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改憲も拉致も口先だけ 何年たっても薄っぺらな安倍首相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236204
2018年8月25日 日刊ゲンダイ 文字起こし
常に政治利用(C)日刊ゲンダイ
9月7日の自民党総裁選の告示に向け、圧倒的大勝で連続3選を目指す安倍首相が地方行脚を本格化させている。25日は安倍自身が宮崎県入り。26日は鹿児島県を訪れて正式に立候補を表明する。
安倍陣営は党員票について、「告示後1〜2日の短期決戦になる」とみて、9月上旬までに全都道府県で党員集会を集中的に開催。一騎打ちの相手となる石破茂元幹事長陣営が地方で党員集会を設定すれば、県連の枠組みで支持候補を一本化するよう圧力をかけ、集会を潰しにかかる。
おかげで石破陣営は、安倍陣営に党員集会を悟られないよう日程をなるべく伏せる「隠密作戦」を強いられているという。安倍陣営の度量はどんだけ小さいのか。
すでに安倍陣営は国会議員票の7〜8割を固め、党員票でも石破を引き離し、トリプルスコアの圧勝で叩きのめす方針だ。そのため、安倍は秋の臨時国会に向け、憲法改正案提出を目指すと明言したかと思えば、23日の大分市の党員集会に寄せたビデオメッセージでは「私の手で拉致問題を解決する。そう固く決意している」と豪語した。
党員票欲しさの人気取りのため、威勢のいい発言を連発。今後も行く先々で、盛大に“打ち上げ花火”を次々とブチ上げるのだろうが、改憲も拉致解決も実現できっこない。
■独裁国しか許されない「私案」のゴリ押し
まず憲法改正だ。安倍が主張するのは、9条に自衛隊の存在を明記する第3項を付け加える「私案」だ。
昨年5月3日の憲法記念日に唐突かつ一方的に発表した後、自民党の改憲推進本部にスッタモンダの末、文書としてまとめさせたが、いまだ党としての機関決定にはいたっていない。
一方で自民党は野党時代の2012年に「戦力不保持」と「交戦権放棄」をうたった9条2項を削除する改憲草案を党として正式に機関決定。党の公式サイトに全文が堂々と公開されている。
改憲の是非はともかく、本来なら党内議論を深め、12年草案を取り下げるなり、大幅修正を加えるなりして新たな改憲案をまとめ、党の機関決定を得るのがスジだ。党内議論をスッ飛ばし、正式な手続きも踏まず、「秋の臨時国会」というスケジュールありきで、安倍が単なる私案を国会に提出しようというのは、いくらなんでも乱暴だ。
党のトップが私案を掲げて党の正式な改憲草案を潰しにかかるのも同然で、手続き的には一種のクーデターとなる。こんなデタラメが許されるのは、どこぞの独裁国のみ。自民党員はもちろん、国会や国民全員をバカにしきった話で、安倍は議会制民主主義を完全に冒涜しているのだ。
違うのは姿形だけ(C)日刊ゲンダイ
おだてた豚が木に登る全て絵空事の政治ごっこ |
そもそも、長く連立を組んできた公明党が、秋の臨時国会での改憲案提出には乗れっこない。
「平和の党」を自任し、9条2項を残しても支持母体の創価学会の改憲への抵抗感は根強い。ましてや昨年の総選挙で議席を減らし、来年に統一地方選や参院選を控えるタイミングだ。党勢回復が急務の中、支持母体の離反を招く改憲は絶対に避けたいのが実情である。政治評論家の森田実氏はこう言う。
「今、安倍首相主導の改憲に乗れば、公明党は潰れます。連立相手の了解なしには、改憲発議に必要な衆参3分の2議席も得られない。安倍首相の『秋の臨時国会で改憲案提出』発言はしょせん、総裁選を乗り切るための一時しのぎ。自主憲法制定の『立党の精神』を党員に情緒的に訴え、票が欲しいだけです。安倍首相の改憲は未来を見据えたものではなく、『オレが憲法を変えた』という実績を残したい魂胆がミエミエ。その証拠に改憲条項をコロコロと変えてきました。まず改憲要件緩和の96条改正を訴え、緊急事態条項を引っ張り出し、次は教育無償化。政治哲学も信念もないから、どこからでも手をつける。改憲とは、国民生活の長期的な基盤を変えることなのに、小手先で片づけようとする。姑息極まりない卑しい政治姿勢で、それこそ憲法を冒涜しています」
拉致解決も常に掛け声倒れ。在任5年半以上で「政権の最重要課題」に掲げながら、1ミリたりとも進展していない。
総裁選の最中の9月11〜13日に、安倍はロシアを訪問。ウラジオストクで開催される東方経済フォーラムに参加予定だ。大マスコミは一時、「北朝鮮の金正恩委員長も出席する」との臆測を立て、「日朝首脳会談実現か」とはやしたが、フタを開ければ金正恩は欠席の公算大。安倍は「次は私が金正恩委員長と向き合う番だと思っている」と繰り返すが、向き合う番は延々と来ない。
結局、安倍は拉致解決も改憲も言いっ放し。こんな口先男に誰も異論を唱えない自民党はつくづく、最低最悪だ。
■カリスマ山根と何ひとつ変わらない醜悪ぶり
これほど中身がない空虚な首相の3選を支持するヒラメ議員が、その理由に持ち出すのは決まって「外交のアベ」だ。
トランプ米大統領との個人的関係は世界の首脳のうち最も緊密だし、国際情勢が混沌とする中、新たな首相が誕生したら、またゼロから外交を始めなければいけない――。こんな屁理屈で「安倍首相以外の選択肢はない」と言い切るのだが、アベノミクスも破綻して他に目ぼしい理由がないとはいえ、無理がある。
「トランプ大統領にはいきなりTPP合意を反故にされ、関税交渉も押されっぱなし。プーチン大統領には北方領土交渉を袖にされ、北朝鮮情勢は完全にカヤの外。『外交のアベ』なんて官邸発の印象操作で、外交実績は皆無に等しい。首相の任期をあと3年も延ばすより、むしろゼロから外交を仕切り直した方が得策なほど。いずれ別のリーダーを育てる必要があるのだから、なおさらです。3選支持派が『外交のアベ』をひけらかすのは、ポストと利権欲しさの隠れみの。ヨコシマな打算と思惑を取り繕う目くらましです」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)
ヒラメ議員が安倍に群がるのは私欲まみれ。こんな薄汚い連中がポストをエサに議員を囲い込む。石破陣営に寝返ろうとすれば「徹底的に干すぞ」と報復人事をチラつかせ、来年の参院改選を控える議員には、党の支援に差を付けるとにおわす。醜悪だ。
ヤクザまがいの恫喝が党内に横行し、萎縮した議員が安倍にひれ伏す悪循環。論功行賞欲しさの周囲の茶坊主どもにおだてられ、すっかり「世界の安倍」気取り。そして人間性も度量もオツムの中身も優れていない薄っぺらなリーダーが、ますます図に乗ってできもしない妄想を振りまくという最悪の展開である。
前出の五野井郁夫氏は「今の自民党のおぞましさは『世界と渡り合えるのはドンだけです』と忖度族が褒めそやし、終身会長自ら『カリスマ山根』と豪語した日本ボクシング連盟と変わらない」と喝破した。
3選を果たせば、安倍の首相在任日数は来年11月に日本史の教科書に出てきた桂太郎を抜き、憲政史上最長に躍り出る。これだけベラボーな日数を浪費し、いくら何年やっても安倍の薄っぺらさは変わらないし、恥知らずの自民党政治はどんどん酷くなるばかりだ。
「言いっ放しの口先政権は、やることなすこと全てが絵空事。ただ権力にしがみつきたいだけの卑しさが知れ渡り、少なくとも50歳以上の有権者はトリック政治をとっくに見抜いています。総裁選でも“政治ごっこ”に従う自民党に自浄作用を期待できない以上、有権者はあらゆる地方選や首長選で、長期政権のおごりを思い知らせるしかない。来年の参院選で今のアベ政治をご破算にしないと、日本はおかしな方向に進むことになります」(森田実氏=前出)
有権者が本気で「安倍ノー」を突きつけていかないと、もはやこの国はどうにもならない。
拉致解決も改憲も言いっ放しの口先男、何年やっても変わらない安倍晋三の薄っぺら←日刊ゲンダイさんいいね見出し!もう国民はそろそろ放ったらかし言いっ放しのバカゾウに気づこう海外からも蚊帳の外で三選などしたら恥の上塗り日本、明日の出馬表明記者さん誰も行かないで #ケチって火炎瓶口先男 pic.twitter.com/Zs2OpVQc3f
— ラン🎻Music (自由党) (@etude6635) 2018年8月25日
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年8月25日
【何年やっても変わらない、安倍晋三の薄っぺら】
『拉致解決も改憲も、言いっ放しの口先男』
「あれこれ打ち上げ花火を上げているが、ただ権力にしがみつきたいだけの卑しさ」
「これほど中身のない空虚な首相が周囲の茶坊主におだてられ、“世界の安倍”気取りのおぞましさ」 pic.twitter.com/bv968jMcBO
無能と下衆を絵に書いたような男です。本当におぞましい。
— チコ(R.T) (@r3takao) 2018年8月25日
私はこいつより、今自分の進むべき道を信じ、奇跡を起こし、こいつの私利私欲法案に縛られながらも批判を浴びながらも、少しずつ毎日を生き、楽しみ足掻く。
— ドクターエメットブラウン (@dp_pbz) 2018年8月25日
自分で言うのもなんだが、こいつらよりも私は少しずつ成長していきます。
道は一つじゃない。
改憲も拉致も口先だけ 何年たっても薄っぺらな安倍首相 https://t.co/N1x799PcBt #日刊ゲンダイDIGITAL
— 新保吉章 (@pat052) 2018年8月25日
何年やっても変わらない安倍晋三の薄っぺら 拉致解決も改憲も言いっ放しの口先男 3選に向けてあれこれ、打ち上げ花火を上げているが、ただ権力にしがみつきたいだけの卑しさをとっくに有権者はお見通し 有権者が本気で「安倍ノー」を突きつけていかないと、もはやこの国は...(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/TYUNWtwrNh
— KK (@Trapelus) 2018年8月25日
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