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内閣府の防災担当、災害対策に関する国会答弁準備で「当省には関係ない」と対応拒否
http://biz-journal.jp/2018/07/post_24149.html
2018.07.20 永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報 文=神澤志万/国会議員秘書 Business Journal
西日本豪雨の被災地を訪問する安倍晋三首相(写真:AFP/アフロ)
国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。
毎日、暑いですね。西日本豪雨の被災地をはじめ、猛暑の影響が心配です。みなさま、どうかご安全にお過ごしくださいね。
国会は会期末(7月22日)まであと2日となり、与野党の駆け引きが激しくなってきました。22日は日曜日なので、実質的には20日の金曜日が山場となりますが、20日中に閉会するのは難しいとみられています。つまり、午前様ですね。
「えーーーっ」
ある会派の代議士会の場で、そうした一連の事情が伝えられた際、秘書席側から声が漏れ、笑いが起きたそうです。司会をしていた議員が思わず「そうですよね、秘書のみなさまも大変ですよね。ありがとうございます」とフォローし、その場はなごんだようですが、国会では急にスケジュールが変わることは珍しくありません。
前夜のうちに翌日の会議開催を検討し、「衆議院に本会議が入れば参議院議員が仕切り、参議院に本会議が入れば衆議院議員が仕切りましょう」などと決められますが、翌朝あるいは会議の数時間前にガラリと状況が変わることもよくあります。
また、会議そのものが中止になることもあります。ゲストを呼んでいる場合などは、せっかく時間を割いていただいていたのに迷惑をかけることになってしまい、「なんで(変更を)予測できなかったのか!」とお叱りを受けることも少なくありません。
そのため、ゲストに参加を依頼する際は、文面に必ず「国会情勢により、やむを得ず予定を変更することがあります」と入れていますが、さすがに「ドタキャンも頻繁にあります」などとは書けません。
これだけITや科学技術が発展しても、国会情勢を予測するのはまだまだ至難の業なのです。とはいえ、直前で予定が変われば参加予定者が不愉快になるのも当然です。いつまでたっても、国会の働き方改革は改善の見込みがないのが実情です。
■内閣府防災、災害対策で驚愕の対応
「何が衆議院改革よ! 石破(茂)さんを排除している時点で、もう改革に逆行してるから」
神澤の秘書仲間がプンプンしていました。被災地への義援金の差し押さえを禁止する法案が議員立法で緊急上程されましたが、各会派の党内手続きが遅くて対応に苦労していたようです。根回しのために各事務所を回ると、なかには「うちの選挙区は被災してないんだよね」といった視野の狭い声もあったといいます。
最終的には、野党も「内閣不信任案の提出を検討している時期に与党主導の法案に賛成するのはどうも納得できないが、内容が内容だけに特別に賛同する」と言ってきたそうで、これにもがっかりしました。そんなにもったいぶる必要が、果たしてあるのでしょうか。
義援金というのは、被災者が直接もらえる現金であり、災害で家屋が倒壊したり財産を失ったりした方々の命綱ともいえるものです。同法案は、それを金融機関が差し押さえることを禁止するもので、いわば(借金がある)被災者が義援金を受け取る権利を保護する目的です。これには、与党も野党も関係ありません。しかし、野党は非常時にもかかわらず与党に恩を売ろうとしたわけです。
「どうして、災害対策を駆け引きに利用するの?」
正義感が強い秘書たちは、みんな怒っていました。
「でも、なんでそこで石破議員の名前が?」と思っていたら、石破議員が以前から提唱している「防災省」の必要性がからんでいるようです。内閣府の防災担当(職員)は各省庁からの出向者が多く、いわば2年限定の寄せ集めなので、経験やノウハウの蓄積が難しい。災害大国の日本こそ、防災行政の専門機関となる「防災省」を設置すべき……というのが石破議員の主張です。
実際、今回の「平成30年7月豪雨」でも日本の“お役所”の悪い部分が散見されます。秘書仲間によると、「災害対策の国会質問で、答弁書の準備の際に省庁間での押し付け合いがすごく醜い」そうです。
「なかには、わざわざファクスで『この質問項目は、当省には関係ありません』って送りつけてくるところもあるんだよ! それが、なんと内閣府防災からだよ」
まさに、石破議員のご指摘通りの展開ですね。そんな対応をされたら神澤も怒ります。秘書仲間は、さらに憤りを見せます。
「そうなんだよ。『お前ら、公僕だろ! しっかり仕事せい!』って言いたいけど、秘書の立場じゃねぇ」
まったく同感です。
■なぜか自民党内で嫌われる石破茂
それにしても、石破議員は不思議な存在です。国民の人気はもちろん、自民党の一般党員からの評判も上々なのに、なぜか自民党の国会議員たちからは嫌われているようです。
永田町では、よく「安倍さんの3選には正直反対だけど、石破さんが総裁になるくらいなら、安倍さんを支持する」という意見を耳にします。一応は「石破派」(水月会)もありますが、「筆頭格の後藤田正純議員ですら、本気で石破議員を総裁にしようとは思っていない」ともいわれています。もっとも、後藤田議員は過去の不倫騒動で自民党内に居場所がなく、「仕方なく石破派にいる」との話もあります。
一方で、石破議員は5月に行われた報道各社の「次の自民党総裁にふさわしい人物」を問う世論調査で安倍晋三首相を抜いて首位に浮上しており、安倍首相の心中は穏やかではないでしょう。安倍首相は、以前から「石破嫌い」を公言していますし、相当ライバル視しているのではないでしょうか。
問題になった「赤坂自民亭」に初参加したのも、「『亭主』のひとりである石破さんを意識したのでは」ともいわれています。西日本で豪雨災害の危険が高まっていた7月5日夜、東京・赤坂の議員宿舎で開催された宴会で、安倍首相をはじめ、岸田文雄政調会長、小野寺五典防衛大臣らの自民党議員が楽しそうにお酒を飲んでいる様子に非難が集中した一件です。これは、なぜ中止にできなかったのでしょうか。
■小泉進次郎の「6増法案」賛成に批判も
問題が多すぎますが、ぜひ災害対策と共に衆議院改革を進めていただきたいです。この際、9月の自民党総裁選挙という事情は置いておいて、「本当の衆議院改革」を実行していただきたいと思います。
今回、「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」の中心メンバーである小泉進次郎議員が参議院議員定数の「6増法案」に党議拘束に従って賛成票を投じたことに対して、一部で批判がありますが、神澤は「衆議院改革はひとりではできないため、『今は造反の時ではない』と、大局を見据えて党の方針に従った」と信じています。
「平成のうちに」のメンバーはなかなかパワフルなので、期待しています。「言うだけ番長」と陰口を叩かれている細野豪志議員も、今度こそ存在感を示すためにがんばってくれると思いたいですし、会長で“ハマコージュニア”の浜田靖一議員の行動力にも期待しています。
もう何十年も、ひとつも変わっていない衆議院の改革を「平成のうちに」実行して、歴史に名前を残してほしいです。国会女子たちは応援しています。
(文=神澤志万/国会議員秘書)
有象無象のアホが千人揃って改革もへったくれもない。
— のり☆えもん♪(´ε` ) (@norihoshiemon) 2018年7月20日
いまや国会議員は生活力のない連中のセーフティネットだ。
内閣府の防災担当、災害対策に関する国会答弁準備で「当省には関係ない」と対応拒否 https://t.co/gzMYChehfY @biz_journalさんから
有象無象のアホが千人揃って改革もへったくれもない。
— のり☆えもん♪(´ε` ) (@norihoshiemon) 2018年7月20日
いまや国会議員は生活力のない連中のセーフティネットだ。
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