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小沢一郎代表との対談「自党さえの発想ではダメ」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-1679.html
2018年9月 9日 植草一秀の『知られざる真実』
今後の国政のゆくえを占う重要な意味を持つ沖縄県知事選が9月13日に告示され、9月30日に投票日を迎える。
知事選は沖縄県政与党が支援する自由党衆議院議員の玉城デニー氏と
沖縄県政野党が支援する宜野湾市長の佐喜眞淳氏による事実上の一騎打ちになる。
国政の野党5党(立憲、国民、共産、自由、社民)が玉城デニー氏を支援し、国政与党の自公と維新、希望が佐喜眞氏を支援する。
また、「オール沖縄」は辺野古米軍基地建設に反対する保守勢力を含む運動体で、玉樹候補は「オール沖縄」の保守陣営の支援を得ることにも注力している。
昨年10月衆院選比例代表選挙における沖縄県での各党得票状況は以下のとおりだ。
自公維 302,655
立希共社 325,983
希望の党はその後に国民民主と希望の党に分裂し、今回知事選では国民民主が玉樹氏を支援し、希望の党が佐喜眞氏を支援する。
維新も希望も自公の補完勢力に転じている。
希望支持は稀少であり、昨年10月の衆院選選挙結果を踏まえれば、基礎票において玉城氏の基盤が佐喜眞氏を上回っていると言える。
しかしながら、安倍内閣は予算権限を悪用して利益誘導を前面に押し立てる、実質的な金権選挙を展開しているから、玉城候補陣営は気を緩めることができない。
9月20日に自民党の党首選がある。
安倍晋三氏の三選が有力視されているが、沖縄県知事選はその新体制の初戦となり、きわめて重要な意味を有するものになる。
沖縄では前知事の翁長雄志氏が辺野古の公有水面埋め立て承認を撤回する手続きに着手した局面で急逝した。
今回の知事選はそのために前倒しで実施されるものである。
沖縄県は翁長氏の遺志を受け継いで埋め立て承認の撤回を断行した。
安倍内閣は辺野古米軍基地建設を強行する姿勢を示しており、今回の知事選では辺野古米軍基地建設の是非が最大争点になる。
玉城デニー氏と佐喜眞淳氏による公開討論を佐喜眞氏が逃げている。
唯一、日本青年会議所主催の討論会が実施されたが、佐喜眞氏は辺野古米軍基地建設の是非について明確な公約を示さなかった。
沖縄県民にとって最重要の政策課題について明確な公約を示さないことは、きわめて不誠実である。
このことだけをもっても、佐喜眞氏は知事選に立候補する資格がないと言わざるを得ない。
玉城氏は辺野古米軍基地建設について、明確に反対、阻止の意向を表明した。
辺野古米軍基地建設を拒絶する沖縄県民は玉城氏に投票するべきでだと言える。
2019年夏には参議院議員通常選挙が実施される。
安倍政治を刷新するためには、まず参院選で安倍自公を敗北させなければならない。
その前哨戦として沖縄県知事選の持つ意味は大きい。
私は8月末に自由党の小沢一郎代表と今後の政局について対談をさせていただいた。
データ・マックス社の依頼によるもので、その内容がデータ・マックス社のニュースサイトであるNet IB Newsに公開された。
いま問われる突破力!〜野党共闘の行方は(前)・(中)・(後)
https://www.data-max.co.jp/article/24725/1/
https://www.data-max.co.jp/article/24726
小沢氏は日本政治の現状を「突破する」ためには次のことが必要だと強調された。
「「みんなで力を合わせて政権をとろう」「政権をとって自分たちの主張を実現しよう」という強い意志が欠けているように思います。
現状に甘んじて、「自分の党さえ何とか維持できれば良い」というような感覚になってしまうところに一番の問題があります。
その気持ちを変えていかないとダメなのです。」
沖縄県知事選のテーマは
美ら海壊し 基地造る 暴政止める 弔い選挙
である。
美ら海を壊し,巨大な米軍基地建設を強行しようとしているのは安倍政権である。
知事選は安倍政治に対する審判を下す選挙でもある。
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