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安倍首相が力を込める「プッシュ型」とは、実際のニーズとはかけ離れたサービスの「押し付け」だった・・・
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) 2018年7月15日
新記事『【呉発】自衛隊とコンビニ 被災者に食を届けたのは総理のリーダーシップではなかった』https://t.co/jynm6ylpdQ
【呉発】自衛隊とコンビニ 被災者に食を届けたのは総理のリーダーシップではなかった
http://tanakaryusaku.jp/2018/07/00018508
2018年7月15日 21:58 田中龍作ジャーナル
食材に囲まれてボランティアたちが調理に追われていた。=15日、呉市天応地区避難所 撮影:田中龍作=
豪雨災害に見舞われた呉のコンビニに自衛隊が商品を運んだことが物議を醸している。閣僚や自民党議員は素晴らしい成果であるかのように喧伝しているが、果たして実態はどうなのだろうか?
田中と助手の倉持はきょう15日、呉に入り、避難者や地元住民から話を聞いた。
呉市の東端にあたる天応地区の避難所には住民183人が身を寄せる。ある男性(80代)は、自宅の一階が浸水したため屋根に上がって助けを求めていたところを救助された。
男性は「(逃れてきた)1週間前からずっとここで過ごしている」と安心しきった表情で話す。付き添いの孫は「ここにいれば生きてゆけるからね」と微笑んだ。
被災者でもある地元主婦が炊き出しのボランティアにあたっていた。長ねぎやニンジンを刻む包丁の音が規則正しく響く。煮炊きの匂いが鼻孔をくすぐった。野菜やコメなど食材の豊富さに驚く。水のボトルがうず高く積まれていた。
自衛隊がコンビニに水や食料を輸送したことをどう思うか、主婦に尋ねた。「近くの皆さんがたくさんの物(食材)を届けてくれるので、おかげで何も不自由していない」と目を潤ませながら語った。
「私は幸い家を流されなかったし現金も手元にあるのでコンビニに行く。コンビニに行けない人はここ(避難所)にいればいい。金がある人はコンビニを利用すればいい」。彼女はコンビニには執着していなかった。
呉市に限らず自衛隊の給水車は被災地の至る所で見かける。給水容量は1トンだそうだ。1ℓ入りのボトル千本分だ。無理してコンビニに水を届ける必要があるのだろうか。=15日、呉市安浦地区避難所 撮影:田中龍作=
呉市西端の安浦地区の避難所にも地元の食材がふんだんにあった。ジャガイモ、米、スイカ、キュウリ・・・すべて地元の農産物だ。
炊き出しにあたるボランティアの地元主婦は「全部この近くの人たちが差し入れてくれた」と自慢した。天応地区の避難所とまったく同じ光景、同じコメントだ。
どの避難所に行っても自衛隊の給水車があった。食料は地元の人々が差し入れてくれる。道路の復旧に伴い他県からの差し入れも目立つようになった。
海上自衛隊呉基地で入浴サービスを待っていた男性(40代)は「スーパーがあるから、コンビニは使わない」とニベもなく答えた。
「政府のプッシュ型支援物資輸送の成果です。(中略)安倍総理のリーダーシップです」。ヒゲの隊長こと佐藤正久議員(自民)は自らのツイッターで勝ち誇ったように言うが、コンビニへのプッシュ型輸送は、被災者にはそれほど有難がられていないのが実情だった。
「今後はボランティアの方が被災地入りすることで需要が増すことも想定されますので、引き続き(コンビニへの)供給に万全を期していきます」とツイートしたのは世耕経産相だ。こちらも現状知らずだ。ボランティアの食料や水は各避難所で対応しているのである。
「プッシュ型」とは、実際のニーズとはかけ離れたサービスの「押し付け」だった。避難者に食を届けたのは、安倍総理のリーダーシップなんぞではない。地域の人々の支え合いだった。
ジャガイモは近くの農家の畑で穫れた。もちろん差し入れだ。=15日、呉市安浦地区避難所 撮影:田中龍作=
〜終わり〜
よくぞ現地の声を伝えていただき、これぞジャーナリズムです。やはり食料を生産している地域というのは強いですね。被災しても現地で助け合いが。。。都会とは違うなと思いました。
— elmin (@elminkok) 2018年7月15日
道路が使える状態ならば普通にトラックが走っているでしょう。誰が日常の買い物をコンビニでするのか?扱う品物の量が桁違いなのは常識が有れば分ります。家が無くなりお金が無い人以外は普通に買い物をするでしょう。災害=買い物=コンビニの発想が不思議です。
— 阿部雅彦 (@tanukiinuyoropi) 2018年7月15日
※ですよね※
— Ko Bo (@KoBo38) 2018年7月15日
《世耕氏参考リンクによれば》〜ルールでは〜
「災害対策基本法」に基づく指定公共機関
〜被災地への支援物資の迅速な供給〜
「首長」の協力要請(協定)
☟
【被災者負担なし】
※供給した物資の対価は県が負担
(愛媛県・ファミリーマート事例 以下参照)https://t.co/pHTO7H8RSe
地元自治体や、地元の支え、そして全国の自治体の支えでした。
— けろろ (@manada1965) 2018年7月15日
もちろん、全国からのボランティアの支えは忘れてはなりません。けど、その後に、アレが申し訳ない程度に来たのは忘れません。不快感しかありませんでした。
お疲れ様でした素晴らしいレポです!
— あぷりこ (@ApricotOrder) 2018年7月15日
被災地の方々が支えあっていることに感動します。
同時に被災者と、為政者の意識の乖離に寒々しいものを感じます。
被害の程度や地域経済格差や過疎化問題など様々なことを考えた時、裕福な人を対象とした支援でよいのか?発想に時点から大きなズレがあったと言わざるを得ない。高みの見物で、誹謗中傷してくるのはいい加減に止めて欲しい重大問題。職員と被災者の悪質な攻撃は許しがたい犯罪。
— 市民と野党の共闘!! (@newene2011) 2018年7月15日
【呉発】自衛隊とコンビニ 被災者に食を届けたのは総理のリーダーシップではなかった https://t.co/Xf26UJkF50
— 小崎太一 (@kzktch) 2018年7月15日
んー熊本の時より規模が大きいから、色々行き渡ってない様子。政治は無能だし。
【呉発 自衛隊とコンビニ 被災者に食を届けたのは総理のリーダーシップではなかった 】
— Momo (@momosakura0405) 2018年7月15日
「プッシュ型」とは、実際のニーズとはかけ離れたサービスの「押し付け」だった。避難者に食を届けたのは、安倍総理のリーダーシップなんぞではない。地域の人々の支え合いだった。https://t.co/ISczfzeZ2S
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- 全国から「緊急消防援助隊」 厳しい環境で不明者捜索(自衛隊より扱い小さ目?) 戦争とはこういう物 2018/7/16 11:22:53
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