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2018年 07月 27日
6日、松本智津男元教祖をはじめオウム真理教に関連する犯罪での死刑確定者7人が、同じ日に死刑を執行されたばかりなのであるが。何と26日にも残る死刑確定者6人が、死刑を執行されたとのこと。同じ月に13人も死刑執行した&ひとりの法務大臣が16人も執行を認めたのは、異例のことだという。(-"-)
先日にも書いたように、mewは、基本的には死刑慎重派なのだが。極悪な犯罪に関しては、死刑もやむなしかと思う部分もあるが。今後、2度とこのような宗教団体が作られたり、マインド・コントロールなどによって異常な事件が起こされたりしないためにも、もっと真相解明の努力をすると共に、様々な研究、分析などがなされるべきだったのではないかという思いもある。(~_~;)
<松本サリン事件で妻を亡くし、自らも被害者となった河野義行氏は「死刑執行については悲しい出来事」「事件の真相は、その人そのものに聞かなければ心のうちは分からない。真実は分からなくなったと思う」「(法務省や警察庁には)二度と起こらないようにするための方策が終わっているのかどうかを明らかにしてもらいたい」と語っていたし。
信者の救済を手助けし、自らもサリンで襲撃された弁護士の滝本太郎氏も「オウム事件では本来松本死刑囚一人の死刑だけで必要十分だった。他の12人は私を殺そうとした人を含めて手足にされていたのだから。手足を死刑にしてどうするんだ」「松本智津夫の死刑を執行して、時を経過させ、12人がどう話していくか知りたかった」とブログにつづっていた。>
安倍内閣は「平成の事件は、平成のうちにカタをつけたい」という方針だったらしいのだけど。 世界では死刑廃止の流れが進んでいる中、果たしてこのように十数人の受刑者を一気に処刑してしまうのはいかがなものなのか。何だか問題を覚えるもの、不都合なものなどは、とっとと消してしまおうというような感じもして、ある種の違和感やコワさ、アブナさを覚えてしまうところもあった。 _(。。)_
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安倍首相&陣営は、総裁選3選を確実にするために、オモテでウラで様々な動きを進めている様子。^^;
24日には、「ポスト安倍」候補だった岸田政調会長が、早々に総裁選に出馬しない意向を発表したのだが。
<関連記事『岸田、安倍に取り込まれ、総裁選不出馬を発表(禅譲を期待?)〜実質的に安倍、石破の一騎打ちか』>
もしかしたら、岸田氏が早く不出馬の発表をした背景には、他の派閥の決断を促す(急がせる)意図もあったのかも知れない。^^;
『竹下氏は、西日本豪雨の復旧・復興対応のため首相や石破、岸田両氏の態度表明が遅れると見て、判断を急がない方針だった。総裁選後に予想される内閣改造・党役員人事に向け、ぎりぎりまで55人が所属する竹下派の存在感を高める思惑からだ。
だが、岸田氏は竹下氏の想定より早く、7月24日に不出馬と首相支持を表明。首相が3選へ着実に歩を進める中で、竹下派としても意思決定を早める必要に迫られた。
同派は、茂木氏のほか加藤勝信厚生労働相や山口泰明事務総長ら首相に近い主要メンバーがもともと多い。ただ、首相支持で主要派閥に後れを取った形となり、「早く決断しないといけない」(幹部)と竹下氏への不満の声も漏れる。(時事通信18年7月26日)』
昨日、石破氏がこんなことを言っていたようなのだが・・・。
『自民党総裁選 石破茂氏「損得や保身は捨てる」出馬に重ねて意欲
自民党の石破茂元幹事長は26日、東京都内で講演し、9月の党総裁選出馬に重ねて強い意欲を示した。「選挙は行われるべきだ。自分の損得や保身は捨てなければいけない。異を唱えなければ出る意味は全くない」と述べた。
石破氏は、岸田文雄政調会長の不出馬表明が遅かったために「岸田派を人事で干す」といった声が党内にあるとの報道を紹介した上で「そのような自民党であってほしくない。同志をさげすむ党であってはならない」と語った。連続3選に向けて優位に立つ安倍晋三首相(党総裁)陣営が念頭にあるとみられる。 (産経新聞18年7月26日)』
自民党内では、早く安倍首相の支持を表明しないと、次の人事でその派閥が干されるという話が、当然のこととして流れているようなのである。(・o・)
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この記事は、肝心な部分がアップできないのだが(有料記事なので)。朝日新聞には、こんな記事も載っていたことがある。<タイトルに全てがあらわれている?!>
『安倍総裁3選支持の麻生氏「負けた派閥、冷遇の覚悟を」
6月20日夜、銀座のステーキ店で開かれた宴に集まった顔ぶれは、さながら首相安倍晋三の自民党総裁3選に向けた出陣式を見るようだった。
L字カウンターの中央に座った安倍。両脇に副総理兼財務相の麻生太郎、自民党幹事長の二階俊博が陣取る。その左右には麻生、二階両派の幹部が並んだ。
安倍の出身派閥の細田派に、麻生、二階両派を加えた「主流3派」は安倍の総裁3選支持を鮮明にする。党内1、2、5位の3派だけで所属議員の半分近くを占める大勢力だ。
麻生はその席で、いまだ態度を鮮明にしない他派閥を揺さぶるかのように宣言した。
「派閥から総裁選の推薦人を出… (朝日新聞18年7月4日)』
* * * * *
もし安倍首相のライバルを支持した場合、不利益を受けるのは、おそらく閣僚や党執行部の人事だけではないだろう。(-"-)
来年の春には、統一地方選、参院選を控えていることから、その候補者決定&公認のとりつけ、、資金その他様々な形での選挙支援などなど、総裁選で早くから安倍首相を支持していたか否かで、扱いが大きく変わって来る可能性が大きい。^^;
安倍首相は、岸田氏がすぐに総裁選に出るか否かをはっきりさせなかったので、イラ立っていたという報道も出ていたのだが。それを挽回するためなのか・・・
『岸田文雄政調会長が総裁選への不出馬と首相支持を表明した後に初めて開かれた岸田派の会合では、岸田氏が「ぜひ一致結束、ともに努力をしていきたい」と述べ、首相支持で結束するよう呼び掛けた』という。(毎日新聞18年7月26日)』
週刊誌にも、こんな記事が載っていた。(~_~;)
『安倍首相 総裁選で敵対した者は推薦人含め「干す」覚悟も
9月の自民党総裁選で安倍晋三首相が3選を果たした場合の閣僚名簿案が複数、流布されている。信頼する“お友達”を数多く起用するとみられており、官房長官には出身派閥でもない外様の菅義偉氏ではなく、派内から側近筆頭の下村博文氏、対抗で松野博一・元文科相のどちらかを選ぶのではとみられている。ただし、安倍首相が官房長官交代に踏み切る場合、菅氏を古巣の総務大臣に横滑りさせ、〈萩生田光一・官房長官 菅総務大臣〉という別の閣僚名簿案もある。
自民党ベテランは、「閣僚名簿案は少なくとも3種類は流れているが、いずれも菅官房長官が交代する前提になっている。菅氏を牽制したい細田派か、“重石”を取り除きたい官邸の安倍側近あたりが発信源ではないか」と読んでいる。
大臣名簿が流れれば、“殊勲をあげよう”と安倍首相への忠誠を示す動きが強まる。
官房長官更迭説が流布された菅氏は無派閥議員を集めて安倍支持を訴え、竹下派事務総長の山口泰明氏は派閥の方針が決まっていないにもかかわらず、「安倍3選支持」をぶち上げて驚かせた。
「昔の総裁選では派閥で推薦人を貸し借りしていたが、今の時代はそうはいかない。選挙に相当強くないとね」
安倍首相は麻生太郎・副総理兼財務相、二階俊博・幹事長との会談でそう発言し、総裁選で敵対すれば“推薦人を含めて干し上げる”という覚悟を示した。推薦人の締め付けで野田聖子・総務相を出馬できなくしたうえで、ライバルを石破茂氏1人に絞って圧勝する戦略だ。
その結果、自民党内で真の権力闘争はなくなり、安倍政権がどんなに国民の強い批判を浴びても自民党内政権交代は起きそうにない。
『自民党──「一強」の実像』などの著書がある政治学者、中北浩爾・一橋大学大学院教授は安倍政権下で自民党内の政治力学が大きく変化したと指摘する。
「安倍政権の特徴は、強い官邸が弱体化している派閥を取り込むことで党を掌握し、派閥も安倍さんに取り込まれることをリソースとして生き延びているのが現状です。同じ官邸主導でも、党内の“抵抗勢力”と争った小泉政権とは違い、政策による党内抗争や派閥がポスト配分で争うこともなくなった。これまでなかった現象です。その結果、政治基盤は安定したが、党内の切磋琢磨がなくなり、政治にダイナミズムが失われたという問題点もある」
そしてこう続ける。
「はっきり言えるのは、次のリーダーが非常に登場しにくい状況になっているということです。これは将来の自民党にとって必ずしも好ましいことではない」
国民も、政権交代も権力闘争もない出来レースの総裁選など望んでいない。(※週刊ポスト2018年8月3日号)』
安倍首相&仲間たちにとっては、自民党や国民にとって望ましいかどうかなんて、どうでもいい話なのである。
彼らは、自分たちが安倍一強体制と言われる権力の座をキープして、自分たちのやりたいことを実現するためなら手段を問わず、ジャマものは目の前から消して行くわけで。このまま安倍首相が3選したら、日本はますますアブナイ国になってしまうな〜と憂慮しているmewなのだった。(@@)
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