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2018年 08月 25日
【テニス男子、WSオープン(250)、76位のダニエル太郎(25)は準々決勝で、47位(第14シード)のハリー(22・チリ)に4−6,6−2,6−1で逆転勝ち。ベスト4、準決勝に進出した。(^^♪ 次は57位のロシアのメドベージェフと対戦する。
太郎ちゃんは、今年5月に既にイスタンブール・オープンでツアー初優勝を果たしているのだけど。2度めの優勝を目指して、ガンバ!o(^-^)o 】
ところで、沖縄県知事選に関して、驚くべき記事を目にしてしまった。(゚Д゚)
今回の沖縄の知事選の最大の争点は、辺野古基地建設に賛成か反対か、翁長前知事が進めていた埋め立て撤回の手続きををそのまま続けるべきかどうかということだ。(**)
そして、翁長氏側の候補(玉城デニー氏になる予定)は、当然にして「辺野古反対」、「埋め立て許可の撤回」を訴えて、県民の賛同を得るつもりでいるわけだが・・・。
な、何と自民党系候補の佐喜眞淳氏が、辺野古の「埋め立て許可の撤回もあり得る」と発言。公明党のご機嫌をとると共に、よく事情を知らない県民をだまそうとしているのである。(@@)
『佐喜真氏「撤回あり得る」=沖縄知事選、争点回避狙う
9月30日投開票の沖縄県知事選に立候補する前宜野湾市長の佐喜真淳氏は24日、那覇市内で記者団に、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に関し、「知事の立場でしっかり精査し、法令的な問題があれば、(埋め立て承認の)撤回もあり得る」と語った。佐喜真氏の発言は、辺野古の争点化を避ける狙いがあるとみられる。(時事通信18年8月25日)』
* * * * *
以前にも書いたのだけど・・・。(関連記事・『安倍、ゴルフは元気&下村、加計からの献金、不起訴に+沖縄県知事選は9月30日。超短期決戦に』『翁長、後継候補の名を音声で残す+自民候補の佐喜眞は、辺野古まやかし作戦で公明の推薦ゲット』など)
公明党の沖縄県本は、基本的に辺野古基地の建設に反対の立場。辺野古賛成が明らかな候補の場合は自主投票にして、党の推薦や強力な選挙支援は行なわない。(・・)
近時では、14年の名護市長選や沖縄県知事選では、公明党沖縄は自民党系候補を推薦せず。どちらの選挙も自民党系候補が負けて、辺野古反対派の候補だった稲嶺進氏、翁長雄志が勝っている。(++)
でも、この佐喜眞淳氏(54)というのは、なかなかのくせ者で。2012、16年に宜野湾市長選に出馬した時に、普天間基地の廃止については強くアピールしたものの、辺野古基地建設の賛否については全く触れず。(たぶん、辺野古には触れないという約束の下で?)公明党の推薦をとって、2選を果たしたのである。(~_~;)
そこで自民党は、18年の名護市長選では自民系候補に辺野古の賛否は一切言わせないことにして、公明党の推薦、選挙協力をしっかり得ることで、当選を実現。今度の知事選も、公明党の推薦を得るために、同じ戦略を用いようとしているのだ。(@@)
* * * * *
とはいえ、安倍内閣&自民党が、辺野古の埋め立て工事を進めている中、佐喜眞氏が「埋め立ての撤回もあり得る」などと発言するのは、mewに言わせれば、もう「ウソつき」、「詐欺行為」以外の何ものでもないだろう。(-"-)
佐喜眞氏はおそらく現副知事が知事選前に「撤回」の手続きを終わらせることをけん制した可能性もあるのだけど・・・。
それにしても、「法令的な問題があれば」と条件をつけて逃げ道は作っているものの、いくら当選したいからってそこまで言うなんて、あざといというか、えげつないというか・・・。何だか情けなくなって来るほどだ。 (ノ_-。)
先述したように、公明党、とりわけ公明党の沖縄県本は、平和志向が強く、辺野古の基地建設にもずっと反対の立場で。県議会などでも、辺野古関係の決議は反対か棄権をし、安易に賛成をせず。国会ですぐに自民党にヒヨってしまう党本部より、筋を通そうとするところがあったのだけど・・・。
<仲井真前知事が、辺野古埋め立てを許可して約束を裏切ったので、14年の知事選で推薦しなかったしね。(・・)>
ただ、残念なことに、最近は自民党や党本部に押されてか、佐喜眞氏のように辺野古の賛否を明らかにしないと約束すれば、推薦しちゃうことが増えて来た。(-"-)
『公明、佐喜真氏推薦へ政策協定=辺野古には触れず−沖縄知事選
公明党沖縄県本部は20日、県知事選(9月13日告示、同30日投開票)に出馬する前宜野湾市長の佐喜真淳氏と政策協定を結んだ。米軍普天間飛行場(同市)の名護市辺野古移設の是非には触れず、経済振興や基地負担の軽減などを列挙した。これを受けて同党は21日、佐喜真氏への推薦を決定する。
公明党は、2014年の知事選で自主投票とし、県本部は移設反対の立場を堅持している。今回、政策協定を結んだ理由について、県本部の金城勉代表は「基地問題だけで全てを判断することは厳しい。総合的な意味で県政の課題を県民に提示し、判断を仰ぐ」と説明した。(時事通信18年8月20日)』
『協定内容は、(1)県の振興発展、福祉向上、人材育成に全力を尽くす(2)観光産業はじめ経済発展を目指す(3)アジアのゲートウェイとしての役割を果たし平和で豊かな県を目指す(4)不平等な日米地位協定について双方連携のもと改定を求める(5)普天間飛行場の運用停止、日米合意による海兵隊の県外国外分散移転の繰り上げによる基地負担の軽減を強力に推進-の5点。
今回の選挙協力について、金城代表は、公明県本が新基地に反対する立場に変わりはないとした上で「4年間の県行政の推移をみて、いろいろな事業が滞っている状況を踏まえたときに、基地問題だけですべてを判断するということはなかなか厳しい。党本部との間で整理して5項目の内容になった」と、総合的な判断であることを強調。(沖縄タイムス18年8月21日)』
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『公明党本部は21日の中央幹事会で、佐喜眞淳さんの推薦を決めました。
公明党の井上幹事長は「沖縄の振興についての考え方も我々と方向性が一致しているということもあって。党としても、佐喜真さんならということでございます」と話していました。
知事選最大の争点となる辺野古新基地問題について、公明党は沖縄県本部が県外移設を求める立場を保っていることから、政府と共同歩調をとる中央とねじれていて、前回の知事選では自主投票とした経緯があります。
しかし今回は、これまで辺野古容認の立場をとってきた佐喜眞さんと県本部が、普天間基地の運用停止や海兵隊の県外・国外分散移転の繰り上げ実施などで合意。辺野古を棚上げした形で、苦肉の策ながら地元で折り合いをつけたことから党本部が推薦を決めました。(琉球朝日放送18年8月21日)』
それでも佐喜眞氏が「撤回もあり得る」とクチにせざるを得なかったのは、もしかしたら公明党の沖縄県本の支持者などから、「もう辺野古の賛否に触れないという、まやかしの公約では選挙支援できない」「どんなことがあっても、辺野古の工事を進める気なのか」など不満の声が出ていたのかも知れない。^^;
以前も少し触れたのだが。実は、今回の沖縄知事選では、佐喜眞氏よりも先に、保守系の安里繁信氏が正式に会見を開いて、出馬を表明していたのであるが。
安倍自民党は、翁長知事の他界で選挙が早まるとわかってすぐ、宜野湾市長をしていた佐喜眞氏を知事選の候補に選出。安里氏は菅官房長官、二階幹事長と会い、出馬を断念する(させられる?)ことになった。<まあ、それなりに見返りはあるのだろうけど。^^;>
mewは何故、安倍陣営がそこまで佐喜眞氏を買っているのか、ちょっと不思議だったのだけど。もしかしたら、安倍首相らが佐喜眞氏を選んだのは、同氏が安倍氏と同じ日本会議系の会合で発言するような超保守仲間であることも理由の一つになっているかも知れない。(@@)
『バリバリのタカ派の顔が透けて見えるのは、10年9月、衆院第2議員会館で開催された日本会議主催の「これでいいのか日本!守れ尖閣諸島緊急集会」。
当時、下野していた安倍首相や三好達日本会議会長(当時)などタカ派のメンメンがずらりと顔を揃える中、佐喜真氏は沖縄の代表として出席し、こう訴えていた。
「なぜ政府や国会議員は(尖閣の)現場に駆けつけないのか。現場の声を聞こうとしないのか」
14年1月に宜野湾市民会館で開かれた「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」では、閉会の辞を任された際に「日本人の誇り」を連呼。
ちなみにこの大会では、30人ほどの園児が壇上で一斉に教育勅語を唱和する異様な光景が、ネットで話題となった。(日刊ゲンダイ18年8月24日』
* * * * *
ちなみに安里氏は7月には、自民党の牙城である「いなみね会館」とやらにに選挙事務所を構える準備を行なっていたのだが。自民党幹部は「いずれ、明け渡すのでは」と言っていたとのこと。
実際、安里氏は出馬辞退させられた後、その事務所を佐喜眞氏が使うことになったという。^^;
『11月の沖縄県知事選に立候補を表明しているシンバホールディングス会長の安里繁信氏(48)が設置した事務所の場所を巡り、政界がざわついている。これまで自民党県連が数々の知事選、国政選挙を戦った、那覇市牧志の自民の牙城「いとみね会館」だからだ。
安里氏側近は「ここは保守が選挙を戦った歴史ある聖地だ」と語り、選挙戦の拠点として最適地と説明。2カ月近く前から予約していたといい、「ここなら自民党も慣れているので入りやすいだろう」と述べ、あくまでも安里氏が保守の「正統候補」だと強調する。
一方、本拠地を占有された自民からは「けんかを売っているのか」といぶかる声が上がる。ただ、県連は「場所はいくらでもある」と意に介さない。幹部は佐喜真淳宜野湾市長(53)への一本化に自信を見せと余裕の表情だ。そんな中、安里氏は大安の8日に神事を執り行い、新しい神棚に選挙の神を招き入れる。(沖縄タイムス18年7月7日)』
それが8月には・・・
『自民党県連は各主要選挙で拠点にしてきた那覇市牧志の「いとみね会館」を9月の県知事選、10月の那覇市長選でも選挙事務所として使用することを決めた。知事選出馬を表明していたシンバホールディングス会長の安里繁信氏が7月から使用していたが、不出馬を表明したことで、自民側が借り受けて事務所として使用する。「保守の本拠地」を死守した格好だ。(琉球新報18年8月23日)』
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でも、沖縄タイムスによれば『実は近年、同会館を使った選挙で自民は勝てていない』とのこと。(゚Д゚)
『縁起が悪いという声もあるが「今回勝って縁起を付ければいい」と強気』になっているようなのだが・・・。
そうか〜。その事務所は、自民党が勝てない縁起がよくないところにあるのか〜。(・・)
そこから先はクチに出して言えないけど。(-x-)ついつい「OOOOO」と思ってしまったmewなのだった。(@@)
THANKS
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