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終わりのない「悪魔の兵器」開発に立ちふさがる憲法9条
http://kenpo9.com/archives/4168
2018-09-10 天木直人のブログ
中国やキューバで米国領事館や大使館の外交官が原因不明の頭痛や吐き気、めまいを訴えて帰国を余儀なくされたというニュースが報じられたことがあった。
その時、それが新しい兵器による疑いがあると報じられていた。
しかし新聞の報道はそれで終わりだった。
ところが、きょう発売の週刊プレーボーイ(10月1日号)が、世良光弘というジャーナリストの記事で、それがどうやら「マイクロ波兵器」という新兵器である疑いが強いと教えてくれている。
この聞き慣れない兵器について知っている人は知っているらしい。
何事にも専門家と称する者はいるものだ。
毒島力也という軍事評論家がこう解説している。
すなわち、マイクロ波を使って人体の脳や内臓にダメージを与える攻撃は冷戦時代から東西両陣営で研究されて来たと。
目に見えず、すぐに症状が出ないので、やられたと自覚できないのが特徴であると。
実現化するには相当な時間と研究が必要だが人体実験をいとわない中国なら、かなりのものが出来ているはずだと。
冷戦期にはワンルーム程度の大きさが必要だったが、2007年に米レイセオン社と米軍が車両搭載タイプを開発し1キロメーター先の目標に照準可能となったと。
そして2010年にはアフガニスタンに短期間ながら配備されていると。
それから8年たったことを考えれば現在ではかなり小型化されている可能性が高いと。
個人を狙った低出力かつ狭い範囲を対象とするタイプなら、スーツケースに収まるくらいに小型化されているかもしれないと。
そして、今後はどの国の人間が被害にあってもおかしくない、とその記事は締めくくっている。
米レイセオン社と言えば、「悪魔の兵器」である原爆開発の総責任者であった米科学者のヴァニーヴァー・ブッシュ( Vannevar・ Bush)が作った会社だ。
戦争に勝つために兵器の開発は終わりがなく、その開発に貢献することこそ科学の役割だと言った人物だ。
兵器開発は実験成功で終わりではなく、実際に人間に使用してその破壊力を見せつけてはじめて意味があると言った人物だ。
中国どころではない。
米国こそ、終わりのない「悪魔の兵器」開発の先頭に立つ国なのだ。
こんな米国との軍事同盟を最優先し、従属する日本が正しいはずがない。
いまこそ憲法9条を国是とした政治を日本に実現し、その日本が世界の目を覚まさせる時である。
それを本気で言い出す政治家が現れ、日本の首相になる日が来なくてはいけない(了)
米外交官狙った正体不明の「音響攻撃」、原因はマイクロ波か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180903-35124968-cnn-int
CNN.co.jp 9/3(月) 10:00配信
在キューバ米大使館などの外交官への正体不明の攻撃に関し、マイクロ波が原因だったの見方が出ている
(CNN) 中国やキューバに駐在する米国の外交官が正体不明の「音響攻撃」を受けて脳に損傷を負ったとされる事件で、原因はマイクロ波だったとの見方が浮上した。
【動画】これが「音響攻撃」の音?
この事件で米国は被害に遭った外交官を帰国させ、今年3月にはキューバに駐在していた21人の検査結果に基づく報告書が公表されたが、この時点ではマイクロ波には言及していなかった。
しかし報告書の筆頭筆者だったペンシルベニア大学・脳損傷治療センターのダグラス・スミス所長は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、外交官の脳の損傷はマイクロ波が原因だったと思われるという見解を明らかにした。
2日のCNNの取材では、スミス氏は一連の事件に関してマイクロ波を「筆頭容疑者」と形容する一方で、超音波や超低周波のインフラサウンドが原因だった可能性についても引き続き調べていると語った。
患者の症状については「頭部に衝撃を受けたことがないのに持続的な脳震盪(のうしんとう)の症状が続く」と描写、再発防止策を講じるためには原因の究明が欠かせないと指摘した。
ほとんどの攻撃は2016〜17年に集中しているが、今年に入っても数例が報告されている。
米政府高官がCNNに語ったところによると、調査担当者が音響被害に遭ったという建物も解体して調べたが、音響装置は見つからなかった。このため捜査当局は、付近から照射されたマイクロ波が原因だったとの見方を強め、正体不明の音響はマイクロ波攻撃を覆い隠す手段にすぎなかったと推測している。
ただしこれは仮説にすぎず、裏付けとなる証拠はない。ただ、被害者の脳スキャン検査では、ダメージを表す変化が確認されたという。
米国務省が2日に発表した声明では、マイクロ波が原因だった可能性について肯定も否定もせず、「原因の究明と防止策の確立に向け、省庁を横断する取り組みを続けている」としている。
米外交官狙った正体不明の「音響攻撃」、原因はマイクロ波か 中国やキューバに駐在する米国の外交官が正体不明の「音響攻撃」を受けて脳に損傷を負ったとされる事件で、原 https://t.co/LmEn69kJ5O
— 相互フォローの輪 (@vzripl) 2018年9月3日
中国とキューバでのよく分からない事案。
— Takahisa (@tkhskwg) 2018年9月3日
"捜査当局は、付近から照射されたマイクロ波が原因だったとの見方を強め、正体不明の音響はマイクロ波攻撃を覆い隠す手段にすぎなかったと推測している。ただしこれは仮説にすぎず、裏付けとなる証拠はない。" https://t.co/CFVSpdRejt @cnn_co_jpから
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