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自民党には野蛮で愚かしい議員がいっぱい隠れていやがる 怒怒哀楽劇場
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/234708
2018年8月4日 日刊ゲンダイ
クソがつくほど暑い。最中に怒らせるな。杉田水脈という中年女。どこまで傲慢なんだ。信じがたいヤツだ。それでよく衆院議員になれたもんだ。「LGBTのために税金を使うことに賛同が得られるでしょうか。彼ら彼女らは子供をつくらない、生産性がないのです」と雑誌で言ってのけた。とんでもなく無教養で粗末な差別主義だ。おまえこそ何サマだ、どんなモノを生産してきたんだと聞き返したくなった。まるでドイツのナチス党みたいな狂った選別主義者の言い草と変わらんぞ。「生産性」って子供を増やすことか? 人間は子供をつくらないと人じゃないと、どこのバカに教えられたんだ。今どき、戦中の「産めよ増やせよ」の殖産計画じゃあるまいし、心底、呆れ返ってしまった。
こんな恐ろしい発言をさせていたのが自民党。世界中で騒がれて叩かれて、初めて、所属先の北海道連が「差別するような寄稿は遺憾だ」とご託を並べていた。何が「差別するような」だ。完全に差別だろが。こういうヤツにはまず議員資格はない。政治は任せられない。今こそ、レズ、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの性的少数者は、この議員を地方比例ブロックで生産してしまった自民党本部にこそ押しかけてやれ。こんな野蛮で愚かしい議員が実はいっぱい隠れていやがるんだから。
クソ暑さでムシャクシャさせやがることだらけだ。心臓病に良くないし、脳梗塞も起きてしまうような話がまだある。防衛省が陸地に並べる迎撃ミサイル「イージス・アショア」の配備費用が4660億円にもなると発表していた。ロッキード・マーチン社の最新鋭レーダーを載せた、某国の弾道ミサイルを撃ち落とすためのものだ。某国はどこなんだ。北朝鮮のことか? 今さら、飛ばし実験を再開するっていうのか? ウソだろう。アメリカと会談して対話を始めたというのに、対話のド下手な我が国は導入を決めこんでいる。アホじゃないのか。空気を読めない国だ。配備予定の秋田市と山口県萩市はそんな基地は大迷惑で反対しているぞ。しかし、対話を始めたアメリカに子分の国の番犬防衛大臣は「備えあれば憂いなしだろ」とクンロク(そそのかし、言い含め)を入れられて、言い値で買わされた。「防衛能力は飛躍的に向上します」と番犬は鼻を鳴らして吠えていた。2025年に運用し始めるだと。どれだけ先の、のんきな話だ。北朝鮮はどうなってると思いたいんだ。一体、何を期待してるんだ。撃ち落として戦争を始めたいのか。
そんなムダな金は別に使ってみろ。札幌で60代の女が熱中症で死んでいた。アパート暮らしの生活保護受給者で、電気を止められ、クーラーも扇風機も使われてなかったとか。イージス・アショアなんてもう不要だろが。脅威、脅威とふざけていないで、ちゃんと対話を始めろ。対話を。
井筒和幸 映画監督
1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。
立ち話をいかにも『やってる』みたいに報じやがるし、頭の血管が切れそうだ。
— 小野次郎 (@ahojirou) 2018年8月4日
自民党には野蛮で愚かしい議員がいっぱい隠れていやがる https://t.co/WlxNdN4D5N #日刊ゲンダイDIGITAL
井筒和幸監督「今どき、戦中の「産めよ増やせよ」の殖産計画じゃあるまいし」: 自民党には野蛮で愚かしい議員がいっぱい隠れていやがる|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/igcS2z5RMP
— 芝生は砂に植えるもの (@rook0081) 2018年8月4日
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— 齋藤一弥<穏やかなレジスタンス&里山資本 (@rainasu) 2018年8月4日
杉田水脈という中年女。どこまで傲慢なんだ…世界中で騒がれて叩かれて、初めて、所属先の北海道連が「差別するような寄稿は遺憾だ」とご託を並べていた。何が「差別するような」だ…
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