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日本政府に見捨てられた「公安スパイ」の悲惨すぎる肉声 中国で実刑判決を受けると、どうなるか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56616
2018.07.20 桜坂 拳太朗, 週刊現代 :現代ビジネス
「懲役5年」「懲役12年」—。中国でスパイ罪に問われた日本人に、続々と判決が言い渡されている。日本の政府機関に雇われた協力者=スパイだ。隠蔽される「スパイごっこ」の実態を、本日発売の週刊現代でフリージャーナリストの桜坂拳太朗氏が明らかにしている。
妻の極秘面会
2ヵ月に一度、ふたりの男は横浜から神奈川県某所に向かう。彼らにとって憂鬱な日だ。
用意した部屋に女性がやってくる。沈痛な面持ちの女性を前に、50代の男がメモを見ながら話す。
「旦那さまは特別注文で、食べたいものを食べているそうです。肉や魚、野菜をバランスよく食べて、食事については不自由ないそうです。ビタミン剤も飲んでいます。インスタントコーヒーも飲めるし、バターやジャムも買っているようですよ」
ふたりの男は関東公安調査局・横浜公安調査事務所の調査官。相対する女性は2015年5月、中国に拘束されたM氏(57歳)の妻だ。
調査官たちは、在瀋陽日本総領事館が2ヵ月に一度行う「M氏との領事面会」の内容を伝えているのだ。調査官は妻を安心させるため、獄中のM氏の快適な生活を強調するのだが、妻は納得しない。
「体調はどうですか?」「精神状態は?」
調査官は、外務省から聞いた真実を妻に話さざるを得なくなった。
「……疲労は溜まっていて、耳鳴りを訴えています。睡眠薬を飲んでいるそうです」
両者の間に沈黙が訪れる。公安調査庁の幹部はこう明かす。
「M氏は横浜(公安調査事務所)が運用していた協力者だから、彼らが家族のケアを担当している。だが我々の対応に、奥さんも息子さんも不満を持っており、連絡担当者も次々と変わっています」
M氏は公安調査庁に雇われた協力者=スパイだった。妻はこう叫ぶ。
「夫は日本のため、拉致被害者を救うために働いていたのです。なぜ助けられないのですか」
M氏は今月13日、遼寧省の丹東市中級人民法院で懲役5年の実刑判決を受けた。同じく、浙江省温州市でスパイ容疑で拘束された愛知県のI氏(54歳)も今月10日、懲役12年の実刑判決を受けている。
この2人以外に、中国では、6人の日本人がスパイ罪や国家機密等窃盗罪で拘束されている。
「これは氷山の一角です。'13年以降、日本から中国に入国した20人以上が中国当局に身柄を拘束されています。その大半は公安調査庁のエージェント(協力者)です」(日本政府関係者)
拘束されたのは、日本人だけでなく、日本に帰化した元中国人、在日中国人もいる。その多くが、公安調査庁に協力を依頼されて、情報収集をしていた協力者だというのだ。
謝礼は月15万円
M氏は北朝鮮から脱北した日本人だ。M氏の母は在日朝鮮人の夫とともに、帰還事業で北に渡った、いわゆる日本人妻だ。北朝鮮に渡ったとき、M氏はまだ子供だった。
「Mの父親は金日成像の建設工事中に労災死した。その功績で、Mは朝鮮人民軍総政治局傘下の幹部候補に抜擢された」(公安調査庁関係者)
だが、やがてM氏は家族で脱北し、日本に戻った。苦労して息子も育て上げ、M氏は脱北者の妻と神奈川県内のマンションで暮らしていた。ようやく掴んだ幸せだった。
だが、北朝鮮との縁は切れなかった。朝鮮語が堪能なため、中朝国境地帯に頻繁に行き、北朝鮮事情を集めては、日本の報道関係者に情報提供するようになった。
公安調査庁は法務省の傘下にある photo by iStock
霞が関内部の権力構造では末席に置かれるが、自らをCIAのカウンターパートと名乗り、スパイを使った人的諜報=ヒューミントに力を入れている。
「Mは北朝鮮にいた頃、日本出身者としては異例の高位にいて、軍の内情などを知り尽くしていた。瀋陽や丹東など中朝国境地帯に行き、北朝鮮から出てくる軍関係の知り合いと会い、北朝鮮の内部情報をとれる稀有な存在だった」(前出・公安調査庁関係者)
公安調査庁が提示した謝礼は月15万円。命がけの仕事には見合わない額だ。妻の実家がパチンコ関連の仕事をしていて、生活には困らなかったM氏だが、「日本のため」「拉致被害者を救おう」という誘い文句に応じた。
'10年頃から、公安調査庁の運用担当者は対北情報収集のための危険な任務を次々と依頼する。M氏はこれに応じ、たびたび中朝国境地帯に飛んだ。
中朝国境地帯は、対北朝鮮インテリジェンス関係者の間では「ホットスポット」だ。中国の諜報機関・国家安全部だけでなく、北朝鮮の防諜機関・国家保衛省も暗躍する。
公安調査庁と犬猿の仲にある警視庁公安部外事第二課の捜査員はこう指摘する。
「公安調査庁の運用は乱暴すぎる。協力者を金で買って、国外に送り込んでリスクの高いことをやらせる。我々ならば協力者を守るために『防衛』(護衛要員)を配置するし、拘束されたときのマニュアルを叩き込む。だが彼らは単独で行動させるだけで、リスク管理がまるでできていない」
'15年5月、M氏は突如、遼寧省で失踪した。中朝国境地帯で日本製品を販売するビジネスを立ち上げるために現地を訪れていたが、裏では公安調査庁の依頼で、情報源である朝鮮族のブローカーと接触していたと見られている。
中国国家安全部に身柄を拘束されていることが明らかになったのは、しばらくたってからだ。
「M氏は当初、予防拘束のような形で、ホテルで取り調べを受けた。そして、日本政府の協力者であることを自供したところで、正式に逮捕された。身柄は遼寧省丹東の刑事施設に置かれていた」(前出・日本政府関係者)
中国でスパイとして拘束された者はいかなる獄中生活を送るのか。これを経験した人物がいる。
残留孤児二世として日本に帰国した田原博氏(仮名)だ。日本政府に協力して中国に送り込まれ、スパイとして拘束、投獄された。田原氏が語る。
「'96年、北京で情報収集して、日本に帰国しようと北京空港に到着したとき、周囲を取り囲まれた。荷物の中から機密書類が出てきたため、安全部の施設に連行されました。4日間、黙秘しました」
週刊現代8月4日発売号では、中国でスパイ拘束された者の、壮絶なる獄中生活の実態が明かされている。
「週刊現代」2018年8月4日号より
日本の政府機関に雇われた協力者=スパイ!!
— 昭和おやじ 【安倍政権を打倒せよ】 (@syouwaoyaji) 2018年7月20日
基本、安倍に利用されるだけ利用され、都合が悪くなると棄てられる!!
国の為なんて思った、あなたが悪いのよ!!
日本政府に見捨てられた「公安スパイ」の悲惨すぎる肉声 中国で実刑判決を受けると、どうなるか
https://t.co/i8UKcMIJTO
『公安調査庁が提示した謝礼は月15万円。』 本当かどうかはわからないけどリスクのある仕事の割に安いのね。 / “日本政府に見捨てられた「公安スパイ」の悲惨すぎる肉声(桜坂 拳太朗,週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)” https://t.co/iVGhOJDm6V
— 硝酸カリウム◇12歳の幼精 (@KariumNitrate) 2018年7月20日
公安調査庁は相変わらず無能な上に無情ときたか。救いようがない / “日本政府に見捨てられた「公安スパイ」の悲惨すぎる肉声(桜坂 拳太朗,週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)” https://t.co/I4NVUQeM1F
— cub_tsuke (@cub_tsuke) 2018年7月20日
ほんとだったら、いろいろひどい。
— ねずみ王様 (@yeuxqui) 2018年7月20日
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— ミツカジ マヤ I am not ABE (@mitsukajimaya) 2018年7月20日
ゲームや戦争映画でも、ここまで酷薄じゃない
泣けてくる
以前北朝鮮で拘束された日経記者も公調の協力者だったなぁ…。もう解散すべきだろ。 / “日本政府に見捨てられた「公安スパイ」の悲惨すぎる肉声(桜坂 拳太朗,週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)” (212 users) https://t.co/VQcDko5KkS
— 十造 (@sasaki_juzo) 2018年7月20日
日本政府に見捨てられた「公安スパイ」の悲惨すぎる肉声
— 京都デモ情報 (@demokyoto) 2018年7月20日
スパイは使い捨ての日本政府。愛国浪花節やはした金に釣られないよう注意しましょう。https://t.co/WNqsECnF4c #現代ビジネス
「拘束されたのは、日本人だけでなく、日本に帰化した元中国人、在日中国人もいる。その多くが、公安調査庁に協力を依頼されて、情報収集をしていた協力者だという」|週刊現代8/4号:日本政府に見捨てられた「公安スパイ」の悲惨すぎる肉声(桜坂拳太朗) https://t.co/ECpZ9V0iSP
— perspective (@prspctv) 2018年7月20日
これ必読かと。日本の政府は国民を駒としか見てないことがよくわかる、ひどすぎる話。
— 塚本有実(PN) (@YumiTSN) 2018年7月20日
日本政府に見捨てられた「公安スパイ」の悲惨すぎる肉声 https://t.co/nJjJydXI60 #現代ビジネス
徴兵した民間人の兵隊を大本営の参謀がタダで動員できる「死に駒」扱いした国。
— かわらっぴ (@cds190) 2018年7月21日
国のためという動機ある者を月報酬15万でスパイに誘い危険を放置、捕まれば救出もしない公安調査庁。
死して屍拾うものなしの日本。
>日本政府に見捨てられた「公安スパイ」の悲惨すぎる肉声 https://t.co/uVrpMHaD37
日本政府に見捨てられた「公安スパイ」の悲惨すぎる肉声 https://t.co/luOHu4zIbK #現代ビジネス なにがすごいかと言えばやはり、日本もしっかり諜報活動をやっているということだよな(誉めているわけではない)。「スパイをやっていたとされ…」とオブラートに包んだみたいな報道もグルだしな。
— アメイジングソフィア (@AmazingSofia) 2018年7月21日
中国で拘束の日本人スパイは公安調査庁の元職員だった!? 素人同然の身内に巨額報酬払う公安は税金泥棒だ-リテラhttp://t.co/oStJDbp47C pic.twitter.com/ok70yrMG1B
— rima (@risa_mama117) 2015年10月5日
引用:
— rima (@risa_mama117) 2015年10月5日
「10月3日、拘束された3人のうち2人が法務省の外局「公安調査庁」の“情報提供者”で、同庁からの依頼を受けて中国内の情報収集をしていたとの報道を皮切りに、2人がスパイであるとの前提に立った報道が相次いだ。
…ここにきてもっと衝撃的な情報も飛び込んできた。2人のうちの1人」
引用:
— rima (@risa_mama117) 2015年10月5日
「中国東部・浙江省の軍事施設周辺でとらえられた愛知県内に住居を置く51歳の男性はなんと、元公安調査庁の職員だったというのだ。
「我々がつかんでいる情報では、数年前に公安庁を退職した男性で、現在は同県内の調査・人材派遣会社に勤めています。ただ、実際は年間数百万円にのぼる」」
引用:
— rima (@risa_mama117) 2015年10月5日
「「報酬を公安庁から受け取っていたのではないかと言われている。…勤め先の取引実態を調べると、どう考えてもまともな収入にありつける会社じゃない。ところが、この男はちゃんと妻子を養い、資産を増やしているんです」(全国紙社会部記者)
…警視庁公安部関係者が匿名を条件にこう語る」
引用:
— rima (@risa_mama117) 2015年10月5日
「いや、身柄を拘束された3人はいずれもまともな国際諜報活動の訓練を受けていない完全なシロウトです。北朝鮮情報や中国軍の機密情報と称して、玉石混淆の情報をもちこんでいた“たかり屋”だと言ったほうがいいかもしれない。元職員と言われている人物も、身分を隠して潜入したのでなく、」
引用:
— rima (@risa_mama117) 2015年10月5日
「公安庁が昔のよしみで使っているというだけ。北朝鮮国境に接する遼寧省で拘束された55歳の男性も、やはり1960年代に帰還事業で北朝鮮に渡った後、90年代に日本へ逃げてきた脱北者で、お金に困って中国情報を売り込んでいた。ほんとうなら誰を情報屋に使うか、きちんと精査しないと」
引用:
— rima (@risa_mama117) 2015年10月5日
「いけないのに、公安庁はこういう連中に平気で依頼して、情報を買い取ってしまう。そのずさんなやり方が今回のような事件を招いたんです」
…
「その背後にはやはり、安倍政権が支配する空気があるという。」
…
(外務省関係者)「とくに公安庁は、公安畑の中でもリストラ対象と」」
引用:
— rima (@risa_mama117) 2015年10月5日
「言われている役所ですから、なんとか点数稼ぎをしたいと、必死で専門外の中国情報を集めようとしたんでしょう」
だが、マスコミは一切指摘しないが、今回の公安庁の失態によって、さらにややこしい事態が起きつつある。前出の外務省関係者…「拘束された日本人はスパイ容疑を認めて」」
引用:
— rima (@risa_mama117) 2015年10月5日
「「しまっているんだ。これは情報の世界ではありえない。訓練されたスパイなら、絶対、認めない。認めないから『無実の日本人を解放しろ』と政府も要求できる。それが、認められてしまっては手の出しようがない」
インテリジェンスのなんたるかも分からないこの役所のせいで、」
引用:
— rima (@risa_mama117) 2015年10月5日
「日中外交の火種を与えてしまい、危機管理どころか、10月下旬にも予定される日中韓首脳会談をめぐって中国側に取引カードを与える結果になってしまったのだ。」
続きはこちら→(3ページ目)http://t.co/IWXMhYzrkR
…オウンゴールして阿呆丸出し(´Д` )
日刊ゲンダイ|邦人2人拘束 安倍官邸は中国との“裏取引”に応じるのか?http://t.co/EokgeKVWkx「遼寧省の中朝国境付近で拘束された神奈川県在住のA氏(50代男性)は…公安調査庁の協力者。…浙江省で拘束された愛知県在住のB氏(50代男性)は、公安調査庁の元職員」
— rima (@risa_mama117) 2015年10月6日
中国スパイ疑惑で邦人拘束のなぜ 日本もスパイ大作戦? 〈週刊朝日〉http://t.co/ckm7ZADryx
— rima (@risa_mama117) 2015年10月7日
「今回の拘束現場は各国が入り乱れる諜報活動の舞台だった。」 pic.twitter.com/foQ35xo4Dg
日刊ゲンダイ|犠牲になるのは民間人…政府の“お忍び”スパイ派遣の事情 https://t.co/0s0Vu648wt「中国でスパイ容疑で拘束されていた愛知県の男性(54)が、懲役12年の実刑判決を受けた。2015年以降、中国各地でスパイ行為などを疑われた日本人が相次いで拘束され、8人が起訴…判決が出たのは初めて」 pic.twitter.com/QKlc0nVTX0
— rima (@risa_mama117) 2018年7月13日
現代ビジネス(7/20):日本政府に見捨てられた「公安スパイ」の悲惨すぎる肉声〜中国で実刑判決を受けると、どうなるか https://t.co/QvZureFlhY「「懲役5年」「懲役12年」—。中国でスパイ罪に問われた日本人に、続々と判決が言い渡されている。日本の政府機関に雇われた協力者=スパイだ。」
— rima (@risa_mama117) 2018年7月21日
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