★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK247 > 575.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
亡くなった俳優の加藤剛が「安倍政権は憲法違反の政権」!生前繰り返し語った戦争への危機感と憲法への思い(リテラ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/575.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 7 月 11 日 13:50:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

亡くなった俳優の加藤剛が「安倍政権は憲法違反の政権」!生前繰り返し語った戦争への危機感と憲法への思い
http://lite-ra.com/2018/07/post-4118.html
2018.07.11 加藤剛が「安倍政権は憲法違反の政権」 リテラ

    
    加藤の出演した『この子を残して』(DVD版)


 今月9日、俳優の加藤剛氏が亡くなっていたことがわかった。80歳だった。

 加藤剛氏といえば、30年近くにわたって続いた『大岡越前』(TBS)での大岡忠相役が印象的だが、もうひとつ知られている側面が、戦争を知る世代として、「俳優」の仕事を通して、平和への思いを伝え続けてきた姿だ。

 加藤氏は1962年にテレビドラマ版『人間の條件』(TBS)で本格的なデビューをしている。『人間の條件』では、第二次世界大戦中の満州を舞台に、激化する戦争のなかにおいても、自らの正義を貫き通す役を演じた。デビュー作が『人間の條件』であったということは、加藤氏の俳優としてのキャリアの方向性を決定づけたようだ。2015年4月12日付しんぶん赤旗日曜版で彼はこのように語っている。

「「人間の條件」で、平和な世の中をつくり、戦争に反対することが、僕の俳優という仕事の基本になりました。以来、どの作品に出ても、平和のために自分は何ができるかと考えてきました」

 その後、加藤氏は『大岡越前』や、映画『砂の器』といった作品をヒットに導く一方で、「戦争」を題材にした作品にも多く出演している。木下恵介監督作品『この子を残して』では長崎で原爆により被爆した放射線医学の永井隆博士を演じ、また、舞台『コルチャック先生』ではユダヤ人孤児院の院長でナチスの弾圧のもとガス室におくられたヤヌシュ・コルチャックを演じた。

 2014年の読売新聞のインタビューでも、「僕は戦争反対の一心で俳優を続けてきましたから、観客の心に平和への思い、弱い人への思いやりをこれからも与え続けられるよう、仕事を続けたい」(読売新聞2014年6月9日夕刊)と語り、その俳優人生をかけて戦争反対の思いを貫いてきたことを明かしている。

 加藤氏のこうした反戦への強い思いは、加藤氏自身の生い立ちと無縁ではないだろう。

 加藤氏は1938年に静岡で生まれた。東京方面に向かうB29から焼夷弾が落とされることも珍しくない環境で育つ。加藤氏はこの戦争で身内を二人も亡くしている。

 ひとりは、実の兄のように慕っていた義兄。軍医だった義兄は北マリアナ諸島のテニアン島で頭部を撃たれて即死した。また、二番目の姉は結核を患っており、戦後の厳しい食糧難と物資不足のなかでまともな医療を受けられなかったことが災いして亡くなってしまった。まだ28歳の若さだった。

 そんな加藤氏にとって、近年の日本の状況は看過できるものではなかった。特に、第二次安倍晋三政権以降の動きには、直接的な表現を用いて痛罵している。

「今の政権は、憲法違反の政権です。アメリカの戦争に協力するため、勝手に憲法の解釈を変えて、戦争法を通してしまった。
 安倍首相は、「国民に理解されていないから反対されている」などと言いますが、私たちは戦争への道を開くことになる法律だとよく理解しているから反対しているんです」(2015年11月29日付しんぶん赤旗日曜版)

 戦争が終わったことで、「もう枕元に防空頭巾を置いて寝なくていいんだ」(15年4月12日付しんぶん赤旗日曜版)と心からの安堵を抱いた経験をもつ世代として、日本国憲法、特に9条は何ものにも代え難い希望だった。加藤氏は日本国憲法を「戦争で命を奪われた人たちの夢の形見」とまで呼んでいる。

「私は、憲法は、戦争で命を奪われた人たちの夢の形見だと思っています。多くの犠牲の上に、今の平和な世の中がある。だから私たちには、子どもたちのために憲法を守る使命があると思います」(15年11月29日付しんぶん赤旗日曜版)

 しかし、その憲法がいま危うい立場に追いやられようとしている。この国は過去の教訓を忘れ、再び「戦争ができる国」へ戻る方向へ舵を切りつつある。その先にあるのは、70年以上前に体験し、二度と繰り返さないと誓ったはずの悲劇の再来だ。

■加藤剛、桂歌丸が生前語った戦争への危機感「戦争を知らない人が、国を動かしている」

 今月2日に亡くなった落語家の桂歌丸は、17年8月5日放送『報道特集』(TBS)で、戦争を知らない世代の政治家たちがまともな勉強もせず、安易な気持ちで戦争に関わる法整備へ踏み出すことを、「戦争を知らない政治家が戦争に触れるなと言いたくなるんです。戦争を知らなかったら、戦争をもっと研究しろって言うんです。戦争っていうのは良い物なのか悪い物なのか、この判断をきっちりとしろって言いたくなるんです。それをただ上辺だけで話しているからおかしくなっちゃうんです」と痛罵していた。同じことを加藤氏も語っている。

「国を動かしている人たちが、なぜそんな世の中にしたいのか、戦争を体験した僕にはまったく理解できません。本当の戦争というものを知らないからでしょうか」(15年4月12日付しんぶん赤旗日曜版)

 戦争を知る世代が最期に残した「平和」への思いを、私たちはしっかりと受け止めなければいけない。

(編集部)











































 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 乳良〜くTIMES[766] k_uXx4Fggq1USU1FUw 2018年7月11日 19:43:23 : Kij9TSm9xM : pwP2FGt5aow[4]
こういう著名人が亡くなる度に、

「戦争の記憶の風化」への懸念を強めずにはいられません。


2. 2018年7月11日 21:18:13 : jHxe19cydw : usoUfS1tT2k[147]
学生時代友人に誘われて「砂の器」を見た。
映画など興味なかったから渋々足を運んだんだが
映画を見たら泣けたな〜。

暗い過去を背負いながら「宿命」を弾く加藤剛の
演技は本当に役にハマってた。
お金を払って同じ映画を二度見たのは
後にも先にもこの映画だけだ。

存在感のあるいい役者だった。

そんな加藤剛が戦争反対の一心で俳優を続けてきた
なんて言ってたことを恥ずかしながら知らなかった。
戦争体験の辛い思いが影を秘めた落ち着いた奥行きのある
演技につながったのだろうか。

テレビでは役者が死ぬと名優だったとか素晴らしい役者
だったと持ち上げることがよくあるがテレビで持ち上げられた
役者で俺が名優だと思った役者はあまりいない。
静かに亡くなっていった加藤剛は名優だったと思うな。

「砂の器」は俺の記憶にずっと残っている。
感銘を与えてくれた加藤剛に感謝。

当時も森田健作は大根だった(笑)



3. 2018年7月11日 21:25:46 : SrG5LHZEYc : UQVRZbbw9Wk[4]
亡くなってから死人の口を借りて語るのは幸福のなんちゃらのイタコ芸とおんなじだなリテラ

4. 2018年7月11日 22:09:23 : rno3Crtdoo : ouO5VLoopJo[1]
ドラマ風と雲と虹との平将門も好きでした
おそらく映画やテレビで本格的に将門を演じたのは加藤剛さんだけでしょう
藤原純友の緒方拳もカッコよかった

この国に再び出でよ平将門そして藤原純友よ


5. panbet37[777] gpCCgYKOgoKChYKUglKCVg 2018年7月11日 22:52:56 : wg0ojHaiFQ : TDL19ZclP5I[28]
 大好きな知的な俳優でした。ご冥福を祈ります。

 それにつけても、極悪安倍はなぜご臨終にならないのか。一刻も早くくたばってほしいんだけど。 


6. やもめーる[-6592] guKC4ILfgVuC6Q 2018年7月12日 22:41:25 : kJ3LJtp8JE : zh9lN3APQAA[-50]
先日も亡くなられた歌丸師匠も
今回の加藤剛氏も反戦を訴えたから
裏社会エセユダヤ連中に毒を一杯
盛られたのではないだろうか?


[18初期非表示理由]:担当:言葉遣いが適さないコメント多数により全部処理

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK247掲示板 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK247掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK247掲示板  
次へ