『統計所得、過大に上昇 政府の手法変更が影響 補正調整されず』 https://t.co/rHZ4YYD6uR @YahooNewsTopics
— Norio Nakatsuji (@norionakatsuji) 2018年9月12日
マジもんの真理省きたわ…「調査対象となる事業所群を新たな手法で入れ替えるなどした結果、従業員に支払われる現金給与総額の前年比増加率が大きすぎる状態が続いている。補正調整もされていない」統計所得、過大に上昇 政府の手法変更が影響 補正調整されず(西日本新聞)https://t.co/S83zT4Z3Ht
— 早川タダノリ (@hayakawa2600) 2018年9月12日
統計所得、過大に上昇 政府の手法変更が影響 専門家からは批判も(西日本新聞)https://t.co/O8SUI7LIOa
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2018年9月12日
「調査対象となる事業所群を新たな手法で入れ替えるなどした結果、従業員に支払われる現金給与総額の前年比増加率が大きすぎる状態が続いている。補正調整もされていない」歴史修正と根が同じ。
結局統計まで都合のよい変更を行ってありもしないアベノミクスとやらの成果を偽装してる。
— tomtom (@analystTOM) 2018年9月12日
安倍盲信派はどんな擁護をするのか?
統計所得、過大に上昇 政府の手法変更が影響 補正調整されず…専門家からは批判も(西日本新聞) - Y!ニュース https://t.co/hHVaRd1bxk #Yahooニュースアプリ
何もかも偽造か。https://t.co/4WThpPXobs いかにもファシズム政権らしい話。GDPの数値も計算方法を変えて膨らませている。いずれ必ず破綻・破滅するだろう。ヒトラー政権のように。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2018年9月12日
求める結果を得るために、算出方法を変える、ルールを変える、毎度毎度の安倍政権の薄汚いやり口。腐った人間 安倍晋三により頭から腐る公文書改竄もいとわない腐敗国家の出来上がり。安倍晋三をのさばらせ容認する腐った社会にドップリつかり、人心もすっかり腐敗荒廃した。https://t.co/LwsdOmpgse
— 大下賢一郎 (@kemuchiman) 2018年9月12日
権力の私物化。権力者に対する根拠ない/大げさな称揚。権力批判に対する禁忌。統計改ざん。これすなわち日本の中国化である。 / “統計所得、過大に上昇 政府の手法変更が影響 補正調整されず…専門家からは批判も(西日本新聞) - Ya…” https://t.co/dpMj1nhTnd
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2018年9月12日
https://t.co/XR0MCBEnvt
— 原口 一博 (@kharaguchi) 2018年9月13日
統計は政策の基本となるものだ。恣意的に数字が動くなら政策の根底から信頼が揺らぐ。
年金と日銀で株を釣り上げ官製市場を作った挙句、統計所得さえ過大?
まさに政権による統計の「私物化」ではないのか?国会で質していく。
政府統計まで私物化とは(怒)
— たつみコータロー参議院議員 日本共産党 (@kotarotatsumi) 2018年9月12日
「1月に新たな作成手法を採用し、調査対象の半数弱を入れ替えるなどした。〜その結果、安倍政権の狙い通りに賃金上昇率が高まった形だ」 https://t.co/VFi3n5IWgx
安倍首相の総裁選“デフレ脱却アピール”の裏で…政府の「賃金データ」操作が発覚! GDPアップにもからくり https://t.co/9ulqNHT21Q
— @反共謀罪@脱原発@反暴走政権 (@hikawabito) 2018年9月14日
「真っ当な経済を私たちは取り戻すことができました」──総裁選への出馬表明会見でそう胸を張った安倍首相に、経済データの“恣意的な操作”疑惑が浮上した。
安倍首相の総裁選“デフレ脱却アピール”の裏で…政府の「賃金データ」操作が発覚! GDPアップにもからくり |リテラ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年9月14日
安倍首相は総裁選でこのほかにも都合のいい数字を並べ立ててアベノミクスの実績を前面に押し出しているが、それは嘘やカラクリに塗り固められたものだ。 https://t.co/J7LEiCopa6
ウソつき安倍政権の出してくるデータはまず疑ってかからないと。「政治の私物化を隠蔽するために公文書を改ざんし、作為的に都合のよい数字をつくり出して国民を欺く」“安倍首相の総裁選“デフレ脱却アピール”の裏で…政府の「賃金データ」操作が発覚! GD…” https://t.co/SZ7Meu7Pr1 @litera_webより
— Fukui (@mediawatcher21) 2018年9月14日
「恒常的に平然と嘘をつく」「罪悪感が皆無」 #サイコパスアベ 「政権」のフェイク統計は一切信用できない! https://t.co/jhkvCStlC0
— 北野慶(虚構の太陽) (@keikitano) 2018年9月14日
#自民党 #公明党 #安倍政権 の言うことは信用できない。
— Tarama Taruhei (@menghu_nankuru) 2018年9月14日
↓#安倍首相 の総裁選“デフレ脱却アピール”の裏で…政府の「賃金データ」操作が発覚! GDPアップにもからくり。
政治の私物化を隠蔽するために公文書を改ざんし、作為的に都合のよい数字をつくり出して国民を欺く…
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安倍に、経済データの“恣意的な操作”疑惑が浮上、厚労省が発表している賃金関連統計である「勤労統計調査」データ作成手法を変えたことで、統計上の賃金が高めに!
— パセリの実♪[ (@KP8cBO35vTNV25d) 2018年9月14日
安倍のデフレ脱却アピール”の裏で…「賃金データ」操作が発覚! GDPアップにもからくり https://t.co/Yee8l7sNQa @litera_webから
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