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人権の意味をわからず 「LGBT支援は必要ない」という暴論 ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233834
2018年7月22日 日刊ゲンダイ
自民党の若手議員が、地方自治体はLGBT(性的少数者)を支援する必要はない……と発言して論争になっていると聞いて、調べてみた。
その言わんとするところは、大要、次のようである。
@LGBTの人々は子供をつくらない、つまり「生産性」がないから、そこに税金を投入することには疑問である。
ALGBTという分類は「区別」(単なる違いの認識)であり、「差別」(「見下す」ことでいじめの類い)ではない。
B公的支援は、それなしでは普通の生活ができない人(病人、障害者ら)に必要で、LGBTには必要ない。
C自治体には対応すべき課題が山積しており、その中でLGBTは重要な課題ではない。
これらの認識は、全て間違っている。
@子供をつくる、つくらないの選択は、全ての成人に等しく保障されている自己決定権(人権)で、それ故にLGBTが公的支援を受けられなければ、それこそ「差別」で人権侵害である。それに、LGBTでない人でも子供をつくらない者が増えているし、逆に、LGBTで養子をとる者も増えている。
ALGBTの人々が社会的に「差別」を受けてきたことは歴然たる事実で、それを無視する者の知性を私は疑う。
B公的支援はそれなしでは普通の生活ができない人を優先すべきは当然であるが、これまで白眼視により普通の生活を邪魔されてきたLGBTの人々にこそ、その資格がある。
Cだから、全ての個人にそれぞれの個性が尊重された「人間らしい生活」を保障すべき行政の最前線にある地方自治体がLGBTを支援しないで、いったいどこが支援するのだろうか。
前述の議員のような見解は、最近、威勢よくネットの世界で広がっているように見える。
それらに共通する特色は、「人権」論の本質が分かっていない点である。つまり、人間は皆、先天的に「それぞれ」に個性的な存在であるが、それをお互いに許容し合う温かい心こそが人権論の土台である。
だから、自分とは異質な者を内心では見下しておきながら、それを単なる「区別」だと言い張り、その上で「優先順位が低い」という見下し発言をして恥じない者が権力側にいては、いけないのである。
小林節 慶応大名誉教授
1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。
「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。」国会議員が同性カップルは「生産性がない」と主張し、議論を呼んでいます。 pic.twitter.com/Il3PPUNJX3
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2018年7月20日
自民党・杉田水脈、安倍チルドレン「生産性のない同性愛の人達に、皆さんの税金を使って支援をする大義などない。LGBTの知識を学校教育で教える必要はない」
— umekichi (@umekichkun) 2018年7月22日
こいつ、頭イカれてる。
LGBTの方も税金払ってる。
多様性と真逆の考え。
こいつに税金費やす事自体ムダ過ぎる。
pic.twitter.com/iRRG4tSBYt
彼女が、国民の選んだ日本の現職の衆議院議員です。 #杉田水脈 #LGBT pic.twitter.com/JerWbVzVDF
— Japan's Secret Shame (@JPNSecretShame) 2018年7月19日
自民党に入って良かったなぁと思うこと。
— 杉田 水脈 (@miosugita) 2018年7月22日
「ネットで叩かれてるけど、大丈夫?」とか「間違ったこと言ってないんだから、胸張ってればいいよ」とか「杉田さんはそのままでいいからね」とか、大臣クラスの方を始め、先輩方が声をかけてくださること。
今回も他党の議員が私が雑誌に書いた記事を切り取り
ネットに出したことで色々言われています。LGBTの理解促進を担当している先輩議員が「雑誌の記事を全部読んだら、きちんと理解しているし、党の立場も配慮して言葉も選んで書いている。言葉足らずで誤解される所はあるかもしれないけど問題ないから」と、仰ってくれました。自民党の懐の深さを感じます
— 杉田 水脈 (@miosugita) 2018年7月22日
相模原障害者事件の植松と、先日「LGBTは生産性がないから優遇する必要はない」と議員の身分でありながら、とんでもないことを言った自民党の杉田水脈は、「何かを生み出さない人は生きる価値がない人間」と歪んだ定義をしている点で、全く同じ穴のムジナだと思う。#NHKスペシャル #ともに生きる
— ROSE_GARDEN (@10800_yen) 2018年7月21日
杉田水脈の『同性カップルは子供を作らないので、生産性がない』って凄い言い草よね。
— モリリン (@moririn_main) 2018年7月21日
『生産性』って、まるで人を機械みたいに言うんだな。
杉田水脈の理屈でいくと、LBGTに限らず、子供が出来ないカップルや独身の人も『生産性がない』という事になる。
違和感があったのは、差異を「お互いに許容し合う温かい心」が人権だという主張。「温かい心」で許容するのではなく、他人の差異を許容することで、自分の差異に他人が介入してこないことを担保するドライな関係性が人権なのだと考えるが。https://t.co/S1UOLLIuZO
— 常夏島日記の中の人 (@potato_gnocchi) 2018年7月22日
杉田水脈の暴論。ああいった発言は己の稚拙さ未熟さを表明しているだけなんよなぁ。今後は世間から白い眼差しを向けられるだけ。
— 西田彩ゾンビ (@zonbi) 2018年7月22日
人権の意味をわからず 「LGBT支援は必要ない」という暴論 https://t.co/LgVe9927Wp #日刊ゲンダイDIGITAL
《人間は皆、先天的に「それぞれ」に個性的な存在であるが、それをお互いに許容し合う温かい心こそが人権論の土台》
— ⛵️motty⛵️ (@novtnerico) 2018年7月22日
人権の意味をわからず 「LGBT支援は必要ない」という暴論 https://t.co/UomXANH9oo
人権の意味をわからず 「LGBT支援は必要ない」という暴論(小林節)https://t.co/VzRD10rPyV
— 影書房 (@kageshobo) 2018年7月22日
〈自分とは異質な者を内心では見下しておきながら、それを単なる「区別」だと言い張り、その上で「優先順位が低い」という見下し発言をして恥じない者が権力側にいては、いけないのである〉
人権の意味をわからず 「LGBT支援は必要ない」という暴論 https://t.co/JXLb9pLtbO #日刊ゲンダイDIGITAL
— いたにのりお (@je3gnu) 2018年7月21日
LGBTの皆さんはいわれのない差別、別紙に身も心も細る思い、こんな社会はだめだよ
自民党杉田議員の意見は見地が低い。
— ななや (@nanaya_voice) 2018年7月22日
LGBTの人たちが社会の中で生きやすくなれば、生物学的に子供を産めても育てられない人を支援する立場にもなれるのに。
生産性云々だけでいうなら、国民の為にならない税金食いの与党議員たちこそ自分の存在価値を考え直す時だと思う。https://t.co/fvDB68AqkG
小林節『人権の意味をわからず 「LGBT支援は必要ない」という暴論』自分とは異質な者を「区別」だと言い張り、その上で「優先順位が低い」という見下し発言をして恥じない者が権力側にいては、いけないのである - 北海道は素敵です!! - Yahoo!ブログ https://t.co/NUgqnG1vfr
— 松本 美紀子 (@yuuta24mikiko) 2018年7月21日
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