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「見捨てたりしないから」の言葉に涙。
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2018-07-15 10:59 谷間の百合
今回の大雨による被害は広範囲に及んでいてテレビに映っているのは針の先ほどの区域でしかありません。
そう思ってテレビを見ないと被害の甚大さが想像できません。
車に閉じ込められた人を助けようと必死にドアを開けようとしていた男性が他に助けを求めたのに、カメラを回し続けたことで批判を浴びた動画を見ました。
カメラマンの行為は別としてわたしが衝撃を受けたのは、沈んでいく車のなかで男性が慌てている様子がないことでした。
頭が真っ白になっていたのか、もう駄目だと思ったのか、間一髪のところで男性が窓からダイブしたのは、助けに行った男性の必死さに我に返ったからなのかもしれません。
3.11のときも、たくさんの車が津波に飲み込まれていきしたが、多くの人はこの男性のように抵抗しても無駄だと淡々と運命として受け容れていったのでしょうか。
真備町の広い範囲が水に浸かり刻々と水位が上がって多くの人が家にとり残されていたとき、消防でも警察でもない民間の人たちが手持ちのボートで救出に向かっていました。
男性の一人は20数回往復した果てに倒れたということです。
ある老人の証言ですが、近づいたボートに助け求めたものの、外にもたくさん救助を待っていた人がいて、そちらを先に助けてあげてと言うと、ボートの主が「見捨てたりしないから心配せんでいいよ」と励ましてくれたそうです。
わたしはこの話を聞き、男性が言った「見捨てたりしない」という言葉を頭の中でなんども反芻しては涙を流していました。
大人は子どもに、若者は年寄りに、男性は女性にそういう「見捨てたりはしないから」という気持ちを持っているような社会だったらどんなにいいだろうと思いました。
しかし、現実はその逆へ逆へと進んでいます。
安倍政権は、守るべき人と守られるべき人を反目させ憎み合うように仕向けてきました。
奴隷には人を守ったり助けたりはできません。
そういう奴隷を増やそうとしているのが働き方改革です。
車の人を必死に救出したり、不安でいる人に「見捨てたりはしないから」と声を掛けたような人こそ国の宝です。
クズのような上級国民なんかもう日本には要らないから。
わたしがなぜその言葉に涙が止まらなかったかといえば、日本国民はもうとうのむかし見捨てられているからです。
それにまだ気がついていない国民が哀れだったからです。
(いつか、こんどはこっちが見捨ててやるから)
これほど不快なこともないと思ったのが、岡山で総理の視察に随行していた県知事が体育館に避難している人に向かってこのクーラーをつけてくれたのは総理だと言ったことです。
総理がポケットマネーで付けてくれたのですか!
地方自治体の首長は総理の指示がなれればクーラー一つ付けられないのですか!
Mr.サンデーで放送された救助の様子 pic.twitter.com/EFg8Bra3Ik
— fabdata (@fabdata) 2018年7月8日
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<倉敷・真備町報告>これが安倍首相訪問の前夜に付いたクーラーだ(田中龍作ジャーナル)
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