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「保身を捨てる」石破が本物なら強い
http://kenpo9.com/archives/4029
2018-07-27 天木直人のブログ
きのうのメルマガで私は書いた。
安倍首相との一騎打ちになれば石破茂に勝ち目はないと。
勝ち目がないとわかった段階で、石破茂も岸田と同じように不出馬に追い込まれるのではないかと。
しかし、きょう7月27日の朝日新聞を読んで、私はその見方が間違っていたことを知った。
石破氏はきのう7月26日の講演で、「保身を捨てる」と述べて対抗意識をあらわにしたというのだ。
もし石破氏とその側近が、負けを覚悟し、負けた後に人事で冷遇されることをおそれずに一騎打ちに挑む覚悟をしたなら、それは強い。
「自民党のため、いや日本のために安倍3選を阻止する」と打って出れば、もっとすごい。
安倍3選確実と言われている情勢は一変するのではないか。
安倍・菅暴政コンビの卑劣さが嫌でも目立つようになり、判官びいきの世論をひきつけるのではないか。
しかも、朝日新聞は、石破派幹部はこう言っていると書いている。
すなわち3選を果たした途端、あとは「日没の安倍さん」しかない。
これに対してこれからは「日の出の石破さん」の番だと。
実はその通りなのだ。
ここまで分かって、覚悟を決めたのなら石破茂は強い。
そう思っていたら、もっとすごい発言を知った。
きょうの地方紙(下野新聞)が教えてくれた。
きのうの講演は、東京都内で開かれた共同通信加盟社論説研究会で行われた講演だったと。
つまり全国の地方紙の論説委員の集まりの場で事実上の出馬宣言をしたわけだ。
そして私が最も注目したのは、そこで石破氏が次のように日米地位協定の改定に言及したことだ。
すなわち石破氏は、沖縄の米軍基地負担に触れながら「(日米地位協定の)改定は禁句だそうだが、取り組まなければいけない問題だ」と述べ、さらに在日米軍基地について、「日本が管轄権を持ち、米軍がゲストとして存在することは地位協定上、決して不可能ではない」と指摘したという。
これこそが、野党も含め、この国の政治家が一度も口にしたことがなかった究極の政治テーマだ。
それを総裁選の主要争点にするというのだ。
もしそれが本当なら、野党を巻き込んだ国を二分する一大論争になる。
野党共闘が石破氏を推すと声を上げれば、自民党の分裂まで巻き込んだ、本当の意味で政権交代につながる自民党総裁選になるのだ。
石破氏の不出馬により、自民党総裁選はつまらなくなると書いたみずからを恥じる。
「保身を捨てる」石破が本物なら、政局の中心は、9月の自民党総裁選まで、安倍・石破の一騎打ち一色になる。
そうなってもらいたいものだ(了)
石破氏「『岸田派を干せ』とは何ですか、自民党は」
https://digital.asahi.com/articles/ASL7V72DVL7VUTFK01B.html
2018年7月26日23時00分 朝日新聞
あいさつする自民党の石破茂元幹事長=2018年7月26日午後7時、東京都千代田区、岩尾真宏撮影
石破茂・自民党元幹事長(発言録)
(党政調会長の)岸田(文雄)さんが、(党総裁選への)出馬表明を見送られたことはものすごい苦悩があったと思う。かつて、中川一郎先生が総裁選にお出になった後、自ら命を絶たれたことがあった。それほどつらく、苦しい決断の末に岸田さんの判断があったと思う。
新聞報道でしか私は存じませんが「今さら何だ」「扉が閉まる前に駆け込んだのか」「岸田派なんて人事で徹底的に干せ」、何ですか、この自民党は。すべて自民党の同志です。一部の人たちのために自民党はあるのではない。すべての国民に対し、自民党はある。謙虚で誠実で正直な自民党、私たちはそれを作っていかなければならない。(東京都内のパーティーでのあいさつで)
首相優位に石破氏「保身捨てる」 一騎打ちか、動き出す派閥 自民党総裁選
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13608173.html
2018年7月27日05時00分 朝日新聞 後段文字起こし
安倍晋三首相と石破茂・自民党元幹事長による一騎打ちの構図が固まりつつある9月の党総裁選に向け、各派閥の動きが活発になっている。首相優位の流れが強まるなか、石破氏は26日の講演で「保身を捨てる」と述べ、対抗意識をあらわにした。
総裁選で連続3選を目指す首相は、出身派閥で党内最大の細田派(94人)に加え、第2派閥の麻生派(59人)と第4派閥の岸田派(48人)、第5派閥の二階派(44人)の支持を取り付け、第3派閥の竹下派(55人)の支持にも期待する。25日夜には、細田、麻生、二階3派の幹部が東京都内で会食し、情勢を分析した。地方票でも過半数以上を狙う方針を確認した。
麻生派は26日、横浜市内で派閥の研修会を開催。総裁選に向けた政策提言について議論した。「安倍首相のお友達ではなく、政策集団として向き合っていることを内外に示す」(麻生派幹部)狙いという。
ただ同派は昨年、旧山東派などと合流して再出発したばかりなだけに、結束力を不安視する声もある。6月には、総裁選出馬に意欲的な野田聖子総務相の勉強会に派内から3人が参加した。派閥幹部の一人は「権力闘争の意味が分かっていない」と嘆く。
岸田派は26日、岸田文雄政調会長の総裁選出馬見送り表明後、初の会合を東京都内で開いた。岸田氏は「派閥が一丸となることが大事だ」と、自身が決断した総裁選での首相支持に向けた結束を呼びかけた。
出席者から大きな異論は出なかったものの、「地元で総裁選は岸田を頼むと散々言ってきた。どういう理由で安倍首相を頼むと言えばいいのか」「次こそは出ると約束してほしい」と注文が相次いだ。派内の関心は、総裁選後の閣僚・党役員人事に向く。「幹事長ポストなど期待通りの人事を取れないと一気に(岸田氏の)求心力を落としかねない」との声も上がる。
対応未決定の竹下派は26日の幹部会で、8月2、7日に所属議員の意見聴取会を行う方針を確認。9日に長野市で開く派閥会合で態度表明する見通しだ。だが同派幹部の多くはすでに首相の3選支持で動き出している。幹部の一人は「地方票で(現職首相が)5割に届かなかったらみっともない」と話し、地方票獲得にも力を入れる考えだ。
■石破派幹部「岸田派は草刈り場」
派閥がこぞって首相支持に動き「石破包囲網」ともいえる状況が築かれる中、石破派(20人)は26日、都内で意見交換した。首相と石破氏の一騎打ちとなれば「対立軸が見えやすい」と歓迎する意見のほか、石破氏の早期の出馬表明を求める声も出たという。
岸田氏が不出馬を決めたことについて、石破派幹部は「首相への批判票を集めやすい。3選したら『日没の安倍さん』、これから『日の出の石破さん』と訴える。岸田派は草刈り場だ」と話した。無派閥の小泉進次郎・筆頭副幹事長との連携も模索し、「石破さんなら、自分のやりたいことができるぞ」と声をかけたという。石破氏は国会議員票で圧倒的に不利な情勢だが、石破派幹部は「かつてのように一致団結の派閥の時代ではない。石破さんが個々の議員の琴線に触れるメッセージをどう発信していくかが鍵を握る」と自信を見せる。
26日に都内で講演した石破氏は、首相の支持表明が遅れた岸田氏について党内に「人事で干す」といった声があることに触れ、「同志をさげすむ党であってほしくない」と指摘。野党転落時の2010年に定めた新綱領で「国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させる」などと記していることを列挙し、「そういうことが問われる総裁選でなければならない」と首相を牽制(けんせい)した。
■自民党総裁選を巡る26日の派閥幹部発言
<麻生太郎財務相> 「絶対権力は絶対腐敗する。防ぐには党内で政策をつくりあげ、総裁を支援するにはこういう意見があるというものを出すことだ」
<岸田文雄政調会長> 「(自身は出馬せず、安倍晋三首相を支持するという)一つの方針の下に(派閥が)一致結束、ともに努力をしていきたい」
<竹下亘総務会長> 「(岸田氏の不出馬で)総裁選をめぐる状況が一変した。お盆前に(派閥としての支持候補を)決める意見集約をやらせて頂きたい」
<石破茂元幹事長> 「無投票はよくない。総裁選にあたり自分の損得、保身は捨象しなければいけない」
石破さん、良う言うてくれた!
— 陣内和宏 (@JinKazLT) 2018年7月27日
しかし、もっと早う言うてや!
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何ですか、この自民党は。すべて自民党の同志です。一部の人たちのために自民党はあるのではない。すべての国民に対し、自民党はある。謙虚で誠実で正直な自民党、私たちはそれを作っていかなければならない。 https://t.co/yebWIpvOWu
是非頑張って安倍を下ろして欲しい。その上で、この間の強行採決事案を全て反故にして、モリカケスパレイプなど綺麗に尻を拭って下さい。お話しはそれからです。
— 金剛地武志 (@kongochi) 2018年7月26日
石破氏「『岸田派を干せ』とは何ですか、自民党は」:朝日新聞デジタル https://t.co/wwd1CUIKem
石破氏「中川一郎先生は総裁選に出馬後、自ら命を絶たれた。それほど辛く苦しい決断の末、岸田さんは出馬を見送った。『岸田派を人事で徹底的に干せ』とは何ですか!」
— 盛田隆二 (@product1954) 2018年7月27日
安倍一強による壮絶な派閥イジメを指弾するが、党内では負け犬の遠吠えのように見られているんだろうか?https://t.co/sJ3feu6YR4
自民党総裁選は安倍対石破茂の一騎打ちで決まったようだ。二人とも積極的に応援したい要素は皆無。しかし、安倍は最悪中の最悪。少なくとも、石破は権力の私物化などはしないようだし、ウソも安倍ほどにはつかないだろう。不毛の選択ではあるが、安倍には負けてもらいたい。https://t.co/zGgVhZ6dOf
— Holms (@Holms6) 2018年7月27日
こうなったら石破に大逆転してもらうしかないですね。悪魔の安倍よりはまだ石破のほうが人間に近いでしょう。
— 魁!安倍おろし隊 (@anti_ntsp) 2018年7月27日
でも石破が総理になったら、私はすぐにイシバガー!を連呼し始めますがね😁https://t.co/11U9EgvtF0
石破の方がまともに見えるというアベ政権の酷さ。 https://t.co/YQrWoYVVRN
— 市民連合あおもり (@pSdpXYljuQfById) 2018年7月26日
今頃、言ってもね〜!!
— 昭和おやじ 【安倍政権を打倒せよ】 (@syouwaoyaji) 2018年7月26日
みんな無理と思っとる!!
何ですか、この自民党は!!
すべて自民党の同志です!!
一部の人たちのために自民党はあるのではない!!
すべての国民に対し自民党はある!!
謙虚で誠実で正直な自民党、私たちはそれを作っていかなければならない!!
https://t.co/ZiZZPcmPid
あのタイミングで岸田が何故か
— 桂@ハイル!アベ!🇨🇳 🇯🇵 (@katarinabarsark) 2018年7月26日
涙目で出馬断念してたのやっぱり裏でいろいろあったんだな
安倍総理もえげつない事するなぁ
岸田派いなくても余裕で勝てるのに
石破氏「『岸田派を干せ』とは何ですか、自民党は」:朝日新聞デジタル https://t.co/dUaEBEJE08
首相優位に石破氏「保身捨てる」 一騎打ちか、動き出す派閥 自民党総裁選
— Nekonosuke (@Nekonosuke6) 2018年7月27日
総裁選をする場合は、各派閥の代表が
出馬して公平に総裁選をすべきじゃないか
裏で工作してないで正々堂々と戦えば
国民も納得すると思います…
石破さんにどうしても勝ってほしいです
https://t.co/qfXcnXzOtp pic.twitter.com/Ylhy7nPmUk
石破派(20人)は26日、都内で意見交換した。首相と石破氏の一騎打ちとなれば「対立軸が見えやすい」と歓迎する意見のほか、石破氏の早期の出馬表明を求める声も出たという→首相優位に石破氏「保身捨てる」 一騎打ちか、動き出す派閥 自民党総裁選:朝日新聞デジタル https://t.co/So2bNVR7ku
— 前田 直人 (@Nao_Maeda_Asahi) 2018年7月26日
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