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2018年09月11日 「ジャーナリスト同盟」通信
<安倍晋三を罷免・弾劾容疑で、遂に告発!>
自民党総裁選告示日(9月7日)に元参院議員の平野貞夫・弁護士の山口紀洋の両氏が、安倍晋三首相を刑法78条の内乱の予備罪で、最高検察庁の稲田伸夫検事総長に対して、告発状を提出、各方面に大きな波紋を広げている。筆者の手元にも、友人が告発状を郵送してくれた。安倍は日本国憲法を、尊重・擁護する義務を放り投げて、憲法破壊活動に専念している内乱扇動大罪人である。憲法が罷免・弾劾を求めていることに、国民は気付く必要があろう。
<行政権は憲法の擁護・尊重義務>
日本国憲法は、植民地支配と侵略戦争を強行した明治の国家神道・教育勅語による人間改造と、天皇大権を可能にした大日本帝国憲法を廃止、政府の行為で、それが二度と繰り返されないように、厳しい縛りを設けて誕生した。
あたかも安倍・自公内閣の誕生を予見するかのように、それを抑止する明文規定を設けた。天皇を象徴と位置づけ、かつ天皇の国事行為も厳しく限定した。同時に行政権も、予算や外交・条約などに限定、かりそめにも憲法の破壊行為を許すどころか、天皇・公務員も尊重し擁護する義務を明文化(99条)して、首相の権力の乱用・暴政を、立憲主義によって禁じている。
以上のことは、憲法学者でなくても中学生・高校生でも理解できる内容である。学校の教師がしっかりと教えていれば、日本国民のほとんどが理解・認識している。
そうして日本は、戦後の国際社会に復帰することが出来た。この大原則は、日本どころか、近代国家の原則として評価されてきている。この一点を軽視したり、譲歩したりすることは、断じて許されるものではない。
<安倍の改憲扇動は内乱教唆>
他方、安倍晋三は憲法破壊の言動を、この6年近く吐いて、国民を惑わしてきた。これは刑法77条の「朝憲の紊乱」に相当する。すなわち、憲法秩序を乱す行為そのものである。
平野氏は破憲と呼んでいる。憲法を擁護する義務を負っている政治指導者が、憲法破壊に専念する。昨日も、残り3年間の間に憲法を変えるとうそぶいた。
明らかに刑法77条の「朝憲の紊乱」行為である。内乱の教唆に相当する。無知な国民をたぶらかし、扇動するものである。
内乱の罪に目を向けての今回の告発は、凡人の心を揺さぶるもので、敬意を表したい。遂に突破口を開いてくれた。司法・法学者の怠慢に対して、彼らの心臓を鋭い槍で突き刺した感がある。
<歴史の教訓から立憲主義の平和憲法>
戦争は悪しき政府によって起きる。歴史はそう教えている。
戦後の日本は、歴史教育を軽視してきた。義務教育でも大学の受験もそうだったが、今その理由が分かる。戦前を引きずる政治屋と役人と財閥のせいである。
日本国憲法は、歴史を軽視する政治屋・役人と、政治を左右する財閥の暴走を、事前に想定して、それを禁じる憲法をつくった。立憲主義の憲法である。財閥の正体を知らない大馬鹿がまだいる!
内閣も天皇も、およそ血税を食んで生活する公務員に対して、憲法は当たり前のことだが、護憲を約束させている。公務員は国民に奉仕する職業である。彼らはひたすら憲法を順守することを約束して、公僕の任務を果たす義務がある。
安倍晋三も、この枠から外れることは出来ない。もし、職権を乱用して憲法を冒涜したり、憲法改悪を叫ぶと、文句なしに立憲主義に反する内乱の扇動教唆・予備の罪となる。断じて許されるものではない。
<韓国大統領に次いで、トランプ、日本の首相も葬り去れ!>
民主主義が正常に機能している国は、アジアでは韓国である。もしも日本が韓国レベルの三権分立が機能していれば、安倍はとっくの昔に豚箱に入っている、と多くの国民は受け止めている。
公正に見て、歴代の首相として最悪・最低の人物である。問題は、そんな人物を国民の代表に祭り上げてしまう山口県民が存在する日本ということ、そしてこんな無恥無能の政治屋を総裁に担いでしまう自民党が存在していることだ。
そして大軍拡で利益をあげて、ウハウハの財閥の安倍支援であるが、これのカラクリは、安倍の50兆円をこえる外国へのひも付き援助と、そこからの3%リベート疑惑である。
首相政務秘書官の今井(通商産業省出身)の回顧録を楽しみにしている裏事情である。わかるかな?
さらに、こともあろうに安倍が率いる自民党にすり寄って、権力の甘い蜜に酔いつぶれてしまい、恩師のはずの池田大作を踏み殺して平然とする公明党の政治屋ども、それと手を組んで莫大な秘密口座資金を動かすことで、惰眠をむさぼる創価学会首脳部の存在である。
歴史はこのまま推移するだろうか。歴史は動く。権力も動く。憲法は生きている。というのであれば、ワシントンのトランプの弾劾が見えてきたように、安倍の罷免・弾劾も射程の範囲内にあるだろう。
<議会・司法・法学者の覚醒が急務>
半封建主義という言葉がある。日本分析の名著「菊と刀」で、日本文化の後進性を、半封建制と決めつけている。
男女の関係は、特にそうである。伊藤詩織さんのことが、いつも気にかかっている。彼女はいまどこにいるか。彼女の両親・兄弟は無事だろうか。
1時間前の電話が、TBS強姦魔を助けた中村格が、なんと警察庁の官房長になったと知らせてきた。電話の主の話では「官房長は次に次長、ついで警視総監。これを許してなるものか」と怒り狂っていた。
内乱扇動者は、警察人事も自由自在なのだ。
安倍の憲法秩序破壊工作を、国会は国政調査権で対応する責任がある。最高検検事総長を議会に呼んで、平野告発状を執拗に糺すのである。国会は国権の最高機関であることを忘れてほしくない。
10年間も年収5000万円で寝て暮らすと揶揄されている最高裁の覚醒が、待ったなしである。司法全体の覚醒が急務だ。法学者の決起も、である。立派な日本国憲法も、日本国民を代表する政治家・判事・学者が、これをしっかりと活用しなければ、絵に描いた餅でしかない。
<老人は平野・山口氏に続け!>
改めて、平野・山口両氏の行動に敬意を表したい。老いてますます盛んがいい。これからの日本は、無欲の廉恥の老人が活躍する時代である。
世の中には、他人をそそのかす人物が多い。泥かぶりを嫌がる卑怯者が多すぎる。平野に続け、である。
2018年9月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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