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覚えろ・従えの学校教育が日本をダメにしている(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/709.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 7 月 14 日 22:35:55: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

覚えろ・従えの学校教育が日本をダメにしている
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-d778.html
2018年7月14日 植草一秀の『知られざる真実』


秋嶋亮氏(旧名響堂雪乃氏)が新著

『北朝鮮のミサイルはなぜ日本に堕ちないのか』(白馬社)
https://amzn.to/2Nb67i3



を出版された。

Q&A形式で記述されているために読みやすい。

副題は「国民は両建構造(ヤラセ)に騙されている」である。

戦争ビジネスは敵と味方に武器と資金を提供することで成り立っている

戦争は単独では実行できない。

必ず対立する複数の陣営が必要になる。


戦争をビジネスとして捉えるとき、重要なことはこのビジネスを構築する者が、常に(人為的な)敵対関係を必要とすることである。

私は現代における戦争は、「必然」ではなく「必要」によって「創作」されていると指摘してきた。

その「必要」とは、戦争産業の営利上な「必要」であり、政治勢力は国民の目を内政問題から逸らすために戦争を「必要」としているのである。

本書では全42項目の第40項目に

「軍隊のサブシステムとしての学校」

という記述がある。

私は日本の最大の問題点のひとつが教育であると考えている。

とりわけ、初等、中等教育のあり方が問題だ。

伊藤真弁護士との共著
『泥沼ニッポンの再生』(ビジネス社)
https://amzn.to/2NRdbkX



においても教育の問題を取り上げた。

私は日本の教育が「覚えろ、従え」に偏重していることが問題であることを指摘した。

本来の教育は「考える、発言する」の力を「引き出す」ことにあるはずだが、日本の教育では、生徒が「考えること、発言すること」を逆に封殺することに力が注がれている。

人とは違う自分の考え方を持ち、その考えを堂々と発表するような生徒は、日本の教育においては「問題児」とされる。

上からの指示、命令に従い、自分の考えは持たず、したがって、自分の考えなどは決して表明しない生徒が「優等生」として高く評価されるのである。

秋嶋氏は著書の設問のなかで、

「日本の教育は文科省の役人が策定した「カリキュラム」であって本質的な学問ではない。もうはっきり「愚民化プログラム」と言っていいでしょう」

と指摘する。秋嶋氏はさらにこう述べる。

「運営が極めて兵営的ですよね。現に「放射能汚染が疑われる給食なんてたべたくない」なんていう口答えを絶対に許さない。そうやって「犠牲の分かち合い」を強制している。つまり戦時の軍国教育がそのまま今に生きている。

それはすなわち服従と無思考を絶対とする教条です。国民はそれが身に染み付いているから、改憲にも全く抵抗しない。一部のインテリが事の重大性に気付いて騒いでいるだけですからね。」

「僕の学生時代、特に中学時代なんて収容所みたいなものでした。例えば拘束を少しでも違反すれば体罰を喰らうんですよ。」

前掲書『泥沼ニッポンの再生』の第9章「教育とメディア・リテラシー」で伊藤真氏は次の指摘を示している。

「富国強兵の下に均一的で画一的な公教育制度が敷かれてから、まだ100年ちょっとしか経っていない。

戦後の教育は大いに反省をして、本来この国にあった多様性に満ちた教育に戻ればよかったと思う。けれども戦後の工業化社会を推し進めていくための教育という要請が産業界から強くきたこともあって、どうしても多様性に満ちた、そこへの配慮をした本来の教育に戻れなかった。」

「均一的な、画一的なところが重視されたものだから、結局、戦前の教育への反省が何もなされないまま、戦後に引き継がれてしまった。たとえばその典型例としては、軍国主義教育、軍事教練のスタイルをそのまま戦後も残してしまったことであろう。「前へならえ、右向け右」。運動会になれば、軍隊行進を強制するかたちで、教師の側もなんの疑問もなく、軍事教練によって導入された軍隊行進等々のスタイルをそのまま引き継いでしまったわけである。」

これが日本の教育の現状なのだ。



 

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コメント
 
1. 2018年7月14日 22:44:35 : N5sEgV5Lys : gJDc90AKsFQ[468]
学校のチャイム = 『パブロフの犬(条件反射/洗脳)』と同じなんですよ。

『パブロフの犬』位は知っているでしょう?

知りませんか?

Songcatcher.


2. 2018年7月14日 23:28:53 : pxgwgovz2Q : W8I8Zx2GSxE[665]
ダメにする 考えさせぬ 教育が

3. 2018年7月15日 00:26:11 : zR4h5ru1Qc : zseo4CzTyds[116]
権威や規則を疑わせず盲信させる。
個より全体が重視され、個としてのアイデンティティーを確立させる哲学を教えない。
義務ばかり教え、与えられている権利を教えない。
他者の評価や点数が、自分の価値だと刷り込まれる。

この様な単なる政府や企業の駒としての教育を受けたが故に、個人や家族の幸せが蔑ろにされる社会体制に反発せず、また反発出来ず、無理して何とか受け入れようとした結果、日本の様々な問題が産まれていると思う。
(ブラック国家、ブラック企業、過労死、高い自殺率、オウムのような宗教に傾倒する人々、プライバシーの軽視等)

また人権問題を訴えると左翼などとバッシングを受けるが、本来人権問題に右も左もない。
人権問題を叩いて得するのは、結局政府や企業だけだと気付かないといけない。


4. 2018年7月15日 01:23:30 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[9180]
あと身分制ね…
上下関係が強すぎます。
初対面の人に対して年齢を聞かないと落ち着かないとか…
そうなると、物事の「善し/悪し」ではなく「合理的/非合理的」でもなく、とにかく、地位とか年齢が上の人が言ったことが(場合によっては男性が言った意見が)「正しい」になりがちです。(会社によっては親会社の意見が正しいとかにになります)
たとえそれがムチャクチャなものだとしても。
(モリカケを見れば分かります)

それじゃダメですよ。良くなるわけないですよ。

民主主義の良いところは、年齢が下であっても、地位が下であっても、少数派であっても、会議の参加者から「なるほど良い意見だなぁ」というものが出たときには、結論に取り入れられるところで、だからこそ素晴らしい制度なのに、身分制が取り入れられると「なるほど良い意見だなぁ」がなくなります。「あの人が言ったことは無視していい」「この人が言ったことが重要だ」になります。
そうなれば頭なんか使いません。思考停止です。思考停止のほうが楽なんです。

そういうところも教育の失敗ですね。先輩/後輩の関係が厳しすぎる。教師/生徒の関係が厳しすぎる。タテにつながり過ぎます。もっとヨコの連携を小さいうちから訓練しなければなりません。

植草氏、がんばってください。応援しております。


5. 2018年7月15日 08:24:15 : jHxe19cydw : usoUfS1tT2k[154]
覚えろ・従えの学校教育の適者生存組が
役人になってくるんだよ。
そんな役人体質が国の政策を決めるんだから
日本が創造力なくしてが衰退してくるわけだわな。

特にそんな役人が教育方針を決定するなら
覚えろ・従えの再生産になるのは明らかだ。

>> 本来の教育は「考える、発言する」の力を
>>。ヨ引き出す」ことにあるはずだ

ここはそうだとは思わない。
本来の教育という方向を目指した時点で
本来の教育を失わせることになるんじゃないか?

それと学校教育は社会的風潮というのかそれに影響されてる
わけだから「考える、発言する」ことを一番してないのは
大人の社会なんだろう。



6. 2018年7月15日 09:57:19 : QatSKAjvWg : 7W8EaS6MTFI[3]

〇GHQが最も活用したのは情報発信の中枢NHKと朝日新聞と岩波書店であった。
清水馨八郎(千葉大学名誉教授)
〇教育を支配する者は、数世代にわたって国民を支配するであろう。ゲイリー・アレン(米国の作家)
〇広告業に過ぎない新聞社が学校現場へ介入し、私企業によるイデオロギー(社会思想)教育を実践している。原発事故の楼小化、支配構造の不可視化、ネット言論の卑猥化、新聞・テレビという旧メディアの権威化が目的とされ言説行為は早期洗脳に等しい。NIE(Newspaper In Education=教育に新聞を)は他国においても先例があるのだが、日本国の新聞社は省庁に与する実質のプロパガンダ機関なのであり、そもそも政治的な中立性を担保することなく言説の党派性すら容認されているのだから、この制度は若年層の知育教育において著しく偏向をもたらすことになるだろう。経堂雪乃
_____________________________________________

日本教育の問題点は、
明治以降の捏造された歴史の洗脳教育であり、特に戦争そのものの総括がなされていないこと
人格の尊重・自分で考えること・批判することを否定、上意下達・官僚支配の教育
人権及び民主主義教育の欠如にある______と言うべきだろう。

このような教育の姿勢は、明らかに国民主権・民主主義の理念に反するものである。その結果、特権階級が民衆・民草を欺き・洗脳し、権力を不当に行使して支配するという統治・支配の構造が戦後70余年を経た現在も続いている。それはとりもなおさず、戦勝国のアメリカが日本を植民地化する目的で導入した「贋作民主主義」に由来している。だから、常に売国政党が選挙の不正で権力を握り続けていられるのだ。つまるところ、「この国の民主主義は偽装である」という事実に気付かなければならない。

>自民党とは、日本を隷属国家にすべくCIAに作られ、米政府隷従DNAを埋め込まれた日本奴隷化装置http://ameblo.jp/utzsugi-rei/entry-11943422801.html
>日本の中のCIAエージェント
〜吉田茂、辰巳栄一、緒方竹虎、岸信介、児玉誉士夫、笹川良一、正力松太郎・・・
http://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/31b8776d983469bad82ffec40288122b

>CNNによると、アメリカは、過去数十年かにわたり日本の選挙に干渉し続け、米国追随者を勝たせたことを認めました〜アメリカが47カ国の選挙に干渉 2017年07月16日18時25分
http://parstoday.com/ja/news/world-i32790
>何度も言うが、元凶は不正選挙だhttps://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/6exmxv/
現在の政治状況で有効なカードは「不正選挙の追及」「国際的な選挙監視団の招聘」以外にない。もちろん自民党は汚物だし、野田は豚だが、安倍に文句を言うヤツも、野田や「民進党の心ある議員」にアドバイスをするヤツも、不戦選挙の追及を柱に立てないのなら、共謀罪の成立や現支配体制の補強に寄与しているのと変わらない。プロレスでヒールに野次を飛ばそうがベビーフェイスの戦い方に文句をつけようが、筋書きを変化させることなどできはしないだろう。


7. 新共産主義クラブ[4156] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2018年7月15日 18:34:10 : yAYq11zxk6 : EkECmeHXDsQ[9]
 
 自分の頭で考えながら、論理的な説明を理解したり、論理的な説明をする力を養うには、本来は、「数学」を通して学ぶことが適していると思うが、現状の日本の数学教育では、論理的な理解力や論理的な説明力を養うことが不十分であるように思う。
 
 特に、高校生向けの数学の大学受験参考書に問題がある。
 
 先日、書店の(受験参考書ではなく)数学書のコーナーで、長岡亮介(著)『総合的研究 論理学で学ぶ数学――思考ツールとしてのロジック』(旺文社,)という本を見つけた。
 
 この本の著者である長岡亮介氏は、大学生向けの数学教科書や、高校生向けの受験参考書など、多数の(論理的な記述の)数学書を執筆している方である。
 
 同書のあとがきには、
 
『本書の元になった受験生用の教材を作成したきっかけは、筆者の眼から見てもまともに理解することのできない珍妙な「模範解答」の書かれた参考書についての質問を繰り返し受けたことであった。(中略)「理解できないのがむしろ正解なんだよ!」と答えざるを得ないのは、筆者にとっては、大きな苦痛であった。まじめで、真剣な若者が一部の大人の独り善がりと無責任のために、「自分の理解力のなさ」を無用に悩んで過ごしているように映ったからである。』
 
 と書かれている。
 
 自分も全く同感する。
 
 受験参考書に書かれている論理的に納得できない“珍妙な模範解答”を、「これこそが受験技術だ」と思いこんで受け入れてしまっては、自分の頭で考えながら、論理的な説明を理解したり、論理的な説明をする力を養うという、数学教育の本来の目的からは、むしろ逆効果となり、有害ではないだろうか。
 
 数学の受験参考書の「模範解答」は、本来、コンピュータ上の自動証明検証(Automated proof checking)システムで検証されてから、出版されるべきだなのだ。
 
 
◆ 長岡亮介(著)『総合的研究 論理学で学ぶ数学――思考ツールとしてのロジック』(旺文社, 2017年)
 
 《編集担当者の声》
 
 その昔、この本の元になる講義を聞いて、長年疑問に思っていたことが「氷解する」という経験をしました。これほど「すっきりと気持ち良くわかる」ことは他にはない!というほどの経験でした。
 
本書のあとがきに次のような文章があります。
 
 『本書の元になった受験生用の教材を作成したきっかけは、筆者の眼から見てもまともに理解することのできない珍妙な「模範解答」の書かれた参考書についての質問を繰り返し受けたことであった。(中略)「理解できないのがむしろ正解なんだよ!」と答えざるを得ないのは、筆者にとっては、大きな苦痛であった。まじめで、真剣な若者が一部の大人の独り善がりと無責任のために、「自分の理解力のなさ」を無用に悩んで過ごしているように映ったからである。』
 
 今でも、私(編集者)のように、無用に悩んでいる人達がいるのではないかと思います。その方々に「すっきりと気持ちよくわかる」経験をしていただきたい、是非、この本を手に取っていただきたい、と考えています。もし書店で本書を見かけましたら、p.8の「兄と弟の会話」、p.12の「弟とその女友達との会話」、そして「あとがき」だけでもお読みいただけたらと思っています。
 
https://www.obunsha.co.jp/product/detail/037704
 
◆ 長岡亮介
 
 長岡 亮介(ながおか りょうすけ、1947年 - )は日本の数学者。元明治大学特任教授。専門は数学史、数学教育。元予備校講師。現在「意欲ある若手数学教育者支援組織 TECUM」主催者
 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B2%A1%E4%BA%AE%E4%BB%8B
 
◆ Automated proof checking
 
 Automated proof checking is the process of using software for checking proofs for correctness. It is one of the most developed fields in automated reasoning.
 
https://en.wikipedia.org/wiki/Automated_proof_checking
 

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