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2018年08月14日 「ジャーナリスト同盟」通信
<反国家神道・反靖国に共鳴した周恩来総理>
凡人にも、ようやく事態の深刻さが見えてきた。安倍晋三は、連日、神社を参拝して、自民党総裁三選と9条憲法改悪祈願に明け暮れている。他方、今年は73回目の敗戦の日、8・15が明日だ。国家神道・教育勅語・大日本帝国憲法が消滅した記念日として、国民は歓呼の声を上げたのだが、同様に国家神道の弾圧を受けた反靖国の創価学会にとって、8・15は勝利の日と仏教行事の盆と重なるおめでたい日だ。ここに中国の周恩来総理と創価学会3代会長の出会いの伏線があった。周恩来と池田大作の熱い友情の背景には、国家神道の弾圧をうけた宗教と、それによる侵略を受けた中国という共通の被害者の怒り・怨念・正義が存在した。
<戦後の神棚焼却と神社神道否定にも共鳴した周総理>
反国家神道・反靖国で共闘した周恩来と池田・創価学会の固い結びつきに、頷くばかりである。
国家神道は、靖国や伊勢・出雲の巨大神社群と地域の無数の神社、そして各家庭の神棚という三方から、人々の精神生活を拘束した。日本侵略戦争を可能にさせた精神構造である。
南京大虐殺・重慶空爆・731部隊の生体実験は、得意な精神状況の日本軍によって具体化したもので、常人の理解を超える。「戦争だから」という説明はナンセンスである。
安倍の靖国参拝・神社信仰と隣国への敵視政策を口実にした、9条改悪論の世論操作も、くっきりと見えてくる。安倍が退陣できない理由でもある。
73年前の8・15で、創価学会は息を吹き返した。初代の獄死、二代の入獄からの生還は、国家神道の象徴である神棚の焼却によって、池田を周恩来に紹介した松村謙三を突き動かしたものなのだ。
戦後の自由党、保守合同後の自民党で、突出した親中派となった松村もまた、国家神道・靖国の被害者だった。彼の孫は、通訳として今も活躍して、全くぶれない。
<中国が信頼できる宗教政党と判断した周恩来>
三代会長の池田が率いる創価学会公明党は、72年の国交正常化の場面で、当時の公明党の竹入委員長は、田中角栄・大平正芳の応援団となって、周恩来の意向を入手する重要な役割を担ったことは、史実として知られている。
国家神道の弾圧に屈しなかった創価学会と反靖国・反神道の創価学会公明党、率いる池田を周恩来に引き合わせた松村、中日友好にかける周恩来が信頼できる日本の政治勢力探しという歴史的な場面での三者連合が、72年の日中正常化の場面で、特別な役割を果たしたものだ。周恩来が池田・創価学会と公明党に信頼を寄せた理由もここにあった。
「靖国は戦争神社」との国際認識は、日本共産党とも共通する。一時期、池田と共産党との間で「創共協定」が結ばれたことがある。これが継続していれば、日本政治がこれほど反動的ともいえる暴政は生まれなかったろう。中国と日本の共産党同士のいがみ合いも、マイナス効果をもたらしたようだ。
政治路線では、かなり柔軟になった日共の、それでも反靖国・反国家神道は、いまも揺るぎないようだ。これは国際世論でもある
<病床での劇的な出会い実現>
前にも紹介したが、周恩来と池田の出会いは、癌に侵されていて入院中のベッドである。これは尋常ではない。それでも周恩来は池田を招待した。
周恩来の京都・嵐山の桜が話題になった。池田は桜の絵を贈呈した。周恩来は、亡くなるまで池田から贈られた桜の絵を飾っていた、と当時の秘書官が、周恩来生誕120周年東京シンポジウムで打ち明けた。
秘書官は亡き周恩来の思いを、病に伏している信濃町の池田の耳に「届けよ」と、講演で発した。果たして、届いたものか?
<靖国神社に提灯奉納する裏切りに大衝撃>
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ここで衝撃的な事態が発覚した。それは創価学会の信者にとって、驚愕すべき事態の発覚である。
安倍晋三は、靖国参拝(2013年12月)に続いて、毎度のように参拝に相当する真榊の奉納を、当たり前のように強行している。憲法20条違反である。
憲法の大原則に違反している。それを容認する公明党である。
反靖国の旗をおろした原田・創価学会が、白日の下にさらされたのだ。なんと原田は、靖国に提灯奉納を敢行していたのだ。これは池田への裏切りだけではない。周恩来の中国への裏切りなのだ。
ここから見える今の創価学会は、池田の創価学会と無縁である。「池田は死んだ」とする誹謗中傷を裏付けたものか。池田だけではない。創価学会員への裏切りでもある。
このことが聖教新聞に掲載されたものか?不可解である。事情通は「信濃町は激しく揺れている」というのも納得できる。
<連日、神社参拝の安倍・神社本庁・靖国に屈した公明党創価学会>
反靖国・反国家神道の創価学会が、国家神道の復権に賭ける神社本庁に屈してしまっていた!判明すれば、これは数百万の信者に大衝撃だ。多くの信者はまだ知らない。隠しているためだ。
一方で、連日のように神社参拝をする安倍にとって、祈願は三選と改憲ともう一つは健康不安解消である。「神風信仰」にかけているのだろう。戦争末期に神風特攻隊は、悲惨な最期を迎えたのだが。お祓い信仰は、原始宗教を象徴していて、普通の市民感覚にとって無価値であろうが、安倍は日本会議・神社信仰にかけている。
どうなるか?
<「太田裏切り」を断罪、怒り狂う反靖国・反神社派の戦争遺児>
2013年暮れの時点で、戦争法制の一翼を担う「特定秘密保護法」を強行した安倍内閣、その一翼を担った国交相・太田ショウコウを、名指して「裏切り者」と断罪した木更津市の戦争遺児の叫びは、その後の「戦争法」と共謀罪、ギャンブル天国向けのカジノ法の強行で、大きな潮流となって公明党創価学会の指導部を激しく揺さぶっている。
そこに、新たな戦争神社の祭礼向けに「創価学会の提灯奉納」が発覚した。これでは「創価学会が存在する宗教基盤は消滅してしまった」わけだから、これはただ事ではない。大事であろう。
戦争遺児の怒りが、泉下から聞こえてくるようだ。
<桜も散った中国と信濃町の信頼>
周恩来が信頼した池田・創価学会は、反靖国・反国家神道への共闘だった。いま「安倍の奴隷的信濃町」に堕した行き着く先は、決して明るくない。それは安倍にもいえる。
2018年8月14日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員・武漢大学客員教授)
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