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"アベ友"が「精神科医に拳銃を!」と言い出す殺人狂時代
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2018/07/22/post-2058.html
サンデー毎日 2018年7月22日号
牧太郎の青い空白い雲/677
今回も「半端ない殺人狂時代」について書きたい。
ご存じと思うが、新幹線「のぞみ265号」で3人を殺傷した容疑者が「昔から人を殺す願望があった」と供述している。だから「見ず知らずの人を殺した」。
ネット上に、こんな「書き込み」を見つけた。
〈ところでなぜ「人を殺したい」という感情が生まれるのだろう? 思うにそれは最後で最大の「逃げ」なのではないだろうか。不満があって人を殺したいと思う。それが全人類が相手なのか、特定の個人に対してなのかは人それぞれかもしれないけれど、不満の先に、最後に生まれる感情が殺したいという気持ち。不満を、他で満たしたり、話し合いやお金で解決したり、距離を取り触れないことで忘れたりすることで解決出来ればいい。しかし、どうしたらいいかわからなくて、どうしようもない状況に堕ちいった時に、他人、または、自分を殺したいと思う。その感情は、不満から生まれる最後で最大の逃げではないだろうか〉(「にしくんOfficial Site」より)
分からないでもないが、だから「見ず知らずの人間を殺す」というのか?
この人物は〈秋葉原通り魔無差別殺傷事件の加藤さんも、ただ不器用で寂しかっただけのようで、きっと会話する機会があれば救われたのだろうと思うし、とてつもなく悪いことをした人だけれど、やっぱりちゃんと人間なんだろうなと感じる〉(同)とも書いている。
ひょっとすると「人を殺したい感情」は、ある種の若者にとっては「ごく普通」なのかもしれない。
× × ×
2013年の法務省研究部報告によれば、殺人事件で被疑者と被害者が面識がないケースは全体の約10%。特別に恨みなどがないにもかかわらず、不条理にも殺してしまう人間が確実に存在する。
で、どんな人物が「無差別殺傷事件」を起こすのか? 年齢は20〜39歳の男性が最も多く、交友関係、異性関係、家族関係が劣悪、経済状況も困窮し社会的に孤立している。孤独だから単独犯。共犯はまずいない。
そう考えてみれば、我々の周囲に「親兄弟と喧嘩(けんか)別れして、友達もいない、オンナとも無縁」なんて孤独な人間はたくさんいる。しかも最悪の格差時代である。メシが食えない若者はゴマンといる。そうなると、アイツもコイツも殺人狂予備軍? 急に不安になる。
× × ×
それとは別に「殺しの道具」を渇望する人間が存在する。
"一般人"が振るう暴力が暴力団以上に凶暴化している。ちょっと前まで「喧嘩に勝てばカネが降る」と信じていたヤクザは存在した。でも最近は「拳銃を使うと警察に抗争と認定され、親分がパクられる」。で、拳銃は使わない。せいぜいトラックをバックで突っ込んで、相手の事務所を壊すぐらいだ。
それに引き換え「殺人狂時代」の"一般人"は暴力を振るう時、拳銃を使うようになった。富山の元自衛官は交番を襲って、拳銃を奪った。彼らは暴力団以上に凶暴化している。
× × ×
全国約1200の精神科病院でつくる日本精神科病院協会の山崎学会長があろうことか、協会の機関誌5月号の巻頭コラムで「精神科医に拳銃を持たせてくれ」という部下の医師の発言を紹介した。驚いた。医師に拳銃! 真剣に考えているのか?
確かに、米国では武装した警備員が病院で患者や医療現場を監視し、暴れる患者を拘束したり、拳銃を発砲する事件もあるらしい。でも、命を守る医師が拳銃で患者を殺すことを許すなんて? これは「殺人狂」の発想だ。
そんな山崎会長は、安倍首相とは"お友達"関係と報じられている。首相動静によると、安倍首相は山梨県内の別荘付近にある中華料理店で山崎会長と会食したり、ゴルフをしたりしている。
まさかとは思うが、"アベ友"が件(くだん)のコラムに書いたように「医師に拳銃を!」と話して、首相が「いいね」と応えているとすれば......。あくまで妄想だが、「殺人狂時代」の根は深そうだ。
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