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忖度で役所食い込むコンサル/政界地獄耳
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2018年8月3日9時14分 日刊スポーツ
★公文書を改ざんしてもおとがめはなく、財務官僚はご栄転が相次いでいるが、文科官僚は東京地検特捜部の厳しい捜査にたじたじだ。文科省接待汚職事件は先月、幹部2人が相次いで逮捕された。火消しに奔走していた文科事務次官・戸谷一夫自身も接待の場に同席していたことが分かり、次官執務室を家宅捜索した。また接待を仲介していた医療コンサルティング会社の元役員・谷口浩司容疑者の役割に、焦点が移ってきた。
★このコンサルティングとは、どんな役割なのか。霞が関の裏事情に詳しい幹部官僚が解説する。「役所に食い込むコンサル・実業家の特徴というのがあって、どの省庁にも政治家や何らかのつてで入り込んでいる。昔は企業の総務の肩書を持つ者が多かったが、最近はコンサルを名乗る。彼らは手の汚れる仕事、政界工作もする。各方面との接着剤機能を果たし、その意味では官僚が直接動くと不都合があるもの、業務上面倒くさいものを引き受けてくれる。庁内の役人人事に詳しく、人事情報はあのコンサルに聞けと各部署が群がる。それでいてマメで面倒見がよく、概して仕事はデキる」。
★ではなぜ、官僚側がコンサルを使うのか。「自分たちの省庁が所管する直接の業者(文科省なら大学、国交省なら建設業)でないという安心感。背徳感が薄れ、気軽に相談したり話しやすくなる。欲しい結果を持ってきてくれる。同時にそのコンサルが省内の各部署を歩き回り、人事の季節にでもなると、このコンサルが『○○さんは省を背負う立派な方ですよ』と触れて回って、昇進の手伝いをしてくれる。役人側も自身の意向を忖度(そんたく)して行動してくれることを望んでいて、その忖度が上手。便利な存在。その上、昔、国家公務員倫理法なんていう規制がなかったころには、接待も心ゆくまでしてくれる。ただ、毒と薬が紙一重。ついさじ加減を間違えると、劇薬に変わる。文科はいまここ」。官僚は忖度と手抜きの象徴か。(K)※敬称略
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